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ナルシスト夫婦の適材適所  作者: あさままさA
【6】ナルシスト夫婦の夏季休暇
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勇「乙女心に対する細やかな読解力」

 仕事を終え、職場の事務所に備え付けられたパイプ椅子に腰を下ろす私。同じ時間で勤務終了となった真奈と夕映は長机を挟んで向こう側に並んで座っており、仕事終わりのテンプレート的な光景となっています。


 以前のように――とはいかないものの真奈、夕映の二人との仲は女性の肉体だった頃に随分と近いものになりました。真奈からも名前の呼び捨てを許可され、それを彼女が口にする理由を知っている私としては「とうとうここまで来たか」という感じでしたね。


 そういえば呼び捨てを許可された際、会話の派生で「優がこの間、敬称込みで話してきて驚いたね」などと、いつぞやの遭遇事件を掘り返して夕映と語り始めるものですから、ちょっと冷や汗を書きましたけれど。


 しかし、呼びなれた呼称を用いる事が再び許されるというのは「ただ元に戻った」と言えばそうなのですれど、懸念から解放された安堵のようなものを感じるのです。最後に、そういう友好関係まで達する事が出来て良かった――と。


 そう、最後。


 その由縁はどうやら、それなりに周知の事実となっているようで。


「そういえば聞きましたよ。勇さん、このお店辞めちゃうって本当なんですか?」


 椅子に腰掛けるや否や机の上、身を乗り出して問いかけてくる夕映。


 ボブカットだった頃から随分と伸びたのか、肩を少し超えるくらいの長さの髪を二つに縛って幼さを強調した夕映の瞳が私を映します。


 ちなみに、彼女らが私を呼称する際に真奈は呼び捨てで「勇」なのですが、夕映はどうしてか敬称込みなんですよね。以前は呼び捨てで「優」と呼ばれていたのですが。


 真奈とは違って多少の距離感は払拭出来なかったのでしょうか?


「凄い食いつきですね、夕映。……しかし元々、そういう予定だったのですよ。ここで仕事をしていたのはきちんとした職場を探し、実際に見つかるまでの中継というか。そういう意味がありまして。ですから、事実ですよ」


 私は夕映の気迫に少し押されつつも、そこははぐらかさずに明言しました。


 そうなのです――私、きちんとした正規雇用の会社から内定を頂いたのです。


 面接のために購入したスーツを身に纏い、休みを返上しての就活を経て掴んだ内定。会社の業種的に夏は繁栄期となるそうで、新人育成はほとぼりが冷めてからという事で九月からの勤務開始。それまではこの職場でお世話になるものの、店長にはその意向を数日前に伝えたのです。


 ちなみに、優にもまだ内緒ですので店長しか知らない事実なのですが……真奈達が知っているという事はあの人、案外口が軽いのでしょうか?


 私の肯定した事実に何故かへなへなと脱力して乗り出した身を元あるべき椅子のクッションへと預ける夕映。


 何だか、浮かない表情ですね……。


「どうしたのですか、夕映?」


 私が問うと、夕映には答える気力がおおよそなさそうだと判断したのか真奈が代理で語ります。


「優……いや、勇。君とお別れするのがきっと辛いのだろうさ。折角、仲良くなったのにってね。夕映は君の事、案外気に入っていたから」


 何故か、漢字の誤用を感じる台詞ですね。

 音としては同じだというのに……。


「何だか事実だとすると光栄な限りですが……そうなんですか?」


 私が問いかけると、数秒の間を置いて首肯する夕映。


 それにしても、現役大学生のちびっ子美少女である夕映から気に入られていたというのは何だか光栄な事ですね。


 とはいえ、先ほどまで夕映とは距離感を完全には払拭しきれなかった、などと思っていた所なのですれど。


 なら、どういう意味で気に入られていたのか。逆に、距離感という言葉が感情の裏返しであるなどという漫画のようなシチュエーションなら理路整然としていますが、女の子の好意に気付けない鈍感な主人公など現実に存在するとは思えません。


 夕映が私に好意?

 いえいえ――それはないでしょう。


 鈍感な物語の主人公と違って感情の機微に敏感な私は、好意かどうかという采配をきちんと下せるのです。朴念仁も勘違いも致しません。


「大丈夫ですよ、夕映は僕がこの職場を辞めてもちゃんと友達です。夕映だってきっと、そう思ってくれるでしょう?」


 そう語ると、夕映は少し朱に染まった頬を風船のように含ませて私を暫し見つめ、


「そうだよ! 勇さんと私は友達ですよーだ。ぶーぶー」


 などと、理由の分からない不機嫌さを伴ったぶっきらぼうな言葉を投げかけられ、一方で真奈はそんな光景を見つめて頭を抱え嘆息するという光景。


 うーん、どうして夕映はこんなにも機嫌を崩しているのでしょうか?


