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ロリ巨乳美少女にTSしたら、Vtuberなお姉ちゃんにVtuber界に引きずり込まれました  作者: 九十九一
イベント編:聖夜にはどんちゃん騒ぎ! 二日かけての狂人披露会! 吐血もあるよっ!

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イベント2日目#ステージ『ロリピュア組による、ニチアサ的ライブ』:下 最後まで即死技たっっぷり

 急ぎ足でごめんねェ!

「――はちゃめちゃデイズ」

「――夢はたくさん楽しいいっぱい」


 愛してるよゲームと言う、明らかに来場者や視聴者たちを生きては返さないレベルの爆撃を放ってきたロリピュアは、その後もましゅまろやら歌やらで数多の人々を殺しつつ、現在進行形で歌と踊りを連続で披露中である。


 可愛い声に、可愛い振り付けと、下手なアイドルよりもアイドルな可愛らしい二人のVTuberに、会場内はそれはもう熱狂していたし、同時に間欠泉が発生してもいた。


【あかん……血が、血がぁっ……】

【私の血液どこ……? ここ……?】

【レバニラァァァァ! レバニラが切れたァァァァ!!!???】

【レバニラが切れた……もうだめだぁ……おしまいだぁっ……】

【VTuberのイベントで、なぜ命の危機に瀕するのだろうか――あ、天使さん……】


「別々の道に進んでも」

「ずっと仲良しでいたいね!」

「「だから約束だよ!」」


『『『ぶはぁっ……!』』』


【げふっ……】

【カハッ……】

【もう、ダメだっ……血が、足りぬぅ……ガクッ】

【死屍累々……ぐぶっ】


 そうして、いくつもの曲を終えると、会場内ごくごくごく一部を除き、死人が出まくっていた。

 コメ欄もコメントは書き込まれているものの、最後の力を振り絞ったかのような状況のコメントが多く、それはもう……凄惨であった。


「はぁ、ふぅ……なんだかいっぱい歌ったね」

「じゃなぁ。我、ちょっと疲れたのじゃ」

「えへへ、わたしも」

「しかし、こうもたくさんの人が聴いてくれると嬉しいのう」

「うん! わたし、聴いてくれる人が楽しんでくれるかどうか心配だったけど、なんだか安心したよっ!」

「うむ! 我も!」


 歌って踊ってを繰り返している内に、気が付けばかなり時間が経っていた二人は、少しだけ疲れた様子で、けれど一切嫌そうな様子を見せず、むしろ楽しそうに笑い合う。

 それが来場者や視聴者たちに追い打ちをかけていることに二人は気付かないが。


「むっ、もうすぐ時間になってしまうな……」

「みたいだね。うーん、でも、中途半端に時間が余っちゃったし、またましゅまろでも読もっか!」

「そうじゃな! では、ましゅまろタイムじゃ!」

「いえー!」


『『『ごふっ……』』』


【みたまちゃん、それはあかん……】

【マジで可愛いしかない……】

【あの、誰か、私のレバニラ、知りませんか……?】

【レバー……レバーどこ……?】


「というわけで、次のましゅまろは……これじゃ! 『こよたま! 二人のライブ、最高です! 鼻血と吐血が止まりません! 正直、今にも死にそうなくらいですが、レバニラで無理矢理回復してます! それで、質問です! ロリピュアの二人にとって、お互いってどんな存在でしょうか? 気になります!』とのことじゃな。うむぅ、みたまが我にとってどんな存在か、か……」

「わたしにとってのリリスおねぇたま……」


【あの、またとんでもないましゅまろが飛んで来てるんですがそれは】

【やめてくれ! 俺の残機はもうないんだッ……!】

【さらば、我が人生……】

【来世は……みたまちゃんへの完全耐性を有して生まれて来たいなぁ……あ、美少女がいいです】

【今世でもTS病になれば美少女になれるぞ】

【確率が死ぬほど低いんだよなぁ……】


「我はそうじゃなぁ……無くてはならない相棒、みたいな存在じゃな」

「相棒……」

「うむっ! 我としてはみたまが入ってくるまでは、らいばーほーむ唯一のロリ枠だったからのう! 二期生で入って来たのはショタじゃし」

「暁おにぃたまも背は低いけど、男の人だもんね」

「うむ。故に、三期生に同じロリ枠でみたまが入って来てくれた時、我は本当に嬉しかったのじゃ! 同じくらいの背丈であれば、悩みも共有できそうじゃなぁって」

「あ、それはすごくわかるかも!」

「じゃろ? 背が低いと大変な面が多いからのう! 故に、我は仲間ができて嬉しかったのじゃ」

「なるほど」


【うん、めっちゃいいこと言ってる】

【よかった、まだ大丈夫だ】

【考えてみれば、一期生二期生でちょうどロリとショタが一人ずついたんだよなぁ……】

【四期生、ショタ入って来てくれないかな】

【さすがにないやろww】

【これでロリだったら笑う】


「それで、色々話してみたら、お互いに話が合ったからのう! それで色々遠出したり、共に修練をしたりと、本当に楽しかったのじゃ。今では、ロリピュアという二人で一組のユニットも組んだ。我のVTuber活動において、みたまがいないことなど想像もできなくなってるのじゃ。だから、我としてはずっととは言わずとも、どちらかが引退するまでは一緒に、活動したいと思っておるぞ!」


