戦争は楽勝?
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出兵という事で、兵士3万人と冒険者が35万人ほど集まった。予想よりも多いが、それらを40の砦に振り分けて、飛び地からの援軍を待つという戦法を取ろうとしたんだが、ウェンリー兵士長が攻めちゃいましょうって言ったから攻めてしまった。
そして現在は開戦10日で40の砦を全て落とし切ってしまっている。いつものあれだ。精鋭兵士で乗り込んでの電撃戦だ。楽には勝たせてくれたよ。
それで今は派閥の砦を落としている最中だ。援軍? まだ来てないよ? 後1か月もしたら旧王領からの援軍は届くはず。旧アワーバック伯爵領の軍は既に吸収して戦場にやってきているからな。
総勢で兵士が7万、冒険者が80万という軍勢だ。そこに新領地と旧王領からの援軍が届くはず。そうしたら本格的に王都に向かって攻めるという事になるんだよ。
「なあ、ウェンリー兵士長。これでも相手側が戦争を吹っ掛けてきたんだよな? 何でこんなに楽勝なんだろうな?」
「楽なのは良い事ですよ。砦を落とすのなんて作業で良いんですからなおさらですね。今回は領地を沢山取りに行くって話でしたからね。砦も崩してしまって問題ないんでしょう? それだと本当に簡単なんですよ。魔法が使える兵士が多いと色々出来ますし」
「そうなんだけどな。ただまあ、相手側もご愁傷様だよなあ。面倒な事になっているんだろうけど、こっちも色々と事情があるんだ。勝たせてもらうしかないんだよな」
「進軍は止められないでしょうし、しっかりと落としますからね。王都までのオーダーですが、隣接する国が変わってしまっても良いんでしょう? その位はやりましょうよ」
「いや、あのなあ。それは全部の領地を落とすって意味になるんだが、解っているんだろうな? 誰がそこを治める事になると思うんだ?」
「そりゃあハインリッヒ様が色々と飛び回るんでしょうよ。文字通りヘリコプターで飛び回るんじゃないですか? 大変ですね。色々と」
解っていて言っているので、まあ良いんだけどな。クラークも飛び回る事になるだろうし、下手をしたらラウレーリンやロレシオも飛び回る事になるんだろうけど、本当に大丈夫なんだろうか。……問題はそれだけではないんだけどな。
誰がその地を治めるのかっていう問題が出てくるだろう? ただでさえ広いのに、これ以上広くしてどうするんだって感じなんだが、本当にどうしたら良いんだろう。
子供たちが余っている訳では無いので、簡単に領地を増やしても困るんだけど。孫たちの成長も早いんだけど、まだ孫の1番目であるマリクでさえ学校に行ってないんだぞ。
もうすぐ学校に行くって話ではあるけど、少なくとも5年間は無理だ。学校が4年もあるんだから、その位は必要になってくる。
代官を立てるにしても人材不足だしな。結果的に新人を送り込むしか出来ないんじゃないだろうか。それで本当に良いのかって話になってくるよな。
また大規模転封でもするのか? アルローゼンは変えて貰ったら困るんだけど。でも、飛び地を貰っても本当に要らないんだよな。今度は確定でこっちにも領地が回って来るぞ。前回は子爵家だったから断れたが、侯爵家が断れるわけがない。
でも、主戦場が変わる可能性は十分にあり得るんだよな。下手をすれば辺境伯が幾つか出来る可能性もある。
大魔境に接する領地が増えるんだから、辺境伯家が新たに2つ3つ出来ても可笑しくはない。そうなった場合、派閥に取り込めるのかが問題になってくるんだよな。
色々と考えないといけないことが多くなる。領地が増えるとそういう事になるんだよな。孫の代で侯爵家から子爵家を幾つも作った方が良いのではないかと思うくらいには領地があるんだ。今のままでもな。これが増えるんだろう? どうするんだよ。
「報告! マクファウスト侯爵家ですが、既に砦を落とし進軍中であることが確認されました! その為、砦を落とす部隊は更に奥地へと向かわせております!」
