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ロリ巨乳美少女にTSしたら、Vtuberなお姉ちゃんにVtuber界に引きずり込まれました  作者: 九十九一
2023年 12月(下)

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配信#27-7 らいばーほーむのみなさんと、大晦日配信だよっ!:7

 箸休め的な。

「はぁ、はぁ……なんかこう、言い合いしたらすっきりした……」

「だろうね」

「つーか、何のかんの言って、たつなとひかりは仲いいよな」


【わかる】

【普通にやらかしまくってる邪神相手にツッコミ入れまくって、ナチュラルに話してるのはすごいと思う】

【というか、らいばーほーむの常識人自体、そもそもがその状況を楽しんでる節があるし】

【それな】

【一応、三期生の常識人枠なみたまちゃんも、なんだかんだ騒がしいのを楽しんでるし】


「そりゃあ、私とたつなちゃんは魂の親友だからね! そりゃあ、仲いいですとも☆」

「魂は言いすぎだが、まあ、親友なのは間違いないね」

「もともと、配信する前からの仲なんでしたっけ?」

「そだねー。私が同人活動をしてる時に、なぜかガチモデルのたつなちゃんからDM来たのが発端。そこから今の関係よ」


 なんだかんだで、たつなおねぇたまはお姉ちゃんとの付き合いが長い。

 僕が中学一年生くらいのころからの付き合いになるのかな?


「ネッ友かー。そういえば、プライベートなネッ友っている人いるのかな? はつき、そういうの気になるぞ。あ、はつきはいないぞ」

「ん、私もいない」

「ロリコンコミュニティに入ってはいますけど、仲良くする、というほどはないですねぇ~。第一、男性ばかりですからぁ~」

「うん、何か今おかしい発言が聞こえたが……私もそういう人はいないね」

「俺はゲーム友達がいるぜ」

「ボクもですねー。ギャルゲとかそっち系ですけどねー」

「我はおらんな」

「わ、わたし、は、その、弟子、というか、配下、的な感じの人が……」

「わたしもいないかな?」


 そもそも、オンラインゲームとかやらないし、あんまりネットでお友達を探す! なんてこともしないし……。


「あたしは……あー、ちょっと違うかもしれないですけど、仕事でよく組んでるイラストレーターの人とはちょこちょこ連絡取り合ってゲームしたりしますね」

「あーしはいるよー。ふつーに面白い人なんよー」

「私は配下がいるから。みたまちゃん警察の」


【なんか一部おかしくない?】

【うさぎちゃんの場合、間違いなくRTAというか、ゲーム方面のあれだよなぁ……】

【みたま警察は配下なのかw】

【ロリコンコミュニティは草なんだよなぁ】

【しれっとやばいとこ入ってんのはさすがロリコン】


「なるほどー。やっぱそんなもんだよね! ところで、この闇鍋はどうするんで? もう一周?」

「……いや、さすがにこれ以上やったら帰ってこられなくなるので、もう電気つけよう。あと、一部の食材が何なのかわからないだろうからね。主に、とぽとぽ、とか、さぁー、とかいう音。あれ何。それを知りたいので、スタッフさん、電気をお願いします」


 たつなおねぇたまがそう言うと、パチッ、とお部屋の電気が付きました。

 そして、明るくなったことで見えるようになった、闇鍋の中には……。


『『『まあ、うん……』』』


 なんといいますか、餃子のようなものや、でろでろになっちゃったあんまん、小籠包、僕が作った肉団子と、ぐずぐずになったコロッケ(?)……ほかには海老の脚とか、カニの何かとか……なんというか、その、すごいことになっていました。


