対ダートエミュー戦争だって。またか?
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ラウレーリンから呼び出しを喰らったわけなんだが、俺が何かしたか? 何もしていないと思うんだが。心当たりが無いんだよな。一体なんの話をするんだろうか。
ここの所は、まあ、平和ではあったよな。色々と軍隊の改善点なんかを話し合ってはいたけども、とりあえず、子爵としては、5000人も居れば十分だろうという事で落ち着いている。
多すぎるんだよな。普通は、子爵家であれば、200人から多くて1000人までだ。しかも、普通の子爵家ではなく、地方都市の領主という子爵であれば、50人も居れば、良い所ではある。
まあ、うちは5000人もいる訳なんだが。人口が多いんだから、仕方がないだろう? それだけ、治安も悪化する可能性が高いんだから、必要だよね? って話だ。
そもそも、何のための軍隊かと言えば、不測の事態が起きたときの軍隊な訳だ。不測の事態なんてものは、起きて貰ったら困る訳なんだがな? 他の派閥が頑張ってくれているんだろう。
俺たちは、魔物に対して、何かあった時に出動が出来れば良いと言うだけの話であって、人間同士の戦争には、行く気が無いんだからな。行きたくもないんだよ。
それでだ。ラウレーリンに呼ばれたんだが、ここの所は、軍備増強以外の事はやっていないんだけどな。軍備はもの凄い勢いで増強している。まだ10日程しか経っていないのに、ちょっとだけ、やり過ぎた感は、否めないんだが。
そう、今時点で2000人分の装備が出来上がっている。早くね? って思うかもしれないが、銀さえあれば、何とかなってしまう感じではあったんだよ。材料は沢山あるんだから。
なので、かなり急がせた。予算もがっつりと確保して急がせたんだよ。1年程かけると言ったな。あれは無かったことになった。早ければ早い方が良いだろうよ。
そんな訳で、後10日もあれば、全員分の装備が整う状況にある。良い感じだな。これで、魔境の狩りの効率が上がるな。そうすると、魔石が余るんだよなあ。どうしようか。
色々と余ってきているんだが、それは仕方が無い事であって、足りないよりは良いんだよ。余っている現状の方が良いんだよ。議論の余地はあるとは思うが、余っている、大いに結構。
で、軍拡のやり過ぎかなあって思っているんだよな。それを注意されるんだろうか。そんな事は無いよな。急いではいけないって事は無いんだから。急ぐだけの理由は無いんだが。
ゆっくりやっても結果は同じなんだから、急いでやった方が良いじゃない。鍛冶師や服飾関係の人には、負担をかけるが、まあ、仕方がなかろうよ。それくらいの体力はあると思っている。
後の事で、やらかしたことって、特に無いんだよな。だから、何でラウレーリンに呼ばれたのかが解らないんだよ。仕事はちゃんとやってるよ? 主に書類仕事だけどさ。
不正なんてしてないし。不正をさせてもいないんだから、本当に何で呼ばれたんだろう。真面目に仕事をやっているだけだというのに。まあ、聞けば解るさ。聞けばな。
「そんな訳で、呼ばれて来たんだが、特段、何かやらかしたことも無いと思うんだが、俺がまた何かやらかしてたのか? 書類仕事も真面目にやっていたと思っているんだが」
「ハインリッヒは真面目に仕事をしていることは、承知しております。今回は、別件です。いえ、運が良かったのか、悪かったのかは、解りませんけど、軍のお仕事です」
「あー、軍の仕事の方か。そうなると、治安維持の状態の事か? 著しく悪いという事は、無いとは思うんだが。むしろ、だいぶ良くなっていると思っているんだよな」
「治安は良くなっています。大動員をしている関係で、大変良い状態にあることは、こちらでも確認しています。そうではなくて、出陣の要請が来ているだけすわ」
「出陣……。出陣かあ。それは、想定外だった。そうか。何処かで魔物の氾濫の前兆を捉えたとかなのか? 比較的近い場所であれば嬉しいんだが。今度は何処だ?」
「また、ダートエミューです。と言いますか、隣の貴族領での氾濫が、まだ収まっていないのです。マテスターン伯爵領を探っていたのですが、前回の影響が今まで続いているのだそうです」
「は? ちょっと待ってくれ。え? まだ終わってないのか? 結構前の話だったよな。え? そこからまだ鎮圧が終わってないのか? 予想以上にやばくないか?」
「想像以上に荒らしまわっているみたいです。幾つか町ですら壊滅していると聞いています。それなのに、討伐できた数は1500万という話です。ハインリッヒが倒した500万を含めての数ですが」
「流石にやばすぎるだろ……。何考えてるんだよ。もうちょっとやり方を考えないと。対策のしようがあっただろうに。俺でも出来たんだから、出来ないでどうするんだよ」
「それでですね。残存しているダートエミューは、現在で1200万程いるそうです。これは、正確な数字ではありません。まだ、魔境から出てきているそうですから」
「嘘だろ? まだ出て来てるのか? それは、想像以上にやばいじゃないか。それで? こっちには、どの位の数が来そうなんだ? 緊急って事なんだろ?」
「そうですね。前回と同規模の群れが向かって来る可能性があるそうですから、推定500万という事になりますね。前回が469万1983でしたから。商人の報告ですから、若干の誤差はあります」
「そうだろうな。圧死させまくったからな。まさか、あそこまで圧死が効率よくいくとは思っていなかったんだけどな。圧死だけで100万くらい死んでたからな。10分の1くらいだと想定していたが」
「それでですね。今回の群れなのですが、マテスターン伯爵が、こちらに誘導しているという噂も聞きつけています。なので、場所は、この辺ですね」
「前回とは、違う場所か。推定500万。想定としては800万としていくか。それだと、前回よりも苦戦しそうだし、時間があるのかどうかだな」
「2日後に出発して下さい。それで、援軍もかなりの数が到着している筈ですので。全力で屠りましょう。マテスターン伯爵には、相応の報復措置を取らせてもらいますから」
お、おう。報復な。それは仕方が無い事だろうな。前回のとは違って、意図的だからなあ。まあ、何とかしよう。前回の事もあるが、兵力は多めに持っていこう。
何があるのかは、解らないんだから、大規模に増員するぞ? 良い感じに兵士も育ってきているんだし、何よりも装備がいいからな。距離的には、余裕が無いと見ても良いと思う。