「北側は予想以上に進んでいるな。よし、そのまま北上を続けさせてくれ。計画だと後900は砦を落とさないといけないんだ。出来る限り急いでくれと伝えてくれ」
「報告! 南のマリンネグロ侯爵家が攻めている砦を破壊! 既にマリンネグロ侯爵軍が占領に向けてなだれ込んでいます」
「ご苦労。そっち方面も全ての砦を落とす。しっかりと計画通りに進めてくれ。ああ、マリンネグロ侯爵家にはちゃんと通達してあるから安心して攻めるように」
「……なあ。展開が速過ぎないか? こうなったら本格的に殲滅戦になると思うんだけど。多分だけど、ミッチェルハーロウ公爵軍もバズビーテイラー辺境伯軍も突破できているんじゃないか?」
「出来ているでしょうなあ。という事は残りの砦は800で良いって事になりますね。いやー、楽ができるって素晴らしいですよね?」
「楽して勝利というのが一番いいからな。ただ、本当に後800か所も砦を落とすのか? この短期間でか? という疑問も出てきても可笑しくないだろう? 出来るから作戦として成立している筈なんだけどさ」
「出来る出来ないではなく、今回の作戦はやる、ですからね。ラウレーリン様からの命令では、シュトナイザリオン王国には消えて貰う事になっているじゃないですか」
それはそうなんだけど、一気に出来るものなのかと思ってな。敵国の貴族家を使うって事は殆どないんだろうし、どうなる事やらだ。
オーダーに答えているだけだとは言え、飛び地の管理をどうするのかは決めておかないと色々と不味い事になるんだよなあ。それに、王都から離れすぎると貴族教育が間に合うのかって心配も出てくるし、本当に大丈夫なのかね?
他の派閥がヘリコプターを真似て何かを作っているらしいとまでは聞いているんだけど、何処まで出来たのかは知らない。見本がある方が作りやすいとは思うんだけどな。
ネックは魔石の消費量なんだろうけど。魔石が大量に必要になるからな。ミッチェルハーロウ公爵派閥では魔石は余っているが、他の派閥ではそこまで余っている資源でもない。やはりポーションこそが最大の懸念点という事になるんだろうな。
ただ、ポーションに関してもそろそろ真似されてもいいとは思うんだけどな。作り始めてから30年も経っている訳なんだ。そろそろ模倣されても可笑しくないと思っているのは俺だけか? 厳重に秘密を守っている訳でもないんだけど。
盗めるのであれば盗んでいってくれて構わないんだよな。ポーション程度は盗んでくれないと困るまであるんだけど。
そうしないと魔石もそうだけど、魔物の討伐に支障が出るんだよな。どう考えても魔物を討伐する効率が上がらない。ポーションは必須の物だと思うんだよ。
「ハインリッヒ様も考え込んでいるって事は、今の現状を憂いているんだろうけど、変わらないとは思うぞ。今も昔も早々には変わらないって相場が決まっているしな。単純な事でも、気が付かないと無理なんですよ」
「そうは言うがな? もう少し単純に考えたら、技術を盗むくらいの事をやってのけるのは有りだと思うんだよ。何でそんな事もしないのかねって話でさ」
「ん? ああ、そういう事ですか。そっち方面は解りませんね。どうしても解らないって訳でもないんでしょうけど、技術を技術として考える事が出来なくなってますし」
「そうなんだよな。結局はアクティブスキルに頼りっ放しなんだよな。頼らなくても出来るって事を示さないといけないのかもしれないけど、してやる必要性も感じないし」
「こっちは儲かっているって思っておいていいんじゃないですかね? 将来的にはどうなるのかは知らないですけど、今はそれでいいんじゃないですか?」
うーん。良くない気もするんだよな。ポーション程度の技術を隠しておくのもちょっとなんだかなあって感じがするんだよ。
結局は派閥の力関係の話になって来るんだろうけど、弱くなられても困るし、このままでいいのかな。多分だけどさ。