 ――って、考えてみれば面と向かって友達とか言われるのは案外、気恥ずかしいものですか。優は私に面と向かって「俺達、本当に良い夫婦だよなぁ」と暴力を振るいつつ言ってくるため、互いの関係性を改めて言葉にするのに慣れきっていたのかも知れません。


 そりゃあ、恥じらって不機嫌で繕いもしますか。


 いやぁ、女の体を有していただけあって、乙女心に対する細やかな読解力は折り紙付きですねぇ。


「あ、真奈も勿論、僕にとっては大事な友達ですよ?」

「そんな取って付けたように言われても」


 珍しく引き気味な表情を浮かべる真奈。


 そういえば、気分転換なのか今日は腰まで至る長い髪をアップにして涼しげな印象の真奈。


 夏なので、髪を纏めてクールダウン……男としてはそういった髪型の変更がこの季節は花火や金魚なんかよりも風物詩であるように思います。


 あぁ、そうです――夏といえば。


「そうそう、思い出しました。今日はお二人に提案があるのですよ」


 声を揃えて「提案?」と聞き返してくる彼女らに私は答えます。


「今年は、盆がお休みじゃないですか。ですので、海に行きませんかというお誘いをしようと思っていたのです。……如何でしょう?」


 昨日、優との間で決定した海行き。愛衣を含めた時点で夫婦水入らずといった感じではなくなったので、どうせなら多人数でという発想に行き着きまして。優が三浦さんを誘うというのを聞いて、私もどうせなら真奈と夕映を誘ってみようかなと考えていたのをついさっき思い出したのです。


 私の提案に「海かぁ」と呟きを漏らしつつ、思案する真奈と夕映。


「海に行くのは悪くないけれど――しかし勇、どうやって行くんだい? この街は内陸部だから、海まではそれなりの移動手段が必要だと思う。電車で行くという手もあるけれど、この時期は混むだろう。渋滞という意味で車も同様だとは思うが、込み合った電車よりは気楽だろう。運転できる人間がいればいいのだけれど……私は免許なんて持ってないからね」

「私も教習所に通ってる所だから、ちょっと……」


 腕組みをして小難しそうな事を考えている風な表情を浮かべる夕映と、顎に手を触れさせて隣に座る幼児体型の少女とは対照的な知性を感じさせる面持ちの真奈。そんな二人の懸念に同調して私も考え始めます。


 車を持っている人間……まず候補に挙がるのは、只野君です。


 彼は車を所有していますし、乗っている所も見た事があるのですが……しかし、車体前面にドゥーニャちゃんのイラストが描かれた俗に言う「痛車」を乗り回す猛者でして。「欲望にはこれくらい忠実でないと」と語りつつ、車体のイラストを意に介さずコンビニなどに平気で駐車する彼に運転をお願いするのはどうなんでしょうかね?


 いや、優やら目の前の二人がそのような車に乗って海に行く事を了承するでしょうか?


 私は構いませんけれど――しかし、只野君自身が「海」って感じのキャラでもないですしねぇ。インドア派の彼ですから。一応、本来は私もですけど。


 次なる候補として、三浦さんはもしかすると車を持っているかも知れません。 

 

 しかし、現時点で私達夫妻に三浦さんと目の前の彼女らを合わせて五人。そんな人数を乗せられる車を三浦さんが持っているでしょうか……何なら夕映を子供扱いして、真奈に抱えさせても?


 いやいや。そんな非現実的な妄想はさておき――考えてみれば、身近に車の免許を持っている人間がいるではないですか。


 そう、免許を「持っているだけ」の人間が。


「よく考えたら僕、免許持ってました」


「勇、それはおおよそ免許を持っている人間の発言ではないと思うのだけれど」

「確かに、持ってる事なんて忘れるかな。普通」


 言葉選びを間違えたため、一気に訝しむ表情に乗っかった疑り深い視線で見つめられる事となった私。


 急激に変動した空気に心臓を鷲掴みされた感覚を覚えながら、胸中から逃げ出そうとする冷静さを必死に捕まえ留める私。


 何だかこういうの、久しぶりにやってしまいましたね。とはいえ、ついさっきまで自分が免許を持っている事自体、忘れていたのも事実でして……とは彼女らには言えませんし。


 とりあえず、口から出まかせで凌がなければ。時間に比例して怪しさは増すのですから。


「め、免許を取得してから一度も車に乗ってないだけですよ。持ってた方がいいって両親に言われたから、持ってますけど車は所有した事がなくて。ですから、存在自体が忘却の彼方というのも別におかしくはないでしょう……?」


