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ロリ巨乳美少女にTSしたら、Vtuberなお姉ちゃんにVtuber界に引きずり込まれました  作者: 九十九一
2023年 11月

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配信#24-3 雑談&ゲーム配信だよっ!:下

 神社以上にヤバい物。

「き、気を取り直して、通話を繋げないとだね!」


【なかったことにした】

【そりゃ流したくもなるよw】

【うん、あれはしゃーない】

【天空ひかり:ふふふ♪】

【まだいるww】


 気にしないように……気にしないようにっ!

 というわけで、僕はディスコードを開くと、らいばーほーむのグループに入って、既にみなさんが入ってる五番のチャットルームに入りました。


「えっと、聴こえてるかな?」

『聞こえてるぞ!』

『ん、問題なし』

『みたまちゃんの癒しボイスが聞こえてますよぉ~~~』

『大丈夫だよ』

『き、聴こえて、ますぅ~~っ!』

「よかったぁ! それじゃあ、えっと、案内をしてもらえると……」

『了解だぞ! まあ、なんと言うか……一部ちょっとアレな所があるけど……』


【おい、なんか今はつきっちがすっごい不安なこと言って来たんだが?】

【……そういや、シスコンとロリコンの二人がとんでもない不穏なコメを残してたな……てっきり神社のことかと思ったが、この様子だと違うっぽい……?】


『ま、まあ大丈夫だぞ! 配信には流せるし!』

『それむしろ不安な方の大丈夫だと思うが? ……いやまあ、あれらは確かにこう……人の業の深さを見てしまったと言うべきか……』

『ん、才能の無駄遣い』

『心外ですよぉ~?』

「本当に何を作ったの……?」


【ふ、不安だァ……】

【らいばーほーむ、しかもらいばーほーむの問題児が作ったものだからな……】

【先生! みたまちゃんとたつな様以外問題児だと思います!】

【問題児しかいない定期】

【ツンデレちゃん問題児側にカウントされてて草】


 色々と心配になるような、ならないような……。

 うぅ、なんだか怖い……。


『というわけで、まずは神社の中を案内しようか』

「あ、うん! お願いしますっ!」


 それはそれとして、楽しみ!

 というわけで、早速みなさんの案内で神社の中を案内してもらうことに。


『鳥居をくぐってすぐ横が社務所。右手に手水舎がある』

「うんうん、見たけどすごく細かくてびっくりしたよっ!」

『少し先へ進むと、左手に大き目な建物があると思うけど、あれは神楽殿。簡単に言えば、神楽を舞うための場所だね。神話だと、天岩戸に隠れた天照大御神をどうにかして出すために、アメノウズメが舞を舞っていたのが起源だったかな? まあ、私は聞きかじった程度の知識だし、正確はわからないけどね』

「よく知ってるんだね! なるほど~」


 天照大御神様って、すごく有名な神様だよね!

 なぜかはわからないけど、ちょっとだけ身近に感じるけど。

 それとアメノウズメ様はたしか……芸能の神様だっけ?

 日本の神様っていっぱいいるから不思議だよね。

 本当にいろんな神様がいるもん。


【なるほどなぁ】

【たつな様、地味に色々知ってるよな。本人はそこまで知識量は豊富じゃないとは言うけど、こう、広く浅くで持ってる感じ】

【わかる】

【俺なんて狭く浅くだぜ?】

【↑それは草】


『こ、狛狐さん、がある、道を進む、と、ほ、本殿がありますっ』

「あのおっきい建物だよね? すごいよね! びっくりするくらい敷地も広いのに! それに、森みたいな場所もあるし、あっちには川もあるし……すごく大変だったんじゃないのかな?」


【二週間でこの規模だもんなぁ……】

【ってか、建てられてる塀を見てるとさ、アホみたいな広さしてそうだよね、ここ】

【わかる。うすぼんやりとしか先見えねぇもん】

【しかも、クソ立派な本殿はあるわ、神楽殿はあるわ、MODでとんでもねぇのが作られてるわで、どう考えても二週間で出来るような何かじゃねぇ……】


『なんというか……サーバーが開設される! ってなった時、ゲーム配信をやる組が真っ先に神社作ろうぜ! ってなってしまってね……MOD自体は、実は開設される前にいくま君が作ったんだよ』

『いやぁ、本当にすごかったぞ。先に遊ばせてもらったけど、あれはびっくり』

『ん、さすが本職』

『ですねぇ~。おかげで、私も素晴らしい物が作れましたしぃ~』

『わ、わたし、も、いいもの、が、つ、作れましたぁっ……!』

『……まあ、そのMODが原因でとんでもない物たちが作られてしまったわけだが……』

「本当に何が出来ちゃったの!?」


【やべぇよ。もう既に見るのが怖いよ】

【あのシスコンとロリコンが作った何かだもんなぁ……絶対ヤバい】

【むしろ、まともであるわけがない】

【このクソデカ神社ですら序章なのが……え、これで入口?】

【こっわ……】

【絶望だわ】


 き、気になる、一体何が出来ちゃったのか気になるよぉっ……!


