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【書籍化】庭師の錬金術師【★10月10日★販売!】  作者: ルケア


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俺たちからは戦力だけ出す

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 夜会はその後も続いたんだけど、何処もどれだけ出すのかを考えているようだった。戦力は出せないかもしれないと言っていた所もあったな。


 色々と事情があるだろうからな。俺たちは戦力は出せるだろうと思っているが、開拓民は出せないと思う。戦力もそれ程多くは出せないんだけどさ。


 具体的にはどの位だろうか。兵士は今5000人ほど雇っている状態だ。そこから何人出せるのかに寄るだろう。何処までなら出しても問題ないのか。


 兵士の数は多ければ多い方が良い。税金は必要だが、税金は余っているところなんだよ。冒険者からの回収率が高いからな。潤っているんだよ。


 色々と情報交換をしながら、夜会は過ぎていった。部屋に戻ると、ロレシオがすやすやと眠っていた。今後の事を考えても、飛び地は必要なのかね? ロレシオに兄弟が出来たら、そっちの方の統治を任せるのは有りだとは思うが。


「なあ、人員はどのくらいまで出すんだ? 兵士や冒険者は出せるだろうけどさ。肝心の開拓民は出せないだろう? アルローゼンには人が足りてないんだから」


「ええ、出せないわね。そこは仕方がないわ。まだまだ発展の余地があるんですもの。発展を優先しても大丈夫です。無理やり捻出しても意味が無いですから」


「だよなあ。兵士と冒険者なら何とか用意は出来るけど、正直な所出したくないってのが俺の答えかな。何かあった時の為に兵士は残しておきたいし」


「けれど、全く出さないというのは無理ね。というか、出来るだけ出した方がいいわよ。他の貴族の話も聞いたでしょう? 出せても開拓民なのよ。兵士は圧倒的に足りていないのが現状だわ。だから私たちが兵士を用意する。その位で丁度いいわ」


「そんなもんか? まあ、その辺の差配は任せるけどさ。でも、良い感じに兵士も育ってきたところだから、抜けて欲しくはないんだけどな」


「それは仕方がないわね。それで? 地竜魔銀の装備が揃った兵士はどの位居るのかしら? 出すならそちらを出すわよ。出し惜しみは無しね。やるからには徹底的に貢献してしまいましょう。領地はあっても要らないことは無いわ」


「飛び地だけど良いのか? 管理はやりにくいだろう? 代官を立てるにしても、適性のある代官がいるのかって話もあるだろうし。それで、装備の整った兵士については、3000人かな?」


「結構。飛び地でも将来的には使えるから、今貰っておいても大丈夫よ。それにしても3000も用意できていたのね。かなり急がせているのね?」


「そりゃあね? 兵士の数も増やしていきたいと思っているからさ。まずは5000人の装備の確保を優先しているけど、兵士の募集も近いうちにやるつもりだったからさ」


 戦力の確保は大事。毎度毎度死闘をやらされたら堪ったものではない。楽に勝ちたいんだよ。楽勝だったなと言えるくらいの戦力が欲しいんだよな。


 戦力は金食い虫だが、税金は余っている。余っているんだから、使っても大丈夫だ。冒険者も増え続けているんだし、これからも税金は増えていく一方だ。


 使い道を考えないといけないくらいには稼いでいるんだよ。主にポーションと国からの補助でな。国も通貨を発行するだけでも大変だと思うんだけど、大丈夫なんだろうか。


 スキルがあるにしても、大量に作らないといけないだろうからな。どの位の人員を抱え込んでいるのかは知らないが、まあ、大丈夫なら良いんだよ。


「そうね。そういう風に動いていたのは知っていたけど、今回は派遣するわよ。2000人の兵士と5万人の冒険者を派遣するわ。冒険爵も何百人か連れていきたいわね。向こうでの戦力を考えると、初級冒険者以上になるのかしら?」


「結構がっつりと送り込むんだな。本気で領地を貰いに行くのか。確かに良い魔境を貰えれば、プラスにはなると思うけど、その辺は運だろう?」


「ある程度は働きかけるわよ。冒険爵が貰えるくらいの獲物がいる魔境がいいわね。その位の貢献度を稼ぎたい所ではあるわ。だから、兵士は沢山送り込む。5万2千人の集団で一気に開拓を進めるわよ。今までに無いくらいにね」


