アムリタでも無理なことはあるんだ
OFUSE始めました。
https://ofuse.me/rukea
ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。
https://rukeanote.hatenablog.com/
さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。
https://twitter.com/rukeanote
今年ももう終わってしまうんだな。色々とあったせいで時間の流れが早すぎる。もっと遅くても良いんだけどな。変化はもう少し緩やかでいい。
いつも通り庭仕事という名の畑仕事をして、書類と格闘をし、ラウレーリンと語り合って就寝する。これが殆ど毎日続いている。
平和だと思う。何事も無いんだからな。ただ、変わったことが多すぎると言うのが、最近の悩みだ。昔の常識と今の常識、もう既にかけ離れてしまったものを思うと、これがなかなかに堪える。
一番の発見はアムリタの発見だろう。ソーマも新しい発見なんだけど、そっちはエリクシールで既に過剰なんじゃないかと思われてしまっていたからな。大発見な事には違いない。ただ、どうしても話題性になるのは、アムリタの方だ。
これも解っていることではあるんだが、ある程度管理の行き届いた場所でしか、ユグドラシルを栽培していない。マクファウスト子爵家では、アルローゼンを除くと、飛び地の都市2つだけだ。
盗まれても構わない。どうせ育てられないからな。……アムリタが他の土地でも作られるようになるには、色んな事柄を盗まないといけないんだ。まずもって無理だろう。
アムリタは、市販されていない。だが、大怪我を負った人が居るという情報が入った場合、アムリタを使って助けると言う事がある。
アムリタでは、大怪我を負った人でないと意味を持たない。それ以外の傷であれば、エリクサーでも十分なのもあるんだが、生まれながらにして腕が無いものには効果がない。
腕がない、足がない。偶にそう言った人も生まれてくる。その人に対してアムリタを使った場合、元々ない腕を作り出すことは出来ない。あくまでも、あったものを失ったときにだけ効果があるものなんだ。アムリタも万能なものではない。
何故そうなのかの研究が行われている最中だ。俺の答えとしては、ポーションはそもそもがあったものを元に戻すのが役割で、無かった物を作り出すわけではないという事だ。
必要な筈の腕がない人は、その腕がない状態で普通なのだ。なんでなのかは知らない。だから、腕がない状態が異常という怪我人と違って、腕を作り出せないのはそういう所に原因があると思っている。
もしかしたら、腕を作り出すポーションも存在しているかもしれない。そう思うが、植物知識の中にそのような植物があるのかが解らない。植物知識は、ポーションの素材になるかどうか解らないのだ。植物に関しては強いんだが。
片っ端から植物を当たっていけば、該当する植物を見つけられるかもしれない。が、そんな時間も労力も無い。
研究は無駄に終わるんじゃないかという思いが若干ある。既にこれ以上の成果は出ないのではないか。無かった物をある事にするポーションなど無いのではないか、そう思う。
植物知識にSPを振り分けられるのであれば、まだ可能性があると思ったかもしれないが、既に植物知識のレベルは30。もう上がらないところまで来ている。
アムリタは不可能を可能にするポーションではない。あったはずのものを元通りにしているだけなんだ。俺はそう思っている。そうでないと説明がつかないからな。
腕の無い人の腕が生えるのであれば、健常者が使えば、3本目の腕が生えてきてもおかしくはないと思う。普通はあり得ない事ではあるんだが。
だが、そういう事なんだろうと思うんだよ。腕が無い人はそれが普通なんだよ。神様がそう決めたのかは知らない。だが、何かで決まっていないと説明がつかないだろう?
