新侯爵家の名前
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「それで? 今はアルローゼンにどの位の冒険者が居るんだ? 増えてきているんだよな? 減った試しが無いんだけど」
「増えすぎてもまだ領都には余裕があるわ。今は建物の高層階化が進んでいるわね。それで、冒険者の数だけれど、300万人を超えた所かしら?」
「多いよな。絶対に間違っている数字だよな。1都市に300万人の冒険者ってどんな状況なんだよって話になってくるだろう? 宿屋も高層階化しているのは知っているけどさ。今は、10階建てになっているんだっけ?」
「大体の所がそうね。石材と金属と木材がメインだからもっと高くできるのよね。今だと、50階層までは出来るって事が解っているわよ。材料は別の物を使うけれど」
「50階層? そんなに高くしたら、上り下りが大変じゃないか? 50階層って登るまでにどの位の時間がかかるんだろう?」
「さあ? 解らないけれど、スタミナポーションは欲しいわね。因みに材料はコンクリートを使う事になるわ。それと鉄の組み合わせね。理論上は何処までも高く出来るそうだけど、鉄で作るのであれば、50階層が妥当な所らしいわよ? まあ、人が住めるとは限らないけど」
「人が住めない高さの建物を作ってどうするのさ? と言うか、そんな事が可能なのか? 50階層ってどんな高さなんだよ」
「人が住める限界は鉄とコンクリートだと30階層くらいらしいのよね。それ以上の高さで人を住めるようにするには、地竜魔銀が必要らしいわ。そうすると100階層くらいまでは人が住めるらしいわ」
「……あのさ、それだけ高いと登れないよ? もう登山と変わらないんだけど。鉱山冒険者がよくやる奴だけど、どうやって登るのさ?」
「登る方法については、ケスラシュミット準男爵家に依頼しているわ。何か方法が無いのかってね。あれば採用すれば良いのよ。高層階の建物は、凄いと思うわよ?」
「凄いのは解るけど、そこまで必要なのか? 10倍の人を収容できるんだろうけど、10倍って3000万人なんだけど」
「その位は大丈夫なように考えておかないといけないでしょうね。人口が増えているんだもの。私たちの代はいいわ。けど、ロレシオよりも次の次の代が困ったら駄目だもの。ちゃんと対応策も準備しておかないといけないでしょう?」
「まあ、そりゃね、対応策があった方が良いのは解るけどさ。え? 今は住民はどの位住んでいたっけ? そっちの方が心配になってきた」
「住民は40万人ね。かなり増えてきているわよ。私が初めてきたころの、4倍かしらね? いい感じに人口が増えていっているもの」
「……そんなに増えているのか。色んな施設や建物を建てているのは解るし、風呂屋も増やしたし、住宅もどんどんと高層階化していっているから、どうなんだって思っていたけど」
「移民も受け入れているし、冒険者の住民化も進んでいるのよ。引退してもここに居てくれるのはありがたいわね。けれど、そうなると、早い段階で高層階を移動できる魔道具が必要になるのよね。開発には結構な費用を積んだのだけれど」
「まあ、女性冒険者が休みに入るのはあるんだし、住民化するのも解るんだけど、領主館よりも大きな建物群が出来ることになるんだけど、良いのか?」
「別にいいわよ。高さで何かを決める訳では無いもの。それに、そうなる頃には文官がもっと必要になるだろうから、領主館の高層階化も進めると思うわよ?」
「ああ、文官も大量に必要になるよな。今でも沢山居ると思うけど、新しい領地が増えたら、統括する領都の文官も増えるよな」
「そうね。今文官学校で勉強している人達が出てくるころには、新領地の文官が足りないでしょうから、そっちに行ってもらう事になると思うわね」
