表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍化】庭師の錬金術師【★10月10日★販売!】  作者: ルケア


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

382/406

ファビオ、エレオノーラの結婚

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 ファビオとエレオノーラの結婚が決まった。何方ともマリンネグロ侯爵家の人と行う事になった。エレオノーラは確職前だが、嫁入りをすることになってしまった。


 理由は色々とあるんだけど、向こうでも内政問題は大きいらしく、人手をなるべく減らしたくないという感じらしいのだ。


 なので、花嫁と花婿を交換するという形で落ち着いた。こちらも人材不足だからな。この提案は正直助かったと言える。


 それで、結婚式には立ち会った。ファビオの結婚式は挙げられないが、エレオノーラは別だ。しっかりとお祝いをしてきたんだよ。出たのは4人。俺とラウレーリンとロレシオとエミリアだ。顔を売っておいて損はないからな。


 マリンネグロ侯爵家からやってきたのはマリアという女性だ。かなり小柄で、ファビオと並ぶと子供か? って思うくらいには小さいんだけど、大丈夫なんだよな?


 身長の差が50cmくらいあるんだが。ファビオはかなり大きく、190cmくらいはあるからな。まあ、当人同士が気にしなければ大丈夫だろうとは思うんだけど。


 祝い事は出来ないが、小規模の食事会はしたぞ。一応だけどな。可哀そうだとは思うが、エミリアが来た以上はそうしないといけないので辛い所なんだよ。


 でも、食事には満足してくれた感じだ。かなり変わったものを出しているという感覚はある。マリンネグロ侯爵家の食事と全く違うからな。


 伝統的な貴族家の料理というものではない。こっちでは平民が考えた食事が殆どを占めている。料理人がアレンジを加えているとはいえ、ベースは庶民料理なんだよ。それを貴族が食べても耐えられるような見た目にしているだけなんだ。


 料理大会が毎回毎回盛り上がるのは良い事だよな。新しい料理が年々増えていくんだよ。何処まで新しい料理で勝負できるのかは解らないが、まだまだ新しい料理が出てくるんだよな。


 庶民は凄いと思うぞ。開発しようと思ってしている訳では無いというのが凄い所なんだよ。貴族だと食材に制限がないから、これが作れるあれが作れるとなるが、庶民はそういう訳にはいかないからな。安い物をどうやって美味しく食べるのかがポイントだ。


 勿論だが、庶民と言えども金は豊富に持っているんだ。それだけの資金は流れているんだけど、節約できるところはした方が良いのは確かだ。


 その為、今日はこれが安かったから、この食材が残っているからと制限がかかった状態で料理を開始するため、未知の料理が生まれる事が多い。


 料理大会は毎回毎回悩みの種なんだよな。全部が美味しいから決めるに決められないんだよ。それでも決めないと次に進まないんだけど。


 まだまだ入手できていない香辛料とかが沢山あるからな。それらを使ってどう料理をするのかも注目していきたいと思うし、そろそろ魚の料理が出てきても良いだろうとは思う。


 どうしても魚を使うのは難しいんだよ。値段が少し高いんだよな。肉が安すぎると言うのもあるんだけど、魚料理も増やしたいと思うんだよ。


 フライフィッシュとかも美味しいからな。魚を料理するっていう限定的なルールにしてもいいかもしれないな。そうすれば、魚料理にも挑戦するだろうし、食材を決めた方が料理人には有利になるかもしれない。


 今まで最後の4人に料理人が入って来ていないのが凄いよな。庶民の圧勝なんだよ。殆どが女性なんだけど。男性で勝ち上がってきたのって、ソーマ酒くらいじゃないか?


