マクファウスト侯爵との会話
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「と、そのような感じですわね。お父様の方でも情報を掴んでいるかとは思いますが、こちらが集めた情報としては以上になります」
「ふむ、こちらとてある程度の情報を収集していたが、そんな事になっているとはな。ラスコシッラ公爵家とダルバダラゴーナ公爵家が組んだ、か。脅威にはならないだろうが、勢力が大きいと言うのが何とも言いようがない」
「ですが、それだけでしょう? こちらの方が発言権は大きいですもの。特に前回の戦争でラスコシッラ公爵家の1人勝ちにしなかったのが大きいでしょう」
「だな。1人勝ちにしていれば、順位は2位まで上がって来ていただろう。そして、5位のダルバダラゴーナ公爵家と一緒になってこちらに張り合ってきただろうな」
「張り合える力など無いとは思いますけれど。そこで寄子剥がしがされていたのであれば、多少は影響したのでしょうけれど。今更したところで無駄になるだけでしょうね」
「しかし、寄子を剥がされるのも癪に障るな。ここまで育ててきた寄子を剥がされるのは、少し勿体ない。折角いい感じの関係を結べているのだ。このまま続けていきたいと思うのが人情。それよりは、向こうの寄子を剥がしてしまうのも手か」
「あら? 向こうから剥がしますの? 簡単に剥がせるでしょうが、必要でしょうか? 所詮は子爵以下の話でしょう? 必要ないのでは?」
「必要かと言われれば必要はない。だが、勢力が大きいというだけでも面倒になる可能性がある。こちらにメリットは無いが、向こうにはデメリットになりうる。策として取り上げることは可能だろうな。そして、高確率で成功するだろう」
「でしたら、バズビーテイラー辺境伯家の近くの貴族家を剥がすのですか? 剥がすのであればその辺りになるとは思いますけれど。アンジェリオニジ公爵派閥と険悪になりませんか?」
「既に険悪であるからな。アワーバック伯爵家を潰した時点で険悪なのだ。今更何を気にすることもない。メラントスカーニ公爵派閥とはそこそこの仲でいたいからな。そちらの方面からは剥がさないようにしなければならないが」
うーん。会話には入れないな。簡単に言うと、仲間集めをどうするかって所なんだよな。別に必要ないのではないかってのがラウレーリンの意見で、相手のメリットを潰せるのだから、損をしない今の内にやればいいと言うのがマクファウスト侯爵の言い分だ。
何方も言い分は正しいと思う。今切り崩せるのであれば、しておくべきってのも解るからな。
ただ、面倒を見る家が増えるのはどうなんだってのも解らないでもない。マクファウスト侯爵家には12の寄子がある訳なんだが、男爵と準男爵だからな。
これが子爵家が寄子になるとちょっと話は変わってくるんだよ。規模が大きくなってくるからさ。普通は子爵くらいであれば独立して欲しいんだけどな?
