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【書籍化】庭師の錬金術師【★10月10日★販売!】  作者: ルケア


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全体的に質が低い

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 夜会はだらだらとしていても始まる。シャキッとしていないといけないんだけどな。バッチリ決めておかないといけない。こっちが迎える側だからな。


 あくまでも分家であって、本家とセットである。寄親側なんだよな。微妙な立ち位置ではあるんだけど。寄子になる場合もあるしな。


 そんな場合は、何代も渡った時だけである。そもそも分家を起こすのは独り立ち出来るからであって、寄子にするためではないんだよ。


 そうラウレーリンから聞いている。独立してやっていけるだろうと思われているから分家なのだよ。寄親側だから、頼られる側である。


 自覚は薄いけどな。その辺はラウレーリンが何とかしてくれるだろう。ロレシオが頑張るだろう。俺はこのままで良いと思う。無理に貴族に合わせる必要は無いと思うんだよ。ラウレーリンもそう望んでいる訳では無さそうだし。


 徐々に集まってきて、何とか12の寄子が集まってきた。ミッチェルハーロウ公爵家の夜会じゃないからな。ある程度は簡素でいいんだよ。


 ここで贅沢をしろと言っている訳じゃないからな。現状を知りたいがために招集したんだから、見栄は張らなくても良い。寄子側はな。


 寄親側は勿論だが見栄を張る。何でも解決できますよという度量を見せる必要がある。まあ、本家の方はだけどな。分家の俺たちまでそれは求められていない。出来る範囲で頑張ってくれという感じなんだよ。ラウレーリンは張り切っているが。


 ラウレーリンとは付き合って長いが、大体の性格は解ってきている。人を引っ張っていくタイプの人間だ。頼られたい方である。


 俺も大分頼っているからなあ。任せろと言いたいタイプなんだよ。見栄を張っていたいタイプなんだよな。弱みを見せたがらないといった方が良いのかもしれないが。


 誰に対してもだな。それが例え親だとしてもだ。それだけの力があるし、頭脳もあるタイプなんだよ。貴族家の当主向きの性格だよな。その性格を見抜かれていて、俺と婚約させたんだろうと思う。ほら、夫人で収まる訳がないからな。


 先陣をきるタイプだからこそ、ラウレーリンになったんだと思うぞ。歳的には俺と同い年の妹がいるって話だし。選ばれたのはラウレーリンだったと言う事なんだよ。


 お姉さんの方は既に婚約者がいたので除外されていたんだけどな。候補はラウレーリンかその妹だったらしい。


 引っ張ってくれる人の方が楽が出来ていいけどな。これで引っ込み気質だと何も解っていない俺とは合わないと思うんだよな。


 そんな訳で、がっつりと寄親側に陣取るラウレーリンである。俺もそこに連れてこられている訳なんだけどな。まあ、何とかしてみるけど。


 夜会が始まってからも、挨拶でまあ時間がかかる。俺が話すことなんて殆どないんだけどな? 立っているだけでも疲れる。名前を必死に覚えていくんだよ。


 寄子の名前だけでも今回で全部覚えたい所。基本的には子爵以下しかいないので、そこまで重要だという訳ではないんだけど、寄子だもんな。


 間違えましたではラウレーリンの面子を潰すからな。それは避けないといけない。記憶力を今だけでも良くする薬が欲しい。そんな薬があるのかは知らないけどな。あったら俺みたいなのに高く売れるからな。見つけてくれると有難い。


 ただまあ、全体的にミッチェルハーロウ公爵家の夜会よりも質を落としてきているのが解るな。俺でも解るくらいには落としてきている。


 財政的に良くないんだろうと思われるな。主産業が何かは解らないが、派閥の関係で農業に力を入れているのは解っている。それに足して何かに力をいれていないといけないはずなんだよ。主産業が無いというのは不味い事だからな?


