イベント2日目#ステージ『ロリコン×シスコンによる、みたまちゃん談議』:4 終わりはいつだって突然に
いつもより、30分遅くてごめんね!
アホその一とアホその二がアホみたいなことをしているアホのようなステージはまだ続き。
「いやぁ、いつでもどこでも吐血させることのできるみたまちゃんはやっぱりすごいよねぇ! おかげで、既に満身創痍☆」
「で、ですねぇ~……!」
【まだ最初のステージなのになぁ……】
【普通にみたまちゃんエピソードは可愛いのに、それを話してる奴らの頭がおかしいせいで、マジで脳がバグる】
【狂人はいつだって狂人……】
【その狂人を衆目の前でやるなよ……w】
【何を言うか。そもそも、このイベントの名前に、狂人披露会とかいうワードが入ってる時点で今更じゃん】
【↑たしかにwww】
【そういやそうだったわ……】
「いやあ、このまま延々とこの話題を擦り続けてもいいんだけど、さすがにそれはステージとしてあれなので、次のお題に行こうと思います! はい、じゃあ、引きまーす!」
そういう良識あったんだ、とこれを見ている者たちは思いつつ、シスコンが次のお題ボックスから紙を引く。
「えーっと何々? 『もしも、仮に、億が一、いや、兆が一、みたまちゃんと結婚できたとして、二人はどんな生活を送りたいですか?』ぶっちゃけ、一緒にいられるだけで幸せだから、これしたいとかはない。より正確に言えば、みたまちゃんとすることならなんでも楽しいし、どんなことも辛くないかな☆」
「そうですねぇ~。強いて言えば、みたまちゃんの手料理が毎日食べたいですねぇ~。それ以上を望むと罰が当たりそうですので、言いませんけどぉ~」
【どっちもまともだぁ……】
【ってか、シスコンの方に関してはマジでいいこと言ってて草】
【恋人ができると、マジでシスコンのような考え方が大事だって思わされるわ】
【やっぱ、純粋に一緒にいられることが一番いいんだろうなぁ……】
「とはいえ、このお題を書いてる人はあとで私の所に来てください。兆が一はさすがに舐め腐ってます☆」
「そこまで確率が低いとは思えませんよねぇ~!?」
「いや、ふゆりちゃんは普通にロリコンだし、低いのでは?」
「ごふっ……」
シスコンの正論と言う名の刃が、ロリコンの胸を抉る!
ロリコンに 999 の ダメージ!
ロリコンは 微吐血状態 に なった!
【酷いフレンドリーファイアを見た】
【いやこいつら、フレンドリーに見えて、普通に敵同士だから】
【敵同士www】
【ってか、普通にダメージ入ってて草生える】
【ロリコンな時点で、ロリと付き合えるわけないんだよなぁ……】
「ふ、ふふふ……そ、そんなことを言ったら、姉妹であるひかりさんなんて、私以上にありえないですよねぇ~……? 具体的には、一緒にいる期間が長すぎる上に、強い愛情表現を日頃からしまくってる影響で、恋愛対象にはなれても、そこから先へ進むのは難しいのではぁ~?」
「げはぁぁぁぁっ!」
ふゆりの 倍返しカウンター!
ひかりに 99999 の ダメージ!
ひかりは 吐血状態 に なった
【いやまあ、うん……】
【これってさ、義姉とか義妹に起こりがちな現象だよね……】
【わかる。一緒にい過ぎるせいで、恋愛的なドキドキを与えにくくてめっちゃ苦労するやつ】
【しかもこれ、ヒロイン側からのパターンと、主人公側からのパターンがあるけど、今回の場合はヒロイン側からのパターンだし……】
【あのレベルの愛情を普段から、ってなると、たしかに恋愛範囲にはなれても、そこから先に進むのが無理ゲーになってそうw】
【シスコン、倍返しくらってて草生える】
【これは酷いwww】
「ごふっ……へ、へへ、や、やるじゃないか、ふゆりちゃん……! こ、この私に、ここまでのダメージを与えたのは、みたまちゃん以外じゃ、過去に戦った三つ首のでかい犬以来だよ……!」
「そうですかぁ~……ってちょっと待ってくださいぃ~? 今、三つ首のでかい犬って言いませんでしたぁ~?」
「あ、うん、言ったね。それが何か?」
「戦ったんですかぁ~?」
「戦ったね。みたまちゃんを狙う気配があったから。あとなんか、火を吐いて来たけど」
「よく無事でしたねぇ~? 絶対、焼かれてそうですのにぃ~」
「みたまちゃんの笑顔で死の淵から蘇った」
「やはりみたまちゃんは最強ですよねぇ~!」