独立は伯爵くらいにならないと厳しい。村の数も違ってくるからな。伯爵家からは本当に一気に広くなる。子爵家ではまだ足りないんだよ。
因みにマクファウスト子爵家は、領地の大きさ的には男爵くらいだな。若干大き目の男爵という感じだな。もっと領土は貰えるんだけど、それは結構後の話だからな。
今でも仕事は増えているのに、これ以上増やされても困るんだけど。でも、印鑑を押す仕事は減ったけどな。文官が代わりに押してくれている。その代わりに、報告書を読む時間が増えた訳なんだけど。要約されたものを読んでいるんだよ。
それでも、ラウレーリンの半分も仕事をしていないので、楽な方なんだけどな。身重のラウレーリンに仕事をさせるなよとは思うんだけど。
現在も妊娠中である。ちょっとお腹が気になるかな? くらいの感じだけどな。その内産まれてくるとは思うが、いつも通りにいけば、5月くらいになるはずだ。
何を隠そう、ロレシオ以外は5月生まれだからな。ロレシオだけは4月に産まれたんだよ。偶然って怖いよな。なんでそんなに固まっているんだろうか。
「しかし、面倒だな。ラスコシッラ公爵派閥とダルバダラゴーナ公爵派閥を一度に相手にしないといけないのは。そこにアンジェリオニジ公爵派閥も加わるとなると、いくら発言力が大きいからと言って、封殺されかねない」
「しかし、それだと何も決まらないという事になりませんか? 王族に発言力なんてないも同然ですし、決まらない体制になるのではないですか?」
「そうだな。全ての事柄に反対してくるわけではないと思うが、敵対派閥が3つになると、少しだが窮屈になるだろう。ミッチェルハーロウ公爵家がどう考えるのかまでは解らないが、少し入れ知恵をした方が良いのかもしれないな」
「ミッチェルハーロウ公爵家であれば、ある程度は掴んでいるのではないですか? 凡その流れは解っているでしょうし」
「ああ、そうだろうな。だが、確定している訳ではないと思う。それを確定させるだけでも大きい事になるからな」
「既知にしておくべきだと言う事ですね。方針はミッチェルハーロウ公爵家にお任せするつもりでよろしいのですか?」
「ああ、任せておいても大丈夫だろう。我らは寄子剥がしをするとなったら積極的に動くとしよう。ラウレーリンも寄子が欲しいだろう?」
「そうですわね。自分の寄子を欲しくないと言ったら嘘になりますわ。そうですわね、3つの家を剥がしに行きたいところです」
「まだ子爵家だからな。今はそれでも良いだろう。剥がすのであれば、強引に剥がせ。遠慮をしていては駄目だからな」
「あら? 強引に行くのですか? 穏便に裏から手を回そうと思っていたのですけれど。表から、正面から剥がした方が良いのですか?」
「その辺は経験不足だろうからな。表立って剥がす方が良いのだ。敵対関係にある場合は特にな。どうせ関係改善は望めないのだから、いっその事解りやすく強引に剥がす方が寄子が逃げにくい。裏から手を回すと、伏兵になる事があるからな」
「なるほど。敵対者に解る様に剥がすことで、今後の関係を断ち切るのですね。勉強になりますわ。それで? 取り合いになった場合はどうしますの?」
「取り合いになった場合は、派閥内で纏めることが多い。大抵は爵位の低い者が優先だ。伯爵家と子爵家が取り合い始めたら、子爵家に優先権がある。そうしないと、寄子は全て公爵家の寄子になってしまうからな」
「なるほど、それを解りやすくするためにも表立って強引に剥がさなければならないと言う事なのですね?」
「そういう事だ。取り合いになったのに、裏から手を回していては、どうなるのかが見当もつかないし、その貴族家が割れる懸念もある。故に派閥で剥がすことが決まった時には表立って剥がす方が良いのだ。勿論、裏から手を回さないといけない時もある。使い分けなさい」
「解りましたわ。それでは、ここ5年くらいは、アンジェリオニジ公爵派閥を剥ぎ取りに行くために、正面から堂々とを目的にすれば良いのですね」
うーん。物騒な会話だな。寄子を剥がしに行くのは決定じゃないから、何とも言えないんだけど、マクファウスト侯爵はこれからミッチェルハーロウ公爵に会うんだよな。その時に色々と言うんだろうな。こうしませんかと。
やることは解ったけど、俺は何処にどんな貴族家があるのかなんて知らないからな。近場の地図は作っているが、全部の、王国全土の地図って持っていないんだけど。
ラウレーリンは持っているんだろうか。持っているんだろうな。見たことは無いけど。普通は使わないものだからな。見てどうするんだって事もあるんだけど。
とりあえず、寄子を作りに行く感じで動けばいいんだろう? 主要産業にも因るよな。何の産業を育てているのかが重要だと思うんだけどな。




