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【書籍化】庭師の錬金術師【★10月10日★販売!】  作者: ルケア


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アワーバック伯爵家を亡ぼせ

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 1日の始まりは何時からか、答えは日が昇った瞬間からである。だから俺たちは日の出とともに出発した。12月1日、アワーバック伯爵家の領地に侵入した。


 冒険者約50万人、兵士7000人で進軍。可能な限り占領するぞ。先に占領した方が優先権を得られるんだ。急いで進軍するしかないだろう。


 因みに、占領しているのかを解りやすくするために、占領軍全員が右腕に赤い布を巻きつけてある。それは他の貴族家にも通達してある。先に占領されていたら手出し無用。遅かった方が悪いという訳だな。そういうルールだ。


 ルールは守られる前提で動いているんだが、抜け駆けしてもまあ、良いといえば良いんだよ。俺たちが抜け駆けすることは駄目だけどな。


 ルールを決めたのは俺たちなんだよ。だからと言って、他の貴族家がルールを必ず守らないといけないのかと言われたら、答えはノーだ。


 ただ、先に仕掛けると、討伐軍もやってくる可能性があるからな。ルールは守った方が良いとは思うぞ。一気に攻められた方が混乱するだろうし。


 向こうが準備万端だった場合はどうなるんだろうな。そんな予想はしていないとは思うけど。ラウレーリンの評価は低いからなあ。そんな事は考えていないだろうとの事だ。自分で敵対しておいて何も準備をしてませんってどういう事なんだろうな?


 まあ、良いけど。取り合えず思いっきりやるだけだ。地図はある。占領していけば良いんだろう? ただ、他の貴族家の邪魔はしないつもりなんだよ。


 急げば封鎖も出来るんだけど、そうすると遺恨が残るだろうからな。基本的には皆で追い込んでいく予定なんだよ。何処まで取れるのかは運しだいだ。


「さて、諸君。予定の時間がもうすぐやってくる。人員の配置は教え込んだ通りだ。その通りに動いてくれ。出来れば沢山確保しておきたいからな。領地が増えればやれることも増える。未来のマクファウスト子爵家の為に力を貸してくれ!」


「「「「「おう!」」」」」


「では出陣! 今回の戦いは速度を重視する。5日間、寝られると思うなよ。占領している冒険者たちは寝ても良いが、常に先へ先へと向かい続ける! この度は速さこそが正義だ。眠ければ言ってくれ。後から追いついてもらうからな!」


 そう、今回の作戦は昼夜を問わず攻める予定なんだよ。スタミナポーションで体力を底上げしつつ、暗視ポーションで夜も走り続ける。


 ラウレーリンからの指示である。俺は普通に寝るつもりだったんだよ。そんな事よりも領地の確保を優先してくれと言われてしまったんだよな。


 5日間くらいはかかると思っているんだよ。でも10日くらいまで戦闘は続くと思われる。抵抗があった場合という話だが。無かったらそのまま終わるかもしれない。


 移動だけでも大変だからな。道路の整備もされていない所を見ると、予算を違う所に突っ込んでいたんだと思う。何に使い込んだのかは知らないけどな。


 走り続ける。俺は馬に乗っているけどな。馬には乗れるぞ。練習はしたからな。兵士諸君は走って貰っているんだけど。こういう時の為に、騎兵が欲しいよな。アルマーテラー準男爵の家から馬を大量に買わないといけないんだけど、数が揃っていないからな。


 そして数時間後、目的の村に到着した。まずはここを占領。冒険者5000人を残し、二手に分かれる。北の村はマクファウスト侯爵家が落としているはずだからな。そう、侵攻ルートは決めてあった。


 マクファウスト侯爵家と落とした落とさなかったを防ぐため、隣接する村を順番に落としていくことになっている。後は横に広げていくんだけど、本当は三方に散った方が効率がいい。