「それで……さっきの明らか液体らしきものを入れた人と、粉のようなものを入れた人、手を挙げてほしい」


 そう言うと、スッ――と手が二つ上がりました。


「はぁ……えー、じゃあ、まずは……いるか君。いるか君は何を入れた?」

「クエン酸」

「アホなの?」

「ん、行けるかと思って」

「……あー、うん。じゃあ次……デレーナ君」

「デスソース」

「うん。デスソースは私も使用したけど……何で入れた?」

「定番かなって」

「うんまあ、定番と言えば定番」


 あ、あー……なるほどね……あの謎の音二つは二人が入れたものが原因だったんだ……。

 ……えぇぇ。


「あっ、もしかして私が食べたコロッケが酸っぱくて辛かった原因ってぇ~……」

「ん、多分、ちょうどコロッケが入っているところに白い粉と赤い液体が入った」

「言い方!?」


【白い粉はなんかアカンwww】

【赤い液体……血液かな?】

【デスソースなんだよなぁ】

【そうか、アレが原因でロリコンが死んだのか……】


「はぁ……ひかり、この二人の処罰は?」

「死刑☆」

「「ご無体な!」」

「というか、しれっとデレーナっち二つ入れてるし」

「ありかなと……」

「まあ、個数指定はしてなかったからね……」

「まあ、死刑であることに変わりはないのでね。お二方は覚悟の準備をしておいてください!」

「「ですよねェ!」」


【草】

【草】

【そりゃまあ、うん】

【というか、鍋にクエン酸を入れるんじゃないよwww】

【つーか、なんでクエン酸?】

【あれじゃね? みたまちゃんが前にクエン酸を話題に出したから】

【憶えてたのかww】


「ともあれ、ここからは普通に飲み食いしようか。残したらまぁ……ひかりに殺されるからね」

「みたまちゃんが作ったものを残したら死刑☆」

『『『これは酷い』』』

「お姉ちゃん、さすがにそこまでは……」


 さすがに結構な量があるし、無茶だと思うんだけど……。

 だって、鰤のフルコースみたいなお料理や、闇鍋に、この後年越しそばもあるわけで……。

 やっぱりやりすぎたかなぁ……。


「まー、案外行けんじゃね? みたまちゃんの飯ならマジでいくらでも入るしな!」

「不思議ですよねー。本当にいくらでも食べられますからねー」

「みたまちゃんが作ったという価値だけで食べつくせますよねぇ~」

「よく言った! というわけで、残りも食べよう!」

「あ、あははは、そう言ってもらえると嬉しいかな。さてと……わたしは年越しそばの方を作っちゃうね。色々やることがあるので」

「む、我も手伝うのじゃ」

「では、私も手伝いますよぉ~」

「助かるよ~」


【おいロリとロリの間にロリコンを入れんじゃねぇ!】

【絶対暴走するぞアイツ!】

【ロリピュア逃げて! 超逃げてェ!】


「それで、何をするんですかぁ~?」

「んっと、天麩羅を作るつもり。そのために、色々買って来たので!」


 お魚屋さんで買った海老とか、八百屋さんで買った野菜なんかもそのために買ったしね。

 それに、スタッフさんの分もあるし!


「って、あ、スタッフさんたちってアレルギーとかあるのかな?」

「その辺りは問題ない。我々の中にアレルギー持ちはいないよ。いるようであれば、普通に止めていたからね」

「あ、社長さん。んっと、食べてますか?」

「もちろんだとも。美味しくて、ついついね」


【社長www】

【社長おる】

【普通にいい声なんだよなぁ、社長】

【そもそも、めっちゃ美人だしな】


「ところで、年越しそばも我々の分も?」

「もちろんです! 日頃からお世話になってますから!」

「……君、本当にいいお嫁さんになるよ」

「ふにゃ!?」

「うむぅ、我もみたまは欲しいのじゃ。嫁として」

「むしろ、欲しがらない人はいないですよねぇ~」

「さ、さすがにそれはどうかなぁ……わたし、元男だもん」


(((むしろ需要しかないのでは?)))


【みたまちゃんが元男とかいう衝撃の事実】

【実際問題、あまりにも女の子女の子してるせいで、元男って実感が薄い】

【そもそも男時代を知らないからなぁ】

【シスコン曰く、彼氏ができそうな外見だったらしいけどな】

【少なくとも男の娘なんだよなぁ……】


 一応、準備段階であらかじめ衣の準備もしてあるし、下処理もOK。

 材料も切ってあるから、あとは揚げるだけ。

 お蕎麦の方も、かえしも作ってあるから、本当に茹でるだけだったり。


「さて、こっちは何か適当に雑談でもしようか。何か話題ある?」

「あ、じゃあ、最近見つけた推しとか!」

「その、推しって、実在する人、です、か?」

「何でもありだぞ! こう、個人勢のVでもいいし、アニメのキャラでも、声優でも! なんでもOK!」

「なんか、個人勢のVとか言い出したら荒れそうだな……」

「そうですね。こいつら贔屓したんだ! とか、燃やされ……いえ、燃やされない気が……」

「フッ、そもそもらいばーほーむのメンバーが推してる時点で普通じゃないからね☆」

『『『それはそう』』』


 たしかに、その辺りはあんまり否定できない……かも?

