クラークは軍事関係を主にします
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車のレースの方は順調に顧客を増やしているようだ。冒険者でも熱心な応援をしている人が居るらしく、そっちにかかりきりで引退してしまった人も居るくらいだ。
資金的に余裕があるのであれば問題は無いとは思うけど、本当に大丈夫なのかね? 賭けで食っていけるとは思えないんだけど。
熱中することは良い事だけど、それで自分の生活を苦しめるのであれば、考え直した方が良いとは思う。好きにしてくれたら良いんだけどさ。
レースも前半戦は終わり、後半戦が始まろうとしている。俺が応援しているブレンダン商会も総合6位と健闘している。5位以内が目標ではあるので、もう少し頑張って貰いたい所ではあるんだけどな。運転手の技量も上がって来たとのことだし、狙えるところではある。
来年は車を小さくするので、優勝を狙って行きたい。今はまだテスト走行の段階だが、来年は優勝を狙えると思っている。
事実、格段に速くなったらしいからな。魔石の補充は1回回数が増えたが、それは速さの方でカバーできるらしく、十分に優勝を狙えるだろうという話だった。
他のパーティーが同じような考えに行きついている場合もあるので、油断は出来ないが。ウェンリー兵士長辺りは気が付いていてもおかしくないんだよな。平然とその辺りを理解してくる可能性も高いと思っているんだよ。
何せ俺が思い付いたんだから、当然だよなって話だ。安全装置と動力と魔石タンク以外を殆ど作らない。超小型化された車を使うのは怖いとは思うんだよ。
事故したら危険どころの話ではないからな。いくら安全装置があるとはいえ、大怪我に繋がる可能性がある。大型の車はその辺は安全だよな。
だが、俺たちもあれからは見に行けてない。内政が忙しいのが問題だよな。この忙しいのをどうにかしたいんだけど、どうにもならないんだよな。
最近では、クラークがこっちのお手伝いに来ることもある。ラウレーリンはロレシオじゃなくてクラークに軍事関係を任せようとしているらしい。
ロレシオは領地内の内政を如何に良く回すのかを考えていく必要があるらしいからな。そっちにかかりきりになるだろうとのことだ。俺はそっちは殆ど触ってないからな。ラウレーリンに任せるしか方法が無いんだけど。
でも、クラークには1度はスタンピードを経験させておきたいとは思うんだけど、ここ最近はスタンピードが少ないんだよな。
割と大真面目な話なんだけど、スタンピードが減ったのは良い事なのか悪い事なのかが解らないんだよ。良い事の様にも思えるんだけどな。
魔物が一気に増えるという現象が無いのは良い事だと思う反面、大事になったら問題だとも思うんだよな。そろそろ小さいのが2つ3つ来てもおかしくない。
災害が少なくなっているという事でもあるんだよ。こういう時に限って何か変な事が起きたりもするんだけど、何事も無ければ良いんだけどな。
全体の数としては増えているんだぞ? 飛び地の方でかなりの数のスタンピードが起きている。年間6件か7件起きている。だけど、それには出陣出来ないからな。ヘリコプターがあれば間に合うんだろうけど、連絡体制を整えている訳では無いからな。
何事もなく終わって欲しいと思う反面、事が大きくなる前兆の様にも思えてならない。こういうことは気にしすぎる程度で丁度いいからな。
「父上、この魔法部隊の運用方法なのですが、こちらを読んで頂けませんか? 改善点があるように感じたので、作ってみたのですが」
「お、そうか。どれどれ。……うーん。部隊で分けて作る方が効率的だという事は解るんだが、それは対人間についてはそうだろうが、魔物相手はどうだ?」
「魔物相手にも部隊を分けた方が効率的に動けるのではないかと思ったのですが、その様子だと違う様な感じですね?」
「違うだろうな。何せ魔物は死を恐れない。それに数が圧倒的に多いからな。うちの兵士たちは魔法も使えるが、メインはやはり近接戦闘の方が強い。それに装備もしっかりと整えている。魔法を使える前衛という考え方になっているんだ。そこまでは解るな? そうしたら、その数に10倍の戦力の魔物を当ててみてくれ。どうなるのかの考察も大事だぞ」
「……前線の兵士が少なくなる分、横列が短くなりますね」
「そうだ。交代要員も考えて、後ろの控えも考えると、どうしても横が短くなってしまうんだ。それでは守りたいものが守れない。守りたいのは都市町村なんだ。砦を守るのであればそれでも良いんだが、住民を守るとなると不足になってくる」
「なるほど。だから編成は兵士のみで構成されている訳なんですね。それで余った人員で魔法を使うと。運用はそうなる訳ですか」
「そういう事だな。着眼点は良いし、人間相手には有効だろうが、俺たちの主な敵は魔物なんだ。そっちを対処しないといけない。学校では人相手だったか?」
「学校では人と戦う事を想定していました。戦争になった時にどうするのかを考えていたと思います。先生は戦争にならない方が良いとは言っていましたけど」
「そうだな。戦争は無意味に人が死に過ぎる。それは避けた方が良いだろうな。それでも一番の警戒は敵国なんだろうな。魔境の方が怖いのに」
「何故、魔境の方が怖いのに、戦争の事を考えるのですか? 普通は魔境の方が怖くて戦争なんか出来ないように思えるんですが?」
「うーん。難しい問題なんだよな。俺としても何で戦争をしたがるのかが解らない。でも、考えてみてくれ。開拓をしなければ使えない大魔境と、既に開拓された土地を奪う方。どっちの方が将来的に楽になるのかを」
「……開拓された土地を奪う方が、コストはかからないかもしれないですね。勝てるのかどうかを考えなければ、ですけど」
「そうだ。勝てれば安定している土地を貰えるんだ。その魅力に負けてしまう人が多いという事なんだよ。魔物よりも人の方が弱いと思っている証拠だな」
「しかし、砦を含めて、敵国を占領する方が難しいと思うのは普通なのではないですか? 魔物であれば、向かってくる敵を倒せば良いだけですけど、砦は立てこもった所を襲わないといけないのです。なかなかに厳しいと思うのですが」
「その感性は正しいぞ。砦がある以上、先に進むのは難しい。それが解っていない貴族も大勢いるという事なんだよ。砦なんかは簡単に落とせると思っているんだ。砦の陥落条件は教えて貰っているのか?」
「兵士を3倍用意して、正面から戦えば勝てると教わりました。3倍以上の兵力を用意すれば、砦は落ちてしまうと言われていました」
「そうだ。3倍の兵士が必要になってくる。それは開けた土地にある砦の話だ。守りに適した砦などは、砦に居る兵力よりも少ない兵力で攻めなければならない。そうなると、砦は一気に落ちなくなる。数を活かせない戦い方に持っていけばいい」
「それは、そうでしょうけれど。無理な地形の場合もありますよね? そういう場合はどうしたら良いのですか?」
「その場合は砦の兵糧を常に気にしないといけないな。砦が落ちる理由の半分は兵糧不足だ。それを回避するだけで3倍でも持ちこたえることが出来るようになる」
「兵糧ですか? 簡単に言えば食べ物ですよね? それは当たり前の話なのではないですか? 食べ物が無いと流石に負けますよ」
「そうだ。その当たり前が無くなった時に砦は落ちる。兵糧は絶対に確保すること。これは何においてもだ。兵糧が無くなったら負けなんだ。これを絶やすことは許されない」
それで戦盤で、何度ウェンリー兵士長に負けたことがあるか。兵糧戦はウェンリー兵士長の得意技の1つだ。人は食えなくなると戦えない。それはその通りなんだよ。




