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【書籍化】庭師の錬金術師【★10月10日★販売!】  作者: ルケア


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盗賊とお話

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 特に問題も無く、都市や町を回って、品質向上の認識範囲を広げていった。とりあえずは全部の場所を範囲内に入れたと思う。


 効果があるのかは不明だが。広げたせいで薄まる可能性もあるからな。どうなるのかは解らない。今後のスキル次第という事になるだろう。


 そして、紫色の芋については、色んなところで依頼を出してきた。見つかったら農家に配ってくれとも言ってきたし、大丈夫だろうと思う。


 甘味は貴重品だからな。砂糖とロズマリーフの雫も、こっちに普及させるだけの量が無いんだよな。こっちでも栽培拠点を作るつもりでは居るんだけど、まだまだ人口が足りない。もっともっと人口を増やしてからになると思う。


 そうだな。ロレシオの次の代には何とか導入したいと思うんだけどな。一応、資料はちゃんと残してあるし、増やそうと思ったら増やせるとは思うんだけどな?


 資料作りは今回の旅行の間も作り続けている。植物知識にある植物を徹底的に洗い出している所なんだよ。未来に使えるかもしれない。植物があるかもしれないからな。


 とりあえずはで作っているから、役に立つのかは不明なんだけどな? 役に立てば御の字だろうと思う。それくらいの認識で良いと思うんだよな。


 後はちゃんと道路工事を終わらせてくれるのかどうかだよな。人は派遣したけど、材料も持ち込んだけど、代替わりもちゃんとしないと、道路工事が終わらない。何年かかると思っているのか。平気で20年単位でかかると思うぞ。


 こっちからも人材は派遣するけど。定期的に人材を送り込むことはするけども、当てにしてくれるなよ? そろそろこちらの思惑がバレると思うし。


 大量に人を買っているんだから、何かしら不信感を覚えられてもおかしくないんだよな。その言い訳が、新領地の開発に忙しいからなんだけど、これは半分以上本心なんだよな。向こうの開拓の妨害という意味合いは少ない。


 単純に労働力が足りないんだよ。これだけの労働者が居れば足りるって訳でも無いんだよな。無限に労働者が必要なんだよ。


 働く場所はどんどんと出てくるんだよなあ。それを埋めると、別の仕事が生まれてくる。そういう循環に嵌まり込んでいるんだよ。


 良い循環だけどな。仕事が無いって事態が一番不味い。それは避けないといけないので、仕事がある内はまだ健全なんだよ。


 そんな訳で、都市や町を回り終えて、帰路についているんだけど、問題が発生したみたいだな。馬車がゆっくりになった。


「ウェンリー兵士長、何か問題が起きたんじゃないか? 馬車の進みが遅くなった。問題が無ければこうはならないはずだ」


「そうですね。考えられるのであれば、盗賊ですかね。この辺は男爵や準男爵が多い地域ですし、盗賊狩りが出来ていないのかもしれないです」


「盗賊か。領地付近のは狩り尽くしてしまったからな。しかし、貴族が高確率で乗っている馬車を襲うのか? リスクが高すぎるだろう?」


「道を倒木で封鎖している可能性が高いですが、そこで襲ってくるのかどうかでしょうね。商人なら確実に襲うんでしょうけど、貴族ならスルーが安牌でしょう。まあ、襲われようが何をしようが、こちらが何事もなく勝利するのは変わりませんけどね」


「そりゃあな。これで怪我しましたっていうなら鍛え直しだろう。弓矢が200本くらい射られたら流石に同情はするが、それでも防御できるだけの技術はあるだろう? ……馬車が完全に止まったな。どうするか。外の様子を確認してきてくれ」


「解りました。一応、何かあったら指揮は執りますよ? 何事も無ければ戻ってきますけど、どうなりますかね?」


 さて、どうなるんだろうな。ただの倒木なら何もないんだろうけど、そんな事は滅多にないんだから、殆ど盗賊なんだろうけどな。


 ただ、そうだな。ただの盗賊なら討伐しても良いんだけど、訳ありなら多少は良いんじゃないかな。そう思えるだけの理由があるのなら、だけど。


 とりあえずは交渉が出来るのかどうかだな。交渉次第では、冒険者にするか道路工事要員にするかだよな。丁度人手が足りないんだ。元盗賊でも別に真面目に仕事をしてくれるのであれば文句は言わない。それくらいには人手が足りないんだよ。


