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訪問者が来てお茶会

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 俺は今、お茶会に呼ばれて座っている所なんだよ。ラウレーリンから俺も出席する様にと言われてしまったからな。


 お茶会というのも、滅多に開かれるものではない。そもそもラウレーリンはお茶会を自分から開くことが少ないからだな。


 なのに何でお茶会を開いたのかと言えば、マクファウスト侯爵夫人が来ているからだな。遊びにきたらしいので、それの対処をしているところなんだよ。


 お供には次期マクファウスト侯爵とその夫人が来ている。3人でこっちに来た訳なんだよ。だから、お茶会をしましょうねってなっている訳なんだ。……はっきり言って、俺が参加をしないといけないのかって話になると思うんだけど、居ないといけないらしいからな。


「ラウレーリンも久しぶりよね。夜会であった時以来かしら? 忙しいのも解るけれど、偶には手紙じゃなくて会いに来て欲しいわね」


「お母様も忙しいのは同じでしょうに。それにお兄様も連れてきたのでしょう? 本家の方はお父様だけでも大丈夫なのかしら?」


「大丈夫よ。飛び地も代官を派遣したし。そこまで忙しい訳ではないわ。後はクラウディオが頑張るだけよ。別段特別な事をする予定も無いし」


「忙しいけれど、ラウレーリンほどではない。領地は確かに増えたけど、1.3倍になっただけだからね。情勢も安定しているし、無理はしていないよ。まずは内政だけれどね。こればかりはもう少し人口が増えてくれない事には何ともならないかな」


「そうですね。夫も頑張っているけれど、まだ次期侯爵であるもの。当主であるラウレーリンよりは忙しい訳ではないわ」


「そうなのね。こっちは本当に忙しいわ。領地が何倍にも増えたもの。特に王都側の飛び地はまだまだ問題が山積みね。やらないといけないことが沢山あるわ」


「そうでしょうね。忙しいのは解ってます。それでもラウレーリンはやるでしょう? 子供も順調に産まれてきているようですし、良い事よね?」


「血族を作らないといけないからな。ラウレーリンは今が一番大変な時期だろう。貴族として動くよりも、母親として動くことの方が多いんじゃないか?」


「そうね。貴族として動くのも当然ではあるけれど、どうしても母親になってしまうわ。その辺はハインリッヒがフォローしてくれているし、今の所は問題らしい問題は起きていないわ。内政も順調に行えているし」


 うんうん。俺がフォローしているのかは置いておくとして、内政は順調だよな。問題は起きたけど、解決したし。


 文官の不足はどうにもならなかったからな。仕事を分散させる事で何とかしたが、最終的には文官を増やしていかないといけない。


 その為には費用も何も必要なんだけど、その辺は心配していないからな。勉強もさせて貰えるんだし、費用くらいは工面するさ。


 しかし、マクファウスト侯爵家も大変だとは思うんだけどな。飛び地を貰っただろう? そっちの方が大変なんじゃないかって思っているんだけど。特に人材不足的な意味で大丈夫なのかとは思うんだよな。元別の派閥だったわけだし。


 まあ、その辺は血族である代官を送り込めるのが強みだよな。俺たちはそんな訳にはいかないから、ラウレーリンが頑張って子供を産んでくれている訳なんだけど。


 母体に負担になるのは解っているんだけどな。出産は命がかかっているから、厳しいんだけどな。もう少し楽が出来るといいんだけど。


 俺では出来ない仕事が多すぎるからな。本当ならばもう少し仕事を手伝ってやりたい所ではあるんだけど、今はまだ無理だ。苦手って訳ではない。出来ないことは無い。ただ、判断を必要とする書類に関しては、どうしても遅くなってしまうからな。


