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【書籍化】庭師の錬金術師【★10月10日★販売!】  作者: ルケア


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新年、兵士が旅立っていきました

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 新年となり、兵士諸君を送り出した。兵士2000人、冒険者54131人、内冒険爵228人。当初よりも大規模になってしまったが、問題あるまい。費用は税金なんだが、その位は出せるからな。


 金満貴族である。悪い貴族であれば、贅沢に暮らすんだろうけど、ラウレーリンは割と倹約家だぞ? 使うときには使うが、公私は分けているって感じだな。


 あくまでも使わないといけない時には使うって話なんだよ。必要ないことにまで税金を使わないし、自分の事に関しても税金を使うのを渋る。


 ただ、市中に金はあった方が良いという考えなので、必要分は流しているという感じだろうか。芸術品とかは買っている印象だな。そういう人たちを育てたいんだろうなって思いはあるみたいだ。俺か? 俺にそんな事が解る訳がないじゃないか。


 俺の仕事は、錬金術関連と兵士関連の事が殆どだ。雑務はしているが、それは担当というよりもやらないといけないことだからやっているだけだな。


 今回の件でも、俺が兵士の費用の計算をしたり冒険者の支度金を用意したり今後の補給物資の計算をしたりしている。かなり大雑把にだが。細かくは無理だ。あくまでも予定だからな。要望は汲み取らないといけないから、対処が後回しになる。


 だがまあ、出兵式でも演説をさせて貰ったが、今回でかなりの領地を獲得するのが狙いだ。本気の本気で領土を拡大しに行く。今までよりも早く成果が求められるんだよな。


 転封があるとすれば、5年後くらいなんだよ。10年計画ではあるんだが、10年後に領土を切り分けるって事にすると、結構遅いんだよな。


 今まで見たいに開拓が遅ければそれでも良かったのかもしれないが、今回はマクファウスト侯爵家も俺たちマクファウスト子爵家も本気で人員を派遣したからな。開拓されない訳がないんだよ。宣言通りに大開拓が始まるだろうさ。


 5年でどうだろう。村の規模の土地を50、町の規模の土地を15、都市の規模の土地を3くらい作ってもらう予定なんだからな。勿論、マクファウスト子爵家だけでだ。


 マクファウスト侯爵家の方もどの位の練度の兵士を送り込むのかは知らないが、数は力だからな。開拓は進むだろう。進めばいい。どんどんと切り開こう。


 他の派閥との足並みを揃えなくても良いのかという話にもなったんだが、放置することにしたからな。ミッチェルハーロウ公爵派閥は先に行かせてもらう。


 他の派閥よりも奥へ奥へと進ませてもらうんだよ。冒険爵級の魔物が待っているからな。どんな魔物でも対処は出来るようにしておかないといけない。


 そっちはマクファウスト侯爵家の方で考えて貰うんだけどな。研究所を持っているのはそっちなので、対処をお願いする。こっちでも知っている情報は出すけどな。


 特に危険なのが石化なんだよ。それを対処するには対策ポーションが必須だ。耐石化ポーションの作り方なら知っているから、それをこっそりと伝える事にはなるんだろうな。


 そんな訳で、兵士と冒険者は旅立っていった。10年後に帰って来るのか、向こうに住み着くのかは解らないが、基本的には抜けたと思ってこちらも動くんだよ。


 具体的には兵士の補充と冒険者の補充だな。マクファウスト侯爵家の領内から連れてくるのは意味がないから、連れてくるのは隣接貴族の領地からである。


 雑魚級冒険者でも兵士になれるという噂と、稼ぎの良い魔境があるという噂を大々的に流してもらった。これも冒険者に依頼を出したんだよ。


 そう言ったことでも冒険者は使えるんだよ。兵士でも良いんだけど、これ以上は減らしたくないからな。身軽に移動が出来て、話もしやすい冒険者の方が良いだろうとの判断だ。そして、そういう依頼であると言う事も言って良い事になっている。