 要はお金を稼ぐ手段である。それが無いというのは不味い。領地の中にお金を呼びこまないといけない訳なんだけど、主産業が無いと言う事は、出ていっている可能性が高いんだよな。


 勿論だけど、入って来るお金と出ていくお金がある。それを全部合わせたら入ってくるお金が多くないと領地が発展しない。出ていくばかりだと先細りなんだよ。


 勿論例外もあるけど、領地内の景気が良すぎて外から産品を入れないといけない状態になっていると別だ。別だが、それだと夜会で質を落として出てくるわけがない。


 そんな訳で、俺から見ても寄子の経済状況があまりよくないんだろうと思われる。一番マシなのがアキンボルト準男爵家という皮肉だ。あそこはついこの前まで傾きかけていたんだけどな。白磁器が当たったらしく、持ち直しているらしいけど。


 それでも前回のミッチェルハーロウ公爵家の夜会の時には焼き物を作る職業の人が足りないという話をしていた。窯を作れば? とは思ったが、言わなかった。


 そもそもなんだけど、スキルを前提にし過ぎなんだよな。そして、スキルを使わないで作る方法を知らないと。まあ、そうだろうな。


 窯で焼くだけなんだがな。焼くにしても燃料が必要になるんだけど。魔道具でも良いんだけど、魔道具だと魔石が必要だろう? 魔石も十分にあるとはいえないしな。


 魔物を倒して魔石を得る訳だ。どうしてもポーションが必要になってくる。そのポーションが手に入らないと、魔道具は動かせないと。


 多分、今は魔力ポーションとスタミナポーションに生産を切り替えていると思うんだよな。スキルを使うために。それで正解なのかどうかだよな。


 短期的には間違っていないんだろうが、長期的に見ると不味いよな。冒険者が離れていくだろうからな。クレイゴーレムを倒すにも冒険者が必要なんだ。どうしてもポーションの数を減らすのは悪手だろうと思う。


 解決案はあるけど、ミッチェルハーロウ公爵家よりも先に教えても良いのかという話になってくるからな。その辺はどうするんだろうか。


 財政的に悪いんだから、何かをしないといけないんだよな。その何かが無いといけないんだよ。だけど、何かをする金も無いという状態なんだろうな。税収がそこまで無いと言う事なんだろうと思う。かといって、重税を課すのも間違っているだろう?


 要は主産業を育てれば良いんだよな。その産業が何かと言う事なんだよ。俺で解決出来る事なのか? それが問題だよな。基本的には錬金術しか解らないからな。


 解決してやりたいのは俺も思っているんだけど、なんだかなあ。産業を育てるのにも人と物と金が必要なんだよな。書類仕事をしていてつくづく思う。


 まずは出来る人を探すこと。これが一番難しいんだよ。で、その人を雇うのに金が必要。作りたい物があるんだが、原材料が必要。それにも金が要ると。資金が無いとそもそも産業の立ち上げが出来ないんだよな。


 全部を解決するのであれば、ポーションの作り方を解禁すれば良いだけの話だ。ポーションは絶対に売れるし、作り過ぎてもバズビーテイラー辺境伯家が買ってくれる。


 バズビーテイラー辺境伯家の財布が心配になってくるんだけど、辺境伯家はそもそも広さが違う。産業の数も違う。それだけでは傾きはしない。


 子爵以下の小規模領主だからこその悩みなんだよな。産業があれば税収で食っていけるようになるんだろうけど、その産業が何かだよな。俺が解決策を考えられるような事であれば良いんだけど、役に立つのかは不安だ。


 ラウレーリンなら何とかなるのかもしれないが、どうなんだろうな。まずは詳しい事を聞いてみない事には話にならないんだよな。


 産業、産業。錬金術以外に何かあるんだろうか。マクファウスト子爵家は完全に錬金術で食っているからな。その産業が無くなったら、やばいよなあ。


 とりあえずは、アキンボルト準男爵家を除いて11家あるんだけど、その産業を聞き出さないといけないな。話術はラウレーリンに任せた。

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