宣戦布告は終わった
あけましておめでとうございます。
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「第2王子からミッチェルハーロウ公爵家に連絡があったみたいよ。シュトナイザリオン王国が宣戦布告をしたとの事らしいわ」
「早いって。誰かが絶対に工作してるだろ。何処の派閥が工作しているのかが解らないけど、こんなに早く宣戦布告してくることなんてある?」
「工作をしていたのはラスコシッラ公爵派閥なのは確定ね。それとアンジェリオニジ公爵派閥も工作をしていた可能性があるという所かしら? 何方も派閥の辺境伯家がシュトナイザリオン王国に隣接しているわね。順当ではあるでしょ」
「まあ、そうなるよな。特にラスコシッラ公爵派閥はこの5年の戦闘ではサブだったんだろうし、戦力が余っているんだろうな。羨ましい事で」
「開戦までは後8か月しかないわ。今回は流石にクラークは可哀そうだから、ハインリッヒが行ってきて頂戴。40でいいそうよ。その砦を守る事を考えれば良いのだけれど、守るだけってのも難しいから、思いっきり攻めてきて頂戴」
「攻めろっていってもな。まあ、攻めた方が楽なんだろうけど、どうするんだ? 流石に飛び地はもういらないと思うんだけど」
「私も怒っているのよ。今回の様に毎度毎度攻めてこられたら堪ったものじゃないわ。今回は容赦なく叩きのめしてくる事。王都まで落としても構わないわよ?」
「出来ないことは無いと思うけど、今回の戦闘の場所は何処になるんだ? それ次第な所もあるんだけど。王都って沿岸部にあるんだよな?」
「そうね。王都は沿岸部にあるわ。そして、ミッチェルハーロウ公爵派閥は沿岸部からの200を主戦場にするそうなのよ。その内の40が割り当てられるのだけれど、それだけなら何とでもなるでしょう? 何とかしてきて頂戴」
「まあ、占領軍を貰えるのであれば。攻めるのは簡単だけど、占領に時間がかかるぞ? それに輸送隊はどう組織するんだ?」
「輸送隊はいつもの商会と、レースを行っている商会を使うわよ。国境までで良いんだから、伝手なんて幾らでもあるでしょう?」
「ああ、あそこも使うのか。となると、補給に関しては問題なさそうだな。食料、塩、水、ポーション。とりあえずこれだけあれば足りるからな」
いきなりの開戦である。もうどうしたら良いのかって話だよな。まずは40の砦に最低限の兵士を派遣して、それから常時援軍を入れ続けると。
ある程度の戦力が整ったら、相手側が攻めてきたタイミングで一転反撃。そのまま砦を落とすと。後は占領の作業を熟していけば良いだけだな。
クラークにも経験をさせたいんだけど、流石に新婚で5年もあってないとか問題があるだろうと言う事で、俺だけ。それも仕方がないとは思うけどな。ゆっくりはさせて貰えない様子。まあ、ウェンリー兵士長を酷使するんだけど。
ウェンリー兵士長もいい歳なんだけどな。もうすぐ50歳とか言ってたかな。まだまだ現役で働けるので、どんどんと使ってやろう。
いつも通りの戦い方をすれば勝てる。それだけの話だ。まあ、8か月って言われると微妙な所があるんだけどな。新領地からもギリギリ間に合うのかな? 多分だけど。
派兵は決まっているし、冒険者も募集をかければ1か月もあれば準備できるだろう。でも大丈夫かね? 資金的には余裕のある冒険者が多いと思うんだけど。
「前回の大魔境の魔物の大氾濫で大金を渡しただろう? そんな状態で冒険者が集まるのか? 金を持っている奴らは集まらないんじゃないかと思うんだけど」
「大丈夫よ。大抵の冒険者はここ最近のレースで摩ったのを知っているもの。これもルイスとマリオが1位に成れなかった結果になるわ」