 冒険者と言っても様々なんだよ。戦闘をメインにするのか、採取や雑用をメインにするのか。冒険者で選べるようになっている。基本は戦闘だけどな。


 それでも一定数は雑用をメインにする冒険者もいると言う事なんだよ。そういう冒険者にとっては、雑用の依頼というのは生命線だったりするんだよな。


 今回のように、割のいい依頼というものがあると直ぐに飛びついてくれる。結構良い値段で雇い入れているからな。その分、宿代や食事代も含まれているんだけど。


 期間は60日以上、条件はそれだけだ。成果は上がると思うぞ。条件が緩いんじゃないかと思うかもしれない。確かに緩いがそれでいい。同じ場所で何度も同じ話をしてくれても良いんだよ。むしろその方が助かるまである。


 何度も何度も依頼を出していると言う事にも繋がるからな。雑用の冒険者にとっては、雑用が無いと食いっぱぐれる。雑用が常にあると言う事は良い事なんだよ。


 一番多い雑用は、魔物の要らない部分を魔境に捨ててくるという依頼だ。その雑用のお陰で、付近にはマリライカの実やカレハシスの実が生っているんだから採取にも繋がるんだよな。種は腹の中にあるんだよ。食べた後でも良いんだよな。


 そういう訳で、噂をどんどんと流している。今はどうだろう。1500人くらいが旅立っていったと思うんだが。予算的にはその位だな。


 そして、最近になって兵士の募集をかけている。5000人雇うつもりである。これで全部で8000人体制になるんだが、1万人体制にまで持っていきたい。


 その位は必要だろうと思っているんだよ。どうしても兵士が必要なんだよな。今後の安全も考えると兵士は多い方が良い。


 とにかく、魔物の大氾濫、スタンピードが怖いんだよな。急に来られても困るからな。準備はしておくべきである。どうせ指揮するのは俺なんだから。


 戦力は過剰なくらいが丁度いいと思っている。限界ギリギリなんて危ないことはするつもりもない。税金に余裕があるんだから出来る事なんだよな。


 税金に余裕がなければ、2000人も雇っていたら多いと感じるんだろうが、幸いな事にポーション量産事業という金のなる木があるんだよな。これのお陰でどんどんと資金が流れ込んでくる。殆どが国の補助金なんだけどな。


 国が魔物討伐に7割のお金を突っ込んでくれているんだから、有り難く頂戴している訳なんだよな。国はどうやって通貨を量産しているんだろうか。


 こっちに流れてくる金額が爆発的に増えたと思っているんだけど、どうなんだろうか。悲鳴を上げながら作っているのかもしれない。まあ、知ったことでは無いんだけどな。こっちの方が大事なんで。俺たちは自分の領地の事を考えていればいい。


 だから、他の貴族家が冒険者不足になろうが知らない事なんだよ。こっちに憎悪をむき出しにされても困るんだよな。引き抜き対策くらいはやっていろよと。


 出来るのであれば、そっちも引き抜けば良いだけの話ではあるんだよ。出来ないだろうけどな。ポーションの量産を出来ないと無理な相談だ。


 まあ、盗みに来る奴が居るとは思っているんだけどな。普通はそうする。俺だってそうする。警備を密にしている訳でもないんだから、盗めるのであればどうぞって感じなんだが。


 特に素材の育て方なんて盗んでくれても問題ない。むしろどんどんと盗んでいってくれればいい。そっちの分はそっちで作ってくれればいい。肝心なのは、ポーションの作り方の方だからな。素材の育て方は盗まれようが問題ない。


 ポーションの作り方も盗んでもらっても良いんだけどな? 錬金術師の数が少ないのは何処の領地でも同じだろうからな。ポーションは必要だろう。


 必要なんだから、作っているところに潜入くらいはしてみせろよ。何をしているのかの理解も必要なんだけどな。大分魔道具化してしまっているからな。パッと見で解るのかと言われたら、どうなんだろうか。昔の作り方とは全然違うんだけど。


 つまりは、盗まれても良い技術なんだよな。秘匿はしていない。装備に関わる金属の作り方と糸の作り方は秘匿しているけど。


 それ以外は盗んでくれても構わないんだよ。盗めるのであればな。ミッチェルハーロウ公爵派閥には最終的に流す予定で居るからな。その内漏れるだろう。

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― 新着の感想 ―
[一言] 箱に薬草を入れてスイッチみたいになってるんかな。装置を盗むのが駄目なら敵対派閥は火をつけたりしそうだけど。
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