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【書籍化】庭師の錬金術師【★10月10日★販売!】  作者: ルケア


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もっと切り札が欲しい

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

「ポーションを販売から支援に切り替えて貰ったわ。これで他の自派閥の貴族家から冒険者の流入は防げると思うわ」


「すまんな。そうなるとは考えていたんだけど、自派閥からもって所を見逃していた。販売にするのであれば、支援金を見直さないといけなかったし、助かった」


「いいわよこの位。販売から支援に切り替えたところで、痛手でもなんでも無いもの。どうせ大量に作っていたものを渡すだけよ」


「一応、そうだろうとは思っていたけどさ。けど、派閥の方針も変えてしまったからな。ポーションが不足するよりは余程いいとは思うけど」


「何方にしても、近々販売から支援に切り替える予定ではあったのよ。それはこちらにも情報が着ていたわ。ただ、切っ掛けをどうするのか、って事もあったのよ。今回の事については、はっきり言うと都合が良かったのよ」


「あー。てことは、ミッチェルハーロウ公爵家でも、バズビーテイラー辺境伯家でも量産の体制は整ったって事なんだな。何時にするかだけって事はそういう事だろ?」


「そういう事ね。既にポーションの在庫が積み上がっている最中だったの。いつでも販売から支援に切り替えることは可能だったのよ」


「そこまで時間もかかってないから、流石だよな。マクファウスト侯爵家が大々的に支援をしたってのもあるんだろうけど、ミッチェルハーロウ公爵家はともかくとして、バズビーテイラー辺境伯家でも準備が完了したんだな」


「ええ、かなり広い領土だけれど、その7割程度でポーションを量産できているらしいの。もうマクファウスト侯爵家が出張る必要が無いくらいには習熟しているらしいわよ?」


「それは良い事だな。最前線から近い場所で補給が出来るってのが良い事だ。まだハイポーションにしても、エリクサーにしても教えてないから、そっちの方面では独占できるしな」


「そうね。肝心の世界樹の育て方が解らないんだもの。それを教えるのはもっと先の話になるわね。切り札は多い方がいいわ」


「だよな。切り札がない状態ってのは、交渉にもならないって事だからな。何かが起きたときに、交渉材料がまったくないと言うのは避けたい」


「ええ、だから黙っていることも正解なのよ。自力で見つけ出されることも考えられるけど、エリクサーやエリクシールはともかく、アムリタとソーマは無理でしょう? これも真似されたら、出せる切り札が少なくなってしまうわ」


「出せない切り札なら結構な数あるんだけどな。武器類防具類もそうだし、後はソーマ酒も出せないだろう? あんなものが切れるわけがない」


「ソーマ酒は絶対に切らないわよ。切るとしても限りなく高値で売ってやるわ。あれに関しては、本当に秘匿しておかないといけないものだもの」


「偶然見つけたってレベルでもないからな。あれは偶然じゃあ見つからない。そもそもロズマリーフの栽培方法も見つけ出さないといけないんだし、まず不可能だろう」


「そうね。2つも3つも切り札を切らないと解らないものだもの。簡単に真似されても困るわね。出来る限り情報を秘匿するわよ」


 この力の入れようである。ソーマ酒は誰にも渡さないという覚悟の表れだな。まあ、余程の事が無い限り解らない訳なんだけどさ。と言うか、あの酒屋の男性も良く見つけたなって感じではあるんだけどな。執念なんだろうな。


 とりあえず、派閥のポーション問題については片が付いた。いい方向で片が付いてくれてよかったよ。元々支援にするつもりだったのであれば、とっととすれば良かったのに。


 まあ、いきなり支援にするってのも抵抗があるのは解るんだけどな。でも、準備が出来たのであれば、とっとと切り替える方がお互いの為だからな。


 ポーションの不足は大きな問題になる可能性が高い。……まあ、あり過ぎると今度はスタンピードが酷くなるって事もあるんだけど、それは注意させておかないといけない。


 勿論だけど、それは寄子には伝えてある。早い段階で兵士の増員と、冒険者の同意を貰っておけよとは伝えてある。そうしないとスタンピードで負けましたと言う事になりかねないからな。過剰と思えるくらいの人数で丁度良くなる。


 何とかするとは思うけどな。出来なかった場合は、援軍に向かわないといけないんだけど、距離が遠いのがネックなんだよな。


 マクファウスト子爵領は、全体的に見ると西側にある。対してミッチェルハーロウ公爵派閥の領地は、東側が殆どなのだ。


 だから、移動にはもの凄く時間がかかるんだよな。援軍は間に合わない可能性が高い。だから、寄子たちでというよりは、派閥で応援にいける体制を整えないといけないんだよ。


 幸いにして、孤立している貴族家はマクファウスト侯爵家とマクファウスト子爵家だけだ。ミッチェルハーロウ公爵家も孤立しているとは言えるんだが、公爵家だしな。そこは問題ない筈なんだよ。公爵家が簡単に崩れるとは思っていない。


 寄子同士で助け合いをしてもらうしかない。当然助ける側に回る事もあるから、ある程度の軍は持っていて貰わないといけないんだけど、収支が改善させるのはもっと後なんだよな。


 ポーションの支援があるとはいえ、自前で作っている訳ではないからな。自前で生産できた方が資金的には強いんだけどな。


 まだまだ教えるには早いと言う事なんだろうか。もう教えても良い様な気がするんだけどな。狩り過ぎる問題が出てくるのも時間の問題だもんな。


 それでも、切れる札と切れない札があるんだけど。切れる札を用意しておかないといけないんだけど、切れる札が殆どないのが今なんだよな。


 薬関係、医術関係の事しか切る札がない。それは由々しき問題でもあるんだよな。切るにはちょっと札が弱いんだよな。強力な札があれば良いって訳ではないんだよ。強い札ほど切れないんだから、程々の札が良いんだよ。


 錬金術関係の札は殆どマクファウスト侯爵家の物だしな。渡してしまっても問題は無いんだけど、自分たちで切れないという問題があるんだよ。


 自前で切り札を用意したい。薬系統で何かが見つかれば良いんだけどな。いい薬は沢山見つかっている。だけど、交渉材料には弱いんだよな。


 交渉しないといけない様な状況にならない方が良いんだけど、なる時はなるからな。その時に切れる札という存在がある方が有利なんだよ。ポーションの量産が可能になった今では、金で買うという事があまり意味を成さないんだよな。


 勿論だが、他派閥には資金で殴る事は出来る。ポーションで出来た余剰金があるのは、ミッチェルハーロウ公爵派閥だけだからな。


 できるだけ金で交換と言う事にしたいんだけど、他派閥から金でどうのこうの出来るのかって疑問はあるんだよな。


 持っていかれたくない技術もあるから、切り札を使わないといけないこともあるんだよな。そんな事態にはならない方が良いんだけど、なる可能性はある。殆どが金で解決できることだろうとは思うが、解決できない事も考えないといけない。


 この前のように、動物を買うとかならば、金銭でどうにでもなるとは思うんだけどな。主要産業に引っかからなければという話ではあるんだけど。


 流石に主要産業が羊の毛で、羊を大量に売ってくれと言うのは難しいだろうからな。暫くは報酬がない状態になるという事なんだから、法外な金額を要求される場合もあるが、金額を言われたのであれば払うだけだ。


 問題はそれ以外の要求が来た場合なんだけど、それをどう対処するのかだよな。他派閥とも交渉はしないといけないし。


 自派閥だけで全部が終わる訳ではない。こっちの派閥も、農作物は他派閥に売りに出しているしな。自由に使える切り札が欲しい。探さないとな。

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