表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍化】庭師の錬金術師【★10月10日★販売!】  作者: ルケア


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

201/406

肉醤は出来たぞ

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 肉醤って案外簡単に、それに早く出来るものなんだな。簡単な作り方は知っていたけど、実際に作った訳でもないし。もっと時間がかかるものだとばかり思っていた。


 液体を回収するだけなら10日も必要なかったくらいには簡単に出来たんだよ。もっとも、これからが大変になるだろうけどな。生産効率を上げていかないといけないから。


 既に味見は済ませた。感想としては、なんでこんなに美味しいものを知らなかったんだろうって感じだったんだよな。塩辛いのは仕方がないとして、それを除いてもとても良いものが出来上がったと思うんだよ。販路は色々とありそうな気がする。


 まあまずは領地内に広げる事だとは思うけどな。独占したい訳ではないから、どんどんと広めていくんだよ。美味しいものは広めていかないといけない。


 義務とかそう言うのじゃないけど、広めるのは良い事だと思うんだよ。平民の満足度が高いのは良い事だぞ。平民を敵に回すのは得策ではない。


 平民が貴族に協力的であれば、色々と無茶も利くものなんだよ。平民が貴族に敵対心を持っていたら、貴族のために動いてくれるわけがない。


 俺だってそうだったからな。貴族家が碌でも無い奴だと、そんな奴の為に仕事なんてしたくはないからな。昔を思いだしてしまう。


 今は俺がお貴族様だ。平民の反感を買う様な事にはならない様に気を付けないといけないんだよ。難しい事は解っている。平民にとって嫌な事もやらないといけないのが貴族だからな。全体の事を考えるとやらないといけないって事もあるんだよ。


 じゃあ、肉醤の件はどうするべきなのかと言われると、平民にも広めてしまうのが吉だと言う事なんだよな。平民だって、美味しいものを食べたいに決まっている。


 食欲はどうしてもな。生きていくうえで、食欲とは切っても切り離せないものだからな。人間、食べないと生きていけないんだよ。


 それを満たしてくれる肉醤は広めるべきものだ。値段は考えないといけないだろうが、少しばかり高級路線に走っても良いと思う。


 現状、干し肉と違って生産量はあまり多くない。そういう魔道具を作れれば良いのかもしれないが、そんな魔道具は今までなかったんだ。新しく作れと言っても、簡単に出来るものではない。少なくとも2か月くらいは必要だろうな。


 魔道具開発も進められれば良い程度だ。メインは平民の娯楽なんだよ。食事も立派な娯楽だ。その娯楽にお金をかけて欲しいと願っているのがラウレーリンだ。


 お金を使う場所がないというのが、問題なんだよな。貯めておけば良いじゃないかとも思うんだけど、使う場所がないというのも考えものなんだそうだ。


 ささやかにだが、使えることも増えたんだ。ラウレーリンは割と喜んでいるんだよな。難しい事は考えられない俺でも、喜んでいるのは解っている。


「ハインリッヒ様、こちらに肉醤の生産量と塩の使用量についての資料を纏めておきました。一度確認をしてもらっても良いですか?」


「言っていた奴だな。もうできたのか。……やはり塩を大量に使うんだな。干し肉を作る際の20倍の塩が使われるのか。干し肉を作るのに大量の塩を輸入していた訳だが、今後は自前で生産できるようになるからな。費用的には問題なしか」


「そうですね。やはり塩を自前で用意できるというのは大きいです。今までの半分以下の価格で何とか出来てしまいますからね。他派閥から買うと、どうしても高くつきますから」


「そうなんだよな。今までは他派閥からも買っていたらかな。自派閥からも買っていたけど、どうしようか。その分の販路が無くなる訳なんだけど」


 割とデリケートな問題なんだよな。他派閥から買っていた分にはどうでもいいんだけど、自派閥から買っていた塩については、保証をしないと駄目なんだろうか。今まで売って貰っていた分を自分たちで作ることになってしまったからな。


