組んでいるんだろうな
OFUSE始めました。
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さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。
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「考えすぎだと吐き捨てるには、余りにも状況証拠が揃いすぎているのよね。そう、そんな事をやっている可能性があるのね。……どうしようかしら?」
「やっていることは、多分だが当たっていると思うんだよ。ダルバダラゴーナ公爵家が大量の奴隷を王領と今回の戦争を引き起こした原因の公爵派閥と繋がっているって事になると思う」
「ラスコシッラ公爵派閥ね。そこに奴隷兵を大量に送り込んでいた、その可能性があると言う事なんでしょう? その可能性は高いのよね。ラスコシッラ公爵派閥は奴隷兵が多かったのに対して、アンジェリオニジ公爵派閥は奴隷兵が少なかったもの」
「まあ可能性の話だから、策略で動かそうとしていた事から、事前に集めていたんだって言われたらそれまでなんだけど、そうするとダルバダラゴーナ公爵家の動きが変なんだよな」
「そうね。噂は何もない所からは出てこないはず。職業を集めているのは事実でしょうね。王領に送り込んでいるのはこちらとしても都合がいいから放置するけれど」
「ん? そっちの方は確かに重要かって言われると怪しいけど、都合がいいってのはどういうことだ? 移民がこっちに貰えるからか?」
「それもあるけれど、魔物の討伐を急激に増やしたでしょう? 通貨の発行が追いつかない可能性もあったのよ。それも疑問に思っていたのよね。どう考えても通貨の発行量が足りないだろうと。でも、実際には何とかなっていた」
「あー、そうか。魔物討伐の報酬の7割くらいは国が出していたんだったか。それだと、確かに通貨が沢山必要になって来るな。もしかしたら、王領が通貨を発行しまくって力を付けるのを邪魔しているとも見えるのか」
「そうね。王からしてみれば、通貨を沢山持つことによって発言権を得たかったのでしょうけれど、その目論見が失敗したと見ても良いでしょうね」
「金があれば、問題の半分は片付くからな。後は人手だけなんだけど、王領にはダルバダラゴーナ公爵家から沢山の移民が来ているしな。色々と出来た可能性はあるな」
大体が俺の所為で王家の策略を潰してしまった訳なんだが、良いのかね? 良くなくても知らないだけなんだけど。ポーションの不足は問題だったからな。
しかし、通貨が足りない可能性もあったのか。そりゃそうだよな。かなりの金額を吸い込んでいるはずだし。大量の金が流れ込んできているのは事実だ。
もっとも、それ以上にダルバダラゴーナ公爵家の動きが不穏なんだよな。ラスコシッラ公爵派閥を援護している雰囲気がある。
援護するのは別に構わない。好きにしろよとは思うんだけど、30年近くもそういう関係なんだろう? 何をしたかったのかだよな。
確実に言える事は、元々戦争を起こす気だったと言う事だよなあ。突如増えた奴隷兵の説明がつかないからなあ。準備するにしたって用意が良すぎるからな。
「戦争を起こすときに、ミッチェルハーロウ公爵派閥が大魔境の大開拓に乗り出して焦った可能性もあるんだよな。準備が整っていたとは到底思えないんだよな」
「そうね。もう少し時間をかける気だったのか、兵士だけで十分だと思っていたのかは解らないわね。でも、戦争は起きた。勝つ見込みがあったと言う事なんでしょうね」
「だよなあ。勝つ見込みがなかったら誘発なんてさせないと思うし。それに今回の戦争、30か所で開戦したが、6か所はこっち側が攻めたって話だし、ラスコシッラ公爵派閥が6か所攻めたって事になるのかもしれないな。半分ずつだと思っていたんだが」
「1か所はアンジェリオニジ公爵派閥だとは思うわよ? 防戦一方ってのも厳しいもの。本気で攻めないにしても、1か所くらいは攻めておく方が無難ね」
