植物知識Lv15……おや?
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いつもの様に、午前中は庭いじりという名の畑の整備をしていた時だった。何気なく整備をしている。庭師だからな。これでLvが上がるんだよ。これは、庭という認識なんだろうな。
それで、いつもの様にLvが上がったら、植物知識にSPを振る。他のものにも振っても良いんだけど、振る必要を感じないからな。だから、植物知識だけに振り続けていた。
SPは、確職した時には、10貰えたんだけど、Lvが上がる時には、1しか貰えない。それを毎度毎度植物知識だけに振り続けてきたんだ。そして、Lv15になった時、違和感を感じた。
マリライカの実を見ていると、肥料を少しやり過ぎているなってのが解った。……そこまでの目利きは出来ない筈なんだけどな。肥料のやり過ぎまでは、知らないんだけど。
カレハシスの実についても、水が若干多く与えられているなってのが解った。もしかして、植物知識に、これらが載っているのか? そうとしか思えないよな。ふーん。そうなんだ。
あれ? これって、もの凄い発見なのでは? 育てられないはずだよな。俺は普通に知っているから、育てていたけどさ。俺の知識量を超えてきているってことは、これは、もしかして?
今まで、植物知識だけにSPを振ってきた人が居ないか、Lv15まで振った人が居ないかの何方かなんじゃないか? 普通は、アクティブスキルに振る可能性の方が高いんだし。
こんな所に育て方を載せてあるんじゃないか。これは人間側の怠慢だろ。ヒントはあったんじゃないか。植物知識に振り続ける人が今まで居なかっただけで。
「という訳なんだ。庭師のパッシブスキルの植物知識Lv15で、畑にある大体のポーションの素材の育て方が解ったよ。理解できてしまったんだよ。まあ、出来なかったのもあったけど」
「……ハインリッヒ。この事は、本家に連絡します。それと、黙っておいてくださいな。そうでしたか。そんな所に隠されていたのですね。今まで、そのようなスキルにSPを振る人が居なかったのでしょうね。いえ、本当に居なかったのか、それとも振ってもそれを育てようとしなかったのか」
「まあ、黙っているけどさ。これは、早めに地盤を固めた方がいいんじゃない? 多分だけど、時間が経つにつれて、発見される可能性はあるよ? Lv15で良いんだからさ」
「そうですわね。他の職業でも同じなのかの検証も必要かもしれませんが。とにかく、ポーションの素材の育て方が解るというのは、もの凄い事ですわ。素晴らしい武器にもなります」
「まあ、ある程度は、育成方法が解っているし、研究も進めて貰っているけどさ。植物知識にSPを振っていったら、最終的には、どんな植物も育てられるんじゃない?」
「それは、どういうことですの? ハインリッヒも知らないものが、ああ、そう言えば。世界樹の育て方は解らないからと、実験を繰り返していましたわね」
「そうなんだよ。世界樹の育て方は知らなくてさ。世界樹は良いものなんだよ。ハイポーションの素材になる事はそうなんだけど、実を使うと、エリクサーやエリクシールと言ったポーションも作れるようになるからね。割と実の方が大切なんだよ」
「エリクサーとエリクシールですか? それは聞いたことが無いのですが?」
「ハイポーションとハイ魔力ポーションの上位互換って所かな。最悪、欠損まで治せるだけの効力を持っているポーションだよ。幾つか作っておいてあるよ。対魔物戦の時の余りがあるし」
「……欠損が治る? それは本当ですの? そんな事があって良いのでしょうか。今までの常識ががらりと変わってきますわね。それは、本当に?」
「まあ、体調が悪くなるまで、がぶ飲みしないといけないけどね。最悪、ポーションの飲み過ぎで死ぬ直前まで行く事もあるし。大体は、体調が悪くなって次の時を待つんだけどさ」
「それでもですわ。腕が無くなった戦士が、また戦えるようになるのですから、凄まじい効果のポーションですわね。それが作れると。世界樹の実で?」
「ああ、そうだね。でもさ、多分だけど、錬金術師や他のポーションを作る職業に確職している人たちも作れると思うよ? 品質については、アクティブスキルの事だから、解らないけど」
「……それも、本家と連絡を取りつつ、ですわね。まさか、スキルにそんなことまで解るとは思いませんでしたわ。完全に盲点でした。ヒントがそんなところにあったなんて」
「あのさ。もしかして、アクティブスキルにしても、パッシブスキルにしても、研究ってそこまで進んでいないのか? あったら研究するものなんじゃないの? 何処までレベルが上がるのかとかさ」
「ある程度は、研究が進んでいますわ。スキルのレベルは30まで上がります。そして、職業のレベルは100まで上がります。これは解っていることです。ですが、1つの職業を掘り下げるというのは」
「今までそんな事をした覚えはないと? そういう事かな。てっきりやっているものだとばかり思っていたんだけど、そうでは無かったんだね」
「ええ、やっているという報告は受けておりませんし、何処かがポーションの量産化に成功したという報告も受けておりませんわ。そもそも、素材をどうにかした所で、ポーションは作れないのです」
「あー、そう言えば、そうだったね。知っているけど、そもそも、ポーションの作り方を知らないと、大量の素材なんて、必要ないか。確かにその通りだ」
ポーションの作り方を研究しているところは、マクファウスト侯爵家以外に無いと。そうしたら、大量の素材は必要ないよな。採取するだけで事足りる。
大量生産の方法を知らなければ、全くってことは無いけど、あまり意味がない成果なのか。悲しいかな。錬金術は技術であるという事を広めないと、前には進まないだろうな。




