新しい魔物
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日々の書類仕事と格闘している。ここの所、本当に書類仕事が多いんだよな。兵士が減った関係で書類仕事が増えている。採用通知が多いんだよな。
兵士をどんどんと雇用していっている。まだまだ足りないが、目標まで雇用を続ける予定だ。目指せ雇用人数8000人。とりあえずはその辺までは雇用をするぞ。
質の低下は仕方がない。2年くらいの間はどうしようもないだろう。訓練と実戦を経験してもらう事で、どんどんと強くなってもらわないとな。
目標数に達したら、また班の編成を行わないといけないだろうな。ベテランを最低でも1人は付けないといけないと思っているんだよ。そうじゃないと勝手がわからないだろうからな。普通は現役よりも新規の方が少なくするんだが。
今回は仕方がない。2000人もの離脱者が出たんだからな。向こうは向こうで頑張って貰わないといけないんだよ。大魔境の開拓は急務だ。
それでなんだが、ラウレーリンがな。妊娠していたことが解った。お腹が大きくなってきていたんだよな。太ったかとは聞けないし。気のせいでは無いよなと思っていたんだよ。
気が付いたのは新年が始まり、少し経った頃。その頃になんかちょっと太ったのかなって思っていたんだけど、違った。太ったかなんて聞かなくて良かった。
聞いたらどうなっていたことやら。昔は聞いてしまって半殺しになるまで殴られたんだよな。ああ、あれはよく覚えている。太ったか? と聞いてしまい、泣きながら殴られ蹴られ数時間やられ放題されたんだよ。あれは堪えた。
暫くしたら子供が生まれてくるんだろうと思う。良い事だな。子供が生まれるのは良い事だ。ロレシオに弟か妹が出来るんだぞ。
……今度の子供は、俺が抱いても泣かない子供がいいな。最近はロレシオも泣かなくなってきたけど、始めの頃は泣いたからな。まあ、何も言うまい。
順調にいけばどの位で生まれるんだろうか。ラウレーリンはもう少しかかるとは言っていたけど、もう少しってどの位なんだろうか。正直よく解らん。
順調に子供が育っているのであれば大丈夫だろうと思う。何かあったら医者の出番な訳なんだけど、医者の厄介になる事は避けたいよな。エリクサーで何とか出来るのであれば、それでいいと思うんだよ。ポーション類でどうにも出来ないのであれば、俺の出る幕はない。
役立たずなのは昔も今も同じだ。こういうのは女性が頑張ってくれないと無理なんだよ。男の俺が出来ることは少ない。
仕事くらいしか出来ることは無いんだけど、難しい案件については、まだまだラウレーリンに判断してもらうしかないんだよな。
「失礼します。ハインリッヒ様、ラウレーリン様がお呼びです。なんでも緊急で何かあるのでなければ直ぐに来てくれと言われております」
「ん? 解った。珍しいな。何か他に聞いていることは無いか? 具体的に何かあったとか、何かの資料を見ていたとか、そういうのは無いか?」
「そうですね。書類としては冒険者ギルドからのものだったかと思います。それ以外で気が付いたことは、無かったと。すみません」
「いや、良い。ありがとう。直ぐに向かう」
なんだろうか。珍しいな、ラウレーリンから呼び出してくるなんて。冒険者ギルドからという話だが、冒険者ギルドからの書類は殆どがこっちにきているはずだからな。何かあった時くらいしかラウレーリンの方に行かないんだよ。
何かあったんだろうが、何があったんだろうな。喧嘩とかそんな事であれば、俺の方に書類が回ってくるはずなんだよ。
まあ、良い。部屋も離れている訳ではないしな。急ぎの用事も無かったし。詳しくはラウレーリンから話を聞いたら良いだろう。
「そんな訳で、呼び出されてきたわけだが、何かあったのか? 無ければ呼ばないとは思っているが、急な事なのか?」
