表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍化】庭師の錬金術師【★10月10日★販売!】  作者: ルケア


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

287/406

大隊長について考える

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 積み上がる仕事は確かに減り、俺の仕事も減っている。午前中はしっかりと庭仕事をして、午後からは書類仕事をしている。そんな感じだな。


 庭師のレベルも上げないといけないからな。パッシブスキルを育てないといけない。何処まで効果があるのかは知らないが、品質向上は良い効果をもたらしてくれるのではないか。そう思っている。何が変わるのかは解らないけど。


 それで昼からはひたすらに書類と格闘だ。最近の書類は強さが上がった。強い仕事しか無くなってしまったんだよ。


 裁可権を与えてしまったんだから、簡単な仕事は下で処理するようになったからな。これは仕方が無い事なんだよ。


 仕事の質が上がっている。なので、結局は忙しいのは変わってないんだよな。簡単な仕事が減っただけだ。それでも目を通さないといけない書類が減ったのは大きい。


 ただ、悩む時間が増えたように感じる。今も軍事関係の書類に目を通しているんだけど、今以上の数の兵士を管理するのであればどうすればいいのか。そんな書類を見ている訳だ。悩むよな。大隊長を増やす方が良いのか、その辺も考えないといけない。


 中隊長は自動的に増えるからいいんだよ。人数に対して、部隊に対して増えるのが中隊長だ。その上の大隊長は増やしていないからな。


 減らすのは無理だ。だが、増やしてもなって感じがするんだよ。確かに大隊長1人が面倒を見る人間が増えていっているから、増やすのも手ではあるんだけど。


「なあ、大隊長を増やしてはどうだという意見に対して思う事はあるか? 俺としては、増やさなくてもいいんじゃないかとは思うんだが。増やすとしてももっと先だろうと思う」


「大隊長ですか。兵士の管理が仕事ですから、兵士が増えたのであれば増やしても問題ないかと思いますが」


「成り手が居るのかどうかが問題じゃないですかね? 居るのであれば増やしても良いと思います。大隊長の仕事も増えましたし」


「中隊長が増えているのですから、大隊長も増やしても問題無いです。別に増やさなくてもいいかもしれませんけどね。将来的には増やさないといけないでしょうけど、まだまだ問題が起きることは無いと思います」


「結局は何がしたいのか、じゃないですかね? 大隊長を増やして何がしたいのか。大隊長を動かすことって殆どないですし」


「大隊長が動くときは少ないですよね。メインは書類仕事でしょう。大隊長も冒険者と同じで書類仕事が得意な訳では無いですから」


「うーん。そうすると、大隊長も増やした方が良いのか? 確かに軍事関係の専門家って感じだけど、書類が得意かって言われたら、微妙な所があるか」


「そもそもですよ? 大隊長が出ないといけない時って、負けている戦争の時だけなんですよね。それ以外は兵士長が出てくる訳ですし」


「大隊長を動かすって事は、兵士長では無理な事態になった時のみですからね。普通の戦争やスタンピードの時は兵士長を動かすんですし」


「そう考えると、大隊長って文官よりなんですよね。メインの仕事は書類仕事ですし、適正のある人を召し上げるしか無いんじゃないですか?」


「まあ、書類仕事が得意な兵士って少ないとは思いますけど。単純に強い弱いで決めて良いものではないと思います。むしろ、強い人には兵士に残って貰った方が良いと思われますが。戦闘が苦手な人を大隊長にしてしまうというのも1つの手ですよね」


「いっそ、大隊長になりたい人を試験してみたらどうですか? 書類仕事がメインなんですから、書類仕事を試験にして大隊長を選ぶのはどうです?」


「でも、試験をやるとなると、私たち文官が忙しくなるんですが? 問題は良いとしても、採点が難しいですよ? 個人的な感情も入りそうですし」


 大隊長を増やすのはいいんだよな。問題はどうやって増やすのかなんだよなあ。これが難しい。普通に年長者を大隊長にしてしまうというのも手ではある。それなら特に何事もなく過ぎていくだろうと思うからな。


