クラーク確職
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クラークが確職した。そう今日の朝に聞いた。ラウレーリンもロレシオも他の皆がいた場で告げられた。選択肢は沢山あったらしいが、園芸人という職業に就いたらしい。
園芸人は農家系の職業であり、俺と似た感じの職業だ。パッシブスキルも幾つかあり、その中には品質向上も含まれていた。
それ以外のパッシブスキルは特に魅力を感じなかったな。主に見栄えを重要視するのと、成長を促進させるパッシブスキルがあった。それは他の職業でも出来るので、品質向上のパッシブスキルを上げて貰う事を確認したんだ。したんだが。
「クラークは、パッシブスキルの範囲が狭いのね。アルローゼン周辺と新領地は範囲に入っているけれど、旧アワーバック伯爵領と旧王領は範囲外なのね」
「それも当然だろうとは思うけどな。行ったことがないんだから仕方がないだろう? 地図だけで範囲にできたラウレーリンが異常なだけだ」
「ハインリッヒ、少しそれは失礼じゃないかしら? 私だって苦労したことはあるのよ? 結果的には出来たのだから良いじゃない」
「結果的には良かったとは思うけどな? まあ、旧アワーバック伯爵領も行けば直ぐだろうしな。レース観戦に行っているんだから、ここかって認識出来たら直ぐだろう」
「そうね。でも旧王領は回る必要がありそうね。ヘリコプターを使うけれど、もう5機くらいは欲しいわね。色々と便利だもの」
「今でも3機あるんだけど、まだ必要か? その内必要にはなるとは思うから、早めに仕入れておくのは良いと思うけども。でも、予約待ちは無いのか? 今の所、どの位のヘリコプターの需要があるのかははっきりとしてないよな?」
「需要はまだまだあるみたいだけれど、一先ずは落ち着いているらしいわよ。大体の所には行き渡ったという話だし。私たちも追加で注文するくらいが丁度いいのかもしれないわ。勿論、順番は守るけれど。流石にそこまでして欲しい訳でもないし」
「まあ、そうだろうな。欲しいといえば欲しいってだけなんだろう? 優先順位は低くても問題ないんだから手に入るのはもう少し後になりそうだな」
「そうね。クラーク、貴方は領地を見てきなさい。そして、パッシブスキルの範囲に入れてくるの。そうすれば、ハインリッヒの品質向上と貴方の品質向上の効果で、もっと良いものを生産できるかもしれないわ」
「解りました、母上」
「よろしい。ハインリッヒは言う事があるかしら? 頼める仕事があるのであれば、言っておいた方がいいわよ?」
「そうだな。うーん。そうしたら、向こうで兵士の募集をかけてくれと言ってきてくれるか? 計画通りに都市は3万、町で1万の兵士が欲しいから、どんどんと雇用してくれと伝えてくれ。向こうは既に訓練も何も終わっているだろうからな」
兵士の募集は今でないといけないのかと言われたら、微妙な所なんだけどな。これ以上待てないとでも言った方が良いのか。
もう少しで、何か大きなスタンピードが来るかもしれないんだよ。ここ最近、大きなのが来てないからな。そろそろじゃないかと思っている。
あくまでも勘でしかないんだけど、悪い予感がして、対策していないというのは問題なんだよ。ヘリコプターの件もそうだったけど。
対策し過ぎて悪いことは無い。金が余分にかかると言うだけなんだよ。金はある。なら余分に使う事くらいは問題ないんだよな。
絶対に無駄になる訳では無いし、後は年代をある程度ばらけさせて雇用はして欲しいと思っている。世代交代に失敗するのは問題だからな。集まらなければ仕方がないが、ある程度の塊に止めておいて欲しい所ではある。
「訓練はいつも通りに頼むとだけ伝えてくれればいいかな。あ、後は今度はこっちで面倒は見ないって言っておいてくれ。もう十分にそっちの兵士も訓練したからな。それでも無理だと言う場合は、指導用の人員を雇っても良いと伝えてくれ」
「解りました、父上」
「俺からはそんなところだな。言っておいて欲しい事も伝えたし、ラウレーリンからは何かまだ言いたいことはあるのか?」
「私からは特にはないわね。気を付けて行ってらっしゃい。貴方が認識した分だけ、作物の品質が上がるという事をよく解って来ればいいわ」
「後は、帰ってきたら庭仕事を教えるから。錬金術の材料もそうだけど、砂糖とロズマリーフも知っておいて損はないだろうからな。色々と必要だから、準備はしておく。……体がこれ以上大きくはならないとは思うんだけどな」
「15歳だもの。成長も止まるでしょうね。ここからも成長するのであれば、色々と買い揃えないといけないものが増えるけれど」
「でも、ファビオはどうするんだ? 今以上の大きさになると思うんだけど。帰ってきたら、また服のサイズが変わるんじゃないか?」
「……そうね。何とかなるでしょう。今考えても仕方が無い事だもの。後の事は後で考えるわ。それよりもクラークの事でしょう? もう無いかしら?」
「うーん。多分大丈夫だと思う。向こうでも兵士の面倒を見てやってくれればそれでいいかな。動きが悪いようなら怒ってやってくれれば良いし」
「だそうよ。明日にでも出発して行ってらっしゃい。しっかりとお勤めを果たしてきなさい。それが領地内のためになるのだもの。クラークはロレシオを支えるんでしょう? 内政もしっかりとしてもらわないと困るわ」
「解りました、母上、父上。これから準備してきます。使用人は何人まで連れて行っていいのですか? 後は兵士も護衛に欲しいのですが」
「そうね。使用人は3人にしなさい。兵士は5人までね。後は現地で確保すること。その位の権限は与えていると思ってちょうだい。難色を示す代官が居れば伝えてくれればいいわ。飛ばす方向で考えるから。優秀であることを期待しているけど」
代官は優秀な筈なんだけどな。色々とあったけど、代官はまだまだマシな方だと思うんだよ。旧王領はだけど。
旧アワーバック伯爵領は微妙かもしれない。先に旧王領の代官を決めたからな。そっちの方が重要性が高かったし、そもそも優秀な代官が既に居るという事もあって、先に決めたんだよ。殆どがそのままの代官職を続けているが。
流石に旧アワーバック伯爵領の方は後になって入れ替えたからな。初めは人材不足だったから入れ替えなかったけど、今はしっかりと文官学校からも雇用できているし、代官候補は沢山居るんだ。それで順次入れ替えたんだよな。
旧アワーバック伯爵領の代官はアルローゼンに栄転と言う名の監視付きになった訳なんだけど。それは仕方が無いんじゃないかな。
今までの経緯があったからなあ。今後は厳しくしていくつもりでいるんだ。もっとも、いい人材であれば残しているんだけど。
不正は許さないし、不正をしたら直ぐに拷問実験用に兵士の方へ渡されるからな。最近は犯罪者も減っているから、訓練不足の兵士が多いんだよな。
手加減って思ったよりも難しいんだよ。生かして殺さずってのは、なかなかに難しいらしい。特に意識を飛ばさないように痛めつけるのが難しいんだそうだ。
俺は詳しいことは知らないけど、命令しているのは俺だしな。兵士諸君には頑張って貰わないと。そんな事をすることが無い事を祈っているんだけどな。
何時拷問しないといけないんだろうか。他国の破壊工作か? 他派閥のスパイか? 色々とあるだろうけど、使われない方が良いのは確かだろう。