 その辺はラウレーリンに丸投げをするのが良いだろう。お礼の手紙だけでいいのか、他も何かしないといけないのか。その辺を考えないといけないだろう。


 助かっていたのは事実である。その事実をどういう風に伝えるのかだよな。感謝はしているからな。生産品を優先的に回してもらっていたんだろうからさ。


 しかも、今後の生産量を増やす方法も伝授してきたというか、ミッチェルハーロウ公爵家に置いてきたからな。今後はますます生産量を増やしていくだろう。


 ついてこれない訳ではない筈だ。効率が上がっているんだから、当然問題ない筈なんだよな。さて、今後の事についてはどうするべきなんだろうな。


 ラウレーリンにお任せが一番なんだろうと思う訳なんだけど、完全に任せてしまっても良いものなのかがあるよな。俺も何か考えた方が良いんだろうか。お礼をするって言っても、何か思い付く訳でもないし、やはり任せるべきなんだろうか。


 肉醤の作り方を公開してしまうってのも有りなんだけどな。塩を大量に使うってなると、このくらいしか思い付かないし。


 戦争に使うって言ってもなあ。塩をどうやって使うんだろうか。……敵にも嫌われるというか、村人から嫌われる方法ならあるんだけど。


 塩を畑に蒔けばいい。そうすると作物が育たなくなるからな。畑を無意味にすることが可能だ。スキルがあるから、直ぐに対策される様な気がするが。


 まあ、そんな使い方をせずに普通に使えば良いとは思うんだけどな。普通に使っても何も心配は要らないんだよ。他に何が出来るんだろうな?


 塩って絶対に必要なんだけど、必要以上は要らないというか。うーん。野菜なんかも漬けたら美味しくなるのかもしれない。詳しい事は知らないんだけど。


 もっと色々と知っておくべきだったのかもしれないな。錬金術以外の事も。少ししか知らないから役に立っている気がしないんだよな。どうしてもラウレーリンに頼ってしまう。生きている年数だけで言うと、俺の方が生きているんだけどな。


 錬金術以外の事をやり始めて、初めてこんなに知らないことがあるんだと気付かされたからな。出来ることは多い方が良い。そう思う。


 でもさ、そもそも塩ってなんなんだろうか。ポーションには使う事は出来ないよな? 必要なものだとは思うけど、ポーションに使えるのかと言われると疑問が残る。


 昔でも試しているだろうからな。でも、今はスキルがあるんだから、何かしら作れるかもしれないんだよな。試してもらう必要はあるかもしれない。


 薬にもなるかもしれないから、何とかしてもらうとしてだな。塩の消費先を見つけないといけないよなあ。何にすれば良いんだろうか。その辺の知識が全くないからな。塩って何に使われているんだろう。食べる以外で。


 備蓄するにはもってこいの品物なんだがね。でも、マジックバッグがあるしな。塩で保存するってのは肉ではよくあったんだけど、魚や野菜も出来るんだろうか。


 出来たとして、美味しいのかが解らない。その辺も試してもらう必要があるだろうな。後は何に使えるかな。薬に混ぜるのも良いのかもしれないけど、混ぜすぎると死ぬよな。塩って大量に食べると死ぬらしいから。


 生きるのにも塩が必要なんだよ。それなのに食べ過ぎると死ぬんだ。よく解らないが、そういうものなんだよな。


「基本的にはラウレーリンに任せる。何か案があれば、ラウレーリンに伝えてくれ。俺には保存食を作るくらいしか思い付かなかった。肉醤も良いんだけど、魚や野菜でも出来るかもしれない。その程度しか思い付かなかったんだ」


「解りました。何かあればラウレーリン様に伝えます。その、私たちでも何も思い付かなかったので、何かを思い付いただけでも称賛されるべきだと思いますよ?」


 ありがたいことを言ってくれるが、所詮はその程度の事しか思い付かないんだよな。画期的な使い方を出来れば良いんだけど、それは無理だからな。どうしろと言うんだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