 ただそれだと、強い兵士が減る可能性があるんだよな。年齢で強い弱いが決まる訳ではないからな。確かに若い方が動けるんだけどさ。


 動きがある方が強いって訳でもないんだよ。動かない強さってのも確実にあるからな。最小限度の動きで最大限の結果を生む様な達人的何かを持っている人もいるんだよ。だから、今は増やさない方がいいんじゃないかと思っていたんだけど。


 どうも、文官の中では大隊長は増やしても問題無いというか、増やした方がいいのではないかって感じで話が進んでいっている。


 兵士が増えたんだから、大隊長も増やしてもいいよねって所だろうか。まあ、それは解るんだけど、単純にそれでいいのかって疑問はあるんだよな。


 やって貰う事は書類仕事になるんだし、強さよりも文官としての資質を求められるんだよな。苦手な人は多いと思うんだよ。


 何処かの兵士長は、兵士長として使いたいので、大隊長は無しだな。大隊長を気軽には動かせないし。本気で有事の時しか動かないからな。


「皆の意見は解った。増やした方が良さそうだってのも解った。けど、まだいいと思うから、先延ばしにさせて貰う。貴重な意見をありがとう」


 増やす方向で進んでいたけど、俺としてはもうちょっとこのままで頑張って欲しい所ではあるんだよ。何かがある訳でもないんだから、大隊長はこのままでいいと思うんだ。ただ、思った以上に他の文官は大隊長を増やしたいと思っていたという事なんだよ。


 軍事関係については、ラウレーリンからも一任されているからな。基本的には俺が動かすことになる訳なんだけど。


 その代わり、何かあった時の対処も俺だからな。その位はやってのけないといけないという事なんだろうな。難しい話ではあるんだけど。


 責任は取らないといけない。やったことに対して責任を持たないといけない。それは仕方のない事ではあるんだけど、重いんだよな。今まで人が死んだことは無いけど、間違うと人が死ぬからな。それを背負わなければならないんだよ。


 大隊長も同じだと思うんだよな。人の生死を預かる仕事になると思う。そうなると年長者の方がいいんじゃないかとも思うんだよな。


 そうするのかについては、もう少し悩むとしようか。書類仕事の為に大隊長を増やすという選択肢もあるんだけど、な?


 命を預かる責任を大隊長にも持たせるんだから、気軽にこの人をって決められないんだよな。文官として決めるのであれば、難しいことは考えずに適正のありそうな人を選ぶかもしれないんだけど、そうじゃない側面もあるんだよな。


 難しいことが多すぎるんだよな。もうちょっと内政が簡単になってくれると有難いんだけど。割と重要な事も決めないといけないからな。


 貴族となってしまったからには仕方がないんだよな。この重圧にも耐えないといけない。人の命に関わる事も即決できるようにならないといけないんだよなあ。即決できないと死ぬ可能性もあるんだし。難しいよな。


 とりあえず、大隊長を増やすのは保留で。まだいいんじゃないかと思うんだよな。まだその時じゃないと思うんだよ。


 何時なら良いのかって話でもあるんだけど、5万人くらいを兵士にする予定なんだよな。その頃には大隊長が20人くらい必要だと思うんだよ。


 その位になったら考えたら良いと思う。今はまだ1万5000人だ。考える時間はまだあるんだよ。その内に答えを出せれば良いさ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] まあ戦時任官でも無ければ増やしたいと思って急に増やせる役職でも無いし余裕がある内に士官は増やして頭でっかちな組織にしてもいいんですよね。 ヤバイ時には冒険者や市民を臨時兵士にすると思うんで、…
[一言] 大隊長に副官・補佐官・秘書官などを補任する権限を付与しては? そもそもの候補者は大隊長と中隊長達に試験と面接をさせて資格の有る無しを付与し有資格者からのみ補任出来るとすればましかな? 官に選…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