イベント2日目#ステージ『ラストステージ! どの箱にも配信者にも負けない重大発表のシークレットステージ!』:7 最後の最後までらいばーほーむ
「というわけで、ここからは閉会式的なアレになるので、私はここでおさらばさせてもらうよ。それじゃあ、残り時間まで楽しんで行ってくれたまえ」
「あ、はい。社長、ありがとうございました!」
自身の出番は終わったとばかりに、社長がステージから消え、たつながそう言うと会場から拍手が起こった。
とんでもないことばかりしていったが、それはそれ。
【お疲れ社長!】
【あんなに破天荒だったのに、最後は普通に退場してくのかww】
【てっきり、何か爆弾を残して帰っていくのかとばかり……】
【あーあ、でももうイベントも終わりかぁ】
【あっという間だったなぁ】
「さて、というわけでここからはシークレットステージではなく、閉会式と行こうか。まあ、一人一人感想を聞く感じでいいかな。と言うわけまずは……あー、刀」
「おっし、任せろ! ってわけで、会場に来てくれたファンや配信で視聴してるファンたち! 昨日今日のイベントは楽しんでくれたか!? 俺は心の底から楽しめたぜ!」
【お前のステージマジで笑ったよww】
【あれはずるいww】
【のちのいるかちゃんたちとは違う方向性の笑いだったからなぁw】
【それに、いるかちゃんとはつきっちも混ざって全力朗読するっぽいからな、そこも楽しみ!】
【最高だったよぉ! 刀君!!!】
【うぅっ、来年こそは、生で……絶対に生でっ……!】
「個人的には、もっと暴れたいところだが、さすがに時間がないんでな! あと、VRゲームがマジで楽しみだし、四期生の男である司とのコラボも楽しみだ! 司! コラボが解禁されたら、早速俺と暁でコラボしような! あ、拒否権はないぜ!」
「理不尽!?」
拒否権なしと言われ、司は思わずツッコミを入れた。
普段からの理不尽にさらされまくった影響で、反射的にツッコミをしてしまうのである。
「んじゃ! 俺は短くってな! じゃ、俺は以上だ! 次は普通の配信で会おうな!」
「はい、刀ありがとう。個人的にはとても普通でありがたい限りだ。じゃあ次は、リリス」
「うむっ! 皆の者! 昨日今日と我らの宴に来てくれて感謝なのじゃ! 我としても、とても楽しいひと時であったぞ! おしゃべりコーナーでも、色々な配下たちと話ができたからのう!」
【おしゃべりコーナーなぁ……マジで行きたかったわ……】
【死ぬほど倍率が死んでるからアレ……】
【最高でした。死んでもいいと思いました】
【↑裏切り者だァァ!】
【処せ! 処せ!】
「今年ももうすぐ終わりじゃが、我らの活動は今年もまだまだあるぞ! 年末もやるしのう! というわけで、また会おうぞ!」
「はい、リリスありがとう。次は……ひかりは終盤の方がいいと言うことで、はい、いくま君」
「はいはーい! やー、おんなじになっちゃうけど、昨日今日で会いに来てくれた、視聴してくれたみんなには感謝しかないっしょ! ウチもマジで楽しかったし! ってか、笑い過ぎて実は腹筋と表情筋がめちゃめちゃに痛いし! いるかっちのせい!」
「ん、最高だった」
【あれはマジで酷かったなぁ……】
【思い出すだけで笑うってヤバくない?】
【あれはマジで伝説だと思います】
【誰があそこまでやれと言ったよ】
【声帯模倣は人体のバグだろ】
【今後もあれやるんだろうなと思うと、腹筋が痛いなぁ……】
「うーん、やっぱウチはどうしても濃い発言ってのができないねー! なので、爆弾発言をしておきまーす! 実はウチ……昨日今日でずっとノーパンでした! まる! ハイ以上でーす! たつなパイセン次行っていーよー」
「ちょっと待って!? 今本当に爆弾発言してなかった!? え、はいぃぃ!?」
濃い発言ができないからと言う理由で、本当にとんでもない爆弾情報をぶん投げたいくまに、たつなが大きな声でツッコミを入れる。
あと、普通に慌てている。
いくまのノーパン発言は、それはもう、とてつもないインパクトを来場者や視聴者たちに与えた。
さながら隕石のごとし。
【うん!?】