 まあ、男が仕事をして、女性は家庭に居る事が多いからな。最近は冒険者でも結婚して世帯を持つ者が増えてきたし、人口がどんどん増加していくんだよな。


 人口が爆発的に増えることは悪い事ではない。住める場所も増えているし、色々と考えても居るので、その内溢れるという事にはならないはずだ。


 問題が無い訳では無いんだけど、まだまだ余裕があるし、大丈夫だと思っている。新領地に土地が余っているからな。最悪はそっちの開発をすれば良いだけだ。


 最近は盗賊被害も少なくなってきたし、安定して商売が出来ているらしいので、困っていることは少ないんだよな。……まあ、一部の村や町が壊滅的な被害を受けているらしいが、俺の知ったことではないので、それは良いんだ。


 仕方がないよな。移住者が多いんだから。これだけ引き抜いたんだから仕方がないとはいえ、人口が減ってしまってどうしようもない貴族家も出てきている。


 自業自得なんだよ。切りつめて生活をすれば良いだけなのに、寄親からの要請に答えないとという事で、色々と徴集するから問題になるんだよな。その辺も寄親は考えてやらないといけないというのに。ラウレーリンはしっかりと考える派だからな。


 逆に言うと、寄子を頼りにするなという事でもあるんだが。寄子は寄子で大変なんだぞ? 特に領地の小さい貴族家は大変なんだよ。


 寄親は色々と辛い立場にあるんだよ。それは痛感している。軍事関係では寄子の兵力を当てには出来ないからな。


 全部自前でやるしかない。兵士の訓練は何とか間に合いそうではあるんだけど、それでもまだまだ時間がかかる。


 寄子からは出てきても兵士が1000、冒険者が1万と言ったところだ。出せるだけ出してもその辺が限界点だろう。


 補給部隊には使えると思うので、本部を設置してから、そこからの補給部隊として運用するつもりだ。それが一番だと思う。


 前線を任せるよりは、その位の感覚の方が良いだろう。準男爵家に期待する方が問題があるからな。子爵家ならば纏まった兵数が居るんだろうが、それでも1方面任せるのが精一杯だろう。寄子にそんな余裕がある家はない。


 全力で当たってくれるとは思うが、その辺も温度差がある気がする。もう少しだけ積極的に動いてくれても良いのかもしれないが、結局はお金の問題になってくるんだよな。金が無いと兵力も維持できないし。


 それでも、寄子が崩壊するって事にはなっていないので、俺達は恵まれているとは思うけどな。貴族家が崩壊するって無い訳では無いらしいから。


 ラウレーリン曰く、領民が居なくなった事件があるらしいのだ。学校である程度は教えて貰うんだが、そう言った悲劇も教わるんだと。まあ、子爵家以上は余裕のある顔をしているんだが、男爵以下は青白くなるらしい。


 自分の代で消滅させてしまったとなっては問題だもんな。お前が末代だと言われてもって感じだし。お家復興とは中々ならないらしいんだよ。


 1度失敗すると、派閥からも追い出され、孤立するらしいんだよな。そうなった場合の選択肢は、子供を文官として育て上げるか、何処かの貴族家の厄介になるのかの2択らしいんだよ。


 貴族社会も結構厳しい所があるらしく、お家復興がなった例は2例か3例しか無いらしい。潰れた数は50ほどあるらしいが。


 だから、なるべくは内政をしっかりとしないといけないと教わるそうなんだけど、当主になってみないと解らない事も多いだろうからな。危機感は感じているが、どうしようも出来ないってのが本音なんだろうな。


 ミッチェルハーロウ公爵派閥に限って言えば、そんな事にはならないんだけどな。ポーションという産業があるんだし。


 それでも潰れるって事になると、相当な浪費をしないといけないんだけど、そこまで金を使い切るのかって話になってくるんだよな。


 むしろそこまでするのであれば、潰れた方がマシなのかもしれないけど、ミッチェルハーロウ公爵派閥でそれが起きた場合は、派閥内で囲わないといけないだろう。


 流石にポーションの秘密を漏洩させるわけにはいかないし。大丈夫だろうとは思うけど、次世代が大丈夫だという保証は何処にもないからな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