 おそるおそる、といった感じで語った言葉。

 非現実的という事もなく、案外それなりに事実な内容に対する返答をとりあえず待つ事に。


 幸い、私の弁解に真奈は「それもそうか」と言い、夕映は「それじゃあ、写真付きの身分証でしかないじゃないですか」と不思議そうにしながらも渋々納得、といった感じでそれ以上の言及はしてきませんでした。


 ……しかし、夕映の発言は鋭いですね。


 実際、写真付きという事で免許に対して「効力の強い身分証」という印象しかないのは事実です。パスポートや住民基本台帳カードは発行してませんので重宝しているのですよね。


 とりあえず証明という事でズボンのポケットから財布を取り出し、カードを収納するポケットから免許証を抜き出して彼女らに提示します。


 すると免許証自体より、添付されている写真に目線が吸いつけられている二人。


「あ、この頃は今と一緒で顎鬚伸ばしてないんだー。私はこっちの方が好きですけどね」


 写真の「勇」に対して感想を述べるとこちらへと視線を写し、何の意図があるのか分からない目配せを行ってくる夕映。


 あぁ、こういうのって漫画だと裏側に好意を隠してたりするんですよね。不自然にならない台詞に織り交ぜられた「好き」の意味が、受け手の中で強い効力を持って具現する、なんていう風に。


 まぁ、現実にはそんなロマンティックな現象は起こり得ないのでしょうけれど。


「何だか写真見ているとこの頃はどうして伸ばしてないのか、とか逆にどうして今になって伸ばしてたものを剃ってしまったのかという部分が気になってくるね」


 個人的にはあまり触れてほしくない所を無自覚かつ的確に突いてくる真奈。


 何でそんな事が気になるんですか……。


 とはいえ、剃っちゃった理由は「私が個人的に気に入らないから」なのですが、だとすると「何で気に入らない顎鬚を伸ばしていたのか」って話にもなりますし……えーっと、どうしましょうか?


 あ、丁度いい言い訳があります。


「免許を取得したのは学生時代でしたからね。校則で伸ばせなかったのですよ。卒業後は伸ばしましたけれど、今回は面接の件もあって剃り落したのですよ」


 私は冷や汗をかきながらそう言い、彼女らの反応を伺います。暫しの沈黙を経て「ふーん」だとか「そういうものか」という言葉が得られたため、納得してもらえたご様子。


 まぁ、面接のために髭を剃るというのは当然ですよね。この店は頭髪や髭等の身だしなみに関して不衛生に見えなければ多少は寛容なのを知っていたので、そのまま面接を受けましたが。


 とりあえず、閑話休題。


「というわけで、僕がレンタカーを借りて車を運転します。もう一人車を持っていそうな人がいるので、人数的には問題ないでしょう」


 私が結論を纏めたように語ると、真奈が軽く目を見開いて「ん?」と疑問を口にします。


「私達の他にも誰か来るのかな? てっきり三人かと思っていたけれど」

「そうだよねぇ、そんな説明はなかったけど……どんなメンバーで行くの?」


 彼女らによる疑問の提起によって、メンバーを説明していなかった事に気付く私。

 順番としてはそちらが先だったでしょうか。


「そうですね。メンバーをきちんと説明しておくべきでしょう。まず僕と真奈、夕映は当然ですし、ゆ――」


 優、と――私はそう言いかけて「どうして優が真奈や夕映を誘えと言わなかったのか」に気付いたのでした。三浦さんを誘うのですから、私の方も人数を増やす名目で真奈たちを誘うように言ってきてもおかしくないのに、と。


 理由は簡単でした。

 誘えるはずがないのです。



 ――入れ替わりがバレるかも知れないではないですか。



 何を自分から地雷を踏んでいるのでしょう。海に行けば、優と一緒に居る所を彼女らに見られる事になり、ここにそもそも勤めていた「優」と勇。そんな、タイミングよく職場に入れ替わりで入ってきた人間が知り合いだなんて――不自然すぎる!


 加えて、私は夕映に何としても入れ替わりの事実を知られるわけにはいかないのです。


「ゆ、ゆ、友人と、そのまた友達が来るので合計で五人かと思います」


 私は口走った「ゆ」の文字を無事に着陸させ、言葉を噤んだ私に対して本日何度目かの訝しんだ視線を送る真奈と夕映の疑心を払拭します。


 うーん、どうしたらいいんでしょう?