 個性豊かな人ばかりだもんね。


「それで、誰か推しいるー?」

「あ、じゃあ、ウチあるんよ!」

「へー、珍しいじゃねぇか。委員長キャラだろうがな」

「へっへーん! 残念ながら違うんよ! 実はウチの知り合い……ってゆーか、ウチのネッ友が、色々あってV始めたんよ」

「へぇ、それはまたすごいね。個人勢?」

「もち! しかも聞いて驚け!」

「見て笑え?」

「いや懐かしいネタだなオイ」


【閻魔大王の子分かな?】

【ネタに乗って来たのがツンデレちゃんなのがおもろいww】

【まあ、ラノベ作家だからなぁ】

【あと、酒入ってるし】

【でも、いくまっちが推してる人がどんなのか気になる】


「まあ、ネタはいいとしてぇ。なんとその人……何をトチ狂ったのか、ロリ系のガワで始めたんよ」

『『『自殺志願者???』』』


 なんでそうなるんだろう。


「ロリですかぁ~~~~~!? そこ、詳しくぅぅ~~~~!」


【ロリコンは黙って料理してろwww】

【ってか、今の情勢でロリ系で入って来るとかマジで自殺志願者じゃん!?】

【みたまちゃんと陛下とか言う、最強のロリ系Vがいるからなぁ……】

【しかも、個人勢なのがヤバいな】

【よっぽど自信があるんかな?】

【そもそも、VTuber界隈でも、最大瞬間風速で有名になったみたまちゃんを知らないで入ったのだろうか】


「ちなみに、ロリ系にしたのは『なんか、今の姿がそんな感じだから~? あと、なんか楽~。それに、こーゆーのが今はいーんだよね~?』だって」

「いくま君、その人、どんな人なんだい……?」

「あんましリアルのことは話さないけど、ん~、めんどくさがり……というか、ぐーたらするのが好きって感じ? あ、デビューしたてほやほや! ちな、声は可愛いロリボ! みたまっちとは違う方面って感じ?」

「マジですかぁ~~~!? あとで、あとでその方のチャンネル教えてくださいねぇ~~~!」

「もち!」


 ロリ系……最近、新しいロリ系のVTuberさんが増えないって言われてたけど、やっぱりいるんだね、そう言う人。

 個人さん……僕も見てみようかな?


「あ、そーいえばその人、本職はイラストレーターっぽいんよ」

「へぇ、そうなの?」

「うん。前にゲームしよーって誘ったら、『んぁ~、ラノベのイラストが終わってないから、それ終わったら~』って言ってたんよ」


【え、ガチな奴やん】

【しれっとイラストレーターの知り合いがいて草】

【つーか、結構間延びした話し方してんのな】

【いや、らいばーほーむにはガチイラストレーターがおるやろ。四期生に】

【あぁ、わたもちママww】


「やー、でも、その人も大変だねぇ」

「どうして、です、か?」

「ん~、声変わってた」

「声? 別人ってことかい?」

「やー、別人じゃないねー。多分あれ、TS病だと思うんよ。ま、そんくらいだし、ウチの話は終わり!」

『『『いやいやいやいや!?』』』


【ちょっと待てや!?】

【なんか今、しれっととんでもないこと言ったぞ!?】

【TS病? え、みたまちゃん以外の?!】

【普通にとんでもないのと知り合ってて草】


「あり、なんかまだある感じ?」

「すっごい気になる話題で切ったよね!? え、そんな人いるの!?」

「いるねー。ま、ここで教えると、その人に迷惑がかかるので、流すけどね~」

「そういう良心はあるのね」

「迷惑はかけないのが普通っしょ!」


【それはそう】

【でも気になるな……】

【けどあれじゃね? 最近デビューしたロリ系のVTuberで調べれば出るだろ】

【いやいや、ここはらいばーほーむの配信だし、そういうのはNG】

【それもそうか】

【少なくとも、らいばーほーむと接点が出てからじゃなきゃな】


 TS病の人(推定)……。

 どんな人なのかな?

 というか、VTuberを始めたのはある意味すごいかも、しかも、個人だし。


「んじゃ、次の話題行こ!」

 ロリピュアがいる中、ロリ系でVを始めた個人勢の猛者がいるらしいっすよ?

 まあ、多分本編での出番はほぼないでしょうね。閑話ではもっとないけど。

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― 新着の感想 ―
うん〜?まあいっか というかクエン酸とデスソースwww いるかさんとデレーナさんがやってるのがwww
元男コンビでやりましょう!!
ロリに挟まれるロリコン、まだ生きているだとw
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