配信＃２８－１　三期生のみんなで宝くじ配信だよっ！：上

【《らいばーほーむ三期生》新年一発目の宝くじ配信ですよぉ～！《コラボ配信》】

　雪ふゆり／Susugi Fuyuri

　チャンネル登録者１１８万人

　７０９，８９９人が視聴中

　＃天使の見守り部屋　＃コラボ　＃らいばーほーむ　＃新春

「この配信を視聴してくださってるロリのみなさぁ～ん！　あけましてゆきふりぃ～！　らいばーほーむ三期生、雪ふゆりこと、ロリコンですよぉ～！」

￥１０，０００

【ゆきふり！】

【草】

￥３，０００

【ゆきふりぃ！】

￥５，０００

【お年玉です！】

【ゆきふりｗｗ】

【最早ライバー名の方が通称みたいになってるｗｗ】

「というわけでぇ～、２０２４年最初、らいばーほーむで最初の配信をするのは、三期生ですよぉ～。というわけで、あんまりここでわたしが話してもあれなので、早速他のメンバーを呼びますねぇ～。はぁ～い、全員出てきてくださいねぇ～」

「あけおめおはつき！　宝くじを当てるために全力出しに来た、騒音猫、猫夜はつきだぞ！　今日は１０億円をかっさらいに来たぞ！」

￥１０，０００

【こんつきｗｗｗ】

【とんでもねぇこと言ってて草】

￥３，４００

【こんつき！　あけおめ！】

【あけおめぇ！】

「はい、じゃあ次どうぞぉ～」

「ん、こんるか。あけおめことよろ。深海いるか。宝くじを当てに来た。目標は八ケタの金額。頑張る」

￥１０，０００

【こんるかぁぁ！】

【八ケタｗｗ】

【高望みなんだよなぁ……】

￥６，８００

【いるかちゃんにお年玉ぁ！】

「では最後、お願いしますねぇ～」

「おにぃたま、おねぇたまのみなさん！　こんたま！　そして、あけましておめでとうございますっ！　らいばーほーむ三期生、神薙みたまだよっ！　今日の宝くじは……んっと、１０万円が当たればいいなって思ってます！」

￥５０，０００

【デレーナ・ツァンストラ：お年玉よ！】

￥５０，０００

【夜久嬢かざり：お年玉ですわ！】

￥５０，０００

【弩めい：神子……もとい、みたま様に、お年玉を差し上げます】

￥５０，０００

【神薙いなり：ママからのお年玉だよぉ！】

【こんたま！】

【あぁ、やっぱこの声よ……】

【あの、なんかヤバいのがいるんですけど】

【いつもや】

「あれぇ！？　な、なんか、かざりおねぇたまとめいおねぇたまがいるよぉ！？　あと、わたもち……じゃなくて、いなりおかぁたまも何してるの！？」

　デレーナおねぇたまといなりおかぁたまはいつものことだとしても、なんで二人がいるの！？　あと、なんで５万円もスパチャしてるの！？

　怖いんだけどぉ！

「ん、さすがらいばーほーむ入りしただけのことはある。順応性Ｓ」

「順応しすぎだと思うぞ」

「ハッ！？　しまったっ……私が配信に参加している以上、私がみたまちゃんにお年玉を上げることができないではないですかぁ～～～！　くっ、ロリコンとして一生の不覚ぅ～！」

「そもそも親戚じゃないよぉ！？」

「いえ、結婚すれば親戚ですし……」

「しないよぉ！？」

「くっ、さすがのガード……ですが、いつか絶対にみたまちゃんと結婚しますよぉ～！」

「今日のふゆりおねぇたま、テンション高くないかな！？」

【草】

【初手からロリコンがフルスロットルで笑うんですがｗｗｗ】

【これは酷い】

【あれ？　そう言えばシスコンいなくない？】

「あ、お姉ちゃんなら、今はツリーハウスとログハウスを建てるために山籠もり中です……」

【草ァ！】

【ええぇ……】

【何してんのあの邪神】

【つーかあれマジだったんかいっ！】

【やっぱおかしいやろあの人】

「うぅむ、はつきたちもそれを聞いた時はちょっと引いたぞ……」

「ん、さすがひかりさん」

「そう言えば例のチャットにもいませんでしたからねぇ～」

「当日までに終わらせる！　って言ってたよ」

「「おおぅ……」」

「まあ、ひかりさんですからねぇ～」

　うん、ちょっと引く気持ちはわかります……。

　そもそも、五日程度でツリーハウスとログハウスを建てようとしてることがおかしいし、しかもそれが一人なんだよね……本当にできるのかなぁ…………まあ、お姉ちゃんならできそうだけど。

