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ロリ巨乳美少女にTSしたら、Vtuberなお姉ちゃんにVtuber界に引きずり込まれました  作者: 九十九一
2024年 1月

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配信#33ー6 いるかおねぇたまとうさぎおねぇたまとのお説教配信だよっ!:6

 駆け足で長め。

「と、ともあれ、お掃除とか色々とダメダメな二人の食生活についてのお小言はここまでにして……うん、今日はもういい時間だし、そろそろ夜ご飯を作っちゃおっか」

「ん、ご飯」

「何を作る、んです、か?」

「今日は寒いのでお鍋です」

「「鍋」」

「うん。二人はお鍋は好き?」

「ん、冬場の鍋が至高」

「す、好き、です」

「それならよかったです。まあでも、大晦日に食べてるけどね」

「「あれは別物ですぅ」」

「あ、あはは、闇鍋でしたからね……」


 あれを普通のお鍋、というのはちょっと無理があるよね、うん。

 あれはあれで楽しかったし、具材によっては美味しかったけど、外れもあったわけだし……僕は外れを引かなかったけどね。


【天空ひかり:みたまちゃんがベースを作ってくれたから、あれは普通の鍋です。というか、みたまちゃんが作った、というだけで、そこらの鍋よりも完璧な鍋と言えよう】

【雪ふゆり:付加価値が高いですよねぇ~!】

【お前らww】

【言いたいことはわかるけども!】

【わかっちゃだめだと思うなぁ……】

【でも、鍋かぁ。何鍋だろ?】


「あ、お鍋の質問が来てるね。今回作るのはすき焼きです」

「「すき焼き……!」」


【いいなぁ】

【猫夜はつき:みたまちゃんのすき焼き……う、羨ましいぞ……!】

【狼神いくま:今からウチも突撃したくなるっしょ……同じマンションだし】

【草】

【突撃てw】

【あー、そう言えばいくまっちも同じだっけ】


「すごく久しぶり」

「わ、わたしも、です」

「あれ? 二人はあんまり食べない感じですか?」


 すき焼きって美味しいし、なんだかんだ二人も食べてるイメージがあったんだけど……。


「ん。そもそも料理ができない。食べるとしても、某牛丼チェーンの牛すき鍋とか、あとはちゃんとした店に行く以外で食べる方法はない」

「わ、わたし、も、作れない、ので……。ま、前に、せ、接待で食べました、けど、その、ひ、人が怖くて、食べた気がしなかった、のもあって……」

「な、なるほど……。でも、お料理ができるできないに限らず、一人とか二人分のご飯って作るのがちょっとだけ面倒くさい、って思っちゃうし、鍋なんてもっとそうだから、作らなくても不思議じゃないんじゃないかな?」


【めっちゃわかる】

【料理できる=普段から自炊、みたいなイメージがあるかもしれんけど、一人暮らしだとマジで簡単な物しか作らん】

【というか、手の込んだものを作る人の方が少数派でしょ】

【みたまちゃんの思考回路的に、お母さん的思考だから、一人分ってなるとすっごい簡単なご飯になってそう】


「あ、うん。実際に簡易的な物が多いですよ~。まあ、たまにこれ食べたい! ってなって、ちょっとだけ手の込んだものを作りますけど」

「ん、ちなみに、どういうの?」

「少し前だと、海老クリームリゾットが食べたかったから、殻付きの海老を買ってきて、殻と身で分けて、殻を煮込んで出汁取ってましたよ。それで、その出汁を使ってクリームリゾットにしたので」

「「強い……!」」

「あはは、そんなに難しくないですよ。出汁を取るだけで簡単ですから」


【簡単でも普通はやろうと思わん】

【殻付きってことは、背ワタとか取ってないタイプの奴ってことだよね? あのちまっちました作業するのか……わざわざ】

【デレーナ・ツァンストラ:さすがみたまママ……!】

【たしかに、出汁を取るのはそこまで難しくはないけど、めんどくささもすごいから、一人分の食事ってなるとさすがにやらん】

【それw】


「さてと。それじゃあ作っちゃおっか」

「ん、鍋はあるの?」

「うん。前にうさぎおねぇたまのお家にお邪魔した時にあったのを見かけましたので。というか、うさぎおねぇたま。絶対に使わないのに、なんですき焼き用の鍋なんてあったんですか?」


 ほかにも、パエジェーラとか、ジンギスカン鍋とかもあったし……そもそもあれ、僕のお家でもないよ。

 いつかは欲しいなぁ、なんて思ってるけど。

 ……お金もあることだし、買ってみようかな?


