マリオ学校に行く、ブルースが帰ってきた
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戦力の増強は絶対だ。しなければならない事なんだよ。急いでしないといけないが、何とかはなるのではないかと思っている。未来予知にも悲劇は無かったって話だしな。
人が死ぬのは仕方がないとは思う。流石に被害が0で終われるとは思っていない。奇跡的に0だったとしても、アムリタを大量に使う事になるんだろう。
量産はしているし、足りてくれとは思うんだけど、一撃死は避けられないからな。特に厄介な魔物が出てきたら色々と終わると思う。何処までの魔物を呼びこまれるのかは解らないが、楽には勝たせてくれないはずだ。
まあ、もう少し先の話である。まだ大丈夫って思っていると足元を掬われそうだが、こればかりはやってみないと解らないからな。
そんな訳で、恒例の時期がやってきました。忙しいけどこれは絶対に来ることなんだよな。マリオが学校に行ってしまった。
危機的な状況になるのに、その辺りは平常運転である。変わり過ぎても困るんだけどな? 平和であれば文句は無いと思うんだけど。
マリオにも色々とやってみろとは言ってある。好きにしてくれれば良いとは思うんだよな。問題が起きても何とかなるだろう。ただ、マリオで最後の子供になるので、マクラーレン侯爵家の人間が途切れる事になるんだけどな。
ラウレーリンも15人は産むと言っていたんだけど、領地が広くなりすぎて流石に今代ではどうにもならないと悟ったんだよな。
新領地があんなに広くなければ頑張ったんだろうが、あの広さだと30人くらいは欲しいからな。1人で30人の子供を産むのは無理がある。流石に諦めたようだ。
マリオが出ていったと言う事は、ブルースが帰ってくると言う事なんだ。ブルースもこれといった問題を起こさなかったようなんだよ。何事も無かったみたいだな。
これでいいんだけど、もうちょっと冒険をしても良かったんじゃないかとは思う。他派閥とは色々とやり合ったみたいなんだけど、ちょっとなあ?
侯爵家になったせいで、色々と動きづらくなっているのはあるとは思うけど。身軽で動ける様な立場ではないってのは解っているつもりだ。寄子も守らないといけないし、責任は重いものとなるんだろうと思う。俺は行ったことがないから解らないけど。
そんな訳で、帰ってきて早々なんだけど、新領地の方へ旅立っていった。あっちも忙しいみたいなんだよ。主に兵士の雇用で。
今回、アレッシアが帰ってくる予定を大幅に超過して帰ってきたからな。ブルースが行くタイミングで帰ってきたんだ。
兵士の雇用は順調ではあるが、冒険者の方が捕まりが悪いらしい。とは言いつつも、目標の数には到達しているので問題がある訳では無いんだけど。
報告を受けた感じだと、冒険者全体で6000万人くらいを連れていけそうな感じである。ファビオからも報告が来てたからな。そっちも順調らしいし。
ただ、思ったよりも危機感が薄いというか、生活が苦しくなるかもしれないんだぞっていう認識がないみたいなんだよな。アレッシアがそれで憤っているんだけど、冒険者に何処まで関係があるのかって言われると、魔境が無くなる程度の事なんだよな。
他の魔境に行けばいいじゃん? ってなるのも解らないでもない。予定の5000万人は突破しているんだから問題があるとは思えないので、これでいいとは思うんだけど。
アレッシア曰く、採れる策が少なくなるからもう少し兵数が欲しいとは言っていた。……策ってなんだろうとは思うんだけど、意見を聞くと凄くよく考えられていた。
ベースキャンプ地を作って負担の軽減や、あえて大魔境側に拠点を作る事によって流れ込んでくる魔物の分散など、考えられることは考えましたと言わんばかりの戦術を披露されて、こっちとしては驚いているんだよ。
ここまで考えていたのかという感じだった。ウェンリー兵士長にも確認したんだが、方策としては有りだという。問題点も無い訳では無いんだけど。
大魔境側に拠点を作るとなると、そこが集中的に狙われる危険性があるので、精鋭を置いた方が良いだろうとは言っていたかな。その他はよくできていると言っていたが。
ラウレーリンに似たんだろうか。俺に似たらそんな事は考えないはずなんだよな。俺はあくまでも平民だし。そこまでの能力は無いと思っている。
アレッシアも色々と考えてくれていたんだな。俺はウェンリー兵士長に任せていたから、特には考えてなかったんだよ。適材適所ってあるだろう?
全体の指揮を執る事は出来るだろうが、細部への連絡や方針の伝達は出来ないからな。能力不足だ。その辺はクラークに任せたい。
子供に任せるのはどうなんだって思うかもしれないが、平民として育ってきた俺よりも、貴族として教育を受けてきたクラークの方が適任だと思うんだよな。責任に関しては俺が全部引き受けるので、細々とした部分は任せたいと思っている。
俺とクラークは確定で行かないといけなくなってしまったんだし、任せられるところは任せていきたいと思う。その方が後々を考えると良いだろうしな。
問題は起こっていない筈だ。今の所は順調に雇用と物資を確保できている。兵士の訓練が間に合うのかどうかだよな。それが1番の問題点だ。
とは言いつつも、結構様になってきているらしいけど。急いで雇用をしているから、ある程度は仕方がないとはいえ、戦力としては期待をするからな。
戦えないと生きられない世界なんだから、兵士も冒険者も大変だよな。俺達も侯爵家として表舞台に立たないといけないってのが問題なんだけど。ひっそりと暮らしていたかったなって思うんだよな。もうちょっと世界がゆっくりと進んでくれないものか。
錬金術師として一生を終えるつもりだったのに、どうしてこうなったのか。解らないけど、仕方がないんだよ。
まあ、貴族にならなければ、アムリタもソーマも見つかっていなかったと思えば、もしかしたら良かったのかもしれない。悪い部分が今なだけで、良い部分は既に貰ってしまった訳なんだよな。良い所だけ貰うというのは不可能だったんだろう。
理想としてはそうしたいとは思うんだけど、そんなうまい話はないからな。大抵、面倒ごともついて回るんだよ。何方にしてもな。
覚悟は決まっているので、やる時になったらやるだけなんだけどな。もうすぐそこまで来ているので、準備だけはしっかりとしておかないと。
最悪の事態にはならないと思う。それまでに勇者として、兄さんも、フランチェスカも、ディートリアも、何とかしてくれると思っているからな。
後は他の国に居るんだろうか。情報が出てこないと言う事はそういう事なんだろうと思うんだけど、こっちに偏り過ぎている気がするんだよな。嫌な予感がするよな。偏るって事は、悪いことがこっちに起きるんじゃないかと思ってしまう。
その場合はまた、助けられると思うんだよ。こっちでも出来る限りの事を準備するけど、無理なことは無理だからな。
まだ気もマスターしていないし。結構使える人間は増えてきたけど、まだまだなんだよな。1000人くらいがまあ使えるだろうという感じだ。
その1000人は少なくともバラバラに配置しないといけないんだろうなとは思う。あれに対する唯一の対抗手段と言っても良いからな。もうちょっと訓練を過酷にする必要があるとは思うが、兵士の皆も着いてきてくれると良いんだが。
何はともあれ、準備だけはしておかないといけない。準備不足で負けたというのが一番悪い結果だ。負けることは許されていない。
勝つことが大前提なんだよ。勝ってそこからどうするのかは色々と考えないといけないだろうが、まずは勝つこと。それが最優先だ。




