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レースが終わり反省会

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

「ふあぁ、終わった。大満足だ。なんかどっと疲れたけど、良かったな。いいレースだと思ったし、まだまだ改善点が沢山あるって解ったからな」


「そうね。改善の余地はあるわね。あそこでどうしてあのような運転をしたのかも気になるし、もっと仕掛けても良かったとは思うのだけれど」


「ハインリッヒ様とロレシオは立って応援してましたからね。疲れるのも当然でしょう。でも、もっとやりたいことはあるんじゃないですか?」


「私も自分の推しているパーティーに色々と言いたくなりました。結果は良かったとは思いますが、改善点はあると思います」


「そう言えば、各々自分の推しているパーティーは何位だったんだ? 俺のパーティーは何とか6位を死守したって感じなんだけど」


「私の所は僅差で2位ね。仕掛けるタイミングを間違えたように感じたから、それを指摘しにパーティーの所に向かうつもりではあるけれど」


「私の所は3位でした。2位の母上の所とは結構離されていたので、対策が必要になるでしょう。もうちょっとカーブの入り方を考えた方が良い様に感じました」


「わたくしは5位ですわね。もう少しで4位でしたから、惜しかったですわ。もっと魔石の補充を効率化出来れば、4位を狙えたのでしょうが、あと一つ伸びませんでしたわね。それでも、上位に入ってくれて満足はしています」


「僕はそもそもまだ決めてなかったから、今回の順位で15位だったところを応援するつもり。最後からどうやって挽回していくのかを研究してみたいから」


「となると、皆はそれぞれのパーティーの所に向かうと言う事で良いんだよな? 因みに聞いて良いか? ウェンリー兵士長の推しているパーティーは何位だったんだ? その辺も気になったんだけどさ。応援しているところ位あるだろう?」


「私ですか? 私の所は4位ですね。色々と問題点は見えましたので、それを指摘してこようかと思います。と言うか、ここに来ている警備の者たちは、何処かの商会を応援しているものばかりですよ? どうします? 警備が薄くなりますが」


「ここは私たちの領地なのよ? そう簡単に害するものが現れるとも思えないわ。単独行動で良いでしょう。各々の応援しているパーティーの所に向かいましょう」


「だ、そうだ。俺はブレンダン商会に向かう。応援しているパーティーが同じ兵士はついてきてくれ。じゃあ、終わったらヘリコプターで集合だな」


 各自で単独行動をする。まあ、兵士が50人も居るんだ。誰かしらとは被っているだろうとは思う。俺の所にも3人の兵士が来たし。


 ブレンダン商会のパーティーメンバーは、いきなり反省会をしていた。それでいいんだよ。反省会は重要だ。今後どうするのかを決めないといけないからな。


「だからあの時は――!? これはこれはマクラーレン侯爵家のハインリッヒ様。ようこそおいでくださいました。結果は振るわず6位を何とか死守する形に終わってしまいましたが、今はこうして改善点を洗い出している所です」


「ああ、畏まらなくても良い。普通にしてくれ。こちらでも観戦をしていた。その時に見えてきた改善点と来年以降の車について思う所があったからな。口を出しに来たんだ。後ろの兵士3人もこのパーティーを推しているみたいでな。一緒に来たんだよ」


「なんと。ありがとうございます。それでは失礼ながら言葉を戻します。――ふう。ハインリッヒ様、今の所は運転手の慣れが一番の問題かと思ったんですが、どう見えました?」


「ああ、慣れは重要だな。特に複数台で走るのはこれが初めてだったんだろう? それにしては上出来の方だ。5位とは大きく差が開いてはいたが、今回はまだまだ仕方がない」


「だろうな。慣れは大切だ。特に運転手の疲労も考慮しないといけないだろうからな。後は慣れすぎても怖い。これは兵士でも言える事だが」


「それでも何とか6位だ。上位である事には変わりはない。方針は今後も上位を走る事を優先にして、後は魔石の補充をもっと速く行うべきだろう」


「だな。魔石を何度かに分けて入れていたが、一度に入れる方が効率が良いだろう。それ専用の道具も作った方が良いんじゃないかと感じたな」


 兵士からも様々な意見が出てくる。そうそう、これで良いんだよ。これでこそパーティーだ。俺が居るからと遠慮されても困るんだ。俺が必ずしも正しい事を言うとは限らないからな。間違ったことも平気で言うと思う。


 それをどう解釈するのかはこっちの職人たちだ。初めてのレースで15台中6位はなかなかにいい結果だろうと思う。この調子でとは行かないだろうが。


 この状況は何処のパーティーでも同じことなんだよ。全部の車が複数台で走る事はこれが初めてのはずだ。だから、改善点も見えてくる。


 特に他のパーティーがやっていたことを真似するのが大切だ。良い事があれば、こっちでも取り入れるべきだ。俺はそれも伝えた。


「……それは、反則では無いのか? いや、ルールにはそんな事は書いてなかったが、本当に大丈夫なのか?」


「勿論だ。他所の良い所はこっちにも使うからな。そんな事は許されている。だから、このパーティーだけの小さい反省会ではなく、他のパーティーを見てどう感じたかも重要だ」


 他のパーティーを見て、こうした方が良いんじゃないか、ああした方が良いんじゃないか。あそこは真似するべきだと、色々と考察を繰り返していく。


 これで良いのだ。互いに高め合っていけばいい。その中で、独自の物を作っていけば良いんだよ。勿論だけど、これが正解だとも言えない。間違っている可能性もある。けれど、それは試してみない事には解らない。今後を見据えていかないといけないんだ。


「じゃあ、あの時は守りに入るよりも積極的に出ていって、前に出る方が正解だったんじゃないかって言いたいんだな?」


「そうだ。カーブを曲がる時はどうしても速度が落ちる。だが、外側を通れば速度は落とさなくても良い。特にカーブが連続するところは、もっと中間部分を走っても良い様に思える」


「いや、だがな。あの場面で積極的に出ると、コースアウトが見えてくるぞ。あまり速度は出せないんじゃないか?」


「そこは減速を強くすることで解決できないかと思っているんだが、どうだろう? 魔道具を弄って欲しいんだが、減速を強くすることは可能か? そうすれば、ギリギリまで速度を出してもカーブを曲がれると思うんだが」


「出来ないことは無いが、魔石の事も考えないといけないな。3回の補充は避けたい。なるべくなら2回で済ませたいところなんだが」


「ちょっといいか? 今回の事についてはそれでいいかもしれないんだが、今後の事で話が1つある。今の車なんだが、小さくは出来ないか? 車体を小さくして、安全装置、動力、魔石と1人用の座席で作れれば、他の車よりも速く出来ると思うんだが」


「……車体を小さくか。出来るだろうし、やる価値はあると思うが、ぶつかったらどうする? 大きいものとぶつかると大きく負ける要因になるとは思うが」


「いや、その分加速に力を入れる。重い大きい車では間に合わないくらいの速度で走るんだ。その分魔石の補充は多くなるだろうが、その方が結果的には速くならないか?」


「試してみる価値はあるな! 次の車はそうやって発注するか。運転手としてはどうだ? 車体が小さい事に関して、何か無いか?」


「そうだな……。車体が小さい方が運転はしやすいだろうな。特にカーブが楽になるだろうと思う。今の所は重い車体を何とか曲がる速度にまで落としているが、小さければそれも最小限度で済むと思う。試す価値は大いにあるだろう」


 色々と意見を言い合った。気が付いたら、2時間以上も話をしていた。レースはいいな。色々と考えることもあるし。盛り上がるしな。

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