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【書籍化】庭師の錬金術師【★10月10日★販売!】  作者: ルケア


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あれから5年、爺さんが死んだ

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 ポーションの量産体制を整え、5日に1度、ポーションを1000本と魔力ポーションを2000本を納品し続けた。そして、5年が経過した。5年が経過してしまった。


 俺の資産は軽く白金板100枚を超えて、もう財布の心配は全くと良いほどしていない。していないが、とうとう時期が来てしまった。


 爺さんが死んだ。何のことは無い。朝、いつもの通り、朝食を食べようと思って、マジックボックスから調理済みの食事を出し、爺さんが来るのを待っていたんだ。


 この家には、既に俺と爺さんの2人だけになってしまっていた。ああ、兄ちゃんも姉ちゃんも死んじゃいねえから。姉ちゃんは偶に顔を出して料理を作ってくれていたし。


 兄ちゃんは、確職したと同時に、冒険者になって、町を出た。爺さんから、餞別である魔道具と、武器になる魔剣を貰って、一目散に出ていった。無事なのかどうかは解らない。


 姉さんは、彼氏が出来た見たいで、婚約まで結んだようだ。なので、マジックボックスに料理を作りに来る以外は、彼氏の家に住んでいる。家財道具一式、向こうに持っていった感じだな。


 そんな訳で、爺さんと2人で暮らしていたんだが、作業場で亡くなっている爺さんを発見した時は、久しぶりに泣いた。涙が止まらなかったんだ。


 爺さんには、結構無理をさせたと思っている。魔道具も大量に作って貰ったし、色々と面倒をかけてしまった。悪いとは思っていないが、負担になったのかもしれないな。


 姉さんと2人で教会に行き、爺さんを火葬してもらった。昔も今も、火葬なのには変わりはない。ただ、盛大に弔ってくれる人たちが居たという事なんだ。


 どうも、爺さんは、魔道具界隈では有名な人物だったようだ。他の魔道具師の人や、色んな人が、火葬に集まってくれた。温かいなって感じたよ。普段は顔を合わせていたのか知らないけどさ。


 そんな訳で、爺さんの遺産を相続するのに、姉ちゃんと話し合ったんだ。爺さん、金を貯め込み過ぎててさ。趣味に使えば良かっただろうに。白金板5000枚の遺産が残されていた。


 爺さん……幾らなんでも貯め込み過ぎだ。仕事が趣味みたいな人だったからな。仕方がないのかもしれないが、俺だって、必死になってお金を貯め込んだってのに、まだまだだったんだなって。


 遺産の分割は、姉ちゃんが白金板3000枚。俺が白金板2000枚と土地と建物を貰った。その日から、3階建て庭付きの家が、俺のものになった。悲しむのは火葬までだ。切り替えていかないとな。


 で、まず最初にやったのは、1階の作業場に錬金術関連の物を詰め込んだ。色々と配管をして、かなり便利にしてやった。爺さんの使っていた道具類は、売った。


 というのも、火葬に来てくれた人たちが、どうしても買いたいと言ってきたからだな。形見に置いておくよりも、使ってもらった方が、道具も爺さんも喜ぶ気がしたんだ。


 錬金術でもそうだが、道具は使ってこそなんだ。使わない道具はただの置物同然なんだ。道具は道具として、使ってやらないといけないんだよ。だからこそ売ったんだ。


 値段は大したものじゃない。中古の道具だし、幾らの価値があるか解らなかったからな。安く安く売ったさ。俺には使う職業が無いからな。確職もまだなんだし。


 将来、魔道具師になる可能性もあった。あったが、それでも、錬金術師として歩むだろうからな。俺は錬金術師になるのであって、魔道具師になるつもりはない。


 ただ、今後は、魔道具は買わないといけないんだな。今までは作って貰っていたけど、設備投資には金が必要になってしまった。今までが異常だっただけで、これが普通なんだけどな。


 まあ、必要かどうかはさておいて、沢山作って貰ってはいたんだけどな。使う以上に作って貰っていた。将来を見越して、今作っておいてもらおうと、思ってどんどんと依頼をしていたんだ。


 それが、負担になっちまったのかなあ。そうしたら、ちょっと、ごめん。でも、後悔はしていないんだ。全部使って見せるからさ。使うために作って貰ったんだし。


 これからは、この店は、錬金術の店にする。魔道具店の看板は、商業ギルドに返してきた。これからは、錬金術師の店として、生まれ変わるんだ。俺が、錬金術師の店をやるんだ。


 まずは生産体制を整えようか。まずはそこからだ。日々の売り上げは、欲しいから、5日に1度は、ポーションと魔力ポーションを売りには行くけどな。でも待てよ? 税金関係はどうなるんだ?


 ちょっとどころの騒ぎでは無いんだけど。全然知らないんだが? 年間幾ら収めればいいとか、何か規定が有ったりするんだろうか。とりあえず、錬金術師の店をやるんだけど。


 何に税金がかかるんだ? 幾ら税金がかかるんだ? 何時収めれば良いんだ? それを何処で知ればいい。何処に行けば、それが解るんだろう。


 代官の屋敷に乗り込めば良いのか? 流石にそれは不味いんじゃないか? 代官と言えば、貴族に連なるものか、それの血縁とかだろう。それは流石によろしくないのでは?


 そうだな。一先ずは、商業ギルドに行ってみるか。錬金術師の店をやるに当たっても、その辺の事は聞かないといけないんだし、一緒に税金の事も聞いてみよう。


 そうだな。それが良い。とりあえず、設備をどうのこうのするのは後回しだな。まずは、税金関係をなんとかしよう。商業ギルドなら知っているだろう。多分だけど。

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― 新着の感想 ―
錬金術をやりたいのはわかるけど、年齢制限で店、開けられないんじゃ………………ww
何のために働いているのか、疑問がわいてきました。何を目標に主人公は、働いているのかな。お金は、もう十分以上にあるでしょう。
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