士気を上げて出陣
OFUSE始めました。
https://ofuse.me/rukea
ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。
https://rukeanote.hatenablog.com/
さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。
https://twitter.com/rukeanote
3日後。援軍の準備は出来た。兵士200人、冒険者300人の混成軍が出来上がっている。物資も持ち込むし、一先ずはこれで何とかするんだ。何とかするしかないんだけどさ。
どれだけの援軍が集まっているのかは解らない。現地の冒険者も戦うんだろうし、戦力はそれなりに確保は出来ると思うんだよ。後は、どれだけいう事を聞いてくれるのかだよな。
戦盤では、全部の兵士がいう事を聞いてくれるから、やりやすいんだけど、絶対にいう事を聞くとは限らないんだよなあ。まあそうなった場合は、見捨てるしか無いんだけど。
突出した駒を助ける事は出来ないんだよ。そうしたら、戦線が崩壊するからな。なるべくは、欠けさせたくないとは思っているんだけど、全部が全部ってのは無理だからな。俺に統率力があるのであれば、そんな事は気にしなくても良いんだろうけど。
出来る範囲の事をするだけだ。無理はしないし、無茶もしない。出来ないとも言えるんだけどさ。俺が無茶をしても意味がないっていうね。俺は出来ることをするまでだ。
戦場は違えど、修羅場の経験は、あったりする。ポーションの納品の時期の事だけどな。昔は、納品時期を間違えた依頼も受けたことがあるんだよ。あれは、修羅場だったな。
家族総出で何とかしたけどさ。それと同じだ。今回は、人の命がかかっているってだけの事なんだ。言っていて重くなってくるが、負けなければ良いんだから、何とかしよう。
さてと、現地には集まって貰っているが、ここで士気を上げる為に、一声お願いしますと、ラウレーリンに立たされている。拡声の魔道具を持ってだ。やるしかないか。
「諸君。集まってくれて感謝する。此度は、魔物の氾濫に対する援軍だ。2つ隣の町で、魔物の氾濫が起こるそうだ。これは確定事項である。刻一刻とその時は近づいてきている」
兵士が苦い顔をし、冒険者も気を引き締めている。魔物の氾濫が起きるのは、もの凄く珍しい事でも無いんだそうだ。マクファウスト侯爵領では、年に1度か2度は起きるんだとか。
そんな頻度で起こっているの? と問いただした位には、起こっている。今回もその予兆があったんだそうだ。全く、止めてくれよな。理由は些細な事なんだけど。
些細って割には、規模が大きいんだけどな。雷が数発落ちたそうだ。それも魔境に。それで火事が起きたそうなんだよ。結構大規模に焼けたらしい。
そうなると、魔物は何故か繁殖するんだそうだ。何で? 普通は逆じゃないのか? よく解らんが、魔物は増えるんだそうだ。増えたらどうなるのか。焼き森には餌が足りない。
その餌を廻って争いが起きるんだけど、それに負けた方が外に出てくるんだそうだ。迷惑この上ない。こうなったら、殲滅するしかないんだよ。押し戻しても良いんだけどな。殲滅推奨だ。
「相手はゴブリンだ。普段相手にしている魔物と比べると、1段も2段も劣るが、その分、数がやってくる。それを相手にしなければならない。町には被害1つ出させてはいけない」
今回の目的は、氾濫を抑える事。追い返せれば、それで勝ちなんだ。殲滅はするけどな。ある程度は減らさないと、帰ってくれないし。どの位の数になるんだろうかね?
「気負う必要はない。現地には、頼もしい味方が続々と向かってきているんだ。それと力を合わせて、殲滅すれば、問題ない。諸君ならゴブリン如きに遅れを取るとは思っていない」
普通に戦えば、完勝だろうな。1対1なら余裕だろう。ただし、今回は沢山だ。軍勢とは言わない。統率は取れてないからな。ただ集まっているだけのゴブリンだ。
精鋭たちが負けるとは思っていない。どれだけの数が来ようと、ここの連中は負けたりしないだろう。それは保証する。日頃の戦闘よりは楽だろうさ。
「勝ち過ぎてしまおう。味方にも恐れられよう。俺たちはここまで出来ると、周辺の連中に思い知らせてやろう。やることは変わらない。ゴブリンは殲滅だ。1匹たりとて、町には通すな。徹底的に殲滅してやるぞ。俺に続け!」
おおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!
これで士気が上がったのかな? 多少は練習したとも。ぶっつけ本番は無理だから。内容はある程度考えてあったよ。結構脱線したし、間違えたけど。まあ、問題なし。
やれるだけの事はやってやる。500人で何が出来るのかは解らないけどな。向こうに何人の冒険者と、援軍が居るのかにかかっている。殲滅、したいよね?
ゴブリンは、5日放置したら、倍になると思わないといけない。そんな相手に悠長な事をやっていていいのかって話はあるんだけど、まあね。溢れ出てくる前に、ある程度減るからさ。
そもそも、間に合わないというのが、一番不味いんだから、間に合ってくれとは思うけどな。間に合いませんでしたでは恰好が付かないからな。
負けなければ大丈夫なんだよ。年に2度もある対魔物の戦争で、俺が行ったから負けましたってのは避けないといけない。仮にも子爵様になったんだからな。負けるのは無しだ。
勝って凱旋するまでがセットなんだよ。勝って戦勲を付けないといけないんだよな。負けたら死ぬんだけどさ。負けってそういう意味だからな。町ごと逝かれましたって事だから。
そんな訳で、意気揚々と馬車へと乗り込んだ。俺は走っていかないよ? 馬車でゆっくりと行きます。他は走って貰うけどな。だって、そんなに馬車を用意出来なかったからな。
何にしても、一旦休憩。見栄を張った所為で疲れてるんだよ。言わせるな、恥ずかしい。こっちは、脚が震えているんだよ。怖くないって言ったら嘘になるんだよ。ああ、怖いさ。でも何とかするのが、俺の仕事だからな。何とかするんだよ。