【いや違うそうじゃない!】
【ロリコン! 最初はいいけど、途中のツッコミが明らかにおかしい!】
【ってか三つ首のでかい犬ってそれ……】
【何言ってんだよ、さすがに冗談だろ?】
【いやでも、TS病なんてファンタジーがある世界だしな……】
【俺たちは何も聞かなかった。いいね?】
何かヤバいものと戦ったんじゃないか疑惑が出たシスコンに、それはもう恐怖を覚える者たちが続出したが、中には頭を痛そうにする者たちもいたとか。
「なので、久々に大ダメージをもらったよね」
「ふふふ、お返しですよぉ~」
「ふゆりちゃんは割といい度胸をしてるよねぇ……まあ、これくらいの後輩がいてくれた方が、私としても楽しいし、嬉しいからいいんだけどね☆」
「私も、楽しいですよぉ~」
「うんうん! じゃ、次のお題へ行こうか! ふゆりちゃんどぞ!」
「了解ですよぉ~」
話はほどほどに、次のお題を引くべく、ロリコンが今度はボックスの中から紙を一枚引く。
「『みたまちゃん膝枕クッションが買えませんでした……悔しい! なので、膝枕経験済みのお二人に、感触がどんなものなのか訊きたいです!』これ、スタッフさんの願望ですねぇ~」
【草】
【草】
【草】
【スタッフwww】
【なんというか、スタッフも十分らいばーほーむってるんだよなぁ……】
【よくよく考えてみたら、スタッフが一番の地獄では? だって、みたまちゃんと直に接するわけで、事務所使ってやる配信とか、命懸けでしょ】
【命がけの配信とは】
【らいばーほーむじゃ常識】
「とりあえず、そうだねぇ……まず、温かく柔らかいのに、すごく張りがあって、いい匂いがして、そこに頭を載せるだけで一瞬で堕ちる。具体的には、ストレスが多い人ほどデレーナちゃんみたいにおぎゃる」
「あぁ~~、わかりますねぇ~。私はお酒に酔ってる時でしたけど、素面だったらヤバかったと思ってますからねぇ~」
「それに、今のみたまちゃんの膝枕は大幅にパワーアップしてます」
「ほほぅっ!」
【パワーアップってなんだ!?】
【膝枕に知らない概念がぶっこまれたんですがww】
【膝枕にパワーアップとかってあるんだ……】
【なかもう、みたまちゃんもかなりファンタジーな生態してるよね】
「ほら、みたまちゃんって娘ちゃんが出来たじゃん? 双子ちゃん、みたまちゃんの膝枕が大好きだからね~。その結果、みたまちゃんは無意識に二人を喜ばせるようなことをし始めて、気が付くと母性の膝枕になりました☆」
「な、なんという素晴らしいものにぃ~~~!?」
「ちなみに、マジで一瞬で堕ちます。眠りに。デレーナちゃんがされたら……多分、人として終わるかも」
【人としてwww】
【どんな膝枕だよw】
【それはもう膝枕じゃねぇ!ww】
【にしても、母性の膝枕とかいう、RPGに出て来そうな技名なのは笑う】
【技名ってか、二つ名?】
「前にいるかちゃんがされてたけど、いるかちゃんはライバーになってストレスがある程度解消されたからセーフだったけどねー」
「なるほどぉ~。え、じゃあ、私はまずいでしょうかぁ~?」
「死ぬ」
「死ぬんですかぁ~」
ド直球な物言いに、会場では笑いが起きたし、同時にまあ、そうなりそうだよなぁ……と全員が納得した。
ロリコンのロリコンは広く知られているので……。
「まあ、そんな感じだね~。なので、これから出張みたま家事サービスを受けるであろう後続たち! 特にデレーナちゃんは人としてヤバい領域に突入するかもしれないので、膝枕クッションで鍛えておくことをお勧めするよ☆」
【みたまちゃん相手が命懸け過ぎて草】
【そりゃあ、軽く話しただけで速攻殺しに来る女の子だし……】
【あれで元男なんだから、本当に神秘だよな】
【中身前と変わらないらしいので、アレだけどな!】
「それじゃあ、そろそろいいお時間なので、次が最後となります! 最後のお題は……『みたまちゃんの恥ずかしいエピソード』を話してください?」
【いいのそれ!?】
【これほんとにみたまちゃんOKだしたのか!?】
【なんか内容的に出してなさそうなんですがそれは】
【大丈夫……なんだよな? そうだよな!?】
「えー、あー、うーん……そうだねぇ……みたまちゃんの恥ずかしいエピソードかぁ……ふゆりちゃん、何かある?」
「私とみたまちゃんのお泊まり配信の時に、寝ぼけたみたまちゃんが生まれたままの姿になった時でしょうかぁ~?」