『と、とりあえず、呪物は後回しにして、別の所へ行こうか。実はここにいないメンバーも建築をしていてね』


 呪物……?


【今呪物って言った!? 呪物って!】

【本当に何があるんだよぉ!? こえぇよぉ!?】

【いつでも死ぬ準備はしてたけど、そっちの意味で死にたくはない! 俺はみたまちゃんで死にたいんだァっ!】

【草】

【はげどう】


『ん、これは私が作ったちょっとしたゲーム』

「これはなぁに?」

『おみくじ射的』

「おみくじなのに射的!?」

『ん。そこのチェストにある弓矢で向こうに並んでる、九つのどれかに当てる。ランダムでおみくじが出て来る。以上』

「なるほど! じゃあ早速やってみるね!」

『おー、いけいけ! ちなみに、はつきは大凶だったぞ』

『私は半吉』

『私は吉でしたねぇ~』

『わ、わわっ、わたしはは、半凶でしたぁっ……』

『私も大凶だったね……』

「あの、そんない凶が出やすいの……?」

『ん、そんなつもりはない。運』

「そ、そうなんだ。じゃあえと……えいっ!」


 弓矢を撃つと、右上の的に当たって、手前のチェストの中におみくじが一枚追加されていました。

 えっと……。


「あ、大吉だっ!」

『なにぃ!? だ、大吉!? は、はつきは大凶だったのに!?』

『すごいですねぇ~~~! みたまちゃんは、運もいいんですねぇ~!』

『す、すごい、ですぅっ……や、やっぱ、り、い、陰の、者とは、ち、ちがう、んです、ねぇっ……』

『……羨ましいなぁ』

『ん、本当に運がいい。大吉は、100分の1のはず……』

「本当に低かった!?」


【100分の1www】

【普通に確率低いなオイww】

【確率の低いソシャゲの最高レアかよww】

【ちなみに、確率的にどうなってんの?】


『ん、大吉の次に大凶が出にくい。一番出やすいのは、末吉』

『そうだったのか……え、じゃあつまり、私とはつき君は運が悪いと言う事か……』

『くそぅ!』

『あと、普通に内容も書かれてる。適当だし、一文だけだけど』

「そうなんだ。じゃあ見てみようかな? えーっと……『新しい出会いがあるでしょう』? 新しい出会いかぁ……もう既に、らいばーほーむのみなさんと出会ってるだけですごく嬉しいけど……」

『『『ごふっ……!』』』

「ふぇ!? ど、どうしたの!?」


 いきなり血を吐いたような声が聞こえて来たよ!?


