自派閥までは砦を落とします
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砦に引きこもってくれていると、落としやすくて良いよな。もう何回聞いたのか解らない砦の陥落報告を聞きつつ、占領地を増やしていっている。
勿論だけど、盗賊行為は続けている。物資が集まることは良い事だからな。ただ、その戦果もどんどんと少なくなってきているんだけど。
単純に場所が遠すぎるんだよな。そろそろ限界に近いんだよ。移動だけで2日3日かかるのが普通になってきている。かといって、まだ南端まで行っていないので、ここで拠点を別の場所に移すわけにもいかないんだよな。
動かすのであれば、南側に動かす。南側は後20と少しくらいの砦しか残っていないからな。ミッチェルハーロウ公爵家の守る砦だけだ。そこを全て落とせば、ある程度の自由ができるようになるんだけどな。まだまだ時間はかかりそうだ。
とはいっても、後10日もかからないとは思うけど。もうちょっと本拠地と今の仮拠点が近ければ、色々とできるんだけど。
残念ながら、本拠点のアルローゼンは遠い。連絡はできるが、それでも遅い。何か魔道具で連絡ができないんだろうか? 開発させてみるか。
魔道具に関しては、ケスラシュミット準男爵家が強い。そこに依頼をしてみようかな。遠くの人と文書をやり取りできる魔道具があれば、色々と捗る。
欲を言えば、話が出来るともっと捗るんだけどな。できるのかどうかは解らないが、できたらウェンリー兵士長が忙しくなる気がするな。
いやなに。大魔境の方に派遣するのも有りかなと思っているんだよな。ここまでずば抜けた能力を遊ばせておくのもなんだなあと思い始めたんだよ。中隊長も重要な仕事ではあるんだけど、兵士長をやっている時の方が活き活きしているんだよな。
好き勝手にやらせる方が良いタイプなのかもしれない。割と本気でそう思っているからな。無論、魔道具で文書のやり取りができるようになったらの話ではあるんだけど。
多分だけど、毎日の報告書が大変なことになりそうなんだよ。20日ほどかけて到着した報告書を見て対処していたら間に合わない気がする。
援軍や補給物資を送ったら、「足りたので要りませんでした」とか言われそうだからな。何とかしてしまう気がするんだよ。
「それで? ウェンリー兵士長としては今後どうしていくつもりなんだ? そろそろ次の段階に進んでも良いと思うんだけど」
「そうですね。近々この仮拠点である砦を移動するつもりです。10個ほど向こうの砦に移動して指揮を取りたいので」
「そうなると、南側に移動をするのか? 最低限の人数はここに残しておかないといけないだろうが、物資の輸送先も変えて貰った方が良いのか?」
「いえ、移動するのは北側にです。バズビーテイラー辺境伯家の砦を借りるつもりで居るんですよ。もう南側は放置していても大丈夫なので。それと、物資の輸送先はラウレーリン様に報告してあります。なので後は移動をするだけで良いんですよ」
「お前は本当に相変わらずだな。じゃあ今のこの状況も予想通りの範疇な訳だ。北側となると、激戦区になってくるだろうからな。油断はできないか」
「いやまあ、予想は超えてきているんですけどね? ちょっとばかりラウレーリン様の動きが早すぎるので、こちらも5日ほど早めに移動する羽目になったと言いますか」
「多分だが、向こうもこんなに戦力を全部使っての行動は予想外だと思うぞ。準備はしておいたからって感じで準備していると思うし」
「まさか準備したものを全部使うとは思ってもみなかった、ですか? 私としては、準備されたからには使い切るという感覚なんですけど」
「普通は準備されても使い切れないものなんだよ。平気で全部使おうとするから忙しくなっているんだぞ? お陰で勝てているんだけどさ」
「基本中の基本は、兵数が勝っていて、兵站がしっかりしていれば、策なんか使わなくても勝てるんですよ。策を使わないといけないのは、同数か劣勢かの何方かなんですよね。砦を攻めるにしても、劣勢であるからこそ策を使っている訳です」
「普通は策を思い付かないし、それの準備も必要になってくるんだからな? まったく。それで? 北に拠点を移して何をする気なんだ?」
「勿論略奪を繰り返すんですよ。相手側の兵站を潰すのは基本中の基本です。兵站がしっかりしていれば、士気の低下も防げますし、色々と策を使う事ができるんですよ。何もさせないためにも、兵站は削れるだけ削っておくべきです」
「まあ、言いたいことは解るが、ここまで来てもそれは変わらずなのか? そろそろ力押しで何とかなるんじゃないかという所まできていると思うんだが」
「力押しでどうにかするのは最後ですよ。まずは兵力を無力化することこそが常道。常に勝ちたければ、常にやるべきことをやるべきです」
「それはその通りなんだろうけどな? 後手に回りかねない事も考えると、そうした方が良いんだろうと言うのは解るが」
「何事も向こう側に全力を出されては被害が大きくなるだけなんですよ。首を締めるにも、いきなり締めては警戒させるだけです」
「もう十分警戒されていると思うんだけどな? わざと情報を持った兵士を逃がしているだろう? それはなんでなんだ?」
「情報を持って帰った兵士がやる事は、隣の砦に情報を伝える事。それはすなわち、攻めに出ている兵士を守りに入らせる事なんですよね。守りに入れば、砦の中に籠るのが普通だ。そこを毎度の戦術で水死体に変えると。そういう事です」
「……確かに砦が落ちたという情報を持った兵士は、なんで砦を落とされたのかは知らない。見て落ちたのが解るだけだからな。やる事がえげつない」
「簡単に砦が落とせることは良い事ですよ。繰り返しの作業で落ちるのであればなおの事。最初に言ったじゃないですか。できるのであれば、国を落としたいと」
「言っていたのはその通りだが、本当に落ちるとは思っていないだろ? 落とせそうな気もしてきたのが何とも言えない所なんだけどさ」
「絶対に無理ですし、やるべきでは無いんですよ。領地が倍になるんですよ? 貴族家の再編成もあることながら、反抗するかもしれない者の処分なんかもやらないといけないですし、統治する側にとっては、一気に全部落とされると困るんですよね」
「まあ、それはそうなんだけどな? このままではいずれ全部落としかねないと思っているんだけど、その点はどうするんだ?」
「派閥の砦までで止めますよ。それ以上は行く気が無いです。だから、辺境伯家を3つ分落とすのも難しいんですよね。良くて1つ分です。管理するにしても3つ分くらいは落としておきたかったのが本音ですけどね。無理なものは無理なんですよ」
「そうか。無理というのであれば無理なんだろうな。しかし、ここまでミッチェルハーロウ公爵派閥が圧勝してしまうと、どうなるんだろうな?」
「さあ? その辺はミッチェルハーロウ公爵家の腕の見せ所なんじゃないですかね? 何をするのかまでは解りませんけど、悪い事にはならないでしょう」
そりゃあ、悪いようにはしないだろうけど、ここまで圧勝してしまうと色々と面倒が増える気がするんだけど、気のせいだろうか?
特に賠償問題とかどうするんだろうな? 金銭だけでは足りないぞ? かといって領地を差し出してくるのも将来的な事を考えると違うだろう? 何を貰うのかだよな。人か? でもそれも将来的な事を考えると無いだろうし。
難しいことは難しいことが解る奴が何とかすればいいか。俺はとりあえず、この出鱈目なウェンリー兵士長について行くだけだからな。