【ノーパン……え、ノーパン!?】
【本当に爆弾発言をするやつがあるかぁ!?」
【待って待って!? いくまっちノーパンなの!? なんでぇ!?】
「いくま!? あんたいつも言ってるじゃない! こういう人が多い場所ではちゃんと穿いて来なさいって!」
「うん待とうか? え、普段からやらかしてたの!?」
「やー、たまに忘れちゃって!」
「忘れちゃってのレベルじゃないけどぉ!? って言うか大丈夫? これ、配信に流せる!? っていうか、唐突にそんな発言を!?」
「え? いやほら、ここで一つキャラ付けでもしようかと」
「このキャラ付けで得られるのは、痴女か変態というレッテルだけだよっ……!」
「ん~、まあいいかなって」
「よくないよ!?」
【草】
【草】
【おいいくまっちやばいぞ。恥を捨て去ってやがる……!】
【そもそも、エロゲを実況する時点で恥なんてないんだよなぁ……】
【これは酷い】
【ここに来てとんでもない情報を暴露するんじゃないよww】
「くっ、あとで君にお話があるから! まったく……はい、次、暁君」
「はいはーい。じゃあ、来場者と視聴者のお兄ちゃんお姉ちゃんたち、イベントに参加してくれてありがとねー。ボクが表に立ったのは、シチュエーションボイスとこのシークレットステージだけだけど、とても楽しかったよー。あと、個人的にいくまさんとのコラボ配信は楽しみかなー。絶対お腹痛くなりそうだけどねー」
【そりゃあなぁ!】
【男からの評価たけぇなぁww】
【あれは誰だって高くなるでしょ】
【圧倒的高評価】
「あとはあれだよねー。VRがすっごい楽しみー! 届いたら入り浸っちゃうかなー。まあ、うさぎさんほどじゃないとは思うけどねー。はい、というわけでボクも以上でーす。次の配信で会おうねー!」
「はい、暁君ありがとう。次にうさぎ君」
「もう死んでもいいですぅ……」
暁からうさぎへと移ったかと思えば、うさぎは初手でそんなことを言った。
「初手でそれ!? いやせめて、何かコメントが欲しいんだけど!?」
「あっ、す、すす、すみませぇぇん……最後の発表が、う、嬉し過ぎて……あの、今にも死にそうなので……はい……」
「気持ちはわかるが、最後くらいはイベントに関することを言って欲しいんだが。いやある意味言ってるけど」
「じゃあ、えと、その……RTAで一秒縮められてよかった、ですぅっ! それからそれから……VRが楽しみ、過ぎて、タイムマシンを作りたい、くらい、かなって、はい……え、えと、以上ですっ!」
【短っ!】
【それでいいのかうさぎちゃん!?】
【まあでも、廃人ゲーマーだし……多少はね?】
【うんまあ、しゃーない】
【ある意味、うさぎちゃんにとっては夢だったようなもんなんだろう】
「まあ、君がいいならいいが……次、はつき君」
「はいはい! えー、まずイベントに来てくれた、見てくれた人たち! 本当にありがとうね! はつきたち三期生は初の大型イベントの参加だったから、それはもうドッキドキだったし、上手く暴れられるか不安だったけど、楽しく暴れられたぞ! 最高だったぞ!」
【地味にはつきっちも暴れてたからなぁwww】
【わかる】
【うさぎちゃんとのステージがメインだったはずなのに、なぜかいるかちゃんのステージにもかかわってたからなぁ。SEとして】
【SEとしてってのが明らかにおかしいwww】
【そこは騒音猫だからね。仕方ないね】
「あとはまあ、なんかはつきたち、まだ四ヶ月しか活動してないのに、もう後輩ができてほんとにびっくりだったぞ。まあ、楽しそうだからヨシ! あ、先に言っておくと、いつぞやの時に話した、宝くじ配信は年始のどこかでやるので、お楽しみにィ! 既に全員購入済み! 以上だぞ!」
「はいありがとう、はつき君。宝くじ配信……なぜだろうか。みたまちゃんがやらかしそうな気がしているよ、私は」
「たつなおねぇたま!?」
宝くじ配信と聞いて、みたまが何かしそうと呟くと、みたまがぎょっとしながらたつなの方を見た。
【いやまあ、うん。みたまちゃんだしなぁ……】
【ぶっちゃけ、一等が当たっても不思議じゃないと言うか……ね?】