【草ァ!】

【しれっと殺し文句を……】

【今のはしゃーなし】

【さすがみたまちゃんだぁ……】

【さりげなく殺戮兵器】


『さ、さすがだぞ、みたまちゃんっ……! あ、ちなみにはつきは『何かが事故るでしょう』って書いてあったぞ』

『私は、『いいことがあるでしょう』ってあった』

『私は『ライバル(笑)は現れるでしょう』って書かれてましたねぇ~』

『わ、わたし、は『で、データがパーンするでしょう』ってあ、ありまし、たぁっ』

『……私は『近い将来、地獄を見るでしょう』って書いてあったんだが……というかなんか全体的にアバウトじゃないかい!?』

『ん、おみくじだから』


【たつな様だけ本当に起こりそうなんですがそれは】

【近い将来地獄を見るでしょうは草なんだよなぁ……】

【地味に、うさぎちゃんのも謎すぎるww】

【パーンってなんだ、パーンって】

【ライバル(笑)も気になり過ぎるw】


「と、ともあれ、えと、つ、次に行きましょうか!」

『そうだね……くっ、心に引っかかる……』


 おみくじもほどほどに、次の場所へ。


「わあ、綺麗なお花畑! しかも、お花の種類がいっぱいあるっ!」

『そこはリリス先輩が作ったエリアだぞ!』

『あと、たつなさんも混ざってる』

『思いの外楽しかったよ。ガーデニングみたいで』

『お花畑×ロリは鉄板ですよねぇ~! できれば、季節は夏で、麦わら帽子に白いワンピースを着て、向日葵がたくさんの場所で笑顔でいてほしいですねぇ~~~!』

『随分具体的だね!?』


【正直、それはわかる】

【なんかこう、ノスタルジーな感じでいいと思います!】

【麦わら帽子+白いワンピース+向日葵畑+ロリな時点で最高なんだよなぁ……】

【むしろ嫌いな奴はおらんやろ!?】

【特定シチュエーションなのにバカみたいにシナジーが高いシチュよ】

【超見てぇww】


「あ、そう言えばわたしのお爺ちゃんとお婆ちゃんのお家の近くに向日葵がいっぱいの場所があるよ?」

『な、なんですとぉ~~~~!? み、みみみっ、見たいっっ! 超見たいですぅ~~~~!? 絶対みたまちゃんが白いワンピースに麦わら帽子が似合いますよぉ~~~~っ! ぜ、是非とも! 是非とも写真にぃ~~~~!』


【草】

【草】

【息を吸うようにロリコン】

【息を吸わなくてもロリコンだろ、ロリコンは】

【ロリコンって一応名詞じゃないんだぜ?】

【え? 雪ふゆりと書いてロリコンと読むんだろ?】

【草】

【まあ、間違ってないww】

【合ってるのが草】


「あ、あははは……」


 そんなに見たいんだ、ふゆりおねぇたま……。


【天空ひかり:お母さんも見たいので、来年の夏休みに帰省する際は、必ず白いワンピースに麦わら帽子を被せて、向日葵畑で写真を撮って来ることをお約束しましょう】


「お母さん!?」

『あ、あなたが神ですかぁ~~~~!?』

『……なんと言うか、個性の強いお母さまだね、みたまちゃん』

「……その、お茶目なんです」


【お茶目で済むかこれ!?】

【ってか、みたまちゃんのお母さんが面白すぎるww】

【もういっそ、ゲストでも何でもいいからいつか配信に出てほしい】


「それは僕が死んじゃいます!? 羞恥心で死んじゃいますよぉ!?」

『まあ、お母さんの目の前で『おねぇたま』は死ねるぞ』

『ん、地獄』

『さ、さすが、に、き、きつい、です、よねっ』

『それは本当にやめてあげて……』

『羞恥してるみたまちゃんとか最高ですよねぇ~~~!?』


【ロリコンwwww】

【お前ほんとぶれねぇな!?】

【わたもち:気が付けば、すっごいことになってんですが。というか、お久しぶりです! みたまちゃんのお母さん!】

【天空ひかり:あら、わたもちさん。あの日以来ですね。またいつでも内に来てくださいね。双子ちゃんも待ってますから~】

【わたもち:あい!】

【え、なに? わたもちママみたまちゃんのお母さんと会ったことあるの!!?】

【マジで!?】

【ってか双子ちゃんに気に入られてるのかよww】

【なぜかおばーちゃん呼びされてるからな……いやほんとになんで?】


「わたもちおかぁたまとは色々ありまして……」


【色々……】

【マジで何があったら家族ぐるみになるんだw】


「と、ともあれ! 次にいこっ! 次っ!」


 お花畑もっと見たかったけど、このままだと時間も無くなっちゃうからね!


『ん、了解。とはいえ、まだ建設途中もあるので、実は紹介できるものが呪物だけ』

『そうだね~。くっ、はつきの建築もまだ間に合ってないと言うのにっ!』

『私は既に完成していますのでぇ~~』

『君の作品は呪物の一つだからね?』


【やっぱロリコンの奴か……】

【よし! 覚悟はできている! いつでも来い!】

【持ってくれよ、私の体ぁ!】

『というわけで、本殿に行きましょうかぁ~~~』


「あ、う、うんっ……!」


 本殿、一体何があるんだろう……。

 ドキドキワクワクしながら、僕はみなさんと一緒に本殿へ。

 本殿の前に来ると、ふゆりおねぇたま以外のみなさんがなんとも言えない雰囲気に。

 一体何が……?


