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【書籍化】庭師の錬金術師【★10月10日★販売!】  作者: ルケア


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大魔境開拓のお知らせ

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 多分、全部の家と挨拶をしたんじゃないかな。夜会って言っても日が沈む前からやっているから、3時間くらいいるんじゃないか? まだやる事があるのかって感じなんだが。


 色々と探られたけど、乗り切ったよ。探せば幾らでも出てくると思うからな。俺はそんな感じだぞ。叩けば埃が出てくること間違いなしだ。


 ただ、俺が元平民だって言って馬鹿にするような感じは一切なかったな。ある程度、視線でも解るだろ? 蔑むような目で見られているってのが。そんな事は無かった。むしろ何をしたら平民から貴族に迎えられるんだって感じで見られていたと思う。


 普通は貴族同士で婚姻をするものだからな。余程何かに優れていなければ無い事なんだよ。だから、何かあるんだろうと思われていると思う。あるのは本当だけどな。


 それで良い感じに話していたと思うんだよ。少しは俺も話したぞ。始めはラウレーリンに任せっぱなしだったけど、話を振られて答えない訳にはいかないからな。


 無難な解答を出来たと思っている。及第点は欲しい所だな。ただ、相手の情報を引き出すような話し方は無理だから、ラウレーリンに頼りっ放しなのは変わりないんだけど。


 そんなこんなをしていたら、あいさつ回りが終わっていたんだよ。そして、後は仲のいいグループが結構あって、そこで集団で会談をしているのが見えた。


 俺たちも混ざったぞ。何処のグループなのかは知らないけど、名前を一部覚えていた人たちがいたところを見ると、マクファウスト侯爵家の寄子が何組か集まっていた。


 その中にはアキンボルト準男爵家も居たからな。アキンボルト準男爵家は覚えているぞ。特産品が焼きレンガの所だ。何か無いかと言われて、特産品を考えていたあのアキンボルト準男爵家だ。白磁器が良いんじゃねえの? って言って幾つか案を出したんだよ。


 その中でも当たりがあったみたいなんだよ。なんでも骨を焼いて灰にした後に粘土に混ぜて焼くと、凄く白い磁器が出来たんだそうだ。本当にやったのか。


 いや、確かに白いものと言われて出てきたのが塩と木材と骨しかなかったんだけど、まさか成功するとは。でも骨で良かったよな。塩でやると大変な事になるからな。戦略物資を使い潰すとか本気でやばいだろうと思うんだよな。


 どの位の量の塩が出回っているのかは知らないが、多分魔道具で作っているんだろうと思うんだよな。昔は魔道具なんてなかったから、本当に高かったんだけどさ。


 魔道具に海水を入れたら直ぐにでも塩になってくれるんじゃなかろうか。魔石は沢山使いそうだな。魔石は余っているから輸出は出来るぞ。という案をラウレーリンが話していた。


 食いつきはよく、魔石を買ってくれることになったんだよ。魔石が塩に変わるとは。魔石は本当に余っているからな。他の領地には悪いくらいに余っているんだよ。


 消費先が見つかって良かった。また鍛冶師や仕立屋に丸投げしないといけないことになるところだった。もう流石にネタは無いと思うんだけどな。


 他に魔石が必要な所ってのは何処なんだろう? 魔道具は既に沢山の魔石を使っているんだが、魔道具なあ。外壁を魔道具に出来ないかね? 強度とかが上がらないかな?


 まあ、それも案の1つとして持っておこうか。直ぐになんでも出すと、後で何かないのかと言われた時に何も無いって事になりかねないからな。


 そんな感じで楽しく話をしていたんだが、公爵家の人たちが壇上に上がっていった。何かしら発表があるのか? そんな話は聞いていないんだけど。ラウレーリンからもマクファウスト侯爵家からも何も聞いてないんだよな。


 まあ、何かあるんだろうとは思っていたんだけどな? 何もなかったらこんな夜会をするわけがないんだよ。単純にヴェノムスパイダーの糸で作った衣装を見せたかったわけではないだろう事は解っていたことだ。


 それで、何を話すのかだよな。おや? バズビーテイラー辺境伯家も壇上に登っていったな。2家が関係していることと言えば、魔境関連か。


「諸君、今宵は忙しい中集まってくれてありがとう。我らの派閥も日を追うごとに国王様への発言力が増し、更なる活躍をせよと言われている。その中でも諸君らの貢献は大きい。これも食料生産を常日頃怠らずに行ってくれている事が上げられる」