「だろうな。圧倒的に人材不足だよな。今も文官を引き抜こうと頑張って貰っているけど、成果はあんまりだからな。場所が悪いって事なんだろうか。雇用条件は破格だと思うんだけど、逆に美味し過ぎる話は怖いって事もあるのか?」
「さあ? でも文官学校を出てくるのだから、多少は考える力があると思うわよ? 今の情勢を考えたら、ミッチェルハーロウ公爵派閥に就くのが一番いいと思うわよね?」
「あー、そうか。そういう事か。ミッチェルハーロウ公爵家も似たような募集方法をしている訳だ。そりゃあ、ミッチェルハーロウ公爵家の募集の方に行くよな」
「ふふ、そういう事ね。仕方がないと思うしかないわ。ミッチェルハーロウ公爵家で雇われても、事実上何処かの貴族家に配属になるんでしょうけど。それでもマクファウスト子爵家が良いと言ってくれる人を待つしかないわね。それに」
「もうすぐ侯爵に昇爵するから人材には事欠かなくなるってか? まあ、そうだろうな。新進気鋭の侯爵家なら、食いっぱぐれは無いと思うだろうからな」
「そうね。子爵家から伯爵を飛ばして侯爵家になるんですもの。何かあるんだと思う人が増えるでしょうね。そこから雇い入れれば良いのよ」
「慌てる必要はないって事か。侯爵家になると自動的に人が集まってくると。そうなってくれると有り難いよな。人材不足だし」
「本当ね。侯爵家と伯爵家が増えるのだし、人材の競争になる訳ね。より多くの人材を手に入れるには、何が必要かしらね?」
「本来であれば実績、なんだろうけど、そんなものを作れる余裕が無いしな。流石に出したら駄目なものは駄目だし」
「そうね。それもだけれど、もう1つ重要な事を忘れているわよ。これが無いと始まらないのよ。流石に今のままでは駄目なのは解っているからね」
「ん? 無いと始まらない? そんな重要なものがあったのか? と言うか、今までそんな重要なものが無かったのか?」
「今まではこれでも問題なかったのよ。でも、マクファウスト侯爵家が2つ出来ることになるでしょう? 流石に変えないと不味いわね」
「ああ、そう言えばそうだな。マクファウスト侯爵家が2つもあったらどっちがどっちか解らないからな。別の名前にしないといけないのか。うーん。どんな名前にするんだ? と言うか、準男爵家の方はどうしたんだ?」
「準男爵家の方も新たに名前を付けたわよ。お兄様が考えたのはマクドナルド準男爵家ね。マクを残して新しい名前を考えたらしいわよ? だから、ハインリッヒも何かいい名前を考えて頂戴ね? なるべく大きくなりそうな名前がいいわ」
「え? 俺が考えるのか? 将来ずっと使われる名前をか!? 家の名前だぞ!? 俺が決めても良いものなのか!?」
「ええ、ハインリッヒに決めて貰いたいの。とはいっても、別に何でもいいわよ。将来的に残るとは言っても、別に変えてはいけないって事でもないもの。変える方が稀だけれど。稀なだけで無いわけではないのよ」
とはいってもだな。大仕事なのには変わりがない訳で。そして、今すぐに欲しいとラウレーリンの顔に書いてある。後日ってのは駄目そうだな。うーん。何が良いか。同じようにマクは貰うとしてだな。ラウレーリンをもじるか?
マクラウレーリン。これだと困るよな。主にラウレーリンが。ラウレーリン=マクラウレーリンになるんだから、今後困るだろう。だから、いい感じにもじって、マクラレーリン。なんか違うな。これじゃない感が凄い。じゃあ、マクラーレンなんてどうだろうか?
「うん。マクラーレン。ハインリッヒ=マクラーレン。ラウレーリン=マクラーレン。これでどうだ? マクは貰って後はラウレーリンをもじったんだけど」
「ラウレーリン=マクラーレン。まあ、いいんじゃないかしら?」
よし。これで決まりだな。余程何かいい案が出てこない限りはこのままでいくだろう。マクラーレン侯爵家。うん。いい響きじゃないか。