『ささ、どうぞぉ~~』

「お、お邪魔しますっ……!」


 ふゆりおねぇたまに促されて、恐る恐る本殿の中へ入った僕を出迎えたのは……


「……ふぇ?」


【えぇぇ……】

【うわぁ……】

【これはなんというか……うん……】

【自重、するわけがないよなぁっ……!】


 僕……というより、神薙みたまが可愛いポーズ(初めて全員コラボをした時に、魔法少女だぞ☆ をした時のポーズ)をした僕の像(しかもブロックじゃなくて、外の狛狐みたいに滑らかな感じで……)と、神薙みたまを幼くした可愛らしい女の子の像と、神薙みたまオルタを幼くした女の子の像がそこにはありました。

 みまちゃんとみおちゃんだよね!?

 すごく似てる! けど、現実とは違って髪の毛が長いけど!

 え、これどうやって作ったの!?


「す、すごいけど、これなに!? なんで本殿に!?」

『……まあ、もうこの際だから言うけどね……この神社の名前、神薙神社なんだ……』

「ふぇ!? 神薙神社!?」

『そうだぞ。みたまちゃんがほら、あれだから、神社にしよう! ってなって、神社を作って、本殿に置く御神体を何にしようかってなったら、ふゆりさんといくま先輩が頑張っちゃったんだぞ……』

『頑張りましたぁ~~』

「頑張った結果がすごいことになってるよ!? というより、ぼ、僕がご神体って、なんでぇ!?」


【神薙神社www】

【いやまあ、みたまちゃんの設定って一応、神様見習いだし……】

【150万人も登録者を集めてる時点で、絶対もう見習いじゃないだろ、とか思うけどな】

【たしかにwww】

【つーか、なんであんな滑らかな像があるん!?】

【いくまっちか!? またいくまっちか!?】


『神薙神社なんですから、当然みたまちゃんが御神体ですしぃ~、何より祭神ですからねぇ~~~!』

『間違ってないのが本当に酷い……』

『色々知った後だとなおさらだぞ……』

『ん、違和感なし』

『あ、合ってます、よねぇっ……! ご、ご利益、ありそう、です、しっ』


【天空ひかり:あらあら! 遂に娘が祀られる側になっちゃったのね~! うんうん、お母さんも是非お参りがしたいわ!】

【みたまちゃんのお母さんww】

【本当に娘大好きだなこの人ww】

【わたもち:ぐぬぬっ、うちも行きてぇです……!】

【誰だって行きてぇだろこれw】


 みまちゃんとみおちゃんの二人は神様だからわかるけど……僕は神様じゃないよぉ!


『……それにしても、これでまだマシな建築物なんだから、本当にこう、邪神シスコンが怖いよ……』


【邪神www】

【ついに邪神呼ばわりされてるしww】

【草】

【一体何を作ったんだ……!】


『というわけで、問題の物を見に行く。覚悟の準備をした方がいい』

『う、うん、はつきもあれは狂気を感じたぞ……』

『……ひ、ひとって、こ、怖いですぅ……!』

『私は尊敬しましたねぇ~!』


 お姉ちゃん、本当に何を作ったのっ……!?

 これ以上にすごいものがあることが、僕は怖いよ……。

 びくびくとしつつも、僕はみなさんに連れられて、本殿の奥へ。

 そこには、鉄のブロックに付けられたレバーがある小部屋でした。

 なんだろうここ?


『あー、というわけで、みたまちゃん。そこの箱の中にある地図を一枚を持ってから、そこのレバーを引いて、先へ行ってくれ』

「あ、う、うん。みなさんは?」

『後から行くぞ……』

『ん、同じく』

『まずはひ、ひとりで……』

『サプライズですよぉ~~』

『心の準備をさせてほしい』

「そ、そう、なんだ。じゃ、じゃあ行ってきますっ……!」


 えいっ! と僕はそんな掛け声とともに、レバーを触ると、どこかへテレポートさせられました。


「ふあ!? ど、どこここ!?」


【テレポートww】

【そこまでする何かなのか……】

【ってか、神社がないな】

【ということは、神社から離れた所ってことか】

【それにしては、地面がやたらカラフルだし、山一つない平坦な場所だな?】

【たしかに……】


「う、うーんと、お姉ちゃんが作った物ってどこにあるんだろう?」


 きょろきょろと辺りを見回しても、カラフルな地面が続くだけで、特に建築物は見当たりませんでした。

 間違えたのかな? と思った直後、たつなおねぇたまからボイスが。


『えー、みたまちゃん。おそらく何もないと思っている事だろうが……地図を、見てくれッ……!』

「あの、なんでそんなに苦しそうな声なの……?」

『もう、私はひかりが怖いよ……』

『この短期間であんなものを作るのはすごいけど怖いぞ……』

『ん、狂気』

『いつ見てもいいものですよぉ~』

『ご、業が深い、ですぅ……』


 こ、怖くなってきました……。

 で、でも、折角お姉ちゃんが何かを作ったみたいだし……うん、それじゃあ地図を取り出して……………………????????