「順調なら安心したわ。領地がいきなり大きく、しかも飛び地になるのだもの。問題は起きるだろうとは思っていたのだけどね」


「ラウレーリンはアルローゼンと何処かの都市を交換するものだとばかり思っていたからな。それなのに、アルローゼンから動かないだろう? 本当に大丈夫なのかと思ってな」


「飛び地の管理は大変ですものね。それはご当主様を見ても思っています。行き届かない場所があるのは、なかなかに難しいものですから」


「そうね。確かに行き届かない土地ばかりだけれど、初めからそんな土地しか無かったもの。半分くらいは慣れてしまったわ。それに、もう暫くしたら、また飛び地が増えるものね。かなり大きくなるのでしょう? それも何とかしないといけないもの」


「そうなのよね。こっちももしかしたら、ここのマクファウスト侯爵領よりも広い土地が与えられそうだもの。大変になるわね」


「それに今度は派閥の貴族家が周りにあるからな。援軍などの助けにもいかないといけなくなる。今の土地だとそういう所はないからな。飛び地は別だが」


「助けを求められたら断れないでしょうね。それはラウレーリンも一緒だと思うけど、こっちよりも大変になると思うわよ?」


 そうだろうな。こっちは特に血族がいないからな。飛び地は今の所マクファウスト侯爵家としか隣接していないから、援軍も楽に出せるんだけど。


 今後は飛び地の方の援軍の判断は代官に任されているからな。代官が動くかどうかでも変わってくる。大切な時に動かなかった代官はとっとと交代させるのがいいんだろうけど、その代官候補がいないんだから、どうしようも無いんだよな。


 それをマクファウスト侯爵家から出してくるのも違うみたいなんだよな。ラウレーリンはそれを良しとしていないみたいなんだよ。


 駄目なのかとは思うんだけど、その辺はラウレーリンが何を思うのかだよな。俺は別にいいんじゃないかとは思うんだけど。


 マクファウスト侯爵家からも準男爵家を新しく興したんだし、そっちの支援もあるんだろうけど、こっちを支援している余裕がないって訳でもなさそうだしな。血族には余裕があると思う。それを暫くの間、借りることは悪い事ではないと思うんだけど。


「援軍については、王族からも頼まれるかもしれないわね。スタンピードの討伐に出してくれと言われるのかもしれない。けれどそれは代官に任せてあるもの。ここからでは判断できないわ。判断する頃にはもう始まっているでしょうし」


「そうよね。それが問題なんだけれど、代官が足を引っ張る可能性もあるもの。ラウレーリンの動いている方向で間違っていないと思うわ」


「どうしても血族は必要だろう。ラウレーリンであれば、自分の子供を代官にするしかない。選択肢はかなり少ない。これも解っているとは思うが」


「私も多くの子供を産みましたけど、ラウレーリンほどでは無いものね。それだけ血族がいるという事だから、私はまだまだ恵まれているわね」


「血族で固めないといけないのは解っていますよ。だから、多少は無理をしてでも子供を産んでいる訳ですし。もう少し欲しい所ではありますけれど、体の事もあるもの。限界はどうしてもやってくるわ。それでも、農家の皆よりはマシだけれど」


「農家ももう少し出てくれれば安心なんだけど。町や都市にも農家系統の職業が必要になってしまったからな。平民にも頑張って貰わないと」


「そうねえ。頑張って貰わないといけないんだけれど、強制してしまうのも違うものね。もう少し楽をさせてあげたいんだけど」


 でも農家系統の職業がいないのは問題なんだよな。それが派閥の方針でもある訳なんだから。農家が居ないと農作物が作れない。


 職業は最悪無くても作物は育つんだけど、職業があった方が圧倒的に有利だからな。欲しいのは解るんだよ。何処まで要求するのかだよな。

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― 新着の感想 ―
[一言] 農家のパッシブスキルを育てて知識を増やしたり兵士達が戦いかたを学んだみたいに、農業が上手くなるコツを学んだり出来ないのかな?本に纏められたらかなりの価値がありそうだけど。
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