【例のチャットとはなんぞや？】

【夜久嬢かざり：気になりますわ！】

【なんかプライベートな話っぽいけど】

「あ、うん。えっとね、配信のネタになるかなぁ～、って思えるようなことが昨日ありまして……んっと、聞く？」

「「「聞きたい」」」

「そ、そですか。じゃあ、えと……実は昨日、お友達二人とゆあちゃん、ゆいちゃんの二人と一緒に初詣に行きまして……」

「おー、ちゃんと元日に。はつきも大学の友達と行ったぞ」

「私は家でのんびりモデリング」

「私はお仕事してましたねぇ～」

【初詣かぁ】

【一人暮らしだとあんまり行かんよね、あれ】

【友達、いないもんな……】

【おいバカヤメロ】

【え？　友達って幻想でしょ？】

【正月二日目にＶの配信見てる時点で友達などいるわけないんだよなぁ！？】

【↑おいｗｗｗ】

【でも、行く相手がいないと進んで行こうとは思わないよね、あれ】

【それはそう】

「えーっと、わたしが住んでる場所の近くに、神社がありまして……そこで福引をやってるんだけどね？　その時にわたし……」

「はい！　一等当てた！」

「あ、正解！」

「よっしゃ！」

【なんでクイズ形式になってんだよｗｗ】

【騒音猫ｗｗ】

【草】

「はつきさぁ～ん～？　みたまちゃんの発言を遮るのはギルティですよぉ～？」

「しまった！　これは罠だ！」

【粉バナナ】

【おいｗｗ】

【ロリコンｗｗ】

「あ、えと、続き……んっとね、一等は確かに当てたんだけど、一緒に二等と三等も当てちゃいまして……」

「「なぜそうなる？？？」」

「さすがみたまちゃんですねぇ～！　なんと言う幸運でしょうかぁ～！」

【草ァ！】

【いやいやいやいや！？　え、一等から三等！？　何があったらそうなる！？】

【弩めい：さすがみたま様です。かなりの幸運をお持ちなようで】

【それ幸運ってレベルか！？】

【で、でもどうせあれでしょ？　一等から三等までしかなかった的な……】

「ううん？　普通に七等まであったけど……あ、一番下はティッシュです」

【ガチやんけｗｗ】

【なんで宝くじ配信の前日に運消費するようなことしてるの？ｗｗ】

【さすがみたまちゃんだぁ……】

　僕としても、さすがに昨日で運は使ったよね、と思ってはいます。

　だって、一等から三等まで全部当てちゃってるし……。

「あー、なるほど、それで昨日プールの招待券が手に入った！　って言ってたんだ」

「うん。ゆあちゃんとゆいちゃんの二人が行きたがったので、当てたいなぁ～って思ってたら当たりまして……」

「ぷ、プールぅぅぅぅ……み、みず、水着ぃぃぃぃぁぁぁぁぁ～～～～～！！！！」

【ロリコンどうした？！】

【というか、プール？　プール！？】

【この時期にプールは草】

【ってことは室内系だな】

「あ、ちなみに、らいばーほーむメンバーの何人かも行く予定だぞ！　はつきは行く人ォ！」

「ん、あとは、ひかりさん、うさぎさん、が招待の範囲で。たつなさんとリリスさんは自腹で行く」

【自腹は草】

【なんで自腹で行こうとしてるんだよｗｗ】

【しかもそれするのがツンデレちゃんやロリコンじゃなくて、たつな様と陛下なのがおもろいｗｗ】

【あれ？　ロリコンは？】

「ぐぎぎぎぃ～～～……わ、私はっ、し、仕事がァ～～～～～～！」

【あっ……（察し）】

【ってことは、ツンデレちゃんも……】

【デレーナ・ツァンストラ：ラノベ作家ってね、実質毎日が仕事なのよ……】

【Ｏｈ……】

【めっちゃ歯ぎしりしてそう】

【というか、面子にうさぎちゃんがいるのが面白いんだけど、なんで？　あの人、コミュ障で引き篭もりだよね？】

「んっと、行けないメンバーの人たちは、お仕事とか帰省中とかそう言うのが理由見たいです」

「ん、私は私用」

「私は仕事ですよぉ～……ぐぬぬ、この時期はお客さんが多いんですよねぇ～……」

【あー、そう言う理由】

【たしかにそう言う理由なら、はつきっちやうさぎちゃんが空いてるのはわかるわ】

【あとは、なぜか自腹で行こうとしてる二人】

【神薙いなり：プール……くっ、うちも行きたかったっ……！】

「あ、え、えと、ご、ごめんなさい……」

　あの時はグループにいなかったから声をかけなかったけど、個別でお話しできるなら普通にそっちで連絡を取ればよかった気が……。

　うぅ、僕のバカ……。

「わたもちさん……？」

【神薙いなり：いやちげぇですよ！？　別に、気にしてねぇですからね！？　というか、うちはこの時期はちょっと忙しいんで！】

「あ、そうなんだ。でも、わたもちさんってイラストレーターなのに忙しいんだね？」