「え、あ、はぇぇ……?」


【―――】

【?????】

【(ドン引き)】

【これは……】

【え、こ、怖い怖い怖い怖い!? 怖いよぉ!?】

【うわぁ……うわぁぁぁぁ!?】


 その瞬間、僕はお姉ちゃんがすごいとも、同時に怖いとも思えました……。

 地図に映し出されたのは……僕のイラストでした。

 幸せそうにえんがわのお寿司を食べる僕……というより、神薙みたま。

 え、これってあの、そ、そういうこと、だよね……?


「……あ、あの、これって、その……手作業……? も、MODじゃなくて……?」

『……手作業、なんだっ……!』

「ふぇぇぇぇ……」


【マジかよ……】

【ごめん、想像の斜め上を行き過ぎて思考が止まる……】

【あのシスコンの愛どうなってんだよ!? 怖いよこれはぁ!?】

【イヤァァァァァァ!?】

【シスコンの狂気は、普段のあの姿で全部じゃなかったんだ……なんでだよっ、なんであんな化け物がいるんだよっ……!】


 ……一見すると、ただイラストがあるように見えると思います……でも、問題なのはこれが絵画に写し出されてるんじゃなくて、地図に写し出されているということです……。

 つまり……。


「お姉ちゃん……地図一枚丸々使って僕のイラストを描いたのぉ……?」

『『『イグザクトリー』』』

「お姉ちゃんっ……」


【天空ひかり:我が娘ながら、本当に気持ち悪――んんっ! 面白い娘になったのね……すごいけど、怖いわ】

【お母さんにすら恐怖されてるww】

【いやこれは怖いよ!?】

【二週間弱でとんでもねぇの作ってんじゃないよ!? しかもこれ、どう見ても最大マップ一枚分だろ!? バカじゃねぇの!?】

【俺、みたまちゃんが処理落ちしてるの、初めて見た……】

【さすがのみたまちゃんも、これには恐怖だったんだ……】


「……あの、えと、ご、ごめんなさい……あ、頭が、お、追いつかない、ので……こ、今回の配信は、終わってもいい、でしょうか……?」


 とんでもない物に、僕は何とも言えない気持ちになって、頭が追い付かなくなってしまったので、配信を終えることに決めました。


【これはしゃーない……】

【許される】

【やっぱあいつ人間じゃねぇ……】

【これを見ても、恐怖しないロリコンはヤバイ……】

【わたもち:うちもいつかやりてぇです】

【わたもちステイ! いやほんとに!】

【変態しかいねぇ……】


「ありがとうございます……で、では、きょ、今日はここまでにする、ねっ……! み、みなさんもありがとうございましたっ……! そ、それでは、おつたま~~~っ」

『おつたまだぞ』

『おつたま』

『おつたまですぅ~~』

『お、おつ、たま……!』

『おつたま……ゆっくり休んで』


【おつたまぁ!】

【おつたまっ】

【おつたまぁ!】

【ここまで覇気の無いおつたまは初めてだよ……】

【見ろよ、まーたトレンド入りしてる】

【『邪神シスコン』『人外の化け物』『天空ひかり』『化け物』『生まれる世界を間違えた女』ひでぇ……】

【いやもう、本当に怖いわ……】

【らいばーほーむ一の狂人はさすがだわ……】

【あの長文台詞を聞いても嬉しいで済ませるみたまちゃんですら、処理落ちするレベルなのがやばいわ……】

【さすがシスコン……らいばーほーむ一のらいばーほーむだわ(錯乱)】

【尚、そのシスコンは現在死んでる模様】

【いないのに無〇空処してくるとか、化け物じゃん……】

 本編史上初! みたまがシスコンの狂気に敗北!

 まあ、これは本当に怖いと思う。

 それからこちらは余談ですが、四期生のライバーとしての名前と、本名が決まりました。大まかなキャラも決まっており、とりあえず、一期生~三期生のキャラと比べてもそこまで薄くなってない……はず! 多分きっと! 自身は無い!

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― 新着の感想 ―
これ良い方の真人か…
狂気の姉際限をしらない
予想の遥か斜め上をマッハでぶち抜いていくシスコン……マップ一枚を二週間未満で一人でぇ? ……えっ、一人でぇ!?
感想一覧
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