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【書籍化】庭師の錬金術師【★10月10日★販売!】  作者: ルケア


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周辺状況の整理

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 午前中は、研究という名の庭いじりをやりつつ、午後からは、書類仕事をやっている。貴族って、もっと自由な生活をしていると思っていたさ。俺は今、執務中。


 でも、俺だけ楽をしてないかって? 楽してると思うよ。基本的には、文官に仕事を任せているし、ラウレーリンは俺の何倍も仕事している。内容も難しい奴をな。


 でもな? 貴族の教育を受けてきたラウレーリンと、平民育ちの俺を同列に語るのは、間違っていると思うんだよ。俺だって、やろうと思っている……事も無いんだけど、それでも出来ることはしているんだよ。全部放り投げているわけじゃない。


 苦手だよ? こういう仕事はさ。それなら、新しいポーションを考えていた方が、余程いいんだ。でも、それは、研究所を建ててしまったからな。そちらに任せているんだよ。


 研究は、難航しているみたいだけどな。まずは、確職された錬金術師が作れないと意味がない。スキルで作れないものは、技術でも作れないんだからな。


 そうした選別ができるだけ、昔よりは難易度が下がっている。研究者諸君、頑張ってくれ。俺もそっちを手伝いたいけど、無理なんだ。書類仕事がそうさせてくれないし、第一領都にあるからな。


 領都へ行くには、馬車で2日ほどかかる。割と飛ばしてこの時間だ。結構遠い。まあ、侯爵領を横断しようと思ったら、馬車で8日はかかるんだけどな。割と広いんだよ。


 流石、侯爵様。領地の大きさが違うな。まあ、半分以上は、魔境なんだけどな。小さい魔境もあるし、大きな魔境もある。資材と素材の宝庫だからな。魔境を完全に潰すのは、悪手だ。


 それでも、食糧が足らないのであれば、潰すしかない所もあるんだよな。前回話し合っていた内容だが、食糧が足りなくなって来れば、魔境を潰すしか無くなるんだよ。


 農地を作らなければならない。農家が沢山必要になるな。そうなると、人口増加が加速する。そうすると、食糧が足らなくなる。そう言ったループに落ち着く。


 だから、それを避けるためにも、バズビーテイラー辺境伯家を支援しなければならないし、冒険者も送り込まなければならない。開拓は必須なんだよ。


 ただ、開拓は非常に順調に進んでいるため、そこまでの苦労はしていない。村が出来たら、冒険者の移住を進めればいいだけだからな。引退する冒険者を積極的に送り込める。


 バズビーテイラー辺境伯家が大きくなれば、ミッチェルハーロウ公爵派閥も大きくなるし、幅を利かせられる。良いことだよ。王国で大きな顔が出来るという事は。


 何にしても、戦争を避けている派閥というのが良いな。バズビーテイラー辺境伯家が隣国との国境線を持たないから言える事なんだけどな。割と小競り合いは多いらしい。


 人間同士で争うなよなとは思うんだけどな。大魔境と接していない国は無いんだから。ラウレーリンに聞いた限りでは、何処の国も横並びだそうだ。ハースベック王国は端っこだけど。


 だから、2方向が大魔境と繋がっている。その1つがバズビーテイラー辺境伯家がある方角だ。後3つの辺境伯家が、大魔境と隣接している。それぞれが、開発に精を出している感じだな。


 残りの1つは、他国との境界線。他国の名前は知らん。そこまで気にならなかったから、聞かなかった。必要になったら覚えるで良いと思うんだよな。そこまで重要じゃない。


 最後の1つは、海だ。こっちも色々とあるんだけど、塩の入手先がここなんだよな。塩が無いと生活が出来ない。ただし、海も魔物で沢山だ。油断は出来ない。


 王都は、海の見える良い感じの場所にあるそうだ。まあ、海から魔物が攻めてこないって想定なんだけどな。現に、1500年前では、海からは攻められなかったみたいだから。


 ここから、王都に行こうと思うと、馬車で15日はかかるそうだ。何もなく、順調に進めば、という話だがな。大体何事かはあるし、順調には進まないそうなんだがね。


 魔境は危険地帯なんだよ。素材、資源の宝庫であると同時に危険地帯なんだ。何が起きるのか解らない、人外魔境なのだよ。まあ、そんな事は解っているという事でもあるんだけどな。


 そんな大魔境を開拓するのには、やはりだが、ポーションは必須だ。マクファウスト侯爵家では、まだまだポーションの増産をしている。まだまだ増やしているぞ。良い感じにな。


 ポーションは、どれだけあっても足りない。大魔境を相手にするのであれば、どんなにあっても足りない。魔物の増え方を人間の増え方と一緒にしたら駄目なんだ。あれらは、早く増えすぎる。


 その代わり、魔物同士でも争うし、共食いもする。流石の人間でも、共食いはしない。しないよな? 他国には、そんなところは無いよな? 心配する方がおかしいとは思うんだけど。


 そんな訳で、色々と勉強をしながら、書類仕事を進めている訳なんだよ。毎日毎日書類が尽きないんだよな。何でこんなに書類が沢山出てくるのか。色んなところから集まってきているからな。


 俺の所には、文官が4人しかいないが、ラウレーリンの所には、12人の文官が居るし、文官だけで、仕事をしている場所を含めると、100人近くは、文官が居るんじゃないか?


 それに兵士からの報告書もあるし。兵士だけで、500人は居るんだから、隊長格からの報告書だけでも、50は超える。問題があれば、その分増える。


 そして、業務の一部をやって貰っている、商業ギルドからも報告書がやってくる。冒険者ギルドからもやってくる。本当に色んなところから集まってくるんだよな。


 大体は、文官が片付けてくれるんだけど、印鑑は貴族様が押さないといけない決まりになっているようなんだよな。アルローゼンでは。その所為で書類が多いんだけどな。


 行政長官時代は、長官が押していたんだろうけど、その頃と組織自体が大きく変わってしまったからな。長官? 文官として、働いてるよ? あれでも書類仕事は出来るんだよな。あれでも。

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