 にぱっ! とそれはもう天真爛漫と言う言葉がぴったりな笑顔で、リリスはみたまにそう言った。

 言ってることがほぼ告白じみているが、リリスはそれに気づいていない。

 そんな告白のようなことを言われたみたまはと言えば、


「わ、わたしも、できることなら、リリスおねぇたまと一緒がいい、かなっ。その、わたしもリリスおねぇたまのことは大好きだし、一緒に活動してて楽しいもん。わたしにとってのリリスおねぇたまは……その、頼りになるお姉ちゃんみたいな人で、その、ずっと仲良くしたいなぁって思ってて……えへへ。だから、わたしもリリスおねぇたまと同じ気持ち、だよ……?」


 と、顔を真っ赤にしながら、照れ笑いでそう返した。

 やっぱり告白みたいになっている。


「う、うむぅっ、そ、そうかっ。な、なんだか照れるのじゃ……」

「そ、そう、だね……」

「「えへへ……」」


 また恥ずかしくなった二人は、お互いに顔を見合わせてはにかんだ。


『『『( ˘ω˘)スヤァ』』』


【完全に二人が殺しに来てる件について――】

【確信犯だろ、ましゅまろかいたy――】

【可愛いロリの百合は、世界を救える……】

【戦争なんて二人の百合百合な光景に比べたらどうでもいいことよ……】


 結果、やっぱり人死にが出た。

 常にキルスコアを稼ぎ続けるロリピュアなので、それはもうすごいことになっている。

 尚、よく見ると普通に無傷で席に座っている人とか、苦笑いで立っている人とか、キラキラした目で二人を見ている双子がいたりするが。

 一応、全員死んでるわけではないのである。


「そ、それじゃあ、次のましゅまろに行こっか!」

「う、うむっ!」

「じゃあ、次は……これっ! 『陛下、みたまちゃん、こよたま! お二人は今回で新衣装を貰いましたが、どんな感想ですか?』とのことだけど……うん、すっごく可愛いと思ってるよっ!」

「じゃよな! まさか、このステージに合わせた衣装をデザインしてくれるとは思ってなかったからのう。本当に、のじゃろりママには頭が上がらないのじゃ」

「わたしも、わたもちおかぁたまがすっごく頑張ってくれたみたいだから同じ気持ちだよ! でもわたもちママ、わたしにいっぱい衣装を作ってくれるけど、大丈夫なのかなぁ?」

「我も、のじゃろりママには色々としてもらっとるしのう……」

「いつかお礼がしたいね」

「そうじゃなぁ。……あ、であれば今度、二人を呼んで我らで何かする、というのはどうじゃろう?」

「あ、いいね! すごくいいと思うよっ!」


【あの、なんかとんでもないこと言ってません?】

【二人にお礼されるのじゃろりママとわたもちママ……?】

【そういや、わたもちママはともかく、のじゃろりママって一度も声出しも顔出しもしたことないんだよな……】

【女性ってことしかわかってない】

【出てくれるのかな?】


「リリスおねぇたま。コメントでも言われてるけど、のじゃろりママ、来てくれるかな?」

「んむぅ、どうじゃろうか? もしいれば、ロリピュアのアカウントにDMを送ってもらえれば助かる……って、ぬっ!? もう来たぞ!?」

「え、ほんとに!?」


 DMを送ってもらえれば、と言った瞬間、ロリピュアのアカウントにのじゃろりママからDMが届いた。


【早すぎww】

【のじゃろりママww】

【もしかしなくても配信見てるな?】

【あの人、陛下が最推しだからね。娘の配信は全部見てるっぽい】

【ママの鑑みたいな人だぁ】


「えーと何々? 『ろ、ロリピュアの二人が、わたしたちのためにお礼をしてくれるなら、絶対参加……! いつでも! すぐ行く!!』とのことじゃ。どうやら乗り気らしいのう!」

「よかったぁ。わたもちおかぁたまはきっと来てくれるはず……だよね?」

「まあ、わたもちであれば……って、わたもちからも来たぞ」

「ほんと?」

「うむ。『二人がお礼してくれるってだけでいかねぇ理由にはならねぇですよぉ!? むしろ死んでも行く! 病気になっても行く! 仮に世界が崩壊するって言われても行くぅっ!』だそうじゃ」

