開戦から62日目、もう終わりで良いんじゃないかな
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仮拠点を移して、南側の制圧は終わった。後は南側に関しては占領地を増やしていくだけの作業になる。ついでにもっと南の砦も落とす予定だ。
別に辺境伯家全部の領地で戦争をやっている訳でもないからな。砦の数はまだまだある。最低限の維持のための兵士が居るんだから、全部落とすつもりだ。
ウェンリー兵士長曰く、辺境伯家の国境線を全部変えてしまうつもりらしいぞ。ミッチェルハーロウ公爵派閥が守備に就いた砦の国境線だけだが。
当然だが、海も視野に入れている。海の確保は大きいぞ。海は魔物が大量にいるが、塩の産地だからな。海はどれだけあっても良いんだよ。塩は何処の海で取れたものでも塩だからな。効率のいい魔道具については話さないけどな。
色々とついでが多いんだけど、これで良いんだよ。攻略できるのであればしてしまうべきだと思うし、出兵の事を考えると、次がないくらいに叩きのめしておく方が良い。
ミッチェルハーロウ公爵派閥としては、大魔境の開拓で忙しいので、こんな所で遊んでいる場合ではないんだよな。もっと重要な事があるんだよ。
領地が増えることは良い事だけど、ここの領地を貰う訳にはいかないからな。ミッチェルハーロウ公爵家の領地にする訳にもいかないし。
多分だけど、恩を沢山売る事で、王領とするんじゃないだろうか。王領が増える分には誰も困らないしな。小さい飛び地もある事なんだから、そうするだろう。
「それでだ。良い感じにまた兵站攻撃ができている訳なんだけど、そろそろ向こうの討伐隊も来るんじゃないか?」
「そう思っていたんですけどね。順調に回収できている所を見ると、まだ討伐隊も組織されていないんじゃないかと。動きが遅すぎて何かあるんじゃないかと勘ぐりたくなるんですが、そんな訳でも無さそうなんですよね」
「ああ、兵站攻撃部隊に話を聞いているからな。何の変化も無いとのことだし、ラウレーリンに奪った兵站を送り付けているんだろう? そっちで問題があれば、連絡が来るだろうしな」
「そうですね。後5日後くらいには結果が来るんじゃないですかね? その位から色々とやってますし。初めの頃の兵站には何も仕込んでいないとは思うんですが、5日後の兵站には何かが仕込まれていてもおかしくないんですよね」
「俺としては、考えすぎだとは思うけどな? まあ、そういう事は納得するまで調べた方が良いのは確かなんだけど」
「何かあってからでは遅いですからね。それに、使える物資であれば、ちゃんと使ってあげるべきなんですよ。私たちがですけどね」
「支援物資を無しにする訳にもいかないからな。向こうは支援し続ける必要がある。それの半分以上はこっちが狩り取ってしまっている訳なんだけどな?」
「普通は大戦力に十分な兵站があれば負けませんからね。今回は兵数が同じくらいで、尚且つ兵站に攻撃を受けている。私ならこの時点で降伏しますよ」
「だよな。俺でもそうする。なんでまだまだやる気なのかが解らないからな。何か秘策があるんじゃないかとも考えてしまう」
「秘策は無いでしょうね。あるならもう使ってますよ。ここまで来て温存しておくのは本当の馬鹿ですからね。秘策は使わなければ意味がない。持っているだけでも大した事にはならないんですよ。使わないんじゃなくてもう使っただと思うんですけどね」
「もう使ったって何に使ったんだ? こっちは何も被害が出てないが? 被害が出てないのに、使われたってのもおかしな話だろう?」
「ああ、いえ。こっちに使われたんじゃないんですよ。多分ですけど。砦に対して使ったんだと思いますよ? 砦に対しての秘策があったんでしょう」
「秘策ねえ。でも、こっちの領地を侵されたという情報が入ってきていないから、秘策は失敗したと思って良いのか?」
「でしょうね。そもそもの話、何処かの砦を攻略しない事には、戦争って始まらない訳ですし。何処かの砦を攻略する秘策があったと見るべきでしょうね。もっとも、効果が無かったのか、限定的だったのか、今も必死に防衛しているのかは知りませんが」
「派閥間で情報交換をしているが、そんな情報は無かったしな。多分別の派閥に使ったんだろうな。使わない選択肢は無いんだろう?」
「無いですね。秘策は使わないと意味無いですし、砦を突破しないと意味が無いですから。砦を突破した後の秘策なんて意味無いですし」
「それがあったらこっちに使ってきているだろうな。となると、秘策は無意味に終わったと、そういう事なんだな?」
「自然とそうなると思いますよ。秘策も準備していなくて戦争を始めたとは思わないですし、思いたくもない。普通は用意してしかるべきなんですよ。バレない様にするのも1つの策ですけど、使わない理由にはなりませんし」
「そうだよな。……お、また来たな。補給部隊も結構な数を叩いたと思うが、まだまだ送ってきているし、護衛の数もそこまで多くはない」
「兵站をなんだと思っているんですかね? もっと迂回するなり私たちに狩られないようにしないといけないはずなんですが」
「だよな。普通は迂回するなり、護衛を沢山つけるなりして何とかしようとするはずだよな。……護衛に関しては、こっちが強すぎて無意味だが」
「やはりといいますか、パッシブスキルの訓練方法が強すぎますね。こんなことになるとは思ってもみなかったですよ」
「それに装備も違うからな。地竜魔銀製の武器防具を使われたら、その辺の鉄製の武器なんて関係ないからな」
「兵士の技量でも勝っている。武器防具の質でも勝っている。こんな状況になるのは普通ないんですけどね。鉄をも切り裂く武器を持っている方が異常なんですよ。ここ10年で変わり過ぎです。大きく変化し過ぎなんですよ」
「こっちには都合が良いけどな。余程じゃない限り兵士が負けないんだから。冒険者もまだ脱落者は0なんだろう? 大戦果だよな」
「冒険者は1番最初以外は前面に出していないですしね。主だったところは兵士が当たっていますから。補給線を断つのが冒険者の仕事って感じです。まあ、盗賊の真似事なんですけどね。奇襲からの強奪なんて盗賊まんまですよ」
「だが、作戦はうまく機能している。このまま行けば勝てるだろうな。何時停戦するのかが問題な訳なんだけど、どう思う?」
「向こうは今すぐにでも交渉したいんじゃないですか? こっちが突っぱねている可能性もありますよ。まあ、やり取りするまでの時間の内に攻めているだけの気もしますが」
「侵略速度が尋常じゃないからな。相手側も対処に困っている所かもしれないか。停戦の使者は送ったが、正式な停戦までは50日はかかるからな。今で何日目だ?」
「私たちが砦に入ってから、62日目ですね。事態は急激に動いているので、本当に停戦の使者がまだ辿り着いていないだけなのかもしれません。辿り着いたところで、時すでに遅しなんですが。戦争を始めてしまったのが敗戦の理由ですね」
「初めからしなければ良かったと言う事だな。戦争とはそういうものだとも思うが。基本的に仕掛けた側が負けだよな。色んな意味で」
「普通は勝算があって仕掛けるんですよ? まあ、勝算があったのは事実なんでしょうが、それが失敗してしまったんだから仕方が無いんじゃないですか? 何処で決戦兵器を使ったのかは知りませんけどね。使ってないなんてことは無いでしょうし」
だよなあ。このまま勝ててしまっても良いんだけど、時間が短すぎるんだよな。向こうは何のために戦争を始めたのかが解らないんだよ。こうなったもの全部ウェンリー兵士長の所為なんだが。




