ファビオ学校へ行く、色々と研究も始めました
OFUSE始めました。
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さて、今日はファビオが旅立っていく日だ。ファビオも大きくなったなあ。1年近く見てなかったんだけど、大きく育ったよな。
主に身長が。ロレシオの時よりも顔が上にある様な気がするんだよな。頭1つ分大きい気がする。成長期っていっても、これからだよな?
まだ大きくなるんだろうか。それとも早熟なだけか? とにかく、身長が小さいよりは良いだろう。小さいと何かと言われるからな。
今回は使用人3人と、ペットの犬1匹を連れていくことになっている。ファビオなんだけど、犬が大好きなんだ。ペットも増えて、今では犬が12匹と猫が15匹居るんだけど、その内の1匹を連れていきたいらしい。
ロッシという中型犬で、頭が抜群にいい子なんだよな。よく子供たちの面倒をみてくれる1匹だ。ファビオの一番のお気に入りがこのロッシなんだよ。
別に学校ではペット禁止という訳では無いそうなので、連れていくことになった。ただし、世話はちゃんとするようにと厳命してある。使用人に任せるだけにするのであれば、乗合馬車で返してもらう事になっている。
そして、ファビオにも王都をよく見てくるように伝えてある。王都を見て何も感じないということは無いはずだ。
独特の空気の重さを感じて欲しい。できれば、ロレシオやクラークとは違った目線で見て貰いたいと思っている。
最終的には、領地で内政をしてもらう事になるんだけど、それも勉強してくる内容で変わるだろうからな。何を勉強してきてくれるんだろう。
と言うか、ロレシオも4年目なんだよな。今年で最後か。どんな勉強をしてきてくれるんだろう。楽しみだよな。
ラウレーリンとも話をしたんだけど、帰ってきたら新領地に半年向かわせることにしている。一番難易度が高い場所を初めに見せたいらしい。その後にアルローゼンに戻して、こっちで内政をしてもらう。ラウレーリンの補佐だな。
俺は俺で色々とやる事があるんだけど、メインの仕事はラウレーリンだからな。こっちは軍事関係の仕事が殆どなんだ。
という事は? ラウレーリンの仕事を増やしてきたのは俺とウェンリー兵士長だ。今回の長旅で結構な量の仕事を増やしてきたからな。
怒られはしなかったが、呆れられたのはその所為だ。良い事だから怒る気はないけれど、仕事が増えたのだけれど? という訳だ。
仕方がないんだよな。仕事を増やす気は無かったんだ。代官に任せればいいかと思っていたんだよ。周り回ってラウレーリンの仕事が増えるとは思っていなかったんだ。
さて、ファビオもこれで旅立って行った。ロレシオは後1年で帰って来る。色々と準備が必要だよねって事で、何度目かも解らない領主館の改修です。
結構大規模に変えるんだよ。改修というよりは、隣に新築するんだけど。コンクリートと地竜魔銀をふんだんに使った建築物になるんだそうだ。
とりあえず、20階建ての建物になる。上り下りが辛いだろうと思うだろう? それはケスラシュミット男爵家が解決してきた。その名もエレベーターというらしい。よく解らないが、箱を上下に移動させる仕組みなんだとか。
理論上は30階層であれば何とかなるらしい。今回は安全面と言うか、試運転も兼ねているので20階層になったそうだ。
自信作らしいので、楽しみではある。勿論だけど、何かあった時のために階段も用意はされているらしいぞ。
管理点検が2年に1度は必要らしく、毎年安全点検で技術者をこちらに寄こすらしい。一応、落っこちたときの為に、安全装置なるものも付いているらしいが、そっちは作動しないことを願っている。事故をしないという意味でな。
そして、ケスラシュミット男爵家では、絶賛空を飛ぶ魔道具を開発中だ。ウェンリー兵士長と話していたあれだな。ミッチェルハーロウ公爵もかなり危険な事になるだろうと、危機感を共有できたのが良かった。
ラウレーリンが連絡をとったらしく、全貴族家で取り掛かる課題としてくれた。そうしないと不味い事になりかねないからな。
なので、マクラーレン侯爵家でも開発中である。何をして空を飛ぶのかを考えている最中だ。今の所、風属性魔法で何とかならないのかを検討中だ。
正直な所、この話はよく解っていない。空を飛ぶ魔道具が出来たら不味いのは解っているんだけど、何をどうしたら空を飛ぶ魔道具が出来上がるのかが解らないんだよ。
まったくもって情けない事なんだが、軍事関係でも使えるからと顧問にされているんだけど、いい案が出てこないんだよな。
魔法についてもよく知らないから、口を挟めないんだよな。どうしたら空を飛べるのか。鳥みたいに羽をバサバサとさせれば良いんだろうかね?
でも、ドラゴンも飛ぶんだよな。あの巨体を浮かせるだけの何かがあると思うんだけど、そもそも空を飛ぶドラゴンの魔境がないから困るんだよな。
今は絶賛調査中の新領地に居てくれれば、何かわかるかもしれないんだけど。いる可能性は高いと思っているんだけどな。
今までグランドドラゴンしか引いていないけど、そろそろ当たりを引くだろうと思っているんだよな。新領地もかなり広いし。
ただ、それでも問題があって、空を飛ぶドラゴン素材を使わないで魔道具を作りたいんだよな。そうしないと、マクラーレン侯爵家でしか作れないとなると問題が出てくるんだよ。戦力が偏るだろう? それは余りよろしくない。
今でも十分偏ってしまっているんだけど、これ以上の偏りは許されなくなってしまうからな。できれば、冒険爵が関係ない素材で作り出したいと思っているんだよ。
因みにだが、それとは並行して、地上を高速で走る事が出来る何かも作ろうとはしているんだけどな? こっちはウェンリー兵士長と俺だけで案を煮詰めている。
流石に、領地内の研究リソースをつぎ込むわけにはいかないので、2人だけで何とか形にはしようかと画策しているんだけど、まあね、植物で何か有用な素材が無いかを探しているんだけど、見つからないんだよな。
ウェンリー兵士長はバネから着想を得て、板バネとか言うよく解らないものを既に作っているんだけど、板バネだけでも十分に衝撃を吸収できるらしいんだ。
ただ、高速移動をしたいのであれば、板バネとまだ何かが必要らしいんだよな。車輪を何とかしないといけないらしいんだよ。
今は木の車輪を使っているんだけど、高速で動く地上の乗り物を作る際は、鉄で作るらしいんだ。鉄は木よりも硬い。なので、より凹凸に敏感だろうと思っているんだ。だから、それを吸収する何かが必要だろうと思っているんだよ。
既存の馬車の改造は出来るらしいので、板バネを広めていくらしいんだけど、鉄の車輪に何かを混ぜないといけないんだよな。硬くあって欲しいんだけど、柔らかい何かが必要になるんだよな。それが何なのかが解らないんだけど。
とりあえず、探すしかない。何か良いものがないのか、植物知識の隅々まで探さないといけない。代わりに探してくれる人が居ないのが問題なんだよな。
知識は頭の中にある。だけど、探す能力がないから見つからないんだよ。そういう能力も一緒についてきていたら良かったんだろうけどな。
気長に探すしかない。見つかって欲しいけど、まずは空を飛ぶ方法だよな。派閥全体で必要なんだから、優先順位はそっちの方が上なんだよ。