「よ、よく、わからなかった、のと……そ、その、店員さんに、あれこれっておすすめ、されて……」

「……もうちょっと断る勇気を持とうね」

「……ら、来世で」

「今世で頑張ってほしいです」

「…………ぜ、善処、します」


【来世ww】

【あれか。引っ越しで物を買う、ってなった時にめっちゃ押された感じかこれ】

【なるほどww】

【むしろ、うさぎちゃんの場合ネット通販で全部完結させそうなんだけどなぁ……】


「というわけで、お鍋です。まあ、割り下はお家で作って来たし、しらたきの方もお家で下処理をしてきたので、実は割とすぐに食べられます」

「さすがみたま」

「な、なんて、用意周到……!」


【まさかの割り下自作ww】

【いや、ほんとに用意周到だね!?】

【市販の物を使うんじゃなくて、自分で作っちゃうのかぁ……】

【信じられるか? これで高校生なんだぜ】

【まあでも、案外そこまで難しくはないっぽいけど。めんどくさいけどね……】

【狼神いくま:くっ、マジでウチも食べたい……!】


「ん、ちなみに、量的にはどれくらい?」

「うーん、僕も食べるし……たしか、うさぎおねぇたまも普通の人よりご飯を食べた気がするから、そこそこありますよ? 〆のおうどんもあるし」


 同年代の男子より、少し多く食べるしね、僕。

 大食いっていうわけではないけど。


「そ、それ、なら、あの、こ、コメントにいる、いくまさんも、誘っては、どう、ですか?」

「いくまおねぇたまも? 僕は構いませんよ? たくさん人がいた方が嬉しいですし」

「ん、だそう」


【狼神いくま:マジで!? え、ウチも食べに行っていいの!?】

【草】

【草】

【優しい世界】

【天空ひかり:は? なぁにちゃっかりご相伴にあずかろうとしてやがるんだい? いくまちゃんよォ……!】

【雪ふゆり:万死ですぅ~】

【デレーナ・ツァンストラ:羨ましい……くっ、あたしはまだ家事サービスを受けられていないのに!】

【狼神いくま:やったぁぁぁ! じゃあ、今からそっち行くぅ! あ、何か欲しい材料とかあったら買ってくっしょ!】


「あー、それなら豚肉を買ってきてもらえると。アレも美味しいので」


 僕のお家では牛肉と豚肉を入れます。

 美味しいし、何より豚肉の方が安いので。


【狼神いくま:おっけぃ! 超特急で行ってくるっしょ!】

【突発的に参加決まってて草】

【強い】

【らいばーほーむメンバーの半数近くが固まってるらしいからなぁ……】

【らいばーほーむじゃなかったらやらんやろ、こんなんww】

【天空ひかり:なんたるラッキーガールっ……! くそぅ、なぜこういう時に限って行けないのだ、私はっ……!】

【雪ふゆり:ぐぬぅ、私も住んでるマンションが違いますしぃ~……引っ越しを検討するか迷いますねぇ~……】

【おいww】

【こんなことで引っ越しを考えるとか……いや、こいつらなら考えるわ】

【夜久嬢かざり:わたくしたち四期生はまだコラボが解禁されてないのが口惜しいですわ……!】

【弩めい:ですが、我々はみたま様直々に料理を作っていただけるとのこと。であれば、今は我慢の時です。……食べたいです】

【本音本音!】

【本音漏れてて草】

【可愛い】

【これ、陛下とかも時間が合えば突撃してたんだろうなぁ……】


「んーと、いくまおねぇたまも来るとのことなので、ぱぱっと作っちゃいますね!」


 いくまおねぇたまが来る頃には、ある程度出来上がってる状況が望ましいです。



「ハロハロー! 急遽みたまっちお手製のすき焼きを食べられる、なーんてことになったラッキーギャル! 狼神いくまでっす! きゃぴきゃぴっ!」


 あれから少ししていくまおねぇたまが到着。

 その前に、いるかおねぇたまとうさぎおねぇたまがちゃんといくまおねぇたまのモデルを準備してくれて、到着してからそんなに時間がかからずに配信に出ることができました。


「ん、いらっしゃい」

「い、いらっしゃい、です」

「いらっしゃいませ! もうすぐできるので、座っててくださいね」

「おっけー! あ、みたまっちはいこれ豚肉! とりま、豚バラ買ってきたんだけど、だいじょぶ?」

「全然大丈夫です。むしろ、これがよかったので、ナイスです」

「やた!」


【ほんとに来てて草】

【今までの不遇が嘘だったようにみたまちゃんとコラボしてる……】

【実際問題、いくまっちがあまりにも不遇過ぎて、こうして突発的に混じっても許されてる感があるよね】

【それ】

【デレーナ・ツァンストラ:まあ、ほんとに不憫だったもの】

【天空ひかり:仕方あるまい。許そう】

【雪ふゆり:本当に接点なかったですしねぇ~。それはそれとして羨ましいんですけどぉ~】

【猫夜はつき:うんうん、むしろどんどんコラボするべきだぞ!】

【それはそう】


「ん、これでいいかな。はーい、出来ましたよ~」


 そう言いながら、僕はお鍋を持って三人が座っている場所へ移動し、準備しておいたカセットコンロの上に。

 ぐつぐつと煮える鍋から立ち上るいい匂いでお部屋の中がいっぱいになる。

 うん、お腹空くね!