「そういう考え方もあるのか。で、準備していたラスコシッラ公爵派閥は攻めに出たと。攻城兵器で速攻で落とすつもりだったのが、失敗してしまったと」
「でしょうね。集中砲火で落として向こうの領地に攻め込む予定だったんでしょう。その為の囮作戦なんかもやっていた。それでも落とせなかったのね」
「そこに俺たちが大量の魔石を売り込んで、攻城兵器を、魔導砲を撃ち放題にしてしまった結果が逆侵攻の助けになったと。今回は村を3つ分貰ったが、ラスコシッラ公爵派閥にとっては想定外だったと言う事なんだろうな」
「そうなるのでしょうね。戦争の功績を一か所に集めたかったのでしょうけど、無理だったと言う事ね。逆侵攻にも失敗し、膠着するだけだった可能性が高いもの」
うーん。マクファウスト子爵家の動きが完全に予想外の事になっているんだろうな。色んな事に対して足を引っ張っているんだと思う。
こっちは意図してそんな事をしている訳じゃないんだけどな。王家の策を潰し、ラスコシッラ公爵派閥の目論みを潰し、ダルバダラゴーナ公爵家の援護も無かったことにしてしまっている。
全部偶然だけどな。偶然だが、向こうがどう思っているのかだよな。ミッチェルハーロウ公爵派閥がこちらの妨害をしていると受け取られても仕方がない案件だと思うんだよな。事実、邪魔しているというか、妨害にはなっている訳だし。
アンジェリオニジ公爵派閥とは、マテスターン伯爵事件で既にこちらに被害が出ているから、強くは出てこれないだろうし、アワーバック伯爵事件もあったからな。
ラスコシッラ公爵派閥とは、戦争の支援物資でこちらに強く出れなくなった。それを支援していたダルバダラゴーナ公爵家も同じだな。
残りの1つの公爵派閥があるが、そことは何も遺恨が無いんだけど、現状、3つの派閥と仲がよろしくない状態になっているんだよな。
「なあ、因みにだが、公爵派閥の力関係はどうなっているんだ? ミッチェルハーロウ公爵派閥が一番の発言権を持っているってのは解っているんだが」
「そうね。1番はミッチェルハーロウ公爵派閥になるわ。2番目は微妙な所だけれど、アンジェリオニジ公爵派閥になると思うわ。3番目が今回の戦争で順位を上げてラスコシッラ公爵派閥。4番目が順位を落としてメラントスカーニ公爵派閥。5番目がダルバダラゴーナ公爵派閥ね」
「そうなると、戦争で大々的に勝てた場合は、ラスコシッラ公爵派閥が2位になっていた可能性があったと言う事なんだな?」
「そういう事ね。4位と5位が裏で手を組んでいたという事を黙っていればの話になるけれど。でも、順位を考えると見えてくるものもあるでしょう? どう考えても、今回の件はミッチェルハーロウ公爵派閥を1位から追い落とすための策だったという事が」
「そうなるよな。良いのか? 派閥が2つも組んでくるとなると、対処が面倒になりそうなんだけど、大丈夫なんだろうか?」
「問題ないわね。何方とも落ち目の派閥だもの。ミッチェルハーロウ公爵派閥が揺らぐことは無いわ。圧倒的な1位だもの」
「圧倒的1位なあ。これも大魔境を開拓しているお陰って事になっているんだよな。それと、農業に力を入れているってのが大きいのか?」
「ええ、食料は何をしてでも手に入れないといけないものだもの。それを主要産業にしているのは強いのよ? むしろこれ以上の物はないもの。人間は食事をしないと生きていけない。食料を生産しないと生きていけないもの」
「そりゃそうだけどさ、他の派閥も流石に食料は作っているだろう? 他派閥にも輸出しているとはいえ、自分たちが食うだけの物は確保しているだろう?」
「それがギリギリの家もあるのよね。必要最低限も生産していない所もあるのよ。知っている? 農家を産み育てよというのは、ミッチェルハーロウ公爵派閥だけしかしていない事なのよ? 普通の所は、農村でそこまで子供を増やしていないわ」
え!? マジで!? 農家が出るまで産み続けるのって、ミッチェルハーロウ公爵派閥だけだったのか? どおりで農家の引き抜きが簡単だったはずだ。
普通は手放したく無いもの。でも、農家はある程度産まれるんだよな。10人居れば、2人くらいは農家系統の職業が含まれていることが多い。そうか。ここだけだったんだな。




