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【書籍化】庭師の錬金術師【★10月10日★販売!】  作者: ルケア


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その甘味は何処から来たのか

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

「どうしたんだ? そんなに食い入るように調査団の報告書を読み込んで。内容は変わらないはずなんだけど、何かあったのか?」


「そうね。何もないから疑問に思っていると言ってもいいかしら。ユキポヨの話なんだけれど、飴玉があったわよね?」


「そりゃな? ユキポヨと言えば飴玉だからな。それが無かったら狩る意味が無いんだよな。危険すぎる魔物なんだから、近づかない方が良いんだよ」


「それよ。飴玉をユキポヨが作っているんでしょう? じゃあ、その甘味を何処から集めているのよ? って話ね。報告書には何も無いのよ」


「ん? あー……。そういう事か。確かに不自然か。甘味がないのに、飴玉が出来る訳がないもんな。普通に何処かから集めてきて作っているんだろうけど、何処からなんだろうか?」


「そうなのよね。それが解れば、危険な事をしてユキポヨを倒す必要は無いじゃない? こっちで集めて飴玉を作れば良いんだから」


「それが何か解ればって事で読み込んでいた訳か。何か解ったことがあったら書いてあるわな。手掛かりはあったのか?」


「そうね。何もない、ってのがそうなのよ。基本的には魔物を調査しているでしょう? 鑑定魔法を仕込んだ魔導書なんかは持ち込んでないもの。だから、植物の方で何か甘いものがあるのではないかと思っている所よ」


 ……なるほど。道理としてはその通りだな。ユキポヨが甘味を作れるのであれば別なんだけど、集めているとしたら話は変わってくる。集めているのであれば、何を集めているのかだよな。それが解れば、ユキポヨは放置でも構わない。


 だが、調査団には魔導書を持っている者は居なかったはずだ。というよりも、魔導書の数がそれ程揃っていないのが現状だな。今で、20冊くらいか?


 殆どが冒険爵が持っているんだけど、そもそもそういう冒険爵は戦力よりも調査に向いていない人たちが持っているからな。調査に自信がある奴らがわざわざ持っているとは考えにくいんだよな。自分で判断できるのであれば、鑑定魔法は要らないし。


 だが、調査団には組み込んでおくべきだったな。魔導書持ちで組み込める奴らが居たのかって話でもあるんだけど。


 そこまでの考えには至っていなかった。これは俺たちの落ち度でもある。もっと煮詰めておけば良かったんだろうが。


 言っても仕方がない。こうなったら、魔導書を持っていて鑑定魔法持ちを送り込むしかないと思うんだよ。後手にはなるが、仕方がないじゃないか。


「別動隊を送り込むべきだろうな。今度は鑑定魔法が含まれている魔導書持ちの奴を組み込まないといけないだろう。多分だけどな」


「そうね。そこまでに考えが至っていなかったこちらが悪いのだもの。別動隊を送り込みましょう。成果が上がってくれると良いんだけれど」


「期待は出来ないことは無いんじゃないか? ユキポヨが甘味を作れる以外であれば、成果は上がるとは思うぞ。妖精だから作れるって可能性もあるけど」


「そうなのよね。妖精って殆ど生態が知られていないから、そもそも甘味を作れる可能性もあるのよね。でも、調べてみない事には始まらないわ」


「まあ、飴玉も美味しかったしな。子供たちにもあげたんだろう? 反応はどうだったんだ? 美味しいのは解り切っているんだけど」


「皆の反応は良かったわね。流石にエレオノーラは食べてないけれど、ファビオも美味しそうに舐めていたわ。一番気に入ったのはフランチェスカだったみたいだけれど。ロレシオとクラークは勉強のご褒美にまたあげるつもりだけどね」


「勉強を頑張っているもんな。もうちょっと遅くても良い様な気もするんだけど、あのくらいの年齢で勉強させるものなのか?」


「9歳から学校なのよ? それに合わせて教育を施さないといけないの。という事は、8歳までにはある程度の所作を覚えさせていないのは問題ね。特に男性は覚えていないと恥をかかされるわ。かくんじゃないの。かかされるのよ」


