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警備隊と兵士について

挿絵(By みてみん)「さてさて。今回は警備隊とお城の兵士について語るわよ」


挿絵(By みてみん)「それはいいけど、何で今回はこんな形式なんだ」


挿絵(By みてみん)「上手く入れられなかった設定をだらだらと並べるだけじゃ、面白くないじゃない」


挿絵(By みてみん)「確かに、オレもあまり読みたいとは思わんな」


挿絵(By みてみん)「タイトルも少し硬い雰囲気があるものね……」


挿絵(By みてみん)「だから面白くないものを無理矢理それっぽく見せるの。死体を隠すには山の中ってね」


挿絵(By みてみん)「それはちょっと間違っていると思うの、タニヤ……」


挿絵(By みてみん)「そもそもマティウス君が、ちゃんと説明してくれないのが悪いんだからね」


挿絵(By みてみん)「俺のせいかよ!?」


挿絵(By みてみん)「とにかく、さっさと説明しちゃうわよ。じゃあここはまず、アレクお願い」


挿絵(By みてみん)「わかった。本編で『警備隊』や『城の兵士』という単語が出てきたと思うのだが――」


挿絵(By みてみん)「結構な頻度で出てきたな。これらに『ん?』と思った人もいるかもしれん」


挿絵(By みてみん)「端的に言うと、城の兵士は警備隊の人間ではない」


挿絵(By みてみん)「組織が違うんだよね」


挿絵(By みてみん)「その通りです。わかりやすく言い換えると、城の兵士は公務員。警備隊は民間企業と言ったところだな」


挿絵(By みてみん)「つまり警備隊は、ALS○Kみたいなものね」


挿絵(By みてみん)「世界観ぶち壊しすぎだろその名称!? っつーか伏字が仕事してねえ!」


挿絵(By みてみん)「わかりやすけりゃ良いのよ。どうせおまけなんだし」


挿絵(By みてみん)「お前のしたたかさは、ある意味尊敬するわ俺……」


挿絵(By みてみん)「そしてオレとマティウスが属しているALS○Kは、かなり大規模な団体で力もある」


挿絵(By みてみん)「だからALS○K言うなや……。ちなみに警備隊ができた経緯は、2話と17話で軽く触れてるぞ」


挿絵(By みてみん)「ならばそれは割愛しよう。国は警備隊に絶対の信頼を置いており、城の中の重要な警備も警備隊が努めているというわけだ」


挿絵(By みてみん)「小学校の校長に、民間出身の人間を採用するのと似た感じかしら」


挿絵(By みてみん)「だから世界観……」


挿絵(By みてみん)「お城の兵士さんのお仕事は、城門の警備とか見回りとか、そういうものばかりだものね」


挿絵(By みてみん)「人も結構いるのよね? マティウス君とアレクも警備隊の人間なのにお互い知らなかったし」


挿絵(By みてみん)「一人の隊長が、大体二十~三十人くらいをまとめている。それが一つの隊だ」


挿絵(By みてみん)「隊が違ったら、ほとんど他の隊の人間とは会わないことになるな」


挿絵(By みてみん)「確かに。警備隊の仕事の範囲は国中に散らばっているからな」


挿絵(By みてみん)「そういえばお前のところの隊長は、いい加減な奴で有名だったな」


挿絵(By みてみん)「え、そうなのか? でもおかげで俺はティアラの護衛になれたわけだし、それはまぁ、別に良いんじゃね?」


挿絵(By みてみん)「そうだったんだ……」


挿絵(By みてみん)「ほほぅ。マティウス君も結構いい加減なのは、その隊長さん譲りというわけね」


挿絵(By みてみん)「いやいやいや。俺のどこがいい加減!?」


挿絵(By みてみん)「色々といい加減じゃない」


挿絵(By みてみん)「言っておくけど、俺は仕事は真面目にやるタイプだぞ。お前の方がよっぽどいい加減だろうが!」


挿絵(By みてみん)「本当に真面目な人間は、仕事中に惚れ薬とか飲ませないと思うの」


挿絵(By みてみん)「なっ――!? あれはそもそもお前が――!」


挿絵(By みてみん)「惚れ薬……?」


挿絵(By みてみん)「な、何でもない! 何でもないからな! 心の底から地の果てまで本当に何でもないからな!」


挿絵(By みてみん)「動揺しすぎて例えがよくわからんものになっているぞ。で、惚れ薬って何の話だ?」


挿絵(By みてみん)「(ニヤニヤニヤニヤ)」


挿絵(By みてみん)「(うわ。一度でいいから本当にこの侍女ぶん殴りてえ!)」


挿絵(By みてみん)「……あの、もしかして――」


挿絵(By みてみん)「ちょっと俺外を走ってくるわ! 最近体が鈍っているような気がするし! じゃ!」


挿絵(By みてみん)「あ……。行っちゃった」


挿絵(By みてみん)「逃げたわね……」


挿絵(By みてみん)「そういえば、アレクはどうして警備隊に入ったの? 女性で警備隊に入る人ってかなり珍しいよね」


挿絵(By みてみん)「父親も兄達も警備隊に入っていたから、それに憧れたんです」


挿絵(By みてみん)「へぇー、そうなんだ。でも天職よねぇ」


挿絵(By みてみん)「うん。とっても強いものね。アレク、いつもありがとう」


挿絵(By みてみん)「……帰ってきたらあいつにも言ってやってください」


挿絵(By みてみん)「……うん? わかった」


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