「そうね。冒険者ギルドから色々と情報が来たのだけれど、査定が出来ない魔物を見つけたのよ。新種ね。グランドドラゴンが出てくるあの魔境の奥に行った冒険爵がいたらしいのよ。そこでその魔物と遭遇したらしいわ。ジュラトプスと聞いて覚えがあるかしら?」
「いや、そんな魔物は初めて聞いたな。ただ、グランドドラゴンの出る魔境の奥は未探索区域だったよな? 冒険爵もよくそんなところに行っていたもんだな。依頼を出していた訳でも無かったとは思うんだが、自分たちで行ったんだよな?」
「そうね。探索するとは冒険者ギルドに連絡をしていたらしいわ。4か月前からかしら? 報告ではそのようになっているけれど、そこで未知の魔物と遭遇。被害は多少はあるけれど、エリクサーでどうにかなった程度、討伐をして帰ってきたとの事ね」
「初めての魔物に対して有利を取れていたんだな。それは冒険爵の力量が大きかったという事なんだろうな。それで? 査定が出来ないんだよな?」
「そうね。価値が決められないのよ。王国内でも討伐記録が無いんだもの。討伐記録があるのであれば、私が知っているわ」
「まあ、そうだろうな。で、何か知らないかって事で俺が呼ばれたんだろうが、俺も知らないからな? 魔物に関しては解らない事の方が多いからな」
錬金術の事に関しては、多少なりとも知識はあるが、魔物に関しては冒険者からの又聞きだからな。知らない事の方が多いんだよ。
というか、ジュラトプスって魔物の話は本当に聞いたことがない。どんな魔物なのかの想像も付かないくらいには解らないんだが。
危険なのは解る。魔境の奥にいたんだからな。というか、冒険爵を持っているとはいえ、よくも勝てたな。未知の魔物とか死人が出てもおかしくはないんだがな。グランドドラゴンよりは強い事が確定しているんだから、当然だとは思うんだが。
「それで、色々と調べているのよ。冒険者からの聞き取りでは、グランドドラゴンの3倍くらいの大きさで、火を吹くことが確認されているわね。そして、剣や槍なんかが通じなかったらしいわ。魔法で何とかしたらしいけど、2日間戦闘しっぱなしだったそうよ」
「……よく生きて討伐して帰って来れたな。余程優秀な冒険爵なんだな。しかし、武器で傷が付けられないのは問題だな。冒険爵にはあの武器を売ってしまうか?」
「ええ、それが良いと思うのよ。グランドドラゴンの生息域よりも奥に向かう冒険者には地竜魔銀の武器を売ってあげた方が良いと思うわ。今後も出くわすのでしょうしね」
「だよな。あれで傷が付けられないのであれば、相当な事になるんだけど、まあ大丈夫だろうと思うぞ。鉄ですら切り裂くんだから、切れないことは無いと思うんだよ。兵士の分よりも優先させるって事で良いよな?」
「そうね。兵士の分よりも優先させましょう。後は金額だけれど、国からは7割貰えるでしょう? その指標を作らないといけないんだけど、どうしようかしら?」
「難しいな。グランドドラゴンの3倍くらいの金額でいいんじゃないか? 高すぎても困るだろうし、安すぎてもな。後は何に使えるのかを考えないといけないくらいか」
「そうね。とりあえず、食べられるのかの確認は必要ね。その辺りの実験はさせておくわね。働かない者も多少はいたと思うからそれを使えばいいでしょうし。後は皮ね。恐らくだけど、防具には使えるとは思うわよ? 鉄で切り裂けないんだもの」
「だよな。その辺も考えてみると言うか、商業ギルドに丸投げをする形になると思うけどな。仕立屋に話が行くんじゃないだろうか」
また何か作られる気がする。皮かあ。軽いのであれば、冒険者用の鎧に丁度いいと思うんだよな。強度を上げられるのであれば上げて欲しい所ではあるんだけど。
なんにしても、新しい魔物が討伐された。これは良い事だと思うんだよ。猛者で良いのかが問題になるんだけどな。勇者まで上げてしまうのかどうか。それが問題だな。