「あー、あの事件か。2台ともにクラッシュして失格になったってあれ。あれでほぼ全額溶けたのか……。冒険者ってもうちょっと金の使い方を覚えられないのかね?」
「無理よ。冒険者だもの。お金を貯める様な殊勝な冒険者は稀よ。だから心配しなくても冒険者は集まるわ。他の所からまでは解らないけれど、大金が欲しいのであれば参加するでしょうね。冒険者にとってお金は水と変わらないもの」
「ある意味信用できるから良いんだけどな。いつもの面子だし。まあ、占領地で馬鹿をやらなければ大丈夫だろうとは思うけど。そいつらは処罰というか、そういう扱いで良いんだよな?」
「ええ、殺すのは戦力として不味いけれど、報酬の減額を匂わせたり、出兵中の禁酒を持ち掛ければ黙ると思うわ」
「そりゃ黙るな。あいつらの酒好きはどうしようもないからな。だがまあ、それだったら戦力も集まるし、占領軍も追加で募集できるだろうな。占領にしか参加しない冒険者も多くいるからな。戦争が駄目って奴は結構多いし」
「魔物と人間だと勝手が違うもの。それは仕方がないわ。魔物とは会話が成り立たないけれど、人間とは成り立つもの。それを殺すのに抵抗があるのも解らないでもないわ」
「それは、まあな。でも殺さないと殺されるんだから、結局は殺すんだけど。じゃあ適当に兵力を集めるか。最初だからな、20万も居れば足りるだろう」
40か所でいいんだから、1か所当たり5000で十分。後は援軍待ちになるんだろうけど、下手をすると援軍を待たずに攻める可能性もあるんだが。
その辺はウェンリー兵士長と相談だな。何処までやっても良いのかを話し合わないといけない。とりあえずは前回と同じ感じで攻めるつもりでは居るんだけど、対策を取ってくると思うんだよな。普通ならそうする。
俺で思い付くんだから、向こうだって思い付いている筈である。実行するかどうかが問題な訳なんだけど、どう出てくるだろうか。
こっちとしては、王都まで落とせというのが命令な訳なんだよ。王都まで落としたら最後まで行けって事だよな。滅ぼすまでやるつもりなのか?
その辺は考えないと難しい。全面的に攻めていくのが正しいのだとすれば、今回は手柄を独占しないで皆で分けた方が良いよな。負担はしっかりと他派閥にも押し付けていかないと。飛び地の管理程、面倒なものはないって思い知らせたい。
なら俺達のやることは簡単だよな。大体1000近くある砦を全部落とす勢いでやってやればいい。進軍は他の連中に任せておけば何とかなるはずだ。
全部の砦を落としたら、その後に悠々と占領していけば良いんだよな。まあ、並行して占領もしていく作戦になるんだろうけど。とりあえず、機動力の確保を最優先にしないといけない。馬の数は用意しないとな。馬が生命線になるんだから。
後は飛び地のマクファウスト侯爵領に鑑定系統の職業の奴を常駐させる必要があるな。兵站の回収をしていくんだから、鑑定系統の職業は必須。
準備は色々としないといけないが、この戦争で何年間戦わないといけないんだろうな。王都が落ちたら、停戦の協議も出来ないんだけど。
協議すべき相手が居ないんだから、どうしたものかね? そんな事は知ったことではないんだけど、今回の件、ラウレーリンは本気で怒っているっぽいので、本気で攻めないといけないのは確定している。無論、論功行賞で1位を貰うつもり満々である。
勿論だけど、論功行賞で呼ばれるのはミッチェルハーロウ公爵家なんだけどな。そこからの再分配でどうなる事やら。
土地はもういらないと思うんだけど、そんな事ではないって感じだからな。何で宣戦をしてきたのかが解らない状態だし。
もうちょっと内政を重要視すればいいのにな。向こうが無能の集まりなら仕方がないんだけど、そうでもないと思うんだがな。
とりあえず、いい感じになる様に、兵士を連れて行って冒険者を募集しますかね。初期の配置は割と大事なので、大切にしたい所。




