ミッチェルハーロウ公爵家の夜会があるよ
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「やっぱり、なんだかんだ考えてたけど、ダルバダラゴーナ公爵家が移民を送り込んでいるってのはおかしいよな。主要産業の為の職業じゃないんだろ? どういうことだ?」
「さあ? しかし、特定の職業を探しているのは事実です。何の職業なのかは知りませんが、その辺りはラウレーリン様の方が詳しいのでは?」
「ラウレーリンにも聞いてみた。結論から言えば、知らないらしい。ただ、もの凄い勢いで人口が増えているのは間違いないらしい。それもここ30年くらいのことだそうだ。ミッチェルハーロウ公爵家にも移民が来ているみたいだからな」
「お隣でしたっけ? でしたら移民はミッチェルハーロウ公爵家から貰い受けるのはどうなのですか? 王領ほどではないにしても、余っているのでは無いですか?」
「いや、そのほとんどをバズビーテイラー辺境伯家の開拓民にしているらしい。特に今年はあれだからな。開拓民が1人でも欲しい状態だ。移民が来たら即送り出しているらしいぞ」
「ああ、そちらの方も報告書が来ておりましたか……。大分無茶苦茶な開拓をしているようですね。なんでも、10年後には侯爵領が6つ程入るだけの領地を獲得できるとか」
「ああ、今で侯爵領が4つくらい作れるらしいからな。まだ5年に届かない所でそれだ。開拓のペースは落ちるだろうから、6つ入るくらいで収まるはずだとは言われているが、正直な所解らん。開拓のペースが遅くなるのかはやってみない事には解らないからな」
報告書には馬鹿みたいな数字が並んでいたんだ。現在、開拓できたスペースが村2117、町189、都市51という数字が見えて、何をしたらこうなるんだろうと首を捻った覚えがある。
現実には、まだそれらに建物などを建てるので、3分の1を使っていれば多いだろうと思うくらいなんだが、そんな速度で開拓をされたら、住民が追いつかない。
だから、何度かバズビーテイラー辺境伯家から催促があったのはあった。余っているスラム民でも、移住希望の住民でも、魔境狙いの冒険者でも受け入れるぞと。
そんな余裕はないので、王領から移民を募っているという話だ。主にミッチェルハーロウ公爵家が動いている。だから、ミッチェルハーロウ公爵家にも移民は余っていないのだ。むしろ送り出す人員を確保するのが大変まである。
そんな大変な公爵家にお願いをしても良いのか。良いのだ。どうせ人員を王領から貰い受けるのには代わりがない。行先が変わるだけだからな。
そんな訳で、ラウレーリンとは話し合い、とりあえず6万人の移民を受け入れようとしているところで調整をしているんだ。直ぐには無理だろうが、年明け、2回目の料理大会の日には来るはずだと。
祭りの雰囲気を楽しんでもらえればいいかなって考えていたんだけど、ちょっと大会の時期がズレそうなんだよな。ほら、丁度5年くらいになるじゃないか。
ミッチェルハーロウ公爵家で夜会が開かれる。途中経過を発表することになっているんだけど、どうするんだろうな? 領地を配るはずなんだけど。
いつもであれば、村を10くらい開拓したから、最寄りの貴族家は転封で隣接地に領地をあげるからってなってたんだけど。今回は数が数なんだよな。ちょっと規模が大きすぎるんだよ。
大開拓と言っても差し支えないくらいの開拓をしてしまっている。今現在でも、侯爵家が4つ分。村や町を作り込んだ所は侯爵家1つ分と少しくらい。明らかにおかしな量の開拓を行えてしまっているんだよな。我が子爵家の兵士たちや冒険者が頑張ってくれた結果だ。
一応招待状は来ているぞ。12月15日に夜会をやるよって連絡が来ている。そろそろ辺境伯は動き出す頃合いじゃないかな。9月だけど、打ち合わせで時間が欲しいだろうからな。
俺たちは11月の中頃から出発するつもりだ。その位で十分に間に合うからな。色々と報告もあるし、大丈夫だろうとは思うけどな。