「なんだかわたもちおかぁたまらしいね」

「うむ! ならば、今度予定を決めて二人を呼んでお礼配信をするのじゃ!」

「うんっ! なので、のじゃろりママさんと、わたもちおかぁたまは楽しみにしててね!」


 と、二人がそう言うと、これを聴いた会場にいる宵闇亭のじゃろりママとわたもちは号泣した。

 周囲からは何があった!? と心配するような視線が向けられたが。

 何せ、どちらもロリ系のビジュアルなので。


【とんでもない配信が決まってて草】

【二人、死ぬんじゃね……?】

【生で二人にお礼されるって時点で即死もん】

【生きられるのかな、二人】


「お、ちょうどいい時間じゃな! ではそろそろ、エンディングトークに行くぞ!」


【え、もう終わり!?】

【あっという間だった気もするなぁ……】

【普通にヤバかったけどな】

【死にまくりました。もう血は出ません】

【これ以上出したら死ぬ】

【うん、死にたくねぇ】


「なんだかあっという間だったね」

「そうじゃなぁ……歌って踊るというのは、楽しくもあるが同時に大変でもあったのう……」

「去年のリリスおねぇたまはやらなかったの? 歌は知ってるけど」

「うむ。踊りはしなかったのじゃ。基本歌のみで、踊りはいくまや刀が担当しておったからのう」

「なるほど。二人とも、運動神経がすごくいいもんね」

「そうじゃな。我としても、すごいと思うぞ。まあ、みたまも運動神経はよいが」

「わたしの場合は……TS病だからね……」

「身体能力が向上するなど、不思議な病気じゃよなぁ」

「本当にね」


 などと言っているが、リリスの方も普通に身体能力を向上させる術を持っているので人のことを言えない。

 どこかの神様から例のネックレスを貰っているため、変身後であれば身体能力がそれはもう高くなるのだ。

 みたまも同様。


「さて、我らのステージが終わった後は、ついに最後のステージじゃ! 我らも何をするのか一切知らされておらん、シークレット中のシークレット! 最後は我ら全員参加なので、最後まで楽しんで行ってほしいのじゃ!」

「シークレットまでは準備で一時間くらい時間があるので、その間はご飯を食べたり、ミニゲームを楽しんだり、思い思いに過ごしてね!」


【え、最後全員参加!?】

【マジで何するの!?】

【シークレット……よっぽどの中身なんだろうけど……らいばーほーむだからなぁっ……マジで怖い】

【どんなバケモンみたいな情報が飛び出すのかわからない故の恐怖】

【全員参加って時点で相当だよね】


「では! もうすぐ時間になるので! 最後にロリピュアとして締めて終わりにするぞ! みたまよ。ごにょごにょ……」

「……ふぇ!? そ、それを言うのっ……?」

「うむ! せっかくのイベントじゃからな! これくらいはしたい!」

「そ、そう、だよね! う、うん、やりますっ……!」


【ちょっと待て、なんか絶対ヤバいことしようとしてるぞ!?】

【総員全力防御態勢! 間違いなく核爆弾級の何かが来るぞーーーー!】

【畜生! 残機がもうねぇ!】

【生身で、耐えるしかないのかっ……!】


 明らかに何かをしようとしている二人を前に、来場者や視聴者たちは一斉に身構える!

 絶対死ぬ奴! それがわかっているから!


「煌めく聖夜にみんなのハートをキャッチ☆」

「心を癒す聖なる光で愛を届けちゃうよっ☆」

「「二人でロリピュア☆ ハッピークリスマス! また見てねーーーー!」」


 ニチアサヒロインの様なポージングからの名乗りを二人はした。

 それはもう、ノリノリですごく可愛い姿で。


『『『ごふぁぁぁぁぁっ!』』』


【ですよねげはぁぁぁ!】

【回避不能! 回避不能! ちゃくだ――】

【最後の最後まで殺しに来てるゥゥゥゥ! あ、死んだっ……げはぁっ】

【( ˘ω˘)スヤァ】

【我が生涯に一片の悔いなし……!】


 結果として、最後の最後まで死体を量産する、ロリピュアのステージであった。

 というわけで、かなり急ぎ足な上に短いですが、ロリピュアのステージは終わり!

 本当はもっと色々書いた方がいいんでしょうけど……さすがに! イベント編が! 終わらなくなる!

 なので、惜しいですがこれにて全ライバーのステージは終了とさせていただきます。

 もういっそ、本編中ではしょった部分は、なんかこう、別の作品と言う形で独立させると言うのもいいかもしれません。閑話だけではカバーしきれないと思うので。

 次回は裏話! その次は掲示板!

 それが終われば最後の館内ボイスからの聖夜の核爆弾事変と言われる原因となるシークレット!

 ようやくここまで来たっ……長かったよぉっ……!

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目隠し眼帯と首枷と手枷と足枷と腕枷と太腿枷と口枷とカチューシャとヘッドホンと獣耳枷と獣尻尾枷を着けて枷もりもりの拘束具もりもりで何も見ることも聞くことも動くことも話すことも考えることも思うことも出来な…
うんやっぱり耐性持ちつつあるwww でもロリピュアまじてぇてぇ、、、 最高にかわええ、、、 さぁキルスコアいくつなのかなぁ? 過去最高は確定してるけどもwww というか宵闇ママおったんか
ロリピュアの前では用意したレバニラなんて無いに等しい……( ˘ω˘)スヤァ
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