7人目は男の子
OFUSE始めました。
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量産にはほど遠いが、アムリタの生産が始まった。まだ市販するつもりは無いけど、いずれはと思っている。育て方については、マクファウスト侯爵家にも伝えたので良し。
非常に面倒だけどな。トレントがエルダートレントになるのって割と少数なんだよな。それにトレントは移動するんだよ。ずっと見張っている訳にもいかないんだよな。
世界樹、トレント、世界樹、トレントって流れがずっと続くときもあれば、世界樹、エルダートレントになる場合もある。何が違うのかが解らない。これからも研究対象になるんだろうけど、何が違うんだろうか?
それが解れば、もの凄い事だと思うんだけど、エルダートレントの使い道がユグドラシルを育てる事以外に無いんだよな。
木材としては、トレントと大差がない。硬い訳でもないし、更に燃えにくくなっている訳でもない。大きさが変わる訳でもない。何が変わったのかを疑問視するだけなんだよな。
とりあえずは、広めていくのは広めていく。領地内でアムリタを作っていくのは良い事だからな。流石に海側の飛び地には無理だけど。あそこには要らないだろうと思っているんだよ。流石に村に作るには邪魔だからな。
エルダートレントの切り株もそこそこ輸出しているんだよ。沢山は無理だから、今の所はそこそこだけどな。マクファウスト侯爵家にだけしか売れないけど。
他の所にも売っても良いんだけど、使い道が無いだろう? ユグドラシルを育てる以外に価値が殆どないと言っても良いんだから。
まだ見ぬ価値があるかもしれないけど、知らないからな。知らないってのはどうしようもないんだ。知っている事しか出来ないのが普通だからな。
そんな訳で、ユグドラシルの増産を始めているぞ。目指せS品質。錬金術師に確職している人たちのレベルも上げないといけないからな。どんどんと上げていこう。
で、5月の中頃なんだけど、子供が産まれました。4男ですね。名前はブルースって事になりました。ラウレーリンが命名したぞ。いつもの事なんだけど。
毎度のことながら、俺が抱くと泣くんだよなあ。ラウレーリンは笑っていたが、割とショックなんだよな。逃げようとされるのは、心にくる。
元気に産まれて来てくれているだけで良いんだけどな? 元気に育ってくれよ。多分だけど、何処かの領地を任されることになるんだからな。5年後に大変な事になるんだけど、そこの領地の何処かを治めて貰う事になるんだと思う。
しかし、ロレシオも6歳になったんだよな。もうすっかり貴族の子息になっていると思うぞ。うん、俺なんかよりも余程貴族っぽい。
嫌味が無いのが救いだな。ロレシオは自分に厳しい。ラウレーリンはもっと厳しいんだけど、ラウレーリンに似てくれて良かったよ。
俺に似てたら駄目だろう。役に立っているとはいえ、錬金術ありきの話だからな。勉強はしているが、既にロレシオに負けている気がする。
後3年しか無いのか。9歳になる年の1月からは学校に通わないといけないんだよな。学校は寮生活だ。使用人も3人まで連れていくことが可能になっているらしい。
3人で足りるのかという話はあるんだそうだ。3人もいれば十分なんじゃないかとは思うんだけど、足りないらしいぞ。特にロレシオみたいな次期当主予定者にはな。面会とかパーティーとか色々とあるらしいのだ。
子供が既に貴族社会に飲まれていることに関しては、仕方がないらしいからどうしようもないな。俺がなにかを出来る訳ではないし。
むしろ何も出来ないまである。最低限の荷物を持たせてやることくらいしか出来ないんだよな。何を持たせればいいんだろう? アムリタを持たせるか?
ポーション各種は持たせておいて損は無いし。何かあったら困るからな。それか、連れていく使用人を鍛えるか? 兵士の訓練に参加させるのもいいかもしれない。
使用人が護衛術を使えることはおかしい事ではないからな。その辺はラウレーリンとも相談しないといけない。誰を連れていくのかを決めないといけないんだけど、誰になっても良い様に、皆鍛えておく方がいいかもしれない。
9歳から12歳までの4年間学校に通う事になるんだ。最低でも12人の使用人を鍛えないといけないんだよ。使用人はもっといるけど。なんなら子供たちに既に10人以上の使用人が付いているんだけどな。そこまでやらないといけないのかという事はあるんだけど。
因みに俺の使用人はラウレーリンと共通の使用人が25人。俺専用の使用人が5人だ。既に子供達に負けている件。
理由はあるんだけどな。子供たちの使用人は一応だが、良い所の人を雇っている。マクファウスト侯爵家の遠い血縁者とか、寄子の遠い血縁者とかな。
対して俺の使用人は元平民である。商人の家のとか、良い所の出のって言うのはあるんだけど、単純な平民なんだよ。
一応だけど、防犯の意味でもあるんだよ。普通に世に出してはいけないものも扱っているからさ。元平民だと、そういう時に切り捨てやすいってのがあるんだよ。
物騒だとは思うけど、一応は何かあった時の為の切り捨て要員だから平民を選んでいると言っても良いんだよな。
流石に貴族の血縁者を切り捨てる訳にはいかないし。当主であれば、自分の使用人は自分で決められるから、自己責任になるんだけどな。
因みにラウレーリンの使用人も半分は平民である。半分はマクファウスト侯爵家時代からの使用人だ。使用人ってこういう時にはついて行かないといけないってリスクもあるんだよな。
特に今回は4つの準男爵家を興しただろう? それも使用人がついていく。格下の使用人になるんだけど、それで腐るようならそれまでなんだよな。
そういう所も見られるんだよ。貴族って面倒だろう? 俺も貴族にはなったけど、半分くらいは平民の感覚だからな。勉強はしているけど、平民として生きた感覚が長すぎるんだよな。1度目があるから特になんだよ。
2度目だけなら、もうちょっと馴染んでいたのかもしれないけど、平民だった期間が70年くらいあるからな。流石に抜けきらない。
食べ物に関しては大分慣れたと思うけどな。高級品が出てくるときもあるんだよ。割とよくある話なんだよ。
まだ心の中では値段を気にしながら食べているからな。顔に出したらラウレーリンには勿論だが、子供たちも居るからな。悪い所は見せられない。それにラウレーリンだ。揶揄う事くらいはやってくるぞ。早く慣れろって意味で。
最近は料理も美味しくなってきたしな。第2回料理大会も盛況だったんだ。参加者は前回よりも増えていたし、勝ち残った面子も全員違った。
まあ、圧倒的に主婦層が強いんだけどな。4人とも主婦だったよ。料理人は頑張っても居るんだろうけど、そんな時間が少ないだろうからな。実験中の料理なんて店に出せないだろうし。主婦でもそんなに試行回数を稼げる訳でもないんだけどな?
ラウレーリン曰く、高級路線の店が無いのが問題なんだそうだ。高級路線なあ。誰が行くんだって話になってくるだろうし、難しいんじゃないだろうか。
そして、勝ち残ってきた料理は、4人ともまた料理人に教えて貰って、レシピ本を教会に置いてきた。その内料理の本だらけになるんじゃないだろうか。
肉料理が殆どなんだよな。魚料理も4人の内1人が出してきたけど、まだまだ肉料理が強い。肉が安いってのが原因の1つでもあるんだけど、他の料理も食べてみたいなと思うんだよな。でも、1口だけの味見だからな。濃い味付けに勝てないんだよな。
第3回はどうなるのかは解らないが、楽しみにはしている。見たことも無い料理が出来てくれると有り難いよな。まあ、そんな事にはならないとは思うけど。