そして、マクファウスト子爵家の貢献度は大きい訳なんだ。これをどう評価するのかなんだよ。多分だけど、頭の痛いことになっていると思われる。貢献度が多分だけど3位くらいだから。
1位はバズビーテイラー辺境伯家で固定の筈だ。ここが動いたら余程の事になりかねないからな。6割くらいの動員数を誇るんだから、貢献度は1位だろうと言うのが普通だ。
2位はマクファウスト侯爵家だろう。人員の送り出しもそうだし、開拓者を送り出したというのが大きい。人員の殆どが開拓民なんだ。開拓者は殆どいないはずなんだよ。
開拓民とは、開拓をした場所に住み着き、そこでの暮らしをしていく者たちだな。開拓民の為に開拓をやっていると言っても過言ではない。彼ら彼女らが住めなければ、開拓は失敗となる。だから、開拓者が絶対に必要なんだ。
開拓者とは、開拓をしていく者たちである。木を伐り倒し、道を作り、広場を作る。これが開拓者の仕事だ。そして、マクファウスト侯爵家、マクファウスト子爵家は、ほぼすべてが開拓者を送り込んでいる。俺たちは全員が開拓者だな。
開拓民と開拓者、何方が欲しいのかと言われたら、開拓者だ。開拓者が居なければ、いくら開拓民が居ようとも、開拓は進まない。
住める場所の確保が出来ないのだ。だから開拓者を送り込んだマクファウスト侯爵家は、貢献度2位と言う事になるだろうと予想ができる。
3位が正直な所、解らないんだよな。だが、俺たちマクファウスト子爵家か、ミッチェルハーロウ公爵家だろうと予想ができる。
開拓者を送り込んだ貢献の方が大きいのか、各種調整をした貢献の方が大きいのか。これが実に迷う所なんだよ。
マクファウスト子爵家としては、何方でも構わないというスタンスなんだけどな。4位でも構わない。3位と4位に違いなんて殆どないからな。
貰える領土が少し多くなるかどうかの違いでしかない。だがなあ。貰ったところでどうするというんだろうか。まだ貰えるわけじゃないけどさ。
とりあえず10年計画だから、貰えるのは5年後だ。今から分配の予定をしておくってだけなんだけど、やり過ぎてしまったからな。ミッチェルハーロウ公爵家とバズビーテイラー辺境伯家が頭を抱える事になるんだろうなあ。
ただ、今回の招集は前回計画の総決算だ。前々回は見送りだったため、あの場で発表は無かったが、大体は5年に1度送り込んでいるんだよ。
それで領土を拡大していきましょうってのがお仕事なんだよ。それが領地貴族のお仕事の1つだ。規模拡大をしていかないと、王国が立ち行かなくなるからな。
本当はもっと開拓できると思うんだけどな。ちゃんと王国貴族全員が一丸となっていれば、という注釈付きにはなるんだが。それは絶対に無理な事なので、考えるだけ無駄だ。派閥を超えて協力するときは戦争の時だけである。
大魔境の開拓も魔物との戦争だと思えば、協力できるような気はするんだけど、それをするには国王の権力が足りない。発言力が足りない。
王族に足りないものが多いと苦労をするな。開拓1つとっても、一丸になれないんだから。戦争の時は半分は仕方がないな程度の話だからな。
ただまあ、ミッチェルハーロウ公爵家が集める夜会には参加をするとして、何を言われるのかだよな。今回は新準男爵を3つ興して、残りの領地は近隣貴族に分配だったはずだ。予定通りにいっていればの話になるが。予想外の出来事はあるからな。
予想外の種を蒔くのは、マクファウスト子爵家なんだけどな。大体やらかしがある時はそう言うときなんだよ。さて、何処まで予想を超えたのか。
家を3つでは足りない可能性もあるんだよな。どうするんだろうな? 人が居ないって話をしていたのは覚えているが、どう言った対処になるんだろうか。昇爵もあり得るのかね? 完全に転封って形にはなるんだろうけど。
昇爵したから辺境に飛ばされても仕方がないよねって話に持っていくんだろうか。有りだとは思うんだけどな。どう考えても無しではないわな。
問題があるとすると、産業をどうするのかって問題はあるんだろうが。主要産業を変えないといけないこともあるだろうしな。その辺は辛い所だな。