 だが、マクファウスト侯爵家と競争になるのは避けたかったんだよ。最終的な領地の分配的にな。転封はしてくれないって事になったからさ。


 落としたところをそのまま領地とするという事で話は着いたんだよ。だから、初めからどうやって落とすのかを決めておいた方が良いだろうと言う事でこうなった。


 その分は速さで勝負することになったんだよ。だから、予定通りに進める。横へ横へ進めていくぞ。がっつりと領地を奪ってしまおうという訳だ。


 一方が確実に埋まっているんだから、ある意味やりやすくはなったんだよな。戦力を無駄に割くことにならなくて済むんだから。予定では中心部分にはいける筈なんだよ。他の家が何処まで本気で来るのかが問題なんだけどな。


 俺たちとしては、本気で来てくれる方が幾らか良いんだけどな。本気じゃなかったら、良い所は全て貰っていく予定でいるんだけど。


 そういう協定だからな。早い者勝ちである。さあさあ、二手に分かれて、向こうは任せる。俺が2人いれば良いんだろうが、そんな訳にもいかないからな。


 落とすのは簡単だ。占領は簡単なんだ。村は特にだな。町も簡単だぞ。既に商人を潜り込ませているからな。有力者に話は通してある。


 軍事行動しか縛ってないからな。商人を送り込むことくらいはやるさ。それを反則とは言うまい。ルールに則って12月1日から軍隊を動かしているんだからな。商人は軍隊じゃないから、ルール違反にはならないんだよ。


 という訳で、町も占領は簡単だ。先に話を通してあるからな。占領の為の冒険者は置いて行く事にはなるんだけど、1万人も居れば足りるだろう。


 そんなこんなで2つ目の村に到着した。ここも占領だ。そして、また横の村に少数派兵する。分隊もその村を狙うはずだが、どっちが早いのかで作戦が変わってくる。


 その辺の通達はしておいてあるから問題ない。俺たちは奥へ奥へ進んでいくだけなんだよ。簡単に占領は済む。だから、急いで次の目的地へ向かう。出来れば、マゼル=アワーバックを殺したいからな。領都まで行けるとは思っていないが。


 領都が真ん中にあるのであれば良かったんだけどな。位置的にはこちらからが遠い。急いでも無理かなって所にあるんだよな。


 領都を取れれば万々歳なんだけど、そういう訳にもいかないんだよな。都市は最低でも1つは欲しいんだけど。ルートを考えると、1つは確保できると思う。もう1つは運が絡むと思うんだよな。結構中心地に近い場所にあるからな。


 沢山確保できる分には良い事だからな。どんどんと占領していこう。枝分かれしているルートが多いと面倒なんだけど、それに関してもしっかりと派兵していく。


 準備を整えさせないのが第一の目的だからな。ガンガンと奪ってしまえばいい。ただ、残念なのがミッチェルハーロウ公爵派閥はマクファウスト侯爵家とマクファウスト子爵家だけだと言う事なんだよな。基本的に東側で固まっているんだよなあ。


 マクファウスト侯爵領は何方かというと西側にあるんだよ。ちょっと特殊なんだよなあ。仕方がないんだけど。国も色々とあったんだろうと予想が出来る。


 さて、占領を続けよう。俺が指揮を執っているから遅くなりましたでは済まされないからな。俺も5日間は寝ないつもりだ。スタミナポーションを飲み続ける羽目になる。


 眠れない薬か何かがあれば良かったんだろうけどな。そんな薬は無いんだよ。今後開発させてみるのもいいかもしれない。反動が怖い所ではあるんだけど。


 強行軍はどんどんと進んでいく。足並みを揃えなくても良いのが救いだよな。マクファウスト侯爵家もどの位本気で攻めているんだろうか。


 こっちよりも本気で攻めている可能性はあるんだよな。侯爵家としての領地は十分に持っているはずなんだけど。得る機会があるのであれば、欲しいよな。


 こちらとしては、どんどんと領地を獲得していきたい。広くて困る事なんてないんだし。狭いと困る事は沢山あるんだけどな。何をするにしても人口と領土が必要なんだよ。特に主要産業を育てようと思うと人手が必要なんだよな。


 そんな訳で、破竹の勢いで攻めていったわけなんだけど、12月7日でそれも終わった。占領できるところが無くなったんだ。俺たちは村52、町6、都市2を確保して終わった。

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