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【書籍化】庭師の錬金術師【★10月10日★販売!】  作者: ルケア


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お茶会も終わりに近づき

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 料理大会。毎回レベルの高い争いが起きるんだよな。この間も決めかねたんだぞ? よく解らないけど、美味しいって物がかなりあるんだよ。


 料理人は確かに料理のプロだ。作る側のプロだ。だが、創るとなると話は変わってくる。料理は半分は反復練習なんだ。それを耐えられないとプロにはなれない。


 だが、創る方は別なんだよ。ポーションでもそうだ。新しいものをとなると、難易度が跳ね上がる。既存のやり方を少しだけ変えるのであればまだできなくはないんだけど、まったく違う方法で作るとなると、才能が必要だ。


 これは職業が関係ないんだよ。作ると創るの違いなんだ。方向性が違うんだよ。作るのは反復練習、創るのは想像力。求められるものが全然違うのだ。


 主婦層が強いのもその辺りだよな。毎日同じものを作っていたら飽きる。料理人は常に違う人に提供するから同じものでも問題ないんだけどな。


 主婦は家族が飽きないように工夫をしなければならない。そして、同じものを作り続けるのにも飽きてくる。だから何かを創造し始めるんだろうと思う。


 新しい食材が手に入ったことが切っ掛けなのかもしれない。暇だったからという単純な理由だったのかもしれない。とにかく、新しい事をするには、何かの切っ掛け、理由が必要なんだよ。料理人はその必要性を感じないんだろうな。


 当然といえば当然なんだよな。料理屋に求めているものとは、家庭料理に求めているものとは違うんだから。


 料理人に求められているのは、この味この料理であり、チャレンジ精神ではないんだよな。むしろ安定感を求めて料理屋に行くまであると思う。


 ここに行けば、あの味が食べられると思うから料理屋に行くのであって、どんな味になるか解らない料理を食べに行く訳じゃない。


 だから、リピートもするんだよ。そうだろう? あの時の味が忘れられないからその店屋に食べに行くんだよ。


 新しい料理屋でも、味の想像がつかない料理をいきなり頼むやつは少ないと思うぞ。余程の名物になっているのであればまだしも、大体の人は、他の料理屋と比べたいから、味の分かる料理を注文すると思う。


 家庭料理はそんな訳にはいかないからな。いつもと同じ料理だと、飽きる。またこれかとなる。料理屋では同じものを求められるが、家庭料理は違うものを求められる。


 だから、主婦層は考えるのだ。こうしたらどうだろう。ああすれば美味しくなるのではないか。そういう事を考えながら作っている。


 まあ、絶望的に出来ない人もいるけどな。全員が全員得意だという訳ではない。ただ、全員にチャンスがあるというのがいいんだよ。


「へえ、料理大会にそんな意図があるのか。私は料理は食べる事しかないからね。そんな事を考えたことも無かったよ」


「普通は考えないとは思いますよ? ラウレーリンもそんな事までは考えていないでしょうし。俺が……私が勝手に思っているだけですから」


「俺で良いよ。話しにくいんだろう? 私は慣れているからこれで良いけど、難しい話は無しだよ。そういう意味でここに来た訳でもないんだ」


「では、ありがとうございます。今日のメインは宝石関係の値段についてですよね? 何故か料理の話になってますけど」


「そうだね。ライライジュエラリーの事は知っていたけど、そもそも耐雷ポーションなんて研究もしていなかったからね。領地にいないから研究する必要も無かったんだ。だから、宝石と言って直ぐにライライジュエラリーだとは思わなかった」


「普通はそうじゃないですかね? こっちも見つけてから研究をしましたし。直ぐに出来たのは運が良かったですよ。そこからは、まあ、思う通りだと思いますよ。狩り続けて産業にしてしまった。失敗作はそれこそ沢山作りましたし」


「だろうね。失敗もしないで作れる訳がない。だから余程いい鉱脈を掘り当てたんだと思っていたんだよ。そうじゃなかったけどね」


「流石に宝石の鉱脈に投資するには時間も人手も足りませんでしたから。魔境であれば投資は出来ます。使えない魔物もいますけどね」


「まったくだな。一応対策を練ってはいるが、正直討伐に向かない魔物も居るからな。氾濫してきたときに恐ろしいから対策を考えてはいるけどね」


 レーヴェンゾンビとかな。あれ程要らない魔物もいない。アンデッドは本当に無意味なんだよなあ。使えないんだよ。


 誰も倒そうとはしないだろうな。例え対策ポーションがあってもな。他の魔物の方が美味しいんだから仕方がない。美味しい話には飛びつくのが冒険者だ。使い道があれば、何かしらに活用できるんだろうけど、知らないからな。


 魔物の災害も考えておかないといけないんだよなあ。もし溢れて出てきたら、被害なんて生易しいものじゃないし。


 個人的にはレジェンダリースライムが一番怖いと思う。物理攻撃が何も効かない化物だからな。核さえ攻撃できれば死ぬんだけど。


 問題は大きくて物理では核まで攻撃できないんだよな。飛び道具でも、バリスタクラスを持っていかないと無理だ。だって、外壁よりも分厚いんだぞ?


 柔らかい訳でもないし、核も移動できる。物理ではほぼ討伐は不可能だ。水属性の魔法も効かないし、有効的なのは大量の土砂で押し潰すか、燃やすかだろうか。対処方法が殆どないんだよな。しかも素材が核だからな。潰したり燃やしたら使えないんだよ。


 もの凄い薬になるらしいぞ? よく解らないが、レジェンダリースライムの核は医者が使うんだよな。薬師が使うんじゃないんだよ。


 割となんでも治るらしい。アムリタで良いじゃないかとも思うんだけど、アムリタでも無理なことは無理だからな。無いものをあるようには出来ない。


 ただ、レジェンダリースライムの核は、薬……と言っても良いのかが解らないが、腕がない人の腕を作れるらしいんだよな。医者がそんな事を言っていた。アムリタでは絶対に無理だな。S品質でも無理だと思う。無いものは無理なんだ。


 その無理を可能にするのがレジェンダリースライムの核だ。詳しくは医者に聞かないといけないけどな。いや、それの加工方法も知らないし。


 出来るという事は知っているが、そもそもの話、レジェンダリースライムの核を確保するのがまず無理だ。魔法使いが必須である。


 乱獲は厳しいし、そもそも無いものを作らないといけない人の数が少ないんだよな。滅多にいないし、それに対してそれだけの金を出せるのかって方が問題だよな。普通はそんなお金は出せない。貴族でもない限りは無理だ。


「おっと、向こうの話も終わったみたいだね。何やら疲れていそうだ。こっちも話を合わせないといけないし、戻ろうか」


「そうですね。こっちも話をしていたとあったら、何を話していたんだと聞かれかねません。俺も話を合わせます」


 女性の会話は男性よりも長いと言われる。男性は働く生き物で、女性は情報交換をする生き物だと言った奴が昔に居たな。冒険者でも、女性の方が死ににくい。その一面が情報を交換するからだ。男性は独占したがるらしい。


 それでも話していい情報と駄目な情報は分けているらしいから、女性の方が強かなんだけどな。男は酔うと話してしまいがちだ。


 ラウレーリンは何処まで話したのかね? これの作り方を話したのだろうか? それだとロズマリーフの雫がバレるんだけど、いいんだろうかね?

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― 新着の感想 ―
[一言] いい旦那を捕まえたとかの話をしてたりして。
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