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【書籍化】庭師の錬金術師【★10月10日★販売!】  作者: ルケア


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両親に孫を見せに行きますか?

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 いつも通りにエレオノーラが新領地に旅立ったが、エレオノーラは普通の子供だからな。普通のはずなんだけど、自信がない。


 フランチェスカがあんなのだったしな。でも、ファビオは普通だったし。……かなりの巨体を誇るんだけど、思考はいたって普通なんだよ。


 ファビオも帰ってきているが、評価は普通。良くもなく、悪くも無い。悪くないのであれば十分だ。今の所、内政の手腕ではフランチェスカが飛びぬけていて、他が横並び。無難にロレシオが跡継ぎで良いと思うんだよな。


 そろそろ決まっていると言うか、もう決まっていると言うか。ミッチェルハーロウ公爵家が夜会をやろうと言って来ないので、ロレシオのお披露目が出来ていないだけなんだよな。


 ミッチェルハーロウ公爵家もそれどころじゃないのかもしれない。色々と動いているのは知っているからな。気持ちは解らないでもないんだよ。


 色んなところからも助けを求められているだろうし、夜会をしている暇が無いんだろうと思う。それでも数年後にはやるらしいが。


 ラウレーリン曰く、そろそろ代替わりをするから、それのお披露目も兼ねてやらないといけないらしい。色んなところが代替わりをするだろうと。


 俺達の所はまだだ。まだ俺とラウレーリンが現役だからな。40歳にもなってないんだから、まだまだやれるさ。50歳になってくると、流石に次に任せないといつ死ぬのかが解らないからな。人生は思ったよりも短いのだ。


「ロレシオで次期当主は決まりでいいんだよな? というか、決まりじゃないとエミリアの立場が無いというか。子供が生まれるんだろう?」


「そうね。決まりで良いとは思うわ。ロレシオもちゃんとやっているし。子供も産まれるのよね。私も祖母になるのね。月日が経つのも早いわ」


「そうだな。どうするんだ? マクファウスト侯爵家に挨拶に行くか? あっちはもう流石に引退したんだよな?」


「引退したわよ。まだまだ生きるつもりで居るらしいけれど、今後はどうなるのかは解らないわ。お爺様とお婆様の時もいかなかったし、行かなくても良いのよね」


「……その辺の事はよく知らないんだけど、俺と一緒になった後に亡くなったんだったか? 俺も聞いてないから解らないんだけど」


「そうよ。そこまで気にしていなかったというのもあるけれど、引退したら、基本的には表舞台からは降りるのよ。そうしないと何時まで経っても下が成長しないもの。引退したらそうするべきなのよ。ハインリッヒもそう考えておいて」


「まあ、解ったけど。でも、顔見せくらいはって思ってしまうのもな。仕方がないと思うんだけど、同じ家ではないって認識で行くのか?」


「そうね。既に家が違うもの。挨拶に行くとしても長男だけね。何方になるのかは解らないけれど、……挨拶に行くのもいいかもしれないわね」


「ん? 話の流れ的にいかない方が良いのかな? って思ったんだけど、行く方が良いのか? いや、その方が喜ばれるだろうけど」


「ロレシオの初めての社交の相手が祖父母というのも悪くはないでしょう? 子供の頃に連れて行ったことはあるけれど、確職してからは初めてでしょうし。学校で散々やって来たとは思うけれど、それでも上位の者を見るのはいい機会だもの」


「あー、そういう事か。そう言えば、ロレシオは本格的に夜会に行ったことが無いのか。普通は5年に1回開くもんな。それが無くなってしまったもんな」


「そういう事よ。初めての相手は失敗できる方がいいわね。失敗しないと覚えない事も多いと思うわ。それじゃあ予定を組みましょうか」


「いやいや、まだ生まれてないんだぞ? もう予定を立てるのか? 流石に早くないか? もうそろそろ産まれるって訳でもないんだろう?」


「もうそろそろよ。後2か月か3か月で産まれるわね。何でエミリアを見て解らないのよ? お腹が大きく、目立つようになってきているでしょう? 私の時もそうだったのよ? 何で知らないのよ? もう少し見ておくべきでしょう?」


「……いや、ラウレーリンの時もそうだったけど、急に大きくなって、知らない間に産まれるって事が多かったからさ。立ち会っては居たけど、なんかこう、心配してたら終わってたって感じだったような気がするんだよな」


「はあ。まあいいわ。そういう訳だから、予定を立てるわよ。向こうともすり合わせないといけないのだから、早い方がいいもの」


「それは解ってる。急に行きますではあっちも準備が出来ないもんな。それで? その後の事なんだけど、こっちでも夜会はするのか?」


「ええ、この機会にやるつもりよ。エミリアもその時には動けるようになっているもの。まあ、寄子はまだまだ少ないけれど」


「新興の侯爵家が寄子を沢山抱えている方がおかしくないか? まあ、良いけど。とりあえず準備をしておけば良いんだな?」


「ええ、準備をしておいて頂戴。まあ、準備と言っても大したものでもないのだけれど。寄子と言っても男爵、準男爵だものね」


「そりゃあな? それ以上の所を引き抜きするのは難しいだろうし。成功しているから子爵家以上になれているんだろうからさ」


「そういう訳でも無いのだけれど。でも、領地が広い方が成功はしやすいわね。その分人口が多いと言う事だもの」


「だよな。人口が多い方が何かと政策も打ちやすいし。何をするにも人手だよなあ。それが無いと話にもならないんだから、人口は力だよな。……今でも人を買っているけどさ、何でこんなに買いものが出来るんだろうな?」


「知らないわ。興味がないもの。買えるのであれば買っておくべきね。お金には余力があるし、そもそもポーションの代金が返ってくるのだから、税金は減らないわね。人口は簡単には増えないもの。どんどんと買いましょう」


「これで大魔境の攻略が滞っている原因が解れば良いんだろうけど、どうなんだろうな? 今はある程度は成功しているんだろう?」


「そうね。ある程度は成功しているわ。準男爵家が1つ分作れるくらいには開拓できたらしいわよ? 両派閥共だけれど」


「でもさ、そこに住む人が居ないと意味無いよな? 平らな土地があるだけだと本当に意味がないし。住む人が居ないと話にもならないよな。今後はどうしていくんだろうか。何で人を買い漁っていたのかの理由も解るのかね?」


「さあ? 私たちの知ったことではないわね。全て向こうの責任だもの。私たちは自分の領地に人手が足りないから人を買っているだけなのよ」


「人が足りないのは本当だからな。王領からの移民も難しいんだっけ? そんな話もしていたと思うけど」


「難しいわね。それは戦争で獲得した領地に流しているもの。そっちも圧倒的に人手が不足しているのよね。こっちの新領地にまで回す余裕が無いと思うわ。それでも何とかしようとはしているみたいだけれど。出来ないとは思うけどね」


「ん? 何かするのに動いていたのか? そんなに人口が余っている場所ってあったか? あったらこっちにも欲しいんだけど」


「出来ないと思うから無理に考えなくてもいいわよ。敵国から引き抜こうとしていたみたいだけれど、無理だろうと思うから」


 ああ、それは難しいよな。出来なくはないんだろうけど。向こうも人口が余っている訳では無いと思うし。もうちょっと増えてくれると嬉しいんだけどな。

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