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【書籍化】庭師の錬金術師【★10月10日★販売!】  作者: ルケア


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気の仕様がようやくわかった

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

「父上、フランチェスカが伝えていった気に関してなんですが、技術体系として確立できたみたいです。今は皆に教えて回っている所です」


「!! そうか。漸く口頭でしっかりと伝えられる様になったのか。という事は、ある程度マスターした奴らがしっかりと理屈を考えて出来たって事なんだな?」


「そうです。活気というものが何かが解っていなかったのですが、どうやら心臓から体中を廻っているものであるという事が解りました。それを活用する術が気という事になるんですが、どうやらその量も魔力やスタミナ同様に、個人差があるようです」


「……まあ、そうだろうな。個人差が無い方がおかしいんだ。それで、どの程度の兵士に教えられそうなんだ? 急ぎだからな。アルローゼンだけではなく、他の都市にも伝えに行きたいと思うんだが、間に合うか?」


「可能であると思います。既にこちらでは初歩的な事であれば5000人程度が行えます。達人という領域にはまだ達していませんが、実用可能レベルまでであれば、500人程度は」


「そうか。では、各都市町に人員を派遣する手筈を整える。クラークはそのままその作業に入ってくれ。3日後には準備して送り出せるようにしないといけないと思われる」


「解りました。それと、武器に関してはどうしましょうか? 現状、恐竜渦魔金の武器が最高レベルの武器ですが、アルローゼンの兵士でさえも持っていない者が居ますが」


「武器については、地竜魔銀で何とかしてもらう。兵士の分は……全員は無理だろうが、ある程度の人数、100万人くらいには配布できるように手配をしてある。最低限、200万人分の武器だけでも揃えるつもりだ」


「鍛冶師にも根回しは必要でしょうか?」


「いや、既に根回しは終わっている。後は冒険者がどれだけのグランドドラゴンを狩ってくれるのかと、銀の入手量次第になる。だが、それに関しても依頼を優先的に出すことによって解消できている筈だ。後は入ってくるのを待つだけになる」


「解りました。それでは人選なんかをやってきます。3日後であれば、本当に急いだ方が良さそうですね。200近くはあったと思うので」


「ああ、人選は任せる。それと特別手当を支給するという事も伝えておいてくれ。流石に何も無しではな。こちらも出来る限りはやると言う事を見せなければならない」


「解りました」


 気というよく解らない事についても、漸くと研究結果が出てきたか。これは福音だな。完全に流れがこっちにきていると言ってもいい。これが解ったという事だけでも大きなことだ。継戦能力は下がるんだろうが、瞬発的な力はやはり気の力が大きい。


 これがある程度の切り札になってくれれば良いんだが。悪魔がどれだけやってくるのかが解らない。前回の悪魔よりも弱いとは思わない方が良い。あれでも弱い方だったのだと思わないと、色々と戦略が変わってくるからな。


 それでも、あれ以上の強さの悪魔が出てくると、どうしようもなくなるんだけど。強さ的にはどの位だったのかが解らない。


 指標なんかがあれば良いんだろうが、どの魔物とも違い過ぎてな。異質な存在である事は確かなんだが、どれだけおかしいのかまでは解らない。


 勇者であれば何か知っているのかもしれないが、兄さんもフランチェスカも居ないし、聞くことが出来ないんだよな。聞けたら一番有難いんだけど。


 でもまあ、出来ることはやるべきだし、やれるのであれば、強くなるのであれば、その手間を惜しんでは居られない。


「ラッテ。クラークが人選を終えてきたら物資も必要になってくるはずだ。それらの用意を頼む。ポーションの類は向こうにもあるはずだから、それ以外の物を。いや、道中もあるから、ポーションも必要なのか」


「えっと、解りました。道中の事も考えて色々と準備するつもりです。今はその書類を作っている所なので、もう暫くお待ちください」


「早くて助かる。それと、無茶をするなよ? もう少しで産まれるんだよな? 子供の名前は考えてあるのか?」


「そうですね。クラークとも考えていたんですが、候補がいっぱいあるので、子供の顔を見てから決めようって言ってあります」


「そうか。子供が増えることは、将来のマクラーレン侯爵家にも益になる事だ。しっかりと育ててやってくれよ」


 身重の体で仕事をやらせるのはどうなんだとは思うんだけど、本人がやると言っているので、やらせているんだよな。俺は心配なんだけど。


 ラウレーリンもやっていたし、大丈夫だろうとは思うけどな。女性は何時でも強い。不安でいっぱいになっているだろうが、それでも出来る事をやっている。俺には出来ないと思うぞ。色々と考えすぎて仕事にならないだろうからな。


 でもまあ、何とかなりそうで良かった。軍事関係には馴染まないかもしれないと思っていたラッテも馴染んでいるし、このままで問題は無いだろう。


 後は全力で気というものを広めていくだけだ。それが悪魔対策にも繋がると信じて。繋がらなくっても強化にはなるだろうからな。


 今後の事はどうするか。まあまずは新人兵士の基礎訓練だよな。そっちを先にしないといけない。気も同時に覚える事が出来るのであれば良いんだけど。


 休憩中にやれることであるのならば、どんどんと練習してもらえばいい。フランチェスカの様に感覚で覚えさせるよりも、理屈で話した方が多分だが早く覚えられると思うんだよな。感覚派って、天才肌の様な気もするし。


 後はこれをラウレーリンに報告しに行って、各地への派遣の許可を取って、広めるだけだ。その内冒険者にも伝えていきたいんだけど、暫くは時間がかかるな。


 パッシブスキルの動きについても教えていきたいんだけど、時間が無いし、そこまでの人材を育て上げるのに苦労をしているんだよ。レベル20まで上げないといけないし、中々に難しいんだよな。その後に技術を継承していくんだけど、それも難しいんだよな。


 パッシブスキルを取るのが1番早いんだろうけど、そうすると他のアクティブスキルにSPが振れないからな。色々と足りないようになっているんだよ。


 とりあえず、仕事を熟していくしかない。俺の出来る事ってそれだけだし。他にも出来る事があるのであれば、喜んでさせて貰うんだけど、やれることってそんなに無いんだよな。どうしろって言うんだって話だよ。


「お義父様、書類の方が書きあがりました。チェックをお願いします。その後にお義母様の所に持っていくんですよね?」


「ああ、ラウレーリンに見て貰って、良ければ許可が出る。流石にこういう事にまで俺の権限ではどうにもできないからな」


「でしたら、その、ついでにこれも持っていってもらっても良いですか? 内容は読んでもらったら解ると思いますので」


「ん? いいぞ。ついでだしな。それじゃあこっちの書類と合わせてラウレーリンに持っていくか。返事は貰った方が良いのか?」


「いえ、読んでもらうだけで大丈夫ですので、後で読んでくださいとお伝えいただければと思います」


 そうなのか。……直接言えばいいのにな。苦手意識でもあるんだろうか。それとも、完全に私用なのかな? 仕事中にする話じゃない可能性もある。まあ、ラウレーリンに渡してくれって言われているんだから渡すけどな。


 さて、色々と準備をしないといけないことが多いな。もうちょっと平和で居てくれると助かるんだけど。無理だから仕方がないよな。

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