表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍化】庭師の錬金術師【★10月10日★販売!】  作者: ルケア


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

371/406

気って結局何だったんだろう

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 気とは、魔力とスタミナと活気? を混ぜたものを体もしくは対象物に纏わせて、攻撃力を爆上げするための技術である。


 フランチェスカから教えられてきた兵士たちの訓練も様になってきたんだよ。使用感はどうなんだとは聞いたんだけど、アクティブスキルよりは弱い気がする、だそうだ。


 ただ、アクティブスキルは連発すると魔力がすぐに尽きるという欠点があるんだが、気は纏っているだけなので、何度もその攻撃力が持続するというものだった。


 更には、身体能力の向上にも使えるらしく、むしろメインはそっちになるんじゃないかと言われていたんだよ。フランチェスカが何で強いのかが解った気がした。常時気を使っていたんだろうな。あの強さにも納得である。


 問題は、活気を回復するには時間しかないという事なんだよな。兵士の皆から聴取した結果、使いすぎると寿命が縮むんじゃないかと言われた。


 なんとなくなんだけどって話ではあるんだけど、一時的に強くなれるんだけど、使いすぎると寿命を削っているような感覚に陥るらしい。


 解ったことは、活気というものが有限であるという事だ。魔力とスタミナはポーションを使えば回復できる。無限にあると言っても良い。


 活気なあ。それが何なのかが今一つよく解らないんだよな。ただ、強化されるのはもの凄く有用なんだよ。限界を決めておいて、一時的に強くなるというのは良い事だからな。戦略に組み込んでも良いだろうし、戦術をひっくり返せる力がある。


 そんな超技術を何でフランチェスカが知っていたのかが気になってくるんだけど、でも、昔もそんな技術は無かったんだよな。


 もしかしたら冒険者が自然とそういう事をやっていた可能性はあるんだけど、兵士曰く、訓練して意識しないと使えないそうなので、その線も薄いんだよな。


 もしくは全く別の国にはあったのかもしれない。……そうなると、次の疑問が出てくるんだよな。そんな超人ばかり居たら、戦争に勝っている筈なんだよな。俺の住んでいた国もその国にのまれていても良い筈なんだよ。


 そうだろう? 職業なんて無い時代に、こんな超技術があったのであれば、戦争とか余裕で勝利できる。戦力差を考えろと言いたい。


 単純に剣を振るよりも、圧倒的な力を得られるんだから、強くない訳がない。そんなの戦争で使わない訳がない。


 そして、失伝しているのもおかしいだろう。確かに職業が出来てから、アクティブスキルの方が便利だというのは解る。


 解るが、それで気というものが廃れるのかと言われたら廃れないだろうと思うんだよな。魔法とは訳が違う。魔法は失伝する可能性はあるからな。事実失伝したんだし。


 でも、気は違うだろう? 魔法を使える使えないもそうなんだけど、そもそもこんな超技術を使わない方がおかしいと思うんだよな。


 魔法使いの場合は、確職の祝福が始まり、魔法使いが職業として出てくる関係上、既存の修行スタイルの魔法が廃れるのは解らんでもないんだが、気は代替の方法がない。ラウレーリンに聞いても知らないという答えだったし。


 代替が無いのであれば、そもそも失伝しないと思うんだよな。魔法みたいに代替できてしまったのであれば、解らんでもないんだけど。


 それと、決定的におかしいなと思う所が、フランチェスカが使っていた気なんだが、あれで悪魔を倒せるというのは兄さんから聞いたと思う。


 時間がかかるだろうが、悪魔は倒せると。あれだけ強力な悪魔を倒せてしまうポテンシャルを持っているのだ。……なら、魔物の大氾濫にも負けないのではないか?