【絶対やらかす】
【みたまちゃん、ある意味運良いからなぁ。TS病発症させてるし】
【たしかにwww】
「はい、じゃあ次、いるか君」
「ん、昨日今日と、私の声帯模倣で腹筋と表情筋をバッキバキにしてくれてありがとう。それはもう楽しめた。また、みんなの腹筋と表情筋を破壊するべく、今後も声帯模倣の技術を磨く所存」
「これ以上は止めてくれるかい!? 本当に死ぬから!?」
「えぇ~~~、どうしよっかなぁ~~~~?」
『『『ぶふっ!』』』
少しイラっとするタイプの女子中学生みたいな声音と言い方をいるかがすると、やっぱりと言うべきか笑いが起きた。
「ん、やはり不意打ちがベスト」
「本当にやめてくれるかい!? 笑い過ぎると先に進まなくなるから!」
「ん、たしかにそれは問題。時間は大事。じゃあ、私は短く……じゃあ、次の配信で」
最後に絶対しかけて来るだろうと思ったら、何もしかけてこなかったので全員ずっこけた。
やらないんかい! と。
【くっ、身構えて損したっ……!】
【マジで想像通りに行かないぞ声帯お化け!】
【らいばーほーむメンバーの行動を予測するのが不可能な時点でなぁ……うん】
【今後は声帯模倣に怯えなきゃいけないのか……】
【草】
「じゃあ次、ふゆり君」
「はぁ~い~。え~、来場者、並びに視聴者のロリのみなさ~ん、昨日今日はありがとうございましたぁ~。色々とありましたけど、楽しんでもらえたのなら幸いですぅ~」
「なぜロリ限定!? というか、確実に大人の方が多いよね!?」
「あ、いえ、ロリの方もたくさんいましたのでぇ~。実際、私のおしゃべりコーナーにもいましたからねぇ~! ロリの方とかねぇ~!」
【マジかよwww】
【ロリコンのおしゃべりコーナーにロリを放り込むとか、それなんて罰ゲーム?】
【そういや掲示板でも話題になってたっけなぁ……】
【あれ、ガチだったんだ】
「個人的には、私のミニゲームにロリの方が楽しんでくれていたようなので、とてもよかったですねぇ~。来年も、ロリの方が楽しめるようなミニゲームにしたいと思いますよぉ~。以上ですぅ~」
「はい、変態君ありがとう」
【変態君www】
【変態君は草】
【実際変態だから仕方ないww】
「えー、続いてみたまちゃん……と行きたいけど、みたまちゃんの場合、唐突に大規模な災害を起こすので、君は最後ね」
「どういうことぉ!?」
みたまの番かと思ったら、たつなが災害を起こすからと言う理由で最後に回されることになった。
みたまはよくわからなかった。
だが、それを聞いた者たちは全員うんうんと頷いていたので、全員のみたまに対する見方がよくわかると言うものである。
「さて、四期生からもコメントを貰おうか。まず、かざり君」
「あ、わたくしたちもなのですね。では……みたま様が最高に可愛らしく、尊かったですわ! 以上ですわ!」
「それだけでいいのかい!?」
【草】
【おいやっぱヤバいぞこの娘ww】
【新人のやることじゃねぇww】
【さすがらいばーほーむだ……新人もぶっ飛んでやがる】
【これで登場したばっかってマ?】
「はい? それ以外にありますか? あ、当然他の皆様も最高に楽しく拝見いたしましたわ! 特に、ひかりさんとふゆりさんのステージはとても有意義な時間でしたの! 次はわたくしも混ぜてくださいまし!」
「「OK!」」
一緒に混ぜてほしいとお願いした瞬間のシスコンとロリコンは、それはもういい笑顔であった。
「なんで狂気についていけそうな人を見つけてきてしまったんだ、社長……」
「まあ、そう言う日もありますよ、たつなさん」
「うん、そう言ってるけど君も混ざる気だよね」
「当然ですが???」
【なんかもう、ツンデレちゃんはダメだね】
【頭が完全に終わってやがるっ!】
【ってか、かざりちゃんでこれかぁ……これ、他の二人は大丈夫か?】
【わたもちママは大丈夫やろ。いつも通りだし】
【たしかに】
「とにかく、次だ次。めい君」
「かしこまりました。ろりぴゅあのらいぶが至上の舞台であったため、私は鼻血と吐血が凄まじいことになりましたが、とても楽しく拝見出来ました。今後は、外から見て吐血、鼻血を出すのではなく、間近で死にたいと思います」