それを研究するのは、どうなんだろうな。俺は一応だが信じているんだが、神様に喧嘩を売る事になるんじゃないかと思っているんだよ。神様を信じることがおかしい? そんなことは無い。誰に職業を貰ったと思っているんだ。
だから、腕が無い事にも意味があるんじゃないかと思うんだよ。無いなりに何かしら役割があるのではないかと思うんだ。どんな役割なのかは、職業次第かもしれないが。
今は腕が無くても働ける。足がなくても何とかなる。昔は、酷かったぞ。殺されていたんだから。腕が無いのは魔物だと思われていたからな。足が無いのも魔物だと思われていた。生まれてすぐに殺されていたよ。
稀に生きている人がいたが、碌な生き方をしていなかった。そうでしか生きられなかったからな。特に村では無理だ。風聞に負ける。
あの女は魔物を産んだと一生言われる事になる。例え次の子供が普通であろうとも、言われ続けることに変わりはない。
それを思えば、生きやすくはなったよな。アルローゼンでも、腕がない、足がないという人は、100人以上いる。そんな人でも、仕事に就いたりしているからな。
単純に働き手が少ないからって理由もあるんだが、一番は職業だ。スキルさえあれば、手や足が無くても役に立てるんだよ。
まあ、働けない人もいるんだけどな。一番酷いのは、目が見えない事なんだ。目が見えないとどうしようもないんだよ。前も後ろも解らないだろうし、そもそも生きていくことが不可能だ。誰かの手を借りなければな。
そういう人には、補助金が出る。貴族家としても、そういった人にも生きるべき価値があると思っているからだな。ミッチェルハーロウ公爵派閥はと注釈は付くんだけど。
他の貴族家については知らない。どう扱っているんだろうな。目が見えなくても出来ることはあるんだがな。俺みたいにパッシブスキルを育てるとかな。
誰の役にも立たない人なんていないと思う。誰かは誰かの役に立っている。そう思うぞ。……働かないものも、医者の役には立っているからな。
なんにしても、常識が変わってきてしまっている。俺の周りだけなのかもしれないが、昔とは変わったよな。少なくとも1500年も前の事なんだもんな。
職業が与えられてから、人間はどう変わったのか。出来る筈の事が出来なくなった代わりに、別の何かが出来るようになった。そんな感じだろう。
最近の兵士は、魔法を使えるようになっている。使えない魔法もあるんだけど、ある程度の魔法は使えてしまっているな。鑑定系の魔法とかは使えないんだけど。あれは、なんで魔導書で使えているのかが解らないんだよな。
魔法が使えることは、冒険者にも伝わってきているというか、伝えていっている。魔法使いに確職した人でも、色んな魔法が使えて良いと思ってくれている人が多いんだよ。
ただ、どうしてもスキルの魔法の方が強いんだよな。同じ魔力を消費しているのに、スタミナも消費しているのに、威力が全然違うんだよ。スキルの方が圧倒的だな。特にレベルが10を超えると一気に差が開く。
確職の恩恵なんだろうな。神様が何かをしているんだろうな。そう思わざるを得ない。そのおかげで職業が魔法使い系の人の仕事が無くならなくて済んだんだけどな。
錬金術も出来る人が増えてきた。魔法も使える人が増えてきた。だが、魔道具はどうあがいてもスキルでやらないと作れないんだよな。やり方が間違っているのかもしれないが、それを研究するつもりは毛頭ない。
魔法使いの結果で明らかだろう。錬金術師系統の職業で明らかだろう。職業を、スキルを使った方が圧倒的に良いものが出来ると。
作業でやる錬金術では、どうしてもA品質を超えられない。今だにS品質は0だ。もう何本作ったのかも解らないくらいに作っているんだが、S品質にはならない。
そういうものなんだろうと思う。スキルでしか到達できない地点があるんだよ。だからこそ、神様が影響していると思っているんだけどな。神様しか不可能だろうよ。こんなことを出来るのは、神様しかいないんだよ。
スキルがあれば、ある程度の事は片が付く。スキルが無くても出来ることもあるが、魔道具は大量に必要という訳でもないからな。
ポーションのように大量に必要であるのならば、技術で作った方が良いんだろうけどな。魔道具を技術で作る様になるには、まだまだ時間がかかりそうだ。




