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話し合いの結果は、騎士爵が抜けて、更に仕事が降ってきた状態が不味いという事で、今回報告がきたみたいだな。予想通りと言えばその通りなんだけど。
かといって仕事を止める訳にはいかない。今動いている仕事を止めても、結局は後々に降りかかってくるだけなんだ。
でも、人数で埋めようにも、文官というものは簡単に育てられるわけでもなく、更には雇う人間もいなくなってしまった。
これは不味いという事で報告がきたと。同じことはアルローゼンでも起きていた訳なんだけど、こっちの方が深刻だったという訳なんだ。騎士爵は流石に文官としての能力が高かったんだろうな。あの倍率を通るだけはあるようだ。
「ハインリッヒ様、文官の仕事の内容を把握し、要らない仕事は大隊長、中隊長に押し付けてきました。これで多少は余裕が出来るでしょう」
「言い方言い方。要らない仕事って訳ではないんだからさ。それと大隊長と中隊長に権限を渡すってのもこっちで話し合いは済んだ。これで何とかなるか?」
「いやー、ちょっと厳しいんじゃないですかね? ここが圧倒的に仕事が多いんですよ。それを多少緩和したところでって感じです。ここはライライジュエラリーの加工所も兼ねているんですよね? それの書類も見つけましたから」
「まあ、そうだな。ここが一番忙しい都市になるだろう。騎士爵が3人も抜けたのと、他にも要因があっての事だ。結局はここが一番人員が必要なんだよ」
「でしょうね。ここの内政はアルローゼン並みとまでは言いませんけど、普通の都市にしては多いと思います。それも何とかしないといけないでしょう」
「とはいってもだな。加工をここから移すといっても、難しいぞ? アルローゼンくらいしか無理だ。都市としてやるくらいでないと無理がある」
「町や村じゃあ無理なのは解ってますって。だから、村でも加工はしてないんでしょう? 討伐はしているみたいなので、頑張っているとは思いますけど」
「ライライジュエラリーを狩る様にしたのはこちら側だからな。その責の一端はこちらにある。言い訳するつもりはないし、出来ない。仕事量が増えたのはアルローゼンも関わっている。無関係って訳ではないからな」
「だとすると、ライライジュエラリーの仕事はいっその事冒険者ギルドに任せてはどうですか? 文官だけでは無理だとは思う訳です」
「しかしだな。冒険者ギルドは、一応の建前は公営では無いんだぞ? 確かに大量の資金が流れ込んではいるが、口出しは出来ないだろう?」
「いや、そうなんですけど。口出しはしませんし、出来ません。なので、報告書を上げないで貰いましょう。統計だけ貰いましょうよ。そうすればある程度の仕事は減ります」
「ライライジュエラリーについての仕事で、統計以外の仕事があるのか? クロース代官、何か知っているか?」
「そうですね。宝石の大きさ、色、重さ、その他色々な事を纏めているのは知っているかと思います。統計を取っているのはその通りですし、それら以外の事も色々と報告書として上がってきています」
「統計的な資料は必要だと思うんですが、別に討伐方法なんかを記録していく意味はないと思うんですよね。それは文官の仕事じゃなくて、兵士の仕事、あるいは冒険者の仕事です。文官が記録していっても意味のない事ですし」
「確かに討伐方法なんて残していても仕方がないよな。ノウハウは冒険者と兵士が共有すればいい話で、文官が纏める必要はないか」
「そうです。なので、冒険者ギルドに編纂させましょう。資料室があるんですから、そこの肥やしにすればいいんですよ。纏め作業なんかもやって貰いましょう」
「その分の費用は冒険者ギルドに支払わなければならなくなるだろうが、必要経費だろうな。冒険者ギルドの力が強くなりすぎる、この危険性は無いか?」
「そもそも冒険者ギルドは国の金が入ってこないと運営が無理なんですから、強くなることは無いですよ。討伐報酬を下げて運営することは出来るでしょうけど、貴族家として国の資金を使って新しいギルドを作ればそれで終わりですから」
「確かにその通りか。ならば、冒険者ギルドにも仕事をしてもらうとするか。倒し方だけで良いんだよな? 他は必要ないな?」
「必要ないですね。そもそも口伝で伝わっていくものだと思いますし。資料なんかは滅多に見ないと思いますよ。その分の無駄を省きましょう」
「だそうですよ? クロース代官。かなりの仕事量が減る見込みだ。これに10人の文官を追加する訳だから、かなりの仕事の軽減化が実現されると思う。しっかりと休みを含めて仕事をしてくれ。倒れられたら元も子もないからな」
「解りました。ありがとうございます。ライライジュエラリーの件でかなりの忙しさになりましたから、これだけでも十分だと思います」
「何、狩ろうと言い出したのはこちらだからな。実際に都市の税金も凄まじいものになっているだろう? それを上手く使ってくれればいい」
「いえ、あの。あの金額を使い切るのは不可能ですよ? 余りにも多すぎて。ポーションの金額だけでも持て余しているのが現状です」
「まあ、あの金額は使い切れないでしょうなあ。アルローゼンでも似たようなものでしょうし、貯めておくしかないんじゃないですかね?」
「とは言うがな、ウェンリー兵士長。金は使わなければならないらしい。しかも領地内でだ。そうしないといけないのだと常々ラウレーリンも言っている。何か使い道は無いか? 税金が貯まってしまうというのも問題なんだよ」
「使うって言ったら、女、男、酒、賭けでしょう? それ以外って言うと、難しいんじゃないですかね? 公で金を使えって事なんでしょうけど」
「私物化しても使い切れないからな。使い切れるのもある程度の才能が必要になってくると思うぞ。何かあれば別なんだが」
「道楽にお金を使うのが一番だと思うんですけど、まあ、胴元が負けると解っている賭けを行うくらいの事をしないと無理でしょうね。今は基本的に補助金が凄いことになっていると思うんですけど、それでも使い切れないんですよね?」
「ああ、基本的に平民が大きな金を使うのは、家の建て替えだ。それの99%を補助するという事になっている。新築、増築、改築、解体全てに99%の補助が出ることになっている。そうだな? クロース代官?」
「その通りですね。それでも、年に50件程度です。その位では税金が無くなるどころか増えていきます。1日でとんでもない金額が入ってきますから」
「そうなんだよなあ。どうしたものか。その辺はラウレーリンとも話をしつつ、また何かあったら報告をするから待っていて欲しい」
「解りました。こちらでもお金を使える方法があれば、どんどんと案を出していきたいと思っておりますので、よろしくお願いします」
何とかなりそうだな。問題は金をどうやって消費するのか、なんだよなあ。これはアルローゼンでもまったく同じことになっているから、よく解るんだよ。
減っていくのが普通の税金が日に日に増えていくんだから、どうしようもない。何でそんなに増えるんだよって言われても、ポーションの代金は基本的に税金になる。公営事業だからな。そして、冒険者が討伐をしたら税が入ってくる。
魔境が活性化すればするほどに税金が入ってくるようになっているんだよ。どうしても使う金額よりも入ってくる金額の方が大きい。
本当に何とかしないと、お金が大変なことになるんだよな。これ以上要らないって事にもなりかねないんだよ。もう半分くらいはなっているんだけどな?