「なんかおかしくない!? それ、新人VTuberの挨拶じゃないよね!?」
【草】
【草】
【草】
【やっぱやべぇ奴じゃねぇか!】
【一期生~三期生まで十分濃いのが集まってるのに、なんで四期生も濃いんだよwww】
【誰がここまでのやつ連れて来いって言ったよwww】
【さすがらいばーほーむ。普通じゃないのを連れて来てるよ】
【間近で死にたいと思いますはパワーが強すぎるww】
「いえ、みたま様を信仰する者からすれば、当然のことでは?」
「よく言った、めいちゃん! それでこそ、信者だよッ!」
「恐縮です」
「うわぁ……初対面の二人が四期生で一番ヤバいんですが…………」
「たつなさん、そのうち慣れますよ」
「ある意味慣れたくないが……うんまあもういいや、次、いなり君」
「いやー! それなりに前かららいばーほーむ入りが決まっててねぇ! いつ言えるのかずっと楽しみにしてたんですね! まあ、機密情報だったの言えねぇんでしたが。あ、本当はうち、3.5期生として入る予定だったんだけど、なんか他の三名が早々に決まったから、四期生になった、と言う経緯があるけど、まあどうでもいいね!」
「3.5期生とか一切聞いたことないんだが?」
「うちも初めて聞いたぜ! というわけで、今後はみたまちゃんのママ兼、みたまちゃんの後輩として、頑張らせてもらうので、応援よろしくねぇ!」
【娘の後輩でママとかこれもうわかんねぇな……】
【本当にわからんwww】
【なんで娘の後輩してるんだよわたもちママww】
【いなりちゃんって言おうと思っても、中身がわたもちママだからわたもちママの呼び方になってしまう……!】
「はい、ありがとう。思った以上に普通で私はとてもほっとしているよ。じゃあ四期生最後。司君」
「あー……そうですね。とりあえず……胃が痛いです」
司が最初に告げたのは、胃が痛い、と言う感想であった。
それはそう。
「うん、わかる。でも、これがらいばーほーむだから……」
【胃が痛いwww】
【とりあえずで出てくる言葉が胃が痛いは面白すぎるwww】
【明らかヤバいのしかいない四期生の常識人役をやらされるのはマジで可哀そうww 飯が美味いです】
【↑外道ww】
【いやでも、常識人としては初の男性ライバー枠だからな、期待しまくりだぜ】
【え、みたまちゃん……】
【ありゃ例外だ】
「けどまあ、入ったからには全力でやらせてもらいますよ。常識人枠ですので、たつなさん相手にかなり迷惑をかけるかもしれませんが、その時はよろしくお願いします」
「え、待って。やっぱりいい子過ぎないかい? ここまで私に敬意をはらってくれた人、なかなかいないよ? みたまちゃんくらいだよ? 他のみんな、好き勝手する中、君は私にそこまで言ってくれると言うのか……! 絶対に壊れないように守ると約束しよう。一生」
「一生!?」
「あ、すまない。つい、本音が」
「それはそれでまずいと思うんですが!?」
【あかん、たつな様がちょっと壊れとる】
【新人君の存在がよっぽどなんだなぁ……】
【でも、結構いいコンビしてる】
【今後も二人で胃を痛めながらツッコミを入れるのだろう。楽しみだなぁ】
【それはそれとして、妬ましいがな】
【それなww】
「うん、君のいい所が見れたところで、では最後に私とデレーナ君の方で色々言って、邪神とみたまちゃんで締めようか。えー、私としては本当に短く一言。お前ら、自重して私の胃を労わってくれ。以上」
【切実www】
【胃を労わってくれは草】
【まあ、昨日今日とツッコミ三昧だったからなぁ……】
【そりゃあ胃も痛くなるわww】
「デレーナ君は?」
「とりあえず、腹筋を鍛えようと思いました。はつきさん、今度付き合ってくれる?」
「おっけーだぞ! ガッチガチに鍛えれば、いるかさんの変声術に耐えられる!」
「ありがとう」
【しれっと鍛えようとてやがるww】
【あれって鍛えてどうにかなる奴なのかな……?】
【さぁ……】
「じゃあ最後と行こうか。はい、全員狂気と核爆弾に備えて」