「一気にか。それも出来なくはないんだよな。特に地竜魔銀を持っている兵士は木も直ぐに伐ってしまうし。あれとスキルを組み合わせると、本気で凄く切れるんだよな」


「それに、私たちにはポーションの後押しがあるでしょう? 今のポーションの備蓄はどのくらいあるのかしら? それによっても開拓の速度が全然違うものになるのだけれど」


「そうだな。ポーションだと200億本のストックがあるかな。魔力ポーションの方は10億本くらいしか無いけど。ハイポーションと魔力ハイポーションについては600万本くらいずつあるけど、エリクサーについては3万本しかストックがないかな。エリクシールは作ってない」


「結構。在庫の半分は持たせましょう。エリクサーも半分持たせなさい。それと、ポーションの増産体制も整えておかないと。特にエリクサーね。出来る?」


「素材さえあれば、って話しになるから冒険者の採取組みを増やさないといけないかな。その辺は依頼料を上乗せすることで何とかなると思うけど」


「出来るのであれば問題ないでしょう。兵士についてや冒険者についてはハインリッヒの管轄ですからね。人選は任せますよ? 方々の根回しはこっちでやっておくから」


「解った。冒険者は初級以上を5万人、内冒険爵も幾らか連れていきたいと。で兵士が2000人。こっちも装備が整っている人たちで組むって事で」


「ええ。ポーションも忘れずに持っていってもらうとして、兵士の補充をどうするのかよね。冒険者から募るのも良いけど、他に無いかしらね?」


「いっその事、他領にも噂を流す? どうせ険悪なんだから他領から引っ張ってこようかなって。薬の件もあるし、引き抜きを渋っている訳でもないしさ」


「兵士は駄目よ。引き抜くなら冒険者にしなさい。毒を持ち込まれても困るわ。となると、今まで以上に噂を強化してあげればいいわね。今までは冒険者から噂が出ていっているだけだったもの。意図的に流すのはいいかもしれないわね」


「後は、雑魚級の冒険者でもいいかなって思っているんだけど、どうかな? 使えない訳じゃないと思うんだよね。こっちには指導が出来る人が沢山居るんだから、雑魚級の冒険者でも強くなれると思うんだよ。職業を関係なしに選んでもいいかなって」


「良いんじゃないかしら。鍛えれば使えるかもしれないもの。その辺の人選は任せるわ。噂の方も、そうね。雑魚級でも兵士に欲しいとでも言っておこうかしら?」


「それでお願いするよ。2000人減るから5000人は雇いたいんだよね。その位装備に差があるし、訓練さえすれば、ある程度の強さにはなると思うんだよ」


 パッシブスキルの動きを指導することで、ある程度は強くなれる筈なんだよ。職業を持っていなくても、一定以上の強さになるはずだ。


 職業は凄い恩恵があるのは解っているし、否定するつもりもないんだけど、それでも使えない冒険者をやっているよりは良いと思うんだよな。


 強くする分には何も困らないだろう? 雑魚級冒険者が沢山抜けても大丈夫だろう。隣の領地の事は隣で何とかするだろうからな。引き抜かれる方が不味いよね。


 後は、装備なんだけど、銀が圧倒的に足りないんだよな。銀をもっと輸入してもらわないといけない。兵士は1万人まで増やす予定だからな。銀が足りないんだよな。マクファウスト侯爵家から沢山買っているけど、まだまだ買わないといけない。


 夜会も終わったし、明日で帰りだ。また馬車旅だな。今後はこんな夜会には出たくない。非常に面倒だからな。準備から何まで面倒だ。


 願わくば、領地から出ない方向で。でもまあ、マクファウスト侯爵家で主催する夜会には何度か出ないといけないとは思うけどな。寄子を集めて色々と話をしないといけないだろうし。寄子の顔も全部覚えたわけではないんだよな。


 今回の夜会で覚えた家の数は20から30の間だな。半分も覚えられていない。ラウレーリンは全員分覚えたんだろうな。俺には無理だったんだけど。

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