「えーと、三人は〆のおうどん食べますか?」

「「「食べる!」」」

「ふふっ、じゃあ、ご飯は少なめにするね。食べ過ぎも良くないですからね。じゃないと、太っちゃいます」

「う、うっす……」

「うぅ、い、いっぱい食べたい、です、けど……」

「うさぎおねぇたま。ここでご飯をいっぱい食べたい、って言った場合、おうどんが少なくなります」

「……す、少な目、でいい、です」

「いい子です♪」


【いい子www】

【相手年上ぞ!?】

【らいばーほーむで二番目に年長なんだけどな、うさぎちゃん……】

【完全にお母さんやろこれ】

【お母さんはいいぞ……】

【↑マザコン???】


「はい、じゃあ、食べましょう。いただきます」

「「「いただきます!」」」

「あむ……え、おいし! みたまっち、これメッチャ美味しい!」

「ん、美味しい。止まらない。春菊うまうま」

「お、美味しい、です、ね。お、お麩……お肉も、美味しい、です」

「ふふっ、いっぱいあるから、たくさん食べてくださいね?」


 美味しそうに食べる三人を見て笑みを零しながら、僕もすき焼きをぱくり。

 やっぱり、すき焼きの染み染みの野菜って美味しいよねぇ。

 個人的には、白菜の葉っぱの部分と春菊が好きです。

 あと、焼き豆腐。

 もちろん、お肉も好きです。


【美味しそう】

【美味しそうだなァ……】

【猫夜はつき:羨ましいぞ】

【天空ひかり:わ、私も食べたいッ……! けど、ぐぬぅっ……!】

【雪ふゆり:う、羨ましいですよねぇ~……。私なんて、出前のお寿司ですしぃ~……】

【夜久嬢かざり:絶対に高い方のお寿司な気がしますわ】

【金持ちだもんね】


「やー、まさか一緒に食べていいって言われるとは思ってなかったし。三人とも、マジありがと!」

「いえいえ、いくまおねぇたまとはあんまり一緒に配信をできてませんでしたから」

「ん、近いからヨシ。プライベートではゲーム関係で関わるけど、配信ではあんまりだったから、私もちょうどいい」

「ど、同期、なので、あ、ありがたい、です」

「なるほどなるほど。つまり、ウチは人気者ってことだね!」

「いくまおねぇたまは人気者だと思うよ?」

「ん。たしかに」

「間違いない、です、ね!」

「お、おおぅ……じ、自分で言っておいてなんだけど、ちょー照れるっしょ……」


【可愛い】

【可愛い】

【自滅可愛い】

【いくまっちのこういうところほんま好きよ】

【テンション高いギャルが照れるのは最高だぜぇ!】


「あー、美味し~……最近滅多に実家帰ってなかったし、久しぶりに帰ろっかな。なんか、みたまっちのすき焼き食べてたら、そんなこと思ったわ」

「ん、私も実父に会ってないし、久しぶりに会いに行こうと思う」

「わ、わたし、も、た、たまには実家に、帰ろうって、思いました……!」

「え、あ、うん。それはいいと思うけど……それ、僕の料理関係ありますか?」

「「「おふくろの味」」」

「僕おふくろさんじゃないよぉ!?」


【草】

【草ァ!】

【おふくろの味は草】

【みたまちゃんの料理ってそのレベルなのか……】

【日に日にお母さん属性が強くなってるなこれ】

【デレーナ・ツァンストラ:たしかに、あの時の闇鍋のスープや年越しそばからは、お母さんを感じたわ……あたし、お母さん死んでるけど……】

【重いわ!!】

【笑えねぇよツンデレちゃん……】


「ん、大丈夫。私も母親はいないから」

「全然大丈夫じゃないと思いますよ!?」

「私にとっていないのが普通。だからこそ、みたまの母性が私に突き刺さる。愛を知らない子供が愛を教えられたように」

「ちょ、ちょっと何を言ってるのかわからないです……」


【あの、なんで重い人が二人もいるんですかねぇ……!】

【母親と死別はマジで洒落にならんて。あと、軽いよ君たち】

【一応邪神もだぞ】

【あ、そう言えば邪神……】

【天空ひかり:まあ、死に別れてるけど……思い出があるから!】

【強い】

【これは強者ですわ……】


「でも、それくらいみたまっちのご飯は温かいってことっしょ」