『『『了解!』』』
「おおぅ、みたまちゃん、私たちすっごい警戒されてるよ?」
「あ、あははは……」
たつなの注意喚起に全員が臨戦態勢を取る。
いつでも来いや! とでも言わんばかりである。
「じゃあ、私から! えー、とりあえずそうだねぇ……昨日今日と配信、及び来場してくれたファンのみんな! 楽しんでくれたかな? 私はそれはもう楽しんだよ☆ おしゃべりコーナーも、ステージも、みたまちゃんのライブも、みたまちゃんのミニゲームもみたまちゃんの料理も何もかもを! というか、みたまちゃんの膝枕は買ったので、帰ったら日常的に使おうと思います。というわけで、次の配信はいつかわからないけど、お楽しみにィ! あ、冬コミにて、私の同人誌が販売されるので、是非是非来てねぇ!」
「ここで宣伝!!?」
「いやまあ、した方がいいかなって」
「あぁ、うん、そうか……まあ、狂気じゃないからいいや」
【それでいいのかwww】
【でも、みたまちゃんの同人誌なのかww】
【絶対買う!】
【ってか、どんな中身なんだろうか……】
【そりゃお前、みたまちゃん以外あるか?】
【たしかにww】
「じゃあ、私は以上! 次の配信で会おうね! ……と、全員遺言を残したところで、みたまちゃん、最後に萌えの核爆弾を一発どうぞ!」
「何を言ってるのかわからないけど……えと、その……イベントに来てくれたみなさん、視聴してくれてるみなさん! わたしたちらいばーほーむのイベントに来てくれてありがとうございましたっ! イベントが始まるまでは、ずっと緊張してて、ライブステージでも本番前はガチガチだったけど、みなさんの楽しそうな笑顔を見たら、緊張もなくなりましたっ! 本当に、感謝しかないですっ! また来年、イベントがあったら、その時は今年以上に頑張るので、来てくれると嬉しいですっ! それじゃあ……って、え? これを言うんですか……? あ、なる、ほど? わ、わかりました。じゃあ、えと……」
みたまが感想を言っている最中、とあるカンペが出され、それを読むように言われると、みたまはすぐに了承。
それを聞いた瞬間、全員は嫌な予感がした。
あ、これは間違いなく死ぬな、と。
そしてそれは的中することになる。
「イベント会場に来てくれた人も、配信で見てくれた人も、本当にありがとうっ! みんなのこと、だぁ~~~いすきっ! だよっ! ……なんて、えへへ、なんだか照れちゃう、かな……」
なんて、可愛らしく、大好きと言った後に、はにかみ顔で照れる様子を見せると……
『『『ごはぁぁぁぁぁっ!』』』
会場中、ごくごく一部を除いて、大量の血が噴き出すこととなった。
【げほぁっ……】
【あんな天真爛漫な感じで言う大好きはアカン――】
【さらば現世……】
【スゥ―――……】
【( ˘ω˘)スヤァ】
【今年のクリスマスは、血まみれ、だ、ぜ……ごふっ……】
「ふぇぇぇぇ!? な、なんでみなさん倒れちゃったの!?」
「いやまあ、うん。今のそうなるわ……」
「あっ、司君は無事だったんだね!」
「……俺、このために入れられたようなもんだからなぁ……」
ライバーが全員死亡している中、一人苦笑いで生存している司に、みたまが安堵しながら無事だったと言うと、司は遠い目をしながらそう答えるのであった。
尚、全員死亡していた関係で、司が生存していることはこの時は知られることはなかったが、配信のアーカイブで知られることになったが……それはまだ先の話しである。
と、こうして、らいばーほーむの一日目二日目、全てを含めたステージは無事に終了となり、最後までらいばーほーむらしい光景で、イベントは幕を下ろした。
キャラがッ! 多いッッ!
とりあえず、16人はバカです。無理だよ。無謀だよ。何やってんだよ私……。
まあでも、四期生はなんとか薄くならなそうで安心かな! わたもちママはちょっとアレだけどね!
頑張らねば……! というわけで、イベント編のメイン部分はすべて終了! あとは、横道的な話とか、掲示板、裏話、エピローグのようなものを書いて、長かったイベント編は終了となります!
やっと、終われる……!




