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Freedom Fantasia Online〜不遇種族の魔機人-マギナ-で始めるVRMMO生活〜  作者: ゆーしー
Chapter.3黄昏の戦乙女と第一回イベント編
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幕間その四 開発と悪ふざけ

幕間です。

運営側の会話なのでかなり短いです。


「主任。運営の方からまたクレームが来ていますよ」

「あぁん? どうせ魔機人関連のクレームだろうが。突っぱねとけ」

「いやまあそうなんですけどね……って、主任はなにを?」

「ロマンを求めてんのさ、俺はよ」

「はぁ、そうですか」

「おいおいノリがわりぃな……まぁいいか。ほれ、これみてみろよ」

「えっと……ああ、私たちの悪ふざけをことごとく形にしてくれてるプレイヤーじゃないですか。たしか、ミオンさん、でしたか」

「そうだ。俺たちのロマンを分かってくれる最高なプレイヤーだぜ。どうやらあいつら、アレを見つけたらしい」

「アレ……もしかして、黄昏の(トワイライト)戦乙女(・ヴァルキュリア)ですか?」

「ああ。しかもちゃんと条件を満たした上で見つけてるから、直せばギルドホームとしても、飛空艇としても使える。まったく凄いもんだぜ」

「これはまた……クレームが飛んできそうですね」

「ガハハ。良いんだよ。ちょっとした息抜きと酒の勢いで作ったもんじゃねぇか。そう目くじらを立てるようなもんでもねぇだろうよ」

「私たちがそう思っていても、あの人たちがそう思ってなければ意味がないんですがね……」

「ロマンに犠牲はつきものさ」

「はぁ……イベントを控えたこの時に機動戦艦ですか。荒れそうですね」

「ガハハ、イベントまでに仕上げるのはさすがに無理だろうがな。時間と人手が足りんだろう」

「……どうにも、悪い予感がしますね」

「そりゃあ考えすぎってもんだぜ、副主任」

「そうだといいんですけどね……」

「ま、楽しみに見てようや。このプレイヤーのプレイをよ」

ここまで読んでくださりありがとうございます。

続きもお楽しみください。

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