「ん。それはそう。みたまの作るご飯は心を温かくする」

「で、です、ね。思わず、帰省しようって、思えます、よね」

「そ、そうなんだ。まあでも、うん……それならそれで……いい、のかな?」


 なんだかこそばゆいけど、安心する味って思ってくれてるってことだもんね。

 ……僕、まだ高校生だけどね!



 それから和気藹々とすき焼きを〆までぺろりと平らげました。


「「「「ごちそうさまでした」」」」

「あー、お腹いっぱい」

「ん、かなり食べた。野菜美味しかった」

「です、ね。こういうの、なら、いっぱい食べられ、ます」

「それはいいですけど、すき焼きも美味しいけど食べ過ぎは厳禁だからね? 主に、連日食べるとか」

「「うっ……」」

「……二人とも、これなら野菜食べてる! ってことになるね! とか思いましたね? お店で食べるから大丈夫、って」

「「……お、思ってない、ですにょ?」」

「……はぁ」


【マジで学ばねぇ】

【だから怒られるんだよなぁ……】

【というか発想が極端すぎよ】


「二人とも、ご飯は大事っしょ」

「いくまおねぇたまの言う通りです。……ところで、いくまおねぇたまって普段からプログラミングをしてるって聞くけど……生活は大丈夫なの? 睡眠時間とか、食事とか」

「あー、そこはだいじょーぶ。ウチ、ちゃんとご飯食べるし、睡眠もとってるんよ」


 なるほどなるほど……嘘は言ってないね。


「じゃあ、何を食べてるんですか?」

「ん~、その時々? これでもたまに忙しくなる時があるんよ。んで、そういう時はカロリーメイトとかそういうの。あ、でも、それを食べた日の夜とかはばっちし食べてるから! まー、めんどくさくなってパスタとか、うどん、そばみたいな麺類になっちゃうけどね」

「お手軽だからね。野菜は?」

「基本的に何かしらは入れてるっしょ。スーパーで売ってるような少し大き目のサラダとか。あと、具材は野菜多め。うどんとかそばは特に」

「……うん、まあ、それならいいかな。少なくとも、毎回毎回カロリーメイトみたいなものだったら怒ってるところですけど」

「あははー。さすがに自分から体を壊しに行くような馬鹿な真似はしないっしょ! 自己管理大事! 超大事! むしろ、クリエイターは体が超大事なんだし、当然っしょ?」

「ぐふぅ!」


【あぁ! 裏表のないいくまっちの言葉がいるかちゃんに突き刺さったァっ!!】

【ひでぇww】

【いくまっちそういうとこはまともなんだよなぁ……】

【っていうか、らいばーほーむのクリエイター組なのに、結構まともな生活してんな……】

【運動面もダンスやってるし】

【完璧か?】


「うんうん。楽しいことをやるのはいいですけど、そういうのはきちんと自己管理ができないとですよね。ゲームもいいですけど、運動もしっかりしないとです。というか、お家の中で毎日過ごして、ゲームして加工肉ばかり食べるのもどうかと思いますからね」

「うぐぅぅぅ!」


【これは確信犯ですわww】

【みたまちゃんオルタの言葉は鋭い、ということだ……】

【小学生から中学生はまだともかく、高校生ってなんだかんだ生活習慣が悪くなる人が増えるけど、みたまちゃんはそういうの絶対なさそうって自身がある】

【みたまちゃんって何時に寝るの?】


「僕は一人暮らしだった時は10時くらいには寝ていたけど、今はゆあちゃんとゆいちゃんがいるので、9時には寝ます。どんなに遅くとも、9時半」

「「け、健康的……!」」


【お、おう……】

【天空ひかり:実際みたまちゃん寝るの早いしねぇ……普通に6時くらいには自発的に起きるし】

【マジかよ】

【一般的な高校生がどれくらいなのか知らんけど、それでも10時から11時までは起きてるイメージなんだけど……】

【これは誰も反論できないっすわ……】

【そもそも本人が規則正しい生活してんだもんなぁ】


「学生はお勉強が本分です。日中の授業をしっかり受けるために睡眠は大事なのです。もちろん、学生だけじゃなくて、働く人たちにも言えることです。規則正しい生活を心掛ければ心の持ちようも変わると言うものです」