【あったなぁそんなことww】
【寝ぼけみたまちゃん……?!】
【あの時のみたまちゃん、マジで可愛かったんだよなぁ……】
【むしろ、よくロリコンは襲わなかったな……】
「いえ、実際は私の理性がフル装備で本能を総攻撃したのでなんとかなりましたぁ~。相手は魔王な本能だったので、危うく理性の勇者が死ぬところでしたよぉ~……」
「ふんっ、もしそこでみたまちゃんを襲っていたら、この私が殺しているところだぜ、ふゆりちゃんよぉ☆」
「私はロリには優しいんですよぉ~」
【……うん、まあ、考えてみれば変態的言動は取るけど、行動の方は確かに……】
【むしろ、健全な方?】
【ロリコンの時点で健全じゃないと思います!】
【それはそうww】
「まあ、みたまちゃんの生まれたままの姿を見たのは、万死に値するけど……あの時のASMR配信でチャラにしよう☆」
「ありがとうございますぅ~」
【許されるんかww】
【あのASMR配信なぁ。未だに聞きに行くもん】
【あれはいい……おねロリはいい……】
「じゃあ、次はひかりさんの番ですよぉ~」
「OK! 私の場合は…………そうだねぇ……あー、あれ。みたまちゃんって、実は中学一年生の時までサンタさんを信じてたこと。まあ、恥ずかしい話って言うより、ただただ可愛いだけの話だけどね☆」
「なんですかその可愛い情報はぁ~!?」
「当時はまだ男の娘だったけど、見た目は限りなくロリだったからねぇ」
【サンタさん信じてたは可愛すぎww】
【結構遅かったんだなぁ……】
【それはそれとして普通に可愛い! なんて可愛い話!】
と、みたまの恥ずかしいエピソードが語られまくる。
この時の裏では、あまりの恥ずかしさでぷるぷるしているみたまが動き出していた。
一緒にいたリリスが静止をかけるも、みたまはダッシュ!
一応話してもいい範囲ではあったが、それ以上に恥ずかしかったのである!
特にサンタ話!
その結果……。
《ふ、二人ともっ、すっごく恥ずかしいですよぉっ!》
みたまが放送室のような場所をジャック!
「え、みたまちゃん!?」
「何故ぇ~!?」
『みたまちゃんだ!』
『なんかみたまちゃんの声が流れて来たww』
『マジか!』
【おっと? なんか面白くなってきたぞ?】
【こーれはー……まさか、オルタちゃんが見れる!?】
【待機ィ!】
【よっし死ぬ準備はできた! いつでもこいっ!】
《わ、わたしがいいよって言っちゃいましたけど……せ、せめて、限度! 限度があると思いますっ! すっごく恥ずかしいですっ……! これ以上恥ずかしいことを言うなら、わたしは二人にすごく怒っちゃいますっ! 一日……い、いえ、一時間だけ嫌いになっちゃいますからねっ!》
「「げはぁっ……!」」
みたまの言葉に、二人は血を吐いて倒れた!
シスコン と ロリコン に 99999999 の ダメージ!
【草ァ!】
【一日じゃなくて、一時間な辺りがマジでみたまちゃん】
【これは可愛い】
【まあ、うん、許可してたとはいえこれははずいww】
【でも、こういうみたまちゃんも最高だァ……!】
「……ごふっ……と、とも、あれ……わ、私たちのライフが、ま、マイナスに突入、した、ので……」
「……ぐふっ……わ、私たちのステージ、は、こ、ここまで、ですよぉ~……」
「「あ、ありがとう、ございましたぁ~……ガクッ」」
嫌われそうになると言う攻撃に、二人はそのままぶっ倒れて、そのまま自分たちのステージを締め、挨拶を終えた直後に、二人は息絶えた。
『『『これで終わるの!?』』』
【まさかの死亡END】
【これは酷いwww】
【まあ、うん、みたまちゃんもよく耐えたよ……】
【ってか、しれっとみたまちゃんが乱入すると言うらいばーほーむ的行動してて草生える】
【みたまちゃんもすっかりらいばーほーむになって……】
【ってか、最初だけですでにお腹いっぱいだァ……】
【この後もまだ出し物はあるんだよなぁ……】
【生きて帰れるかどうか……】
前代未聞過ぎる死亡ENDな終わり方に、これを見ていた者たちはいろんな意味で不安になったそうな。
はい、30分遅刻の今回です。
単純に間に合わなかった。ともあれ、最初のステージ話は終わり! 次だ次! まあ、次は会場内の話しか、掲示板ですかね。あーでも、館内ボイスもやるんで、多分会場。その後に掲示板やるかも。




