視察の旅に出る
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ラウレーリンに話を持っていき、短期的な目標を話して仕事を減らした。中隊長や大隊長に権限を持たせた結果、俺がしっかり管理しろよと言われたが。
簡単に言うと、俺の仕事が増えた。監督責任者の仕事が増えたわけだ。別に構わないけどな。そこまで変な人選をするつもりはないし。
文官の仕事は2割ほど減ったので良しだ。これなら30人ほど引き抜いても大丈夫だと判断できる。各都市に10人ほど置いてこよう。
まあ、各都市でも仕事の見直しはするんだけどな。その辺はラウレーリンから指摘を貰って、ウェンリー兵士長を連れていくことになっている。護衛としてな。色々と口は出してもらうが、問題はないだろう。何でか知らないが、文官適正もありそうだし。
中期的、長期的な目標については、とりあえずやってみることに。特に中期的目標だな。王族のコネを使いつつ、文官を雇用する。
優秀な文官が増えれば仕事も楽になるからな。それは重々承知している。優秀な文官はいくら居ても足りないくらいなんだよ。
まあ、まずはミッチェルハーロウ公爵家に筋を通してからにはなるんだけど、了解は貰えると思う。文官が欲しいのは何処も一緒だと思うけどな。
そして、長期的な目標だが、これも採用した。文官学校に通わせるのであれば、こちらが費用を全額負担することで可決した。まあ、そんな大した費用ではないし、その位なら出しても問題無いと思うしな。文官が育ってくれる方が嬉しい。
もしも騎士爵に成れたのであれば、王族に対する影響力も大きくなるしな。良い事だと思うぞ。そんなに上手くはいかないだろうが。
0.1%しか合格しないのに、コネやら爵位やらが関わってくるんだから、狭き門だよな。平民でそれだからな。余程優秀でないと無理なんだよなあ。
そんな優秀な平民を手放したくはない。が、王族に対する影響力も今後の事を考えると必要になってくるんだよな。今すぐには必要ないんだけど。
全面的にウェンリー兵士長の案が採用された形だ。彼は何処でそんな知識を手に入れているんだろうな? 冒険者上がりの筈なんだけど。詳しくは聞かないけどな。どうせ口先で適当にあしらわれて終わるだろうから無駄なんだよ。
そんな訳でだ。色々と改善をした訳なんだよ。色々と改善をした結果、まあ良くはなったよねって事で。現状はまだ厳しいけど。
それ以上に厳しいのが旧王領の領地だからな。応援は必須だ。10人で足りるのかは解らないが、とりあえずは頭数を揃えないといけない。
旧アワーバック伯爵領の方も改善をしないといけないんだろうけど、そっちはまた今度だな。回ってないって話を聞いていないし。
回っていなかったら流石に連絡が来ると思う。回ってませんとは言えない空気になっている訳ではないし、問題無いと思うんだけどな。
心配だから、そっちも行く予定を作って視察に行くけど。ただ、急には無理だから、予定を決めて行くしかないんだよな。
向こうも準備が必要だろうし。隠し事をされるとかそんな事は考えていないけど、歓待の準備とかが必要だろう? 俺に対してはいらない様な気もしないでもないんだけど、立場的な物があるんだよ。受けないといけないんだよな。
貴族様ってのも面倒だよな。そんな面倒な事は御免なんだよ。歓待するって言ってもちょっとした食事会で十分なんだけどな。
そんな訳だ。旧アワーバック伯爵領にも視察には行く。もうちょっとしたらな。先にこっちを済ませないといけない。こっちはこっちで色々とあるんだろうからな。不満が溜まり過ぎる前に解消してしまわないといけないんだよ。
「これはこれはハインリッヒ様。本日はお越しいただきありがとうございます。都市レメルイの代官をしておりますクロースと申します」
「挨拶は簡単でいい。長く言われたところで結果は何も変わらないからな。それで? 単刀直入に行こう。文官が足りないのは、騎士爵が引き上げたからか?」
「……その通りでございます。今までは3人の騎士爵様がいらっしゃいました。それで内政が回っていたのですが、いなくなりまして。それで今の仕事が増えた訳です。文官はもう限界の所まで来ております。新規の文官を雇うにも、教養を持った人材が少なく」
「大体の事は察している。特にスラムの雇用を促進した結果、余剰の労働力が無くなり、文官として働くものを募集出来なくなったのだろう?」
「その通りでして。文官は普通の人を雇う場合は1年間は教育に時間をかけないといけません。それでも間に合えば良いのですが、そもそも雇用できる人材がいないのです」
「それについても色々とあるんだが、まずは文官の仕事を減らすことを考えた。ウェンリー兵士長、文官の資料を見せて貰え。減らせるものがあれば報告しろ。基本的には兵士関係の仕事を洗ってくれ。それで権限の移行を考える」
「解りました。それでは失礼いたします」
「あの、あの方は一体……。兵士の様に見えましたが、兵士が内政に口を出している状態なのですか?」
「いや、あいつは例外だ。色々と知識を持っている兵士として認識してもらえれば結構。こちらでも兵士は中隊長、大隊長と任命していましたよね?」
「はい。その辺りについては、マクファウスト子爵家の方針だという事で、命令により新設いたしました」
「それの不要な仕事を減らし、大隊長や中隊長に権限を与えようというのが今回の改革になる。要は、そこからの要らない仕事が文官の仕事を圧迫しているのも1つの原因だという事が解っているので、それを減らそうというのが趣旨だ」
「……なるほど。確かに今は、大隊長殿から文官に報告書が届いております。それを大隊長止まりの書類を作るという事にするのですな?」
「そういう事なんだよ。特に治安の問題に関しては、大隊長で止めても良いものと思われる。文官が揉め事の報告書を読んでも何も出来ないからな」
「仰る通りでしょうね。文官が目を通したところで、問題は既に解決されている事でしょうし、報告を上げないといけない様な大きな事なら別でしょうけれど、小さいことはわざわざ報告をしてもらわなくても裁可してもらえば良いですね」
「そういう書類の整理に向かわせたのです。今後の事を考えて文官の仕事量を減らしに行ったんだ。これはこの領地の為にもなるだろう」
「そうですね。それは嬉しい限りです。更には文官の補充もしてもらえると。感謝しても足りないくらいです。……ですが、先ほどからの話とは違いますが、ハインリッヒ様はまだまだ平民としての感覚が残っている様子。言葉遣いが乱れておりますよ?」
「そうか? ……まあ、そうだろうな。慣れろと言われても、まだまだな所がある。忠告を受け入れよう。出来る限り治してく方針だ」
「それがよろしいでしょうな。正直な所、目上の方に畏まられても困るのです。こちらが指摘しても良いものなのかも解りませんし」
「俺に関しては気にしなくても良い。まだまだ気を付ける所は沢山あるし、直さなければならない所も沢山ある。言葉遣いは特にだな。気持ち的には、代官という役職の方が俺よりも立場が上だと心のどこかで認識しているのだろう。注意してはいるものの、無意識に出てしまう事がある。そういう事は指摘をしてくれ。俺だと解らない事もある」
「畏まりました。そのように致します」
いやー、その辺の言葉遣いはロレシオの方が上だろうからな。平民が抜けきらないんだよなあ。平民の方が長いんだから仕方がないんだけど。