 帰って優に話したら……絶対に馬鹿にされるでしょうね。入れ替わりが露呈する事に関して、優側に不都合はないですから、あちらを困らせる事にはならないかも知れないですけれど。


 そんな私の懸念を他所に、海行きが纏まりつつあるからか会話に花が咲き始める真奈と夕映。


「水着買わないといけないねー。去年の入らないかも」

「いや、夕映は小学生の頃のだってぴったり着られるよ」

「もー。持つ者は持たざる者を攻撃しちゃダメ!」


 そう語って真奈の豊満な胸にデコピンする夕映。


 とんでもない状況を作り出してしまった事に関して思い悩む私でしたが、夕映のデコピンでぶるんと揺れる真奈の胸に対して唾をごくりと飲んでまじまじと見つめてしまう私。


 うーん、何だか昨日から胸の事ばかり。


 昨日、優に散々「胸、胸うるせぇ」と言われてしまいましたので、自粛していかないと。

 とはいえ、私も男性でして……。ひょっとしたら三浦さんに愚痴ってたりするかも知れませんね。


 しかし何だか、色々と思考が脳内で忙しく駆け巡ってしんどくなってしまった私。深く嘆息すると真奈が「そういえば」と言って切り出してきます。


「どこの海に行くかは決まっているのかな? ちょっと距離はあるけれど、私の別荘が海辺にあるんだ。そこで構わないなら、宿は容易に確保出来る。盆という事はきっと泊まりがけだろうし……どうだろう?」

「そうですねぇ、そうして頂けるなら――って、別荘ですか!」


 驚愕に声を高く叫んでしまいましたが、そんな事実に只ならぬものを感じているのはどうやら夕映も同じのようでした。


「べ、別荘? 真奈、何でそんなの持ってるの?」

「何でと聞かれても、親が持っているからとしか言えないね」


 困ったように答える真奈に対して、夕映と私は声を揃えて「お、お嬢様!」と真奈の知られざる一面の露呈を叫ぶのでした。


 前々から何者なのかという憶測は飛び交っていました。人妻説に、実はまだ学生説、端正な容姿から元モデル説や、その口調から男性説まで。真奈が休みの日には彼女の正体を推測する、会合じみた雑談が繰り広げられるのがこの職場では定番でして。真奈の履歴書を見た事のある店長に真相を問いかけても「ふふふ」と不敵に笑って誤魔化すので詳細は分からなかったのです。


 ……まさかのお嬢様ですかぁ。私が女性の体でこの職場にいた頃にはそんな素振りは見せなかったですし、夕映も初耳のようです。まぁ、自分から言う事ではないでしょうからこんな事でもない限り発覚するような事実ではないのですかね?


「まぁ、そんなに良いものではないさ。ただ『自分で服のボタンを留めた事がなかった』とか『硬貨がお金だと知らなかった』なんてエピソードを語れる程度の人種なだけだよ」

「その程度の人種が何でこんな所で働いているですかね……」


 私はぽつりと独り言をそう、漏らしてしまいました。


 謎が謎を呼ぶだとか、謎は深まるばかりという文句は現実に存在したのですね。余計に彼女の正体が分からなくなりました。もう少しその正体を詮索してみたい気もしますが、それよりも現状――私から誘った海行きが自分の首を絞める形で成立してしまったのです。


 私がレンタカーを借りて車で海へ向かう事と、宿泊の際には真奈の別荘を借りる。計画が輪郭を得てきたので引き返すことは出来ない、などと思っていた最中――真奈がまたしても「そういえば」と切り出します。


「店長は勇が仕事を辞めると知って、こんな海に行くような機会を作れるように店を休むと言いだしたんじゃないかと思ってしまうね」


 真奈は独り言のようにそう語り、奇異な偶然に同意しかけますが私としてはこうも思います。

 あくまで私は「勇」であり、かつての「優」ではないのです。


「流石に入ってきて数か月の人間が辞める事になって、店を休みにしたりはしないでしょう。実際、店長には用事があったってだけではないですかね」


 私がそう言うと、真奈は「それもそうだね。ずっと長い事、勇はここで勤めている気がしたから」などとさらりと口にしました。瞬間、心臓が跳ね上がらんばかりに脈打ちましたが、そこは平静を装って「そうですよ」などと当たり障りのない返答。


 そんなやり取りの末に、真奈は本日三度目の「そういえば」を口にします。


「勤めて数か月という事実で思ったのだけれど、ついさっきの話、勇――『今年は、盆がお休みじゃないですか』って発言、ちょっとおかしい気もするのだけれど? 君にとっては初めてのお盆だろう?」


 特に勘繰る風もなく淡々と問いかける真奈。


 私は気まずさと、返答の浮かばなさによる混乱が具現ように視線を逸らします。



 本当に――真奈は全部知っているんじゃないでしょうか?


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