【神薙いなり：んまあ、色々とねぇ。というか、うちらは七日に初配信だし】

【夜久嬢かざり：楽しみですわ！】

【弩めい：そうですね。どのような配信になるのか、今から楽しみです】

【俺たちは戦々恐々としてるけどな】

【どんな狂った話題が出るのか……】

【新人君も楽しみだよな！】

【そっちが本命まである】

【主にたつな様がな】

「初配信……はつきたちも、つい五ヶ月前くらいにしたねぇ……」

「ん、まだ五ヶ月しか経ってないと思うべきか、もう五ヶ月前と思うべきか」

「あっという間でしたからねぇ～」

「そうだね……」

【まあ、濃密な五ヶ月ではあった】

【おかげでらいばーほーむがカッ飛んだけどな！】

【人気高すぎぃ！】

「あ、ちなみに、二等と三等はなんだったの？　みたまちゃん」

「えっと、二等が商品券で、三等は御神刀のレプリカ…………なんだけど……三等の方は色々ありまして……」

「色々。気になる」

「何があったんですかぁ～？」

「信じてもらえるかわからないけど……実はその……昨日、僕が昔から好きな神社があって……そこで僕とお友達二人、それからゆいちゃんとゆあちゃんの二人でお掃除してたら、神様が現れまして……」

【？？？】

【神様……神様？】

【いやいやいや、いくらＴＳ病とか言うものがあっても、さすがに神がいるとかは……】

【弩めい：……神様、ですか】

【みたまちゃん、疲れてた？】

「ううん、全然疲れてなくて……あ、あはは、だよね。信じられないよね……」

「いやー……はつきはどっちかと言えば信じるぞ」

「ん、私も」

「え？　みたまちゃんの言葉を疑うとかそもそもあり得ないですよねぇ～？」

「あ、あれ？　みんな信じてくれるんだ……？」

　てっきり、信じてもらえないかと思っていたら、三人は信じてくれました。

　なんだか嬉しい。

「いやぁ、そもそも前に天使に会ったとか言ってたし、実際みたまちゃん天使だし」

「ん。そもそも、ある意味神の姿にもなれる」

「そもそも、超常現象がみたまちゃんの周りには多いですからねぇ～。疑いようがないですよぉ～」

「そ、そっか」

【みたまちゃんが天使←わかる

　神の姿にもなれる←？？？】

【まあ、みたまちゃんって神様見習いだし……間違いではないのでは？】

【夜久嬢かざり：みたま様はどのような神様にも勝りますわ！　みたま教こそ至高……！】

【弩めい：そうですね。木っ端程度の神如きが、みたま様の神々しくも愛らしく、そして至高とも言うべきお姿に敵う道理などありません】

【神薙いなり：みたまちゃんが世界のトップなのは言うまでもねぇですよねぇ！？】

【おい四期生ｗｗｗ】

【ツ　ッ　コ　ミ　不　在】

【こぉれは地獄ですわ】

【新人君、大丈夫かな？】

「さすがに神様より上はないよぉ！？」

「みたまちゃんは何者よりも優先されますから、間違いじゃないですねぇ～」

「色々間違いだよ！？」

「ちなみに、その神様って何しに来たの？」

「あ、えっと、お礼だって。いつもお掃除してくれてるからーって。あと、御神刀レプリカに何かしてたけど、よくわからなかったかなぁ……あ、そのレプリカなんだけど、なぜかぼんやりと光ってます」

「「「光ってる？？？」」」

「うん、光ってます。なんというか、電気みたいな人工的な光じゃなくて、自然で温かい光というか……ちょっと説明が難しいけど、そんな感じで……」

【ＬＥＤ内蔵型の刀】

【草】

【それは笑うｗｗｗ】

【どんな刀だよｗ】

【すぐ折れそう】

【刀かぁ……でも、みたまちゃんみたいな、ちっちゃくて可愛い巫女服幼女が刀を持ってたらこう、可愛いしカッコよくない？】

【わかる】

【わたもちママ！　刀差分作ってぇ！】

【何それ超見たい】

【神薙いなり：ＯＫ牧場】

【ネタが古いｗｗｗ】

【あんたいくつだよｗｗ　あ、２０歳でしたね】

「え、刀差分を作ってくれるんですかぁ～～～！？　じゃあじゃあ、狐のお面も追加でお願いしますぅ～～～！　それと、刀の鞘は桜柄で塗は朱色！　それで、刀は腰横じゃなくて、背中側の腰でお願いしますねぇ～～！」

「注文が多いぞ！？」

「さすがロリコン」

【草】

【熱意ィ！】

【なんで本人以上にテンション高い上に注文が多いんだよｗｗｗ】

【さすがだァ……】

【ロリコンはロリコン。はっきりわかんだね】

【神薙いなり：ほうほう、たしかにそれはいいねぇ！　では、その方向性で差分作るぜぇ！】

「え、本当にやるの！？　え！？　えぇ！？」

　なぜか差分が増えることになりました。

　本当になんで？？？