「「「……」」」


 実際に、中学生の時のお友達にそういう人がいたからね。


【これ言ってるのが高校生なのバグだろ】

【さすがみたまちゃんだぁ……】

【なんというか、お母さんが過ぎるんだよなぁ……】

【この配信だけで何度お母さんと思わされたことか】

【数え切れんな】


「あ、もうすぐ時間になりますね。それじゃあ、そろそろ締めに入りましょう。あ、デザートもあるんですけど、そっちは配信後に出しますね」

「「やったぁ!」」

「よかったねぇ、二人とも」

「いくまおねぇたまもよかったらどうぞ」

「え、ウチも!? マジありがとー!」

「元々マンションにいるらいばーほーむのみなさんにお裾分けしようと思ってましたから」

「「「天使か……」」」

「天使さんじゃないよ!?」


 一応天使さんの姿にはなれるけど、天使さんではないです!


【マジかよ】

【みたまちゃんの心が優しすぎて、一周回ってなんかこえぇよ】

【普通そこまで考えんて】

【お裾分け前提で作ってるのがすごい】


「ともあれ……えーっと、これで今日の配信はおしまいになります。挨拶の前に最後にうさぎおねぇたまといるかおねぇたまへ一言」

「「な、なんでしょう?」」

「今後もし、今日と同じレベルかそれ以下の状況にしていたら……」

「「していたら……?」」

「その癖を直すまで、僕は二人には普通のご飯もお菓子も作りませんから♪」

「「絶対に誓わせていただきますッッ……!」

「あはは! みたまっちめっちゃガチじゃーん! うんうん、二人とも、マジでちゃんとした方がいいっしょ! これ、みたまっち罰ゲーム料理を食べさせまくる気だと思うし!」

「「それはご勘弁をッ……!」」


【それは確かに嫌だな……】

【猫夜はつき:あの罰ゲーム料理を喜べるのは、一部の狂人だけだぞ】

【天空ひかり:ご褒美だが?】

【雪ふゆり:みたまちゃんが作ったと言うだけでどんな料理よりも最高ですよねぇ?】

【うんまあ、お前らはそうだろうよ!】

【デスヨネー】


「嫌ならちゃんとすること! わかりましたか?」

「「はい! ママ!」」

「ママじゃないです! まったくもぅ……えーっと、というわけで、以上になります! 次回は個人配信をやりますので、見に来てくれると嬉しいです。あ、いくまおねぇたまは何かあるかな?」

「ウチ? ん~、ウチは予定外だし、特には! めっちゃご飯美味しかった!」

「ふふっ、そっか。それじゃあ、今日は見てくれてありがとうございました。それでは。おつたま~~!」

「「「おつたまーーー!!」」」


【面白かったw】

【いやぁ、今回はみたまちゃんが強かったわー】

【みたまちゃんオルタも久しぶりに見れて満足!】

【できれば次回の個人配信でもオルタでやってほしい】

【普段砕けた口調の優しい女の子敬語で注意して来るのは心に来るんだって理解したわ……】

【それはそう】

【俺、食生活見直そ……】

【私も】

【カップ麺、やめるわ】

【猫夜はつき:みたまちゃんの影響が強いぞ】

【デレーナ・ツァンストラ:みたまママだもの】

【天空ひかり:ふっ、みたまちゃんならば当然よ……】

【夜久嬢かざり:ためになりましたわ】

【弩めい:とても良き時間でした】

【雪ふゆり:早く私にも家事サービスが来てほしいですねぇ~……!】

【次は個人配信かぁ。個人配信も増えて嬉しい……】

 やっと終わったァ!

 なんか長かった……うん。結構書くのが難しかったです。

 余談ですが、椎菜は夜更かしを滅多にしないです。するにしても、大晦日とかくらい。でも、VRゲームが出始めたら、ちょっとは遅くなるかも?

 1月の話、60話くらいやってんのに、まだ上旬……進まねぇ!

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― 新着の感想 ―
これはママw
コラボ配信がほぼ無い物ねぇ。接点が無いけど、今回は突撃でお相伴に上がれてよかったね♪ まぁ、流石に罰ゲームでアレを食べさせられる事になるのは・・・ねぇwそもそもの原因があんたらの食生活が問題なんだから…
イエスマム!って海兵隊の女性教官にする返事じゃねーかw いやしかし、突発お邪魔のいくまっちが美味しいなあ〜、イベリコ豚の一頭買いとかしないでよかったです!
感想一覧
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