ラウレーリン=マクファウスト4
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思っているよりも、問題は山積みだな。平民の俺でも気が付く程度には、問題が起こっている。それは、もの凄くやばい事だろうとは思っているんだが、どうなんだろうか。
貴族が気が付いていない訳が無いんだよな。その辺も対処しているんだろうけど、まずもって、マクファウスト家の領地の広さすら知らないんだから、何も対策を打てない。
そもそも、貴族でなかった俺に対策を考えろと言われても、困ってしまうのはその通りなんだけどな。考え付くことは、昔の貴族がやっていたであろう事くらいだ。
昔の貴族様は、それはそれは、自分の功績を大々的に広めていたからな。何をしていたのかは、大体知っているつもりではある。悪いことは宣伝しないが、良いことは、積極的に広めてたからな。
とりあえずは、ポーションを増産するとして、他にやらないといけないことがあるんだろうか。やれと言われても、直ぐには出来ない事もあるんだけどな。
素材がないなどの関係で、どうしても無理だと言う事はあるんだよ。世界樹の育成研究も止まってしまっているしな。こっちは、足がかりが無いから、解らないってだけなんだけど。
「とりあえず、現状は何とか理解した。ポーションを増産しないといけないと言う事なんだな。まだまだ足りていないと。そう言う事なんだろう?」
「ええ、まだまだ足りていませんわね。十分だと言える程度には作って貰わないといけません。その内、ここで培った経験を活かして、ポーション作りを行う者を各町に派遣するつもりでいます。その時の人材は出してもらわないといけないですわね」
「人材を出すのは、特に問題が起こりそうも無いから、大丈夫だろう。ただ、ポーションとスタミナポーション、パワーポーション、ディフェンスポーション、スピードポーション、暗視ポーションしか作れないからな? それ以外のポーションは教えていないし」
「十分ですわ。というよりも、思ったよりも、色々と作れますのね。ポーションだけなのかと思っておりましたわ。それだけ作れるのであれば、即戦力でしょう」
「そうか。個人的には、魔力ポーションを作れないといけないのかと思っていたからな。そっちは、実はと言うと、人が作業しなくても、作れてしまうんだよ。魔道具だけで殆ど出来る」
「え? そんな話は聞いておりませんわよ? 色々と疑問が出てきましたが、魔道具だけで魔力ポーションが作れるんですの? それはポーションの作成よりも衝撃的な事なのですけど」
「まあ、素材の出し入れや何からはしないといけないが、魔力ポーションは基本的には放置だ。魔道具が何とかしてくれる。魔道具は万能だぞ? 魔石さえあれば、何でもしてくれるし」
「……魔道具職人の数も増やさないといけないのでしょうか。しかし、魔道具は、そこまで壊れるものではありませんし、数はそれ程要らないのでは? しかし、初期導入にはどうしても」
「あー、魔道具職人は多くても、やることはそんなにないぞ。とりあえず、魔道具さえ作って貰えれば、何とでもなるからな。後は、素材の管理をする人材の方が大切だな」
「そう、ですわね。早急に広めたいのは山々ですけれど、受け入れる土壌を作らなければなりませんから、それを急いでも、仕方が無い事ですわね。土地の確保もありますし」
「そう言う事だな。まずは、自然採取よりも、栽培の方に力を入れないといけないだろうからな。そっちの方が問題にはなってくるだろうさ。土地も必要だし」
「簡単には、広められないのですが、いずれは、領内に広げていかないといけないと思っていますわ。それには尽力してほしいのですが、よろしいですの?」
「広めるのは問題ない。むしろ広めてくれ。採取に頼った錬金術には限界があるんだ。自分で素材から何から作らないと、普通はやっていけないはずなんだよ。まあ育てられない種もあるんだけど」
「それは仕方が無いですわね。どうしても、解らないと言うのはありますから。むしろ解っているだけでも驚異的なのですから、贅沢は言いませんわ。ポーションが作れる。これだけでも十分なのです」
「広めていくのは、解った。それには同意しても良い。だが、広めるにしても、費用がかかるだろう? 税金を上げるのか? それだと色々な所から反発が来るんじゃないか?」
「資金は、ハインリッヒが稼いでいるでしょう? それを使いますから。貴方は貴族になるんですもの。その位の金額は出してもらわないといけませんわよ?」
「ああ、俺のお金に手を付けるのな。別にそれは構わんが、足りるのか? こう言ってはなんだが、高々1事業主の収入なんだぞ? 都市の税金なんかとは違うだろう?」
「既にかなりの金額を稼いでいることは知っていますわよ? それで足りないと言う事は無い筈です。流石にこの都市よりも稼いでいるとは言えませんが、恒常的な収入があることは良いことです」
「どうせ使い切れない金だから、使ってもらう分には、何も問題は無いんだが、研究は続けさせてもらうからな? それくらいはやらせてくれ。こちらとしても、楽しみが無いとやってられない」
「その辺は、ご自由に。研究も貴族の仕事の1つですから。何も問題ありませんわね。今までの貴族が研究を疎かにしていた部分もありますが、研究も十分な貴族の活動ですから」
だよなあ。研究を疎かにしていたのは、不味いと思うんだよ。普通はもっと研究していてもおかしくは無いんだからな。やれることは、沢山あっただろうに。
資金を使う目途も立ったことだし、婚約も、殆ど損失にならないから、構わないか。貴族になるって言うのには、少しばかり抵抗があるんだけど、まあ大丈夫だろう。