「あー、そういうのもあるんだな。特に他の派閥の子供にやられるという事なのか。と言うか、派閥でそういうのって早すぎないのか?」


「こちらもやるのだからお相子よ。小さい時に格の違いを覚えさせるのが基本なのよ。それで派閥で寄子たちを守るのよ。マクファウスト子爵家はマクファウスト侯爵家の分家という立ち位置なのよ? 守る側が恥をかかされたら問題なのよ」


「ギスギスしすぎだろうとは思うんだけどな。もうちょっと仲良くやれないものかね? まだまだ子供なんだからさ」


「仲良くはするのよ? 表面上は、だけれど。揚げ足を取られたり、言ってもない約束をさせられたりと色々と策をろうするのよ?」


「こっちもそれを教え込んでやらせると。もっと平和で良いと思うんだけどな。まあ、将来を担っていかないといけないんだろうから、必死なんだろうけど」


「特にロレシオはそうね。クラークはまだマシかしら? クラークが学校に行く頃には、ロレシオが1年間頑張ってくれているはずだもの」


「まあ、学校では頑張って貰おう。それで、追加の調査団の話だけど、どうする? こっちで纏めた方が良いのか? それともラウレーリンが直接関わるか?」


「そうね……。ハインリッヒにお任せしようかしら。人選から何までをお任せで。こっちのやりたいことは大体わかっているでしょう?」


 解っているとも。是非とも甘味を見つけてくれという事なんだろう? 砂糖の代わりになってくれると良いよな。砂糖は高いし。


 ミッチェルハーロウ公爵派閥であるマクファウスト侯爵家でさえ高値で買っているんだ。派閥価格でそれだ。他の派閥にはもっと高値で売りつけているんだろう。お金になるものに関しては秘匿するのが当たり前だからな。


 だから、こっちも探し当てるんだけどな。砂糖の代わりを。お金にはしないぞ。多分だけど、そこまで取れる様なものじゃないと思うからな。


 沢山とれるのであれば、ユキポヨが沢山飴玉を作ってくれているはずなんだよ。1か所に付き、10個程度なんだから、割と貴重なものなんだろうと思うんだよな。


 ただ、解らないのは本当に植物なのかって話なんだよな。そこまで魔境が素直なものなのか。それが問題だよな。素直であった方が珍しいと思うんだよ。何か要らない情報が隠されている気がしてならない。


 とりあえず、魔導書持ちで、鑑定魔法を搭載していて、ある程度の対応力が高いものを3組ほど探しておこうかな。何が起きるのか解らないからな。


 強力な魔物を引き当てないと良いんだけど。とりあえず、ユキポヨ対策もしてもらわないといけないから、耐氷ポーションは必須だ。向こうで補給できるから、しっかりと補給をしてもらわないといけない。費用は全部こっち持ちだから、ケチる事は無いだろう。


 生きて帰って来てくれることを願って。流石に死なれると不味いんだよなあ。ユキポヨと遭遇したら逃げて貰うのも手なんだよ。冒険者が逃げるのかって疑問はあるんだけど。


 逃げるのも勇気がいる行動なんだよなあ。そして、逃がしてもらえるのかってのもあるんだけど。そういった情報は持ち合わせていないからなあ。基本的には討伐にいくんだから、戦うこと前提の話しか聞いたことが無いし。


 直接俺が確認したわけではないから、知らない事も多いんだよな。今回はちょっと高額な依頼になるけど、仕方がない。


 砂糖を大量に買う事を思ったら安いからな。ミッチェルハーロウ公爵家も、もうちょっと安く売ってくれると有難いんだけど。

何を血迷ったのか、とりあえず10万字書いただけの作品を、明日放り投げることになりました。

ネトコン12に間に合うなら出してしまえ。そういう感じで投稿します。

3作品同時は無謀としか思えないんですが、感想が欲しいという欲求には勝てなかった。

でも当たらないんだよなあ。1つは当たったんだけど。もっと当たって欲しい。

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― 新着の感想 ―
[一言] 妖精さんなら花の蜜とか集めてそうだけど氷雪属性やからな…… メープルシロップって冬に集めるらしいからそんな感じかなぁ。これがセルロース分解してるとかだとどうにもならんがw
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