「戻りました。明らかに伐り倒されていました。ですが、人の気配はあっても、仕掛けてくるつもりは無いみたいです。どうします? 倒す義理は無いですけど」


「よし、なら交渉をしよう。丁度人手不足で困っていたんだ。覚悟が決まってしまっている盗賊なのか、それともまだまだの盗賊なのかで決めるが、更生できるのであれば働いてもらおう」


「あー、まあ別に構いませんけどね? 木の伐り倒し方的には成りたての盗賊って感じですよ。慣れていたらもう少し木の倒し方ってのがありますし」


「丁度いいじゃないか。30人くらいは居るんだろう? その位は集まっていて貰えると嬉しいな。これが決まっている盗賊とかだと交渉できないんだけど」


 良い感じの盗賊らしい。初犯か、前科3犯くらいまでなら別に良いだろう。まだまだ引き返せる場所にいる。それなら引き込んでしまえば良いだけだ。


「盗賊諸君! 襲わないという選択をした君たちに嬉しい知らせだ。こちらは交渉の準備がある。代表者を1人こちらに寄こしてもらおう。話はそれからだ」


 さあ、出てくるのかどうか。出てこなければ、このままスルーさせてもらう。出て来てくれると嬉しいんだが、誰が出てくるのかだよな。


 少なくとも交渉が出来る奴が出てきて欲しいんだけど、こういう時って、下っ端が切られる場面だよな。そういう話も聞いたことがあるし。様子見で来られても困るんだけど、どうするんだろうな。おっと、出てきたな。……若いな。下っ端か?


「出てきたのは良いが、下っ端なら代わってくれ。別に害そうって訳ではない。きちんとした交渉だ。判断の出来る奴を呼んでくれ」


「……俺がこの盗賊団のリーダーだ。若くて見えねえかもしれねえが、こんなんばかりが集まっている盗賊団だ。それで? 話ってなんだよ?」


「リーダーが出て来てくれたのか。そいつはすまない。早合点だった。しかし、その歳でリーダーは早すぎるだろう。構成員はどうなっている? 確職をしているのか? 確職前の子供でも交渉することの内容は変わらないが」


「……半分以上は確職前の子供だ。そんな奴らでも盗賊をしないといけない理由があるんだ。こっちのことはいい。要件を教えてくれ」


「ああ、要件は簡単だ。真っ当な働き口がある。多少距離は離れているが、そこまで行ってくれれば仕事をやろう。冒険者をやりたいのであれば、冒険者でも構わない。仕事は確職前の子供でも十分に出来る仕事だ。どうだ? やる気はあるか?」


「……1つ聞きたい。何で盗賊に声をかけた? そんな美味しい話は何処でだって通用する話だ。わざわざ俺たちを誘った意味が解らない」


「それはだな、単純に人手不足だからだよ。君たちの領地を治めている貴族がどうなのかは知らないが、家はそれなりに領地を持っている。そして、仕事は山ほどあるのに、人手が足りない状況なんだ。盗賊でも更生するのであれば雇えるだけの仕事がある」


「人手不足、か。なあ、あんたの話に乗れば、子供が腹を空かせて泣くことは無いのか? 泣く泣く切り捨てた家族も、食っていけるようになるのか?」


「ああ、連れていきたいのであれば何百人、何千人居ても構わん。好きなだけ連れていけばいい。仕事はその程度の人手で無くなる量じゃない」


 正直な話、500万人くらい欲しいんだよ。今回見て回ったけど、その位は最低でも欲しい。欲を言えば1億人くらい欲しい。単純に人が足りていないんだよ。

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― 新着の感想 ―
バイト募集若干名、先着1億人! 経験不問、資格必要なし、衣食住保証あり やる気のある人達を待ってます!
あそこの領地に行けば仕事があるって噂を流すことはできんのかな 喰い詰め者でも大丈夫って話ならごっそり移住してきそうだが
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