 食料生産なあ。これは普通の話だと思うんだけどな。食わなきゃ生きてはいけないんだから。特出することでは無いと思うんだが、他の派閥は食料生産に重きを置いていないって事になるんだろうな。食料は基本中の基本だろうに。


 その後も色々と国王様から褒められたことを語っていってくれた。スラムの人員を受け入れたのは、ミッチェルハーロウ公爵家派閥が一番多かったらしい。戦争で使える派閥もいただろうに。もっと戦力として持っていけば良かったのにな。


 やる気の問題もあるし、訓練させるのにも食料が必要だから、食料生産は大事だよな。マクファウスト侯爵家の食料はちゃんと100%を超えているからな。


 マクファウスト子爵家としては、100%を超えては居るんだが、輸出と輸入をしている状態だ。100%といっても、肉しかないからな。野菜なんかは外から入れてこないといけないし。


「だが、多くの移民を受け入れたことによる弊害も出てきている。受け入れてくれた貴族家では、男女の数が全く違うものになってしまったとも聞いている。故に、派閥内での制度の改定を行いたい。一夫一妻制を止め、一夫多妻制にしていきたいと思う」


 ……なるほど、そう来たか。昔の事ではあるが、裕福な家では子供が欲しいからと2人3人と嫁さんを貰っていたのは確かにある。貴族もそうだったんだよな。


 今が一夫一妻なのは、派閥で決めていたのか。駄目とは聞いたことが無かったんだけど、むむむ。これは良い事ではあるんだけど、人口が更に増えないか?


「人口が増える。このことを考える者も多いだろう。確かに人口は増えるだろう。冒険者が世帯を持たない事も増えてきている。だが、確実に農村からの人口は増えるだろう。そこでだ、我が派閥はこれを機に大規模な大魔境開拓を行う事とした」


 人口が増えるのは当然だよな。数的にはどうなるのかは解らないが、女性が結婚できる数は増えるだろうからな。男性は減るんだろうが、それは仕方が無い事だから。


 どの道今現在の問題を考えると、女性が余っている所が多いという事なんだから、この措置も仕方がないのかなって思うな。何代かしたらまた変わる可能性もあるんだけど。


 しかし、大魔境の開拓を進めるねえ。それは簡単では無いのは解っているんだよな。時間と金がかかるし、兵站問題も関わってくる。その辺をどうするのかだよな。


「そこで、皆には兵士と開拓民を出してもらう。勿論、大規模に用意できないところもあるだろう。しかし、少なからず人員は居る筈だ。多くの王都からのスラム民を受け入れたのだ。余剰は何処にでもあるはずだ。それを回してくれればいい」


 余ってはいないな。むしろ足りないまである。まだまだ移民が欲しい所なんだがな。出せるとしても兵士だけだな。アルローゼンしか領地が無い関係で、農村からの人間を出せないし。


 マクファウスト侯爵家がどのくらい出すのかにも因るんだけど、どうだろう。兵士なら出しても大丈夫だと思うんだが。開拓民は他の貴族家から出してもらわないと駄目だろうな。


「大魔境の開拓に成功すれば、これまで以上に発言権が増える。食料生産の方も安心してもらえればいい。少ないスキル回数で大量に収穫できる作物の品種改良に成功した。これをもってすれば、食料生産も追いつくだろう。諸君らの参加を是非に期待する」


「私からも言っておこう。大魔境の開拓に成功した暁には、転封を行ってもらう予定だ。無論、貢献度にも関係してくるが、良い土地を用意しておこう。開拓村の方は我が家で管理する。それは今まで通りだ。ノウハウはこちらにあるからな」


 ……なるほど。領地を貰えるのか。正直な話要らない。マクファウスト子爵家から遠いからな。飛び地を貰ってもって感じにしかならないと思う。


 思うが、出さない訳にもいかないんだろうな。兵士は出すけど、開拓民は出せないぞ。人口はこっちも欲しいくらいなんだから。


 兵士もどの位出すのかは相談だな。ラウレーリンと話し合う必要がありそうだ。マクファウスト侯爵家ともな。そっちも聞いておかないといけないよな。

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