 そうなんだ。気の使い手がかなりの数居たのであれば、そもそも1500年前の大氾濫の時に負けていなかったのではないかと思うのだ。


 神様が職業という訳の解らないものを作って、梃入れする必要もなく勝てていたのでは? そう思えて仕方がない。現に、職業が手に入ってからは魔物を圧し留める事に成功したんだろう? そうでないと全滅してた可能性があるんだから。


 聖剣があった場合、という注釈も付くんだけどな。多分だけど、聖剣は10個までしか無い筈なんだよな。神様も10柱しか居ないんだから。


 1柱の神様が聖剣を10個も100個も作れるのであれば、そもそも職業を配らずに聖剣を配ればいい話だろう? 聖剣には何かしらの制限がかかっていると思うんだよな。


 考えれば考えるほどに、気という超技術が何なのかが解らない。解らないけど、使ってみた感じ、身体能力を強化した方が強そうだと言う事は解ってきている。


 武器防具に関しては、ある程度の性能の物があるんだし、わざわざ気で強化する必要は無いと思うんだよな。恐竜渦魔金を使った武器で、地竜魔銀の鎧を着て戦えば、そもそも質としては上等だと思うんだよな。やり過ぎな感覚もあるんだけど。


 じゃあ、気って要らないのか? って言われると必要なんだよな。だって、それが無いと悪魔に太刀打ちが出来ないんだから。


 あの時はフランチェスカが介入しなければ、全滅の危険性もあった。兄さんが来なければ少なからず犠牲が出ていた。


 まだまだ強くなる理由はあるんだ。あるんだけど、気とは諸刃の剣なんだよな。自分の命を使う可能性があるんだから。


 その限界を見極める所までいっていないんだよな。ある程度は使える程度なのだ。技術としては始まったばかりなんだよな。


 気を極める事を考えた修行部隊もちゃんと作ってある。精鋭とはそういう事だからな。何事があっても、精鋭を投入すれば何とかなる。そういう状況にならないことが最善なんだが、無理な場合もあるのだ。準備はしておくべきである。


 フランチェスカが抜けたのが大きいんだよな。せめてもう少し残ってくれれば良かったんだが。マスターするまで、最低でも1人がマスターするまでは残っていて欲しかった。急いで出ていく必要があったんだろうけどな。


 多分だけど、兄さんの未来予知と、フランチェスカの未来予知では、見える未来が違うんだろうと思うんだよな。何でなのかは知らないが。


 そして、勇者なんだけど、2人も現れてしまったが、後の8人は何処に居るんだろうな? 8人ともいるのであれば、ちょっと最悪の事を想定しないといけないだろう?


 だから準備もしているし、修行もちゃんとしているんだけど、なんだかなあ。ウェンリー兵士長とも話をしたんだけど、準備は出来る限りする方が良いと言う判断だったんだよな。それは俺も同感だ。足りないって事を考えたら、今からしっかりと準備をしておくべきだ。


 ウェンリー兵士長としては、準備というものは、必要だと思ったときには揃ってないといけないらしい。だから、戦力もあらかじめ集めておくし、訓練もしておく。勿論兵糧等の兵站も欠かせない。全てが準備されている状態が望ましいのだそうだ。


 だから、気の訓練もしっかりとしておくべきだし、感覚ではなく、しっかりとした技術体系に組み込むべきだと言っていた。


 まあ、まだ言語化出来てないんだけど。習得難易度がまず高すぎるんだよな。魔力とスタミナは何とかなっても、活気が解らないんだから仕方がないんだけど。


 言語化出来た際には、全ての兵士に訓練させるので、戦力の底上げにはなるんだよ。強くなる方が良いだろう? 当然の話だけどさ。


 強くないと兵士の意味がない。こいつら本当に人間なのか? という疑問が出てくるまで強くなって欲しいと思っている。


 悪い予感というものは、大体が当たるんだよ。心配し過ぎたね、ははは。で済めば良いんだが、そんな事にはならないんだろうなあ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
寿命を削る「気」しか使えない世界で大氾濫が起きた場合 初めは良くても途中からどんどん寿命が減って戦えなく なったり死んだりで戦力が加速度的に減りそうだな。 早く気力回復薬作